






「バイトの証明写真って服装とか気にしないといけないの?」
「転職の証明写真を撮りたいんだけど、服装とかどうすればいいのかな?」
と思っている方もいるのではないでしょうか?
今回は「アルバイト」「転職」「新卒就活」のそれぞれの証明写真における服装について解説していきます。
この記事を読んで、自信を持って証明写真を撮りに行ってくださいね!
この記事の登場人物
富田:理工学部の3年生。自己主張は苦手だが心根は優しい草食系男子。メーカーを志望して就活をしている。
春山:経済学部の3年生。あだ名はハルちゃん。明るくハキハキしていて「考えるより動け!」の行動派。母子家庭出身で、化粧品や日用品など女性を対象とした仕事に就きたいと考えている。
白河:社会人3年目のヘッドハンター。ホワイトアカデミー在学中に内定をもらった東証一部の人材系企業で勤務。ホワイトアカデミーとは、特別講師という形で現在も付き合いが続いている。
基本ルール


ここでは、履歴書に貼る証明写真の基本ルールを解説します。これを知っておかないとアルバイトの面接や転職の面接でも企業からあまり良い評価はされませんのでしっかり押えましょう。
ルール①背景は水色or白色
証明写真を撮る時に基本的には水色or白に。それ以外の色だと明るい灰色が無難だと思います。
ルール②撮影から3ヶ月以内の写真を使用する
3ヶ月以上前に撮ったもので髪型の変化や体重が激しく変化したものを貼っても実物の人間と写真での人間のイメージが乖離してしまうため、面接官からも良い印象は受けないでしょう。
ですので、3ヶ月以内に撮った写真を使いましょう。もし、3ヶ月以内の期間で髪型や体重に著しい変化があればその都度撮り直しましょう。
ルール③サイズは縦40mm×横30mm
履歴書の貼る証明写真は基本的には縦40mm×横30mmになります。それ以外のサイズだと履歴書の証明写真の枠に納まらないため注意してくださいね。
どこで撮ればいいの!?
証明写真はアルバイト用であれば、スピード写真でも問題ないでしょう。転職/就活の場合だと写真館などの写真スタジオで撮ってもらうのが無難です。

【バイト・男性編】
ここからはアルバイト用の証明写真の服装について解説していきたいと思います。
バイト用に撮るときはスーツor私服?
基本的にアルバイト用の証明写真の服装は私服で問題ありません。ただし、勤務先がスーツ着用であれば、スーツが好ましいでしょう。
私服の場合は、タンクトップ、Tシャツよりも襟のついたシャツが無難です。アルバイトなので、そこまで気にする必要はありませんが、勤務先に合った服装にしましょう。
バイト用に撮るときの色や柄は?
アルバイトの場合はそこまで気にする必要はありません。しかし、証明写真を撮る時に「服に穴が開いている」「服のしわが目立つ」場合はあまり清潔感がないため良い印象は受けないでしょう。
【バイト・女性編】


ここからは女性編を解説していきます。
バイト用に撮るときはスーツor私服?
男性編と同様にアルバイトの場合は私服で問題ありません。勤務先がスーツ着用の場合はスーツの方が好ましいでしょう。

バイト用に撮るときの色や柄は?
男性編と同様、アルバイトの場合は気にする点はあまりありません。しかし、証明写真を撮る時に「服に穴が開いている」「服のしわが目立つ」場合はあまり清潔感がないため良い印象は受けないでしょう。
パーカーはアリ?
証明写真を撮る際の服装としてパーカーが挙げられますが、あまりオススメしません。パーカーだとどうしてもラフな感じに見られるため業務に適していないと思われるからです。
ですので、パーカーしか服を持っていない場合はGU、UNIQLO、H&M等のお店で買っておきましょう。

【転職・男性編】

ここまで、アルバイト用の証明写真の服装について解説しました。ここからは、転職用の証明写真における服装について解説します。
転職で撮るときはスーツor私服?
企業からの服装の指定がない限りはスーツが無難です。IT企業等は私服でもOKなところはあるため、選考を受ける企業に確認するしておくことをオススメします。
ちなみにスーツの場合は以下のようなものが適切です。ネクタイはしっかり締めて、スーツの第1ボタンは留めましょう。

出典: ピクチャン コンビニ証明写真 履歴書や証明写真の種類別ポイントレッスン
(https://pic-chan.net/c/style/hair_m.php)
転職で撮るときの色や柄は?
スーツの色はネイビーかチャコールグレーがオススメです。黒はビジネスシーンでは適さないためオススメしません。柄においては無地か目立たない柄にしましょう。
シャツは白がベストです。シャツの柄は無地が無難で、ボタンダウンシャツは避けましょう。ボタンダウンシャツはカジュアルさを出すために着用するものなのでオススメしません。
ネクタイの柄は無地かストライプで、色はワインレッド・ネイビーが無難です。



夏の転職で撮るときは?
夏においてもジャケットをしっかり着て証明写真を撮ることをオススメします。
理由として、クールビズはその企業に属する従業員に適用する制度であり、求職者に該当しない可能性があるからです。また、履歴書の写真がクールビズであるかどうかは関係ないため、夏でもスーツで撮るのが無難です。
【転職・女性編】
ここまで、転職用の証明写真における服装【男性編】について紹介しました。ここからは女性編について解説していきます。
転職で撮るときはスーツor私服?
女性の転職活動の場合も男性同様に、スーツを着用して証明写真を撮りましょう。
女性の場合は以下の写真のようにしておくと良いでしょう。

