ニートの生活とその実態とは?ニートを兄に持つ私の実体験ありの大解剖!

あなたの身近にはいわゆる「ニート」はいますか?

2017年において、ニートの数は71万人にも上っており大きな社会問題となっています。

ニートというのは本人だけの問題ではありません。家庭内の不調和や、金銭的負担など、家族を巻き込んだ問題として重くのしかかってくる存在です。

この記事を書いている私の兄も、今年30歳になったニートであり、私が子供のころよりずっと家族間で一般家庭以上に距離感が生まれてしまったように感じます。同じ家に住んでいるのに、兄とはひと月で一言も交わさないのが普通になってしまいました。

そんな私が最近増え続けるニートの実態、ニートがどんな生活をしてどこから生活資金を得ているのか、ニートは生活保護を受けているのか、またそもそもどうしてニートになってしまったのか、実体験を交えてご紹介したいと思います。

 

この記事を書いた人:「ホワイト企業への道」編集部

編集長の白河を筆頭に、「人材紹介会社や大学のキャリアセンターでは教えてくれない、就職活動の本当の情報」を書いていくライター集団。

人材紹介会社の不都合な真実を暴き、就活生・転職者のために役に立つ情報だけを徹底的に公開していく。編集部イチオシの就活に役立つ教科書をプレゼント中!

 

ニートの生活・実態①:ニートとは

ニートとは、英語で”Not in Education, Employment or Training, NEET”で、就学・就労・職業訓練のいずれも行っていないことを意味する用語です。日本では、15〜34歳までの非労働力人口のうち通学・家事を行っていない人のことで、「若年無業者」と呼ばれています。もっとなじみのある言葉でいうと、「プー太郎」です。

ニートの生活・実態②:ニートの種類

引きこもりニート

ニートの代表格とされ、世間にもこのイメージが浸透しているニートのことです。
親に援助してもらうか、ヒモになり生活を維持しており、主に引きこもりが多いとされています。
基本的に生活が維持できなくなると動き出す可能性がありますが、生活保護に頼るようになることも。

私の兄はまさにこのタイプで、一日中自分の部屋に引きこもりゲームをしたり、アニメを見ています。たまに外に出たなと思ったら、自転車で軽く近所を走ってくる程度です。部屋の壁だけ見つめるには部屋が小さすぎたんですかね。そのままハローワークに行ってほしいものです。

プライドニート

ニートながらプライドという名の何かが一丁前であり、実家暮らしで食費や家賃などは親に負担してもらっているけど、遊びの費用はなんとか自分で稼いでいるため(稼いでは休み稼いでは休みの繰り返し)「自分は他のニートとは違う」と優越感に浸っている中途半端なニートを指します。
プライドを守るため、必死で仕事をするためそこそこ仕事は出来ますが、定職につくことはほぼありません。
必要最小限でかつ面倒くさくない範囲で生活を送っているため生活満足度はやや高め。

夢追いニート

自分の中の才能を開花させるためだけにニート活動をするある意味才能型の職人ニート画家志望役者志望、売れっ子バンドマンを目指していると自称する方々はこのタイプのニートである可能性があります。目指している、と言っているだけでバイトもせず、夢のために何かをするわけでもない人が多いですが、夢のために頑張っている方ももちろんいます。
ただし、周りの援助次第では才能が埋もれる可能性もあるため多少の運も必要です。

セレブニート

この人たちは親の資産が莫大、または貯金が多くある、働かなくても収入があるニートを指します。
セレブがつくほどお金持ちなのも特徴で、一か月200万円おこづかいをもらっている人もいるんだとか。

お金には困らないので、基本的には消費を楽しみにする傾向が多く、それだけ裕福な生活を送っています。
現在最も知られているセレブニートは、芸能界を引退した飯島愛さんで、セレブな生活を女性週刊誌に掲載されたりしています。

