天職が見つからない人の7つの特徴まとめ

富田
竹内先生、先輩が「天職が見つからない〜」って嘆いてるんですけど……
春山
私の先輩も「やりたい仕事なんてない」って言ってました!
竹内
なるほど、2人の先輩は「天職難民」のようだね。じゃあ、今日は、そんな天職難民の7つの特徴について2人に教えてあげよう!
富田
ありがとうございます!

この記事の登場人物

竹内:ホワイト企業就職率No.1の就活スクール「ホワイトアカデミー=の校長。東大工学部→就職浪人→デロイト→予備校設立という異色のキャリア。教え子が有名企業にポンポン内定することで有名。

富田:理工学部の大学3年生。自己主張は苦手だが心根は優しい草食系男子。メーカーを志望して就活をしている。

春山:経済学部の3年生。あだ名はハルちゃん。明るくハキハキしていて「考えるより動け!」の行動派。母子家庭出身で、化粧品や日用品など女性を対象とした仕事に就きたいと考えている。

特徴1:趣味と仕事を混同している

竹内
1つ目は、自分が好きな趣味と仕事を混同して、仕事が手につかなくなっちゃうパターンだね。
春山
どうして、趣味と仕事を混同すると、仕事が手につかなくなっちゃうんですか?
竹内
趣味は自分が楽しむためにやるものだけど、仕事は誰かの役に立つためにするものでしょ? だから、ただ好きだからっていうだけだと、地味な仕事に耐えられないことがあるんだ。
富田
車が好きだから車メーカー、テレビが好きだからテレビ局、花が好きだから花屋、みたいなのはいけないんですか?
竹内
よくそうやって好きなことと仕事を直接的に結びつけて「天職だ!」って勘違いしている人がいるけど、好きなことに関わる仕事が必ずしも天職になるとは限らないんだ。
春山
それは、車に乗るのが好きなのと、製造・管理・販売・経理みたいな車メーカーの業務に適性があるかは別問題だからですか?
竹内
正解! 消費者としての好きと、その仕事に適性があるかは違う話だから、そこを混同せず、よくよく自己分析をすることが大切だね。

特徴2:ロールモデルが身近にいない

竹内
2つ目は、ロールモデルが身近にいないケースだね。
富田
ロールモデルがいないと、社会人として働くイメージが湧きづらいっていうことですか?
竹内
そうだね。「この人みたいになりたい!」っていう人が見つかると、これから働く上で目標になるでしょ?
春山
そういった道標みたいな人の存在が必要なんですね!
竹内
その通り。ロールモデルを見つけるためにOB・OG訪問なんかをするのも効果的だよね!

特徴3:就職・転職エージェントから与えられる目先のチャンスに踊らされている

竹内
3つ目は、いわゆるチャンス追求型だね。
富田
チャンス追求型っていうのは、戦略もなく色んなチャンスに飛びつく人のことですよね?
竹内
そうそう。「ニーズが高まる業界」「成長できる会社」みたいな目先のチャンスで仕事を選んでいる人は、非常に危険な状態だね。
春山
それは、いくら業界のニーズが高まってても、適性がなければ天職にはならないっていうことですか?
竹内
うん。それに『成長できそう』っていうのも、具体的にどう成長できるかが分かってない場合がほとんどなんだよね。だから、むやみにそういったものに流されるんじゃなくて、自分の中できっちりと軸を持たないと、ますます天職からは遠ざかる一方だね。

特徴4:苦手を克服することばかりを意識している

竹内
4つ目は、苦手克服にこだわる人だね。苦手なことは、いくら頑張っても『それなり』にしかならないでしょ? なのに、そこにムダに時間を割いちゃうと、天職には永遠にたどりつけないね。
富田
ということは、得意なことを伸ばすほうがいいっていうことですか?
竹内
もちろん! 要は、才能を磨いて得意な状態まで伸ばさないと、仕事でものにならないんだ。
春山
つまり、人より秀でたスキルを持っているからこそ、それを天職と呼べるんですね?
竹内
そうだね。好きなこととか得意なことなら、没頭できるでしょ? そうやってスキルを磨いていけるものを仕事にして、その道のプロになることが大切なんだ。

特徴5:職場での人間関係がうまくいっていない

竹内
5つ目は、人間関係に問題がある場合だね。これは、既に働いていて、今の職場での人間関係がギスギスしてたり、上司との関係がうまくいってなかったりするときに見られる特徴かな。
富田
それは、人間関係が原因で離職を考えるっていうことですか?
竹内
うん。天職っていうのは、何も1人だけのものじゃないんだ。恵まれたメンバーと一緒に仕事をする中で「ああ、自分、天職に就けてるな」って実感できるものなんだよね。
春山
やっぱり、人間関係がうまくいかない一番の原因は、コミュニケーションの問題なんですかね?
竹内
うん。上司・部下・クライアント・・・挙げればキリがないけど、結局、伝わってると思ったことが伝わってないと、お互いの気持ちにどんどんズレが生じていって、気づけば取り返しのつかないことになってる。これって、仕事上だけの話じゃないけどね。
富田
やっぱり、コミュニケーションは、日頃からかなり意識したほうがいいんですね!
竹内
天職に就きたいならね! 一流の人ほどコミュニケーションがうまいなあ、っていうのが、僕のこれまでの経験から言えることかな。

特徴6:仕事を選ぶ理由が浅い

竹内
6つ目は「何となく」仕事を選ぼうとする場合だね。
春山
例えば「親が勧めてる会社だから」とか「まわりがいいと言ってる会社だから」みたいな感じですか?
竹内
そうだね。さっきも言ったけど、仕事っていうのは誰かの役に立つものでしょ? だから、自分がそれに納得してないと、自分の仕事に意義を見出せなくなっちゃうんだよね。
富田
「オレ、なんのためにこの仕事してんだろ?」みたいな感じですか?
竹内
うん。天職っていうのは、自分が心から納得できる、つまり、その仕事に大義を感じてるものなんだ。だから、中途半端な理由で仕事を選ぼうとしたら、その時点で自分から天職から離れていってるわけ。

特徴7:適性のない仕事で勝負をしている

竹内
それじゃあ、最後ね。7つ目は、繰り返しになるけど、適性のない仕事に就こうとしてるっていうのだね。
春山
適性がない仕事で勝負しても結果が出ないっていうことですよね?
竹内
まさしく。仕事においては常に競争相手がいるでしょ?
富田
社内であれば同僚が競争相手だし、会社単位で見れば競合する会社の社員もライバルですよね!
竹内
もし、適性のない仕事で勝負をして、そういったライバルに負けたらどうなる?
春山
萎えます・・・
富田
出世レースから振り落とされる・・・
竹内
そうだよね。結局、資本主義社会で働く以上、どこかで競争は避けては通れないんだ。だからこそ、本当に「天職だ」って思えるためには、少なくとも、自分が納得できるレベルの結果は出せるような仕事で勝負することが本当に大切なんだ。

天職が見つからない状態から脱却するには

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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました(^ ^)

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投稿:2018.09.28 | 最終更新:2019.09.02

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