「やりたいことがない」
「やりたいことが分からない」
「やりたいことが見つからない」
あなたには「やりたいこと」はありますか? ずっと「やりたいこと」を探しているのに、なかなかやりたいことが見つからない・・・こんな状態が続いても、正直どうにもなりません。
この記事では、あなたにやりたいことを見つけてもらうため、やりたいことの見つけ方を記しました。やりたいことって、実はすぐ身近にあるんですよ。それにあなたが気付いていないだけです。
ぜひこの記事を読んでもらい、1つでもよいから行動をとってください。そうすれば、今の自分から脱却して次のステージに進めることをお約束します。
この記事を就活中・転職中の若者に捧げます。
富田:理工学部の大学3年生。自己主張は苦手だが心根は優しい草食系男子。メーカーを志望して就活をしている。
竹内:ホワイト企業就職率No.1の就活スクール「ホワイトアカデミー」の校長。東大工学部→就職浪人→デロイト→予備校設立という異色のキャリア。教え子が有名企業にポンポン内定することで有名。
白河:社会人3年目のヘッドハンター。ホワイトアカデミー在学中に内定をもらった東証一部の人材系企業で勤務。ホワイトアカデミーとは、特別講師という形で現在も付き合いが続いている。
目次
そもそもやりたいことがない人は誰なのか?
- 暇な大学2年生が就職のことを想定して不安がっている
- 主に大学3年生の就活生が選考で聞かれた時に答えられなくて困っている
- 転職者が人生に悶々としている
- ある程度のキャッシュフローのある起業家が先のビジョンが描けず困っている
そもそも見つからないのは問題なのか?
でも、さっき例で挙げた大学2年生が暇で悶々しているというのは、正直大した問題じゃない。どうせ就活時期になればせかせかと動き始めてやらないといけないことでスケジュールが埋まるからね。
そしたら良い企業に受かるために必死に就活をやるから、良い企業に受かることがやりたいことになる。だから大学2年生はそれでOKなんだよ。
また、起業家はやりたいことがないと言って悶々していると、どんどん売上が下がっていくので問題。
でもそれ以外の人たちは、「仕事として」「生産者」としてやりたいことがないという状態だから、同じアプローチではダメ、ということになる。それについて今から詳しく解説していこうか。
本当の理由と解決策
大学2年生の場合
大学3年生の場合
こうすることによって、「この仕事合ってるかも!」と思ったら、そこからやりたいことが芽生えてくるものさ。
転職者の場合
ん〜、それは今の職場での仕事が嫌だからって感じのものが多いですね。これ以外だと、職場である程度のことをやり切ったりとか、目標を達成してしまったからやりたいことがなかったり、という場合が多い気がします。
一方で後者は今の苦痛から逃れており、目的がないので転職では苦戦しがちです。天職を見つけたいと思っている人も多いですが、その姿勢そのものが逃げなので、まずは目先のことをしっかりやることをしたほうがいいでしょうね。
どうしても天職を見つけたいなら、竹内先生の塾に行ったほうがいいと思います。
一流・ホワイト企業を目指すなら、ホワイト企業内定率No.1の就活塾「ホワイトアカデミー」
起業家の場合
見つける方法〜大学2年生の場合〜
見つけるステップ1〜過去の自分を振り返り、できないと思っていることを潰す〜
「自分には何もない、何もできない」という思い込みが、不安を増長させています。まずは、過去の経験を洗い出し、あなたが何をできないのかを明確にしましょう。そしてその後、どうすればそれが物理的にできるようになるのかを論理的に考えていきます。
こうすることで不安が徐々に消えていきます。
過去の失敗経験がある場合は、「また失敗してしまうのではないか」「もし失敗したら、まわりからどう思われるんだろう」と思い込み、行動を起こしにくくなってしまい、次第にトライ&エラーから遠ざかり、やる気がわかない状況になってしまいがちです。
だから、まずは過去の経験を振り返って、「自分にはできない」というマインドセットになる原因を洗い出してみましょう。
見つけるステップ2〜やりたくないことを書く〜
過去の経験を振り返ることができたら、今度はやりたくないことを書き出します。なぜなら、やりたくないことを考えていくと、意外と自分の望んでいるものが見えてくるからです。
私は人にこき使われるのが嫌なので、誰にも命令されない社長業を選びました。おかげで、今は自分の望むライフスタイルを手に入れています。
あなたが本当はやりたくないと思っていることこそが、あなたの心の叫びであり、それに耳を傾けることで、あなたがやりたいことが見つかるかもしれません。
まずは、あなたがやりたくないことをいくつか書き出してみてください。
見つけるステップ3〜やりたいことリスト100を書く〜
やりたくないことを書き出したら、次は逆にあなたのやりたいことを書き出していきます。ここでおすすめなのが、やりたいことリスト100です。要は、やりたいことを100個書き出すのです。
“やりたいこと”を書き出してみると、こんなメリットがあります。
- 自分はこれからどんな人生を送りたいのか・何を実現していきたいのかがハッキリしてくる
- 「あれもやってみたい、コレもやってみたい」と前向きな気持ちになる
- 自分の人生に対してワクワク感が生まれ、幸せな気持ちになる
ここでポイントなのが、仕事・家庭・勉強・肉体・精神・社会活動・お金・やってみたいアイディアの8つのジャンルに分けて、それぞれやりたいことを書くということです。
やりたいことを書けば、あなたの脳は勝手にそれを達成しようと考え出し、あなたの体は勝手にそれを達成しようとしたくなるのです。
私も実際に、今年の正月に100個書き出してみましたが、一度書き出すと面白くなってどんどんやりたいことが出てきます。
「自分って、本当はこんなことがしたいんだな〜」というのがよく分かりました。
あなたもぜひやりたいことを100個書き出して、それを壁に貼ってみてください。その100個を見る度に、「よし、頑張ろう!」という気持ちになれますよ。
見つけるステップ4〜実現可能性を診断してみよう〜
やりたいことを書き出せたら、最後にやるべきは実現可能性の診断です。私は「実現可能性の診断」=「あなたの強みを診断すること」だと考えています。
あなたは自分が生まれ持った才能や強みを把握していますか? それらが分かれば、あなたの強みや才能を発揮し、やりたいことという目標を達成するための計画を立てることができます。
そうすると自信が生まれ、やりたいことを始める第一歩になります。ちなみに、あなたの強みを診断するための方法は以下の3つです。
- 親しい人にあなたの強みを聞いてみる
- ストレングス・ファインダー診断を受ける
- エニアグラムを受ける
それぞれ試してみてくださいね!