ネオニート

就職氷河期によって企業へ就職することを諦め、自営活動を行い、親や同世代以上の年収を稼ぐようになった成功者たちのことを指します。
主にインターネットを手段として、アフィリエイトをはじめに、インターネットオークションの利用、オンラインゲームでのリアルマネートレーディングなどで収入を得ています。
親からの相続遺産を元手に株式や債券に投じて利息や配当益で暮らす、また土地などの不動産を相続・所有していれば、賃貸料などを収入源としている場合もあります。デイトレーダーやパソコン一本で生計を立てている人をネオニートと呼ぶことが出来そうです。
こういう仕事は一日に動く金の幅が大きいので精神的にきついことも多いと言われていますね。

一人暮らしニート

セレブニートやネオニートからの派生で、「一人暮らしニート」というのもあります。その経緯は様々で、学業のために上京したが、結局学校にも行かず引きこもっている場合や、就職のため上京してきたが人間関係がこじれたりして離職してそのままニートになる場合、またニートを脱出する第一歩としてまずは一人暮らしをしてみる場合も一人暮らしニートということになります。

大学生ニート

学生ニートは、高校や大学、専修学校などに籍がありながら、登校もせず、アルバイトをせず、サークルや部活にも属さない学生のことを言います。多くの場合、友達が少なく、社会性に問題があります。友達がいない、または授業には出ないため、定期試験の情報弱者となり、単位が足りなくなって、やがては留年、卒業することもできずに退学をしてしまいます。

就職活動もしていないので働く意欲もなく、まさにニート予備軍
学校に行きたくない、でも社会に出て働くのも嫌だという人が、学生という身分のためだけに学費だけ払い、幽霊学生として存在している場合も学生ニートと呼びます。なんとか心を入れ替えて卒業できたとしても、社会に出て働き出し、学生と社会人とのギャップについていけずに、正真正銘のニートになってしまう可能性もあります。

高学歴ニート

高学歴の人は、今まで有名学校で高レベルの学問を身につけてきた、という自信があります。
また、世間一般でも頭が良いと認められているようなものなので、プライドも高くなるでしょう。
そのような自信とプライドは、物事の活力となり、さらには成功にもつながりますが、一方で余計な感情ともなり得ます。
自信とプライドが人一倍あるがゆえに、「自分に合うレベルの仕事が見つからない」、「高学歴に相応しい仕事に就かないと意味がない」等と、高い理想ばかりを振りかざして、なかなか仕事を見つけることができなくなります。この状態に陥ってしまったのが「高学歴ニート」です。

また、彼らは長く仕事に就けないほど、自信とプライドを守りたい気持ちも強くなり、さらに高い理想を掲げてしまう負のスパイラルにはまっているかもしれません。

中高年ニート

40代以上になっても職がない「中高年ニート」が増えています。総務省などの調査では、若者よりも中高年のニートの増加が著しく、2004年の約30万人から15万人も増加して、2014年時点で約45万人にまで達しているようです。これについて様々な原因が語られますが、バブル崩壊後の90年代に若年ニートが急増し、そのまま定職につかずに「中高年ニート」になったのではという説もあります。

他には、数年前まで企業に勤めていたのに、40代になって「もうムリ」と心が折れるように退職してしまう場合。若いうちはバリバリ仕事に励んできたけど、ある時プツンと自分の中で何かが切れてしまい、それ以上頑張れなくなってしまうということがあるようです。

さらに「もう一つの理由」として、「働かないことが親孝行になっている」という説も。親というのはたとえ何歳になっても子供がかわいいものです。そのためいつまでも甘やかしてしまい、子離れする機会を逃し、そのまま親と子の共依存関係にまで至ってしまうことがあります。いつまでも面倒を見させることが、親に存在価値を与えていることになり、親は「私がいなければこの子はダメなのよ」と中高年になった我が子を離そうとしないようです。

