【自己PRネタ作り】権力を用いメンバーを束ねるための究極の組織論

権力論を理解しておかないと、自分がリーダーになった時に権力をうまく使いこなせずチームが崩壊し、あなたの信用は地に落ちてしまいます。

チームで結果を出すにはリーダーが上手に権力を握って強い組織を作る必要がありますが、この記事では私の十八番であるリーダーシップや権力論の観点から、権力の正しく効果的な使い方を公開します。

この記事を書いた人:竹内健登

竹内校長の写真就活塾ホワイトアカデミー校長。デロイトトーマツグループの人材戦略コンサルタントを経て現在は就活コンサルタントとして活躍。

数学検定1級保持者で東京大学工学部卒にもかかわらず、自身の就活に失敗し就職留年した経験から企業の人材戦略の道へ。

新卒の学生が一流企業に内定するための独自の方法論と、3年後離職率・OpenWorkでの評価・帝国データバンクの評点を用いた客観的視点から日夜ホワイト企業を研究。

子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法研究内容を自社メディアで掲載したところ、就活生や親御様の間で話題となり、月間で35万PVを達成した。

現在も、ホワイト企業からの内定が1件も得られなければ授業料を全額返金という方針で、上位大学だけでなく、全国幅広い大学の学生の就活指導を行なっている。

「就職浪人からANAグループに内定した! 」「留年すれすれから日本IBMに内定! 」「指導を受けた次の日から大手企業の面接で落ちなくなった! 」など、喜びの声多数。

著書に「子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法」(日経BP社)がある。

コアメンバー

権力について理解するには、まず組織の構成員を3つに分けることが重要です。

コアメンバーは権力の維持・強化にとって必要不可欠な人たちで、会社では取締役や役員、幹部社員の一部がこれに当たります。

コアメンの数が多過ぎると権力が分散しトップの迅速な意思決定ができないので、コアメンは少数に絞るのが鉄則ですが、コアメンは死ぬほど働くので、多額の報酬をあげないと忠誠心が保たれません。

中には自家用ヘリを与える会社もあるくらいですが、コアメンは基本的に優秀で、すぐリーダーに対して反旗を翻しかねないので、いつでも彼らを握れるようにしておくことが大事です。

また、コアメンを不安定な状態にするのも手で、サイバーエージェントでは役員まで上がっても結果が出せなければすぐ下に落とされるので役員は必死に働きます。

コアメン予備軍

会社では幹部社員や大口株主がこれに当たりますが、彼らはコアメンに対して下からぐいぐい圧力をかけます

コアメン予備軍を増やせば、いつでもコアメンの代わりを立てられるんだぞというプレッシャーを下から与えられ、コアメンがどんどん働くようになります。

一般メンバー

最近のベンチャー企業はいい感じに独裁体制が敷かれていますが、社長の持っている権力が絶大で、社員がみんな社長の意思決定の元で一致団結している感じがとてもします。

一般メンバーは組織の一構成員に過ぎず、会社では平社員扱いですが、トップが彼らの支持を得ることが最も大事で、これにより組織全体の動員力が強化されます。

コアメンは不安定にさせ必死に働かせて裏切らないようにする一方、組織全体に対しては優しくして支持を得ておく必要があり、時には大義を掲げることで外部との競争に勝てるのです。

権力は正しく行使しよう

以上の内容を加味してメンバーを上手く使いこなすことで、あなたの組織は強力な組織に生まれ変わるでしょう。

権力があるかないかでチームの結束力が全然違いますが、権力はチームを動かすのに必要であり、決して濫用しないことが重要です。

あなたもぜひ最強のリーダーになって自己PRに花を添えてくださいね!