見つける方法〜大学3年生・就活生の場合〜
先ほども申し上げた通り、就活生にやりたいことがないのは、実際に働いたことがないためです。だから、仕事の楽しさとかそういったことを知らないため、やりたいことがないと思っています。
解決策は以下の5つです。
ステップ1:仕事としてやりたくないこと・できないことを明確にする
まずは、苦手を排除します。「なぜ、それをやりたくないのか」という理由を明確にすると、あなたの苦手な職業が具体的になります。
最初は消去法でいいんです。このように選択肢を狭めていくことで、逆にやりたいことが見えてきやすくなります。
ステップ2:自分の強みを明確にする
消去法で考えていくと、その逆の仕事はやってもよい仕事、ということになります。その中で、先ほどの強みを洗い出し、どの仕事ならできそうなのかをあぶり出しましょう。
それに対して、具体的な職業を当てはめてみましょう。こうすると、少しずつやりたいことが見つかってきます。
ステップ3:助けたい人や企業、解決したい課題を明確にする
先ほどの強みを生かし、どんな人や企業を助けたいのか・応援したいのか、あるいはどんな社会課題を解決したいのかを明確にします。
こうすると、徐々に仕事としてやりたい仕事が明確になっていくでしょう。
ステップ4:実際に働いている人の体験談を聞く
やりたい仕事が見つかったら、OB訪問やインターン・説明会を通じて実際にその仕事をしている人の話を聞くことです。
話を聞くことで、イメージ通りのやりたい仕事なのかが分かります。実際に職場を訪れて職場の雰囲気を確かめるのもいいでしょう。
ステップ5:インターンで働いてみる
もし時間があれば、実際にインターンで働いて見ることをオススメします。そうすれば、その仕事が自分に合っているのかが肌感覚で分かるからです。
見つける方法〜転職者の場合〜
ポジティブ転職の場合の見つけ方
- 自分が持っているスキルやできることを棚卸しする
- さらに目指したい高みを考える、あるいはそのスキルを使って助けたい人・解決したい問題を考える
- 2ができる仕事を探す
ネガティブ転職の場合の見つけ方
ステップ1.今の会社・仕事の何が嫌なのかを洗い出す
まず、今の仕事にモチベーション高く取り組めない場合、その理由を書き出してみましょう。
上司が嫌なのか、仕事でカスみたいな商品を売りつけないといけないことなのか、はたまた自分が作ったシステムがお客さんのためになっていることを実感できないことなのか。
他にも、人間関係が苦手とか、上司に怒られてヤル気を失っているとか、単純に仕事に飽きたとか、いろんな理由があります。それらをすべて洗い出し、根本を探ってみましょう。
ステップ2.その中で割り切れないことを洗い出す
先ほど洗い出したリストで、「ま、仕事なんてそんなもんだろ」と割り切れるものと、割り切れないものを洗い出しましょう。全部割り切れるならそれでいいですし、割り切れないものがあれば、そこから脱出するのがやりたいことになります。
もし組織で働くのが合わないというのなら、フリーランスになるという手がありますし、仕事に飽きてしまったのであれば新規事業部に志願したりスキルアップをしてみたり、はたまた副業などを考えてみたりするのも手です。
ステップ3.やりがいを持てる仕事を探し出す
先ほどの割り切れる条件の中で、あなたがやりがいを持てることを過去の経験から探し出します。やりたい仕事というのは、能力的な適性だけでは判断できません。
やっていて喜びを感じられるものこそ、あなたのやりたい仕事です。これまでの職務経験の中で、あなたの嬉しかったことや楽しかったことを洗い出してみてください。
その中に、あなたが本当にやりたい仕事のヒントが隠されていますよ。どうしても見つけられないなら天職探しのプロの手を借りるのも手です。
見つける方法〜起業家の場合〜
仕事には、4つのステージがあることを意識すると良いでしょう。下から順に、
- ライスワーク:生計を立てるための仕事
- ライクワーク:好きな仕事
- ライフワーク:人生をかけてもいい仕事
- ライトワーク:天から与えられた仕事
となっており、やりたいこと探しで悩むのはライクワークからライフワークに行くステージです。なぜなら、その時点で自分の欲しかった生活は手に入っているはずだから、その先の刺激が欲しいんですよ。
この際には、「業界の第一人者を目指す」とか「この業界を変える」「もっと従業員の給料を上げたい」といった、自分の利益や売り上げだけでは満たされない欲に注目していくと良いでしょう。
ここが見つかった時、自分が発する言葉の深みがこれまでの何十倍にも向上していることが分かるようになると思います。
やりたいことを見つけよう
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