ニートの生活・実態③:ニートの一日の過ごし方

ニートは生活リズムにおいて大きく二つに分けられます。

昼夜逆転型」と「規則正しい生活型」です。

私の兄はもともと昼夜逆転型だったのですが、一周回って、早寝早起きの規則正しい生活をするようになりました。もしかしたら、規則正しい生活を送っているニートはベテランニートの証なのかもしれませんね。

この2タイプについて一日の過ごし方を見ていきましょう。

昼夜逆転型

では、昼夜逆転型から見ていきましょう。

この図の生活をしているニートは、午前4時に寝て午後の3時に起きる、まさに昼夜逆転型です。朝食後に散歩に出てからは一度も外に出ず、お昼、夕食を挟んであとはネットサーフィンに時間を当てています。

午後3時に朝食、午後7時に昼食、午前3時に夜食と、食事のタイミングが家族と合いません。そのため、家族が働きに出ている家庭でのニートは、独り言以外で言葉を発することなく一日が終わることもしばしば。

規則正しい生活型

この図は先日私の兄の生活をチェックしたものです。

朝は午前8時におばあちゃんに起こされ一緒に朝食をとり、その後二度寝をはさみ昼食。食休みをした後、近所のスーパーにおばあちゃんに頼まれたお遣いに出かけます。この時渡された財布で彼はスナック菓子や夜食などの自分の買い物も一緒に済ませます。

帰ってきてからは夕食、お風呂以外はひたすらネットサーフィンです。深夜になると大音量でアニメを観賞するため、隣の部屋の私は夜中眠れないことがあります。しかし話が通じないので諦めています。

彼の場合はおばあちゃんと生活リズムを合わせているので、食事のタイミングやお風呂の時間は一般人のそれに近いです。また、話し相手もいるため、毎日朗らかに生きています。

しかし、いつまでもそのような生活は続きません。

もし今あなたが、就職活動に苦戦していたり、将来ニートになる心配があったりするのなら、こちらをご覧ください。

ニートの生活・実態④:ニートの食生活

ニートの食生活は、実家に住んでいるか、一人暮らしかで大きく変わります。周りに住んでいる人がいると、やはりある程度生活に影響が出てくるようです。実家住みニートと一人暮らしニートの食生活は具体的にどういう違いがあるのでしょうか?

実家住みニート

実家住みニートの場合、ニートのイメージとは違い、バランスのとれた食生活を送っている人が多いようです。家族がいれば、ついでに作ってもらえますし、昼時に他の家族が仕事に出かけていても、冷蔵庫には野菜や調味料など、自炊に使える食材が多くある場合がほとんどで、時間だけはたっぷりある彼らは、自炊するという選択肢もあります。そのためもしかするとそこらの社会人よりもずっと健康的な食事をしているかもしれませんね。

ちなみに私の兄は、朝晩は母の作った料理、昼時はおばあちゃんの料理を食べています。気に入らない手料理の時は作ってもらった料理を無視してまで自分で作ろうとする美食家で、この前おばあちゃんが作ったお昼ご飯に嫌いなナスが入っていて激怒しているのを見ました。彼らは食が生活の中において一般人よりも大きな楽しみになっているみたいです。

一人暮らしニート

一人暮らしニートの場合、一緒に住んでいる人がいないので、ついでに作ってもらうこともなければ、冷蔵庫には自分が買いに行かない限り食材もありません。そうなると、まず買い物に行くのがネックとなり、週に一度カップラーメンスナック菓子を大量に買い込んで引きこもっていることが多いです。また、生活リズムも周りからの影響を受けないため、朝昼は寝ているから食べなくて、夜だけカップラーメンを食べて1日1食生活など、あまり健康的な食生活は送らないようです。

自炊をする場合でも、野菜スープやカレーを大量に作り毎食それを消費する等、食生活においては社会人一人暮らしとあまり変わらないかもしれません。

ニートの生活・実態⑤:外界・家族とのかかわり

ニートになると「自分は本当は働かなくちゃいけないのに毎日何もしていない」という罪悪感があり、どんどん周りの人との関わり方が変わってきてしまいます。具体的にはどうなってしまうのでしょうか?