出典: 村上スタジオ(https://murakami-studio.jp/id/index.html)
転職で撮るときの色や柄は?
スーツの色はネイビーかチャコールグレーが無難です。後ほど説明しますが、インナーは白が無難です。
転職で撮るときのインナーは?
女性はスーツに白いカットソーやブラウスなど清潔感のあるインナーを着用しましょう。カットソーの襟ぐりの深さは、鎖骨のすぐ下の位置が適切です。
また、胸元が開けすぎたもの、フリルのついたブラウスは転職活動には合わないので避け、アクセサリーも外しましょう。
また、ボトムについてはスカートかパンツはどちらでも問題ありません。スカートの場合は、膝丈に合うように。
パンツの場合はヒールの付け根よりも数ミリ下に裾がくるようにするとちょうど良いです。インナーをタックインする場合は、靴と同色のベルトを着用しておきましょう。
証明写真は上半身しか映りませんが、だからといってテキトーでいいわけではありません。下半身がだらしないまま選考を受けても落とされる可能性があります。
夏の転職で撮るときは?
男性同様、クールビズだからといって夏用の恰好で証明写真は撮らないようにしましょう。季節関係なく、スーツで証明写真を撮ることをオススメします。
【新卒就活・男性編】
ここまで、転職用の証明写真の服装について解説しました。ここからは新卒就活用の証明写真における服装について解説していきます。
就活で撮るときはスーツor私服?
就活においての証明写真の服装はスーツです。中にはスーツじゃなくてもよい場合がありますが、スーツを着ておくことをオススメします。
新卒の就活の場合だと以下のようなものになります。

出典: ピクチャン コンビニ証明写真 履歴書や証明写真の種類別ポイントレッスン
(https://pic-chan.net/c/style/hair_m.php)
就活で撮るときの色や柄は?
就活のリクルートスーツは黒・ネイビーあたりが無難で、柄は無地が良いです。
ワイシャツも無地の白を着用しましょう。ネクタイの柄は無地かストライプが無難で、色はワインレッド・ネイビーなどが良いでしょう。
夏の就活で撮るときは?
企業説明会や面接ではクールビズによってワイシャツで過ごせるかもしれませんが、証明写真においては、スーツで写真を撮りましょう。
インターンシップ用のときはどうする?
インターンシップ用の証明写真も本選考の証明写真と同様な服装が好ましいでしょう。
【新卒就活・女性編】
ここからは新卒就活の証明写真における服装【女性編】について解説します。
就活で撮るときはスーツor私服?
女性も男性と同様に新卒就活の際にはスーツを着用して証明写真を撮りましょう。
就活で撮るときの色や柄は?
リクルートスーツの色は黒かネイビーで柄は無地が無難です。シャツは白を着用しておきましょう。
就活で撮るときのインナーは?
インナーについては襟が出してあるスキッパーシャツ、襟が出されてなく第1ボタンがあるレギュラーシャツのどちらかを着用しましょう。
レギュラーシャツの場合は第1ボタンをしっかりと留めましょう。

出典: スタジオ728 就活女子の証明写真、シャツの襟は出す?出さない?私に合うのはどっち?(https://studio728.jp/blog/10828/)
左:レギュラーシャツの場合
右:スキッパーシャツの場合
夏の就活で撮るときは?
男性と同様に季節関係なくスーツで写真を撮りましょう。
インターンシップ用のときはどうする?
インターンシップ用の写真も本選考と同じ服装で証明写真を撮るようにしてください。
人事の顔が曇る…NG例



ここまで、バイト・転職・就活の証明写真における服装について解説しました。ここからは、NGな証明写真の服装について紹介します。
以下NG例に該当する方はすぐに直しましょう。
- 服にしわがある
- スーツ・シャツのボタンを留めていない
- ネクタイが曲がっている・緩んでいる
- 襟が曲がっている・立っている
- 派手な色や柄のスーツ・シャツを着ている
これらのことは基本的ではありますが、意外と見過ごされていることが多いです。私もスピード写真で撮った後の証明写真ではネクタイが曲がっていることに気づき、再度撮り直すこともありました。
そうならないためにも撮影前は確認するか、写真スタジオで撮ってもらいましょう。
~まとめ~





いかがでしたか? 今回は証明写真の服装に焦点を当てて解説しました。
記事を読んで、人によっては「基本的なことばっかりじゃん」と思ったかもしれません。しかし、当たり前のことを当たり前のようにできる人は多くありません。
だからこそ、当たり前のことを当たり前のようにできる“だけ”で他人との差別化を図ることができます。
就活/転職活動のやり方にも同じことが言えます。基本的な点を押さえてないために企業からのお祈りメールでメールボックスが埋め尽くされる就活生が一定数います。
基本的な点を押さえて就活/転職活動を有利に進めたいと思っているあなたには、ホワイトアカデミーの無料相談会に参加していただきたいと思います↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。