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2019

5/29

「専攻」が全てではない 〜就職ミスマッチを防ぐためにできること〜

海外学生の専攻・就職ミスマッチ回避策

イメージ 自分の専門性がどのように実社会で生きるのかを考えることは就職活動の第一歩でもあり、将来的に考え続けていかなければいけない問題でもあります。

これは日本の就職活動だけに限った話ではありません。

「大学時代の専攻を将来とどのように結び付ければいいのか」という課題に海外でも多くの学生が頭を悩ませているのです。

例えばイギリスでは、就職を考慮した大学専攻科目として数年前から理系が推奨されてきました。

FTSEグループが運営するピアソン・カレッジの調査によると、イギリスでも求人市場が理系へとシフトしており、学生の多くが理系学部に将来性を感じているというデータがあります。

学生の間でも、あらゆるキャリアへ対応できる学科はSTEM学科(科学:science、 応用化学:technology、工学:engineering、数学:maths)という声が多く上がりました。

これに対して、2016年までイギリスで教育庁長官を務めたニッキー・モーガン氏も理系専攻を推奨するなど、大きな反響を呼びました。

そのため、イギリスをはじめ欧州の多くの国では幼少期から子どもの理系教育として話題のRaspberry Pi を使ったプログラミング学習をさせたり、大人の趣味として本格的な電気部品 を取り入れた工作が今でも人気を集めていたりします。

しかしながら、2018年現在、イギリスUniversities UKの調査 では、文系就職、理系就職に関係なく、3人に1人の卒業生が就職後の自分のスキルと職業のミスマッチに悩んでいるという結果が出ています。

この調査は、大学時代の専攻が問題なのではなく、就職後に求められるスキルや自己実現のイメージを持てていないことがミスマッチを引き起こす重大な原因だということを同時に示しています。

このような現状を受けて、イギリスでは多くの大学が対策に乗り出しています。

例えば、ケント大学では就職ギャップを解消することに特化したオンラインサービスCareers Explorerが始まり、多くの学生が利用しているそうです。

また、ロンドン大学クイーン・メアリーではQConsultというプロジェクトを始めたことで有名です。

学生は企業が提供する短期間のプロジェクトに参加ができ、そこで希望の職業に求められるスキル、自分の実力、スキルを照らし合わせて進路を考えることができます。

一方で、企業側としても「プロジェクト自体はボランティアではあるものの、学生のアイディアやレポートを取り入れることができ有益である」と好評だといいます。

また、ノーリッチ美術デザイン大学では、VR技術を用いたシュミレーションで就職後のシナリオを体験する取り組みを行っていることで注目されています。(詳しい記事はこちらから)

このように多くの大学で取り組みが行われているように、専攻にかかわらず、実際の社会で求められていることを正しく理解し自己内省をすることが、就職のミスマッチを減らすために重要であると考えられ始めています。

これから就職活動をされる方にとっては、正しい情報を取り入れられる機会を大いに活用して、自分が実現したいキャリアに照らし合わせた仕事選びを進めていくことが重要です。


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