家族との関わり

一般的にニートは、「働くのが怖い」「社会に出るのが怖い」という気持ちと「このままだと社会人失格だ」という葛藤の中で生きています。これはニートではない人に分かりやすく例えると、「毎日が宿題が終わっていない夏休み最終日」みたいな気持ちです。動き出す勇気はないけど危機感ばかり募っていく。

危機感が募るのは親も同じで、そんなニート心を知ってか知らずか、つい親は「早く仕事を探しなさい」とか「いつまで遊んでいる気なんだ」とニートを叱ってしまいます。また、就職して社会人生活を送っている兄弟がいたら、それもまたニートを精神的に追い詰める要素となってしまいます。そのため、ニートは、家族と距離を置き始めてしまうのです。

外界との関わり

①友人

ニートは多くの場合社会的に上手くいっている人間に対して劣等感を抱いています。
就職して社会人生活を始めている同級生や昔からの友人などに対しては、「生活水準も大きく変わらず、年齢も近いあいつらと違ってなぜ俺だけ落ちこぼれてしまったんだろう。やっぱり俺はダメな人間なんだ。」と再認識してしまうため、友人と遊ぶ約束や、会う約束をしなくなり、どんどん交友関係がなくなっていきます。もちろん同窓会や結婚式には呼ばれても「仕事の話題になったらどうしよう」という不安がよぎり、行かないことが多いです。

②親戚

冠婚葬祭や年に何度か集まるために、会うのが避けられないのが「親戚」。たまに会うと近況報告会になってしまい、「今、仕事は何をしているの?」と十中八九聞かれます。この質問が飛んできたとき、自分の情けなさや、家族に恥をかかせる申し訳なさなどいろいろなものがこみ上げて精神的にきつくなってしまいます。しかもこの時「今はちょっと…」などと濁すと、相手に察される上に、後で親のお説教が始まってしまいます。このため、親戚などが集まる場にすら行かなくなってしまうのです。

ニートの生活・実態⑥:ニートの生活資金

実家暮らしの場合生活資金は親の負担の場合がほとんどです。実際に私の兄も実家暮らしで、生活費はすべて親の負担です。親は親で生活費の大きな負担である兄を自立させようと試行錯誤したようですが、社会性もなく、学歴も低い上に、これから就活するにしてもモラトリアムが長すぎた兄を今ではもう諦めてしまいました。親に負担してもらう場合は、親との根比べに勝利し、何が何でも絶対に働かないという意思の強さが大事なようです。

貯金

社会人経験があったニートは社会人時代に稼いだ貯金を切り崩して生活しているようです。一般的に生活に必要な資金はざっくり計算すると、年間200万円ほどだとされています。ニートになっても支出はさほど変わらないので、その資金もすぐに底を尽きてしまうため、この場合はニート生活を続けるのは難しそうです。

親の資産

親がお金持ちである場合や、親が亡くなって土地や建物を相続してその地代や家賃収入があったり、遺産相続で莫大な資金が入ってきたりする場合は自分で稼いで貯金する必要がありません。
実際、不動産を相続して家賃収入が年間300万円以上ある人や、アパート経営で年間400万円ある人などがいます。その資産の大きさによっては一生働かず、遊んで暮らすこともできます。

また、それほどの資産でなくても、働かなくても生きていけるという事実が心の余裕につながり、社会勉強程度にバイトをしながら、資格の勉強や、やりたいことが出来るようです。

ヒモ

「ヒモ」とは、自力で生活せず、女性に養ってもらっている男性を指します。女性に対して気遣いが出来たり、甘い言葉を掛けられたり、何か強い魅力がある男性は、高収入だけど男性に慣れていない女性のヒモとしてニート生活を送る人もいるようです。

多くの場合は多数の女性と関係を持っているため、一人に振られても他の女性に頼ったり、新たな女性に乗り換えたりして生きています。

 

生活保護

ニートの生活資金の中で一番問題視されているのがこの生活保護。そもそもニートは生活保護を受けられるのでしょうか?

ニートが生活保護を受けられるのかどうか調べる中で「生活保護を受けられる条件」が出てきました。

生活保護を受けられる条件

  1. 能力の活用(働けるかどうか)
  2. 資産の活用(貯金や年金、家や証券、貴金属などの資産があるかどうか)
  3. 他の法律や制度の活用(保険や年金、手当などで利用できるものはないか)
  4. 扶養義務者からの援助を優先(頼れる親族はいないのか)

これらの条件をすべて満たせているなら生活保護を受給できます。しかし、ニートは多くの場合、まず①でつまずきます。ニートはほとんどの場合働く能力があっても働かないだけだからです。そうすると生活保護の受給資格は与えられず、まずは就業支援を受けることになります。

ニートの生活・実態⑦:ニート生活に陥る原因

では、どうしてニートになってしまうのか。ここでは引きこもりニートになってしまう主な原因3つをご紹介します。

病気

不登校でうつ病になる人もいます。
またストレスからうつ病を発症し、それをきっかけにニートになる人もいます。

うつ病だけでなく、パニック障害対人恐怖症などの不安障害をきっかけにニートになる人もいますし、なかにはストレスでアトピーがひどくなったことがきっかけで、ひきこもり、ニートになったという方もいます。

人間関係のトラブル

一番多いのは人間関係のトラブルをきっかけにニートになるケースです。

親への不満が溜まっているなかで、親の一言がきっかけになってしまったり、仕事へのストレスがたまっているなかで、上司の一言がきっかけで今まで我慢してきたものや自分の中で抑えてきた衝動がはじけてしまい、ニートになったという人もいます。

最初は些細なきっかけにもかかわらず、どんどん人間関係がこじれていくことでニートになってしまうようです。

職場でのミスによる叱責がきっかけで、自分に自信がなくなり、家に引きこもるようになってしまったり、親の躾に関する厳しい一言嫌味、圧力、支配などのせいで自己肯定感が損なわれたり、自分の人生を生きるという意識が持てなくなり、無気力になってしまったり、友人とのトラブルがきっかけで人間不信になり不登校になったりしてそのままニートになるケースも多いようです。

失敗・挫折

失敗や挫折をきっかけに自信がなくなり、ニートになってしまう人もいます。
失恋、浪人、受験や就活の失敗をきっかけに自信を無くしてすべてに無気力になってしまったり、他人が怖いとか、社会が怖いと思うようになってしまったりします。そしてそのまま自己防衛を続けた結果、ニートになってしまうのです。

ニートの生活・実態⑧:どうしてニートから抜け出せないのか

もしあなたが社会人ならニートに対して「働かずに生きるなんて甘えだ」とか「さっさと仕事を探せばいいのに」と思うかもしれません。しかし、ニートはニートでそう一筋縄でいかない理由があります。

昼夜逆転の生活

ニートの中には、生活リズムが乱れ、昼夜が逆転してしまう人もいます。そうすると、昼間は寝て夜間は起きているので、誰にも会わずますます人と接する機会がなくなります。就職活動をしようにも、まず朝に起きられないので夕方に起きては「今日はいいか」と先延ばしにする日々が続き、なかなかニートから抜け出せません。

無気力になってしまっている

ニートにはお金はなくても時間は無限にあります。
人間とは不思議なもので、やらなければいけないことがいつでもできると思うと、今すぐやることが出来なくなってしまいます

忙しい人は隙間の時間を使ってやらなければいけないことはすぐにやってしまうかもしれませんが、ニートはやることは明確にあるのに、時間が有り余るため、それに手を付けるタイミングを逃してしまうのです。

そのため、やることを延長し続ける結果、段々やる気をなくしたり、やったとしてもすぐ終わるものを相当な時間をかけてやることになります。
時間ばかりあると人間は無気力になってしまうものなのです。

親が甘やかしている

実家に住んでいるニートに良くあることなのですが、家庭が裕福親が過保護な場合、ニートから抜け出す必要性が感じられません。またこの場合、子供に危機感がないことがあります。
親に「そのまま働かなくてもいいんだよ」と言われていれば当たり前ですよね。これは自分の存在意義を子育てとして子離れできずに、子供に自立させたくない親と自立する気のない子供による共依存関係です。
親が健在なうちはいいですが、もし病気に倒れたり、急逝したりした時にニートの生活は立ちいかなくなってしまいます。ですから、この関係性は子供から自立心を奪うという意味で実質「虐待」と評価されてしまうのです。

現実を受け入れられない

ニートは社会的な面において強い劣等感を抱いています。それは、就職して、立派な社会人になって、家庭を持つという「普通の人生」を歩まなければいけないという固定観念に縛り付けられている一方で、それとは程遠い自分に後ろめたさがあるためです。
それを受け入れることが出来ずに、他人の粗探しを始めたり、他人の失敗を必要以上に責めたりします。ニート脱出にはまず自分を客観的に見ることが大事ですが、現実を受け入れられない彼らはそのためニートから抜け出せないのです。

他人が怖い

過去に人間関係にトラブルがあったり、裏切られた経験のせいでニートになってしまった人は、人間不信に陥ってしまったり、他人に対して恐怖心があったりします。

また、人に受け入れられた経験が少ない人も自己肯定感が低く、他人と対等に話すことが出来ない人もいます。そのため、就職活動よりまず先にこれを克服する必要があり、これが大きな壁となるのです。

働くのが怖い

ニートの中にはそもそも「働くのが怖い」という人がいます。自分で自分の評価が出来ずに、他人に評価を委ねてしまった人にとっては、他人に承認されないということは自分に価値がないと言われたようなもの。
仕事においては失敗やミスはつきものなのに、そのミスについて叱られただけでも自分を全否定されたように感じてしまうようです。こういう人は失敗を恐れ、何もできなくなってしまい、ニートから抜け出せないのです。

障害の可能性

実は、引きこもりの男性のうち26%発達障害の可能性が高いと言われています。4人に1人と考えるとかなりの割合です。例えば、

  • 新しい状況において不安を感じる
  • 一度に2つ以上のことをするのは難しい
  • 自分が人よりもモノに強く惹きつけられていることに気が付いている
  • 物事を自発的にすることを楽しむことが出来ない

など、多くあてはまる場合は発達障害の場合があります。
「まさか自分が」と思う人が多いために気づきづらいこのような障害。
もし障害であるなら、もう一度自分を見つめなおして、これからどうしていくかを再考する必要がありそうです。

まとめ

この記事では、ニートの生活を中心にニートの実態をご紹介しました。多様化する社会に合わせるかのようにニートも一概に引きこもりだけではなく、様々なニートが存在するようですね。

一度ひきこもるとなかなか社会に出るきっかけがなく、ズルズルニート生活を続けてしまう。この問題は本人だけでなく、周りのサポートが大事になってきます。この記事がどうしてニートになってしまったのか、また、どうすれば社会復帰できるのかを考えるきっかけになるといいと思います。

私たちのライターチームは、ほかにもニートの脱出の仕方など、ニートについての記事はもちろんありますし、就活に関する記事も多くあります。

また、私たちはホワイトアカデミーという就活塾で、あらゆる就活生をホワイト企業に導いています。

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投稿:2018.01.25 | 最終更新:2018.08.20

就活では誰しもが不安を抱えるものですよね。私も就活を終えるまではとにかく不安で仕方がありませんでした。 ですが、私はWhiteAcademy(ホワイトアカデミ…

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