コロナの影響でオンライン面接の導入に踏み切る企業が後を断ちませんが、この機に乗じてAI面接を実施する企業も増えています。
そこで、この記事ではAI面接の特徴や上手く対処するための3つのコツをまとめたので、最後まで読んで本番に生かしてくださいね!
数学検定1級保持者で東京大学工学部卒にもかかわらず、自身の就活に失敗し就職留年した経験から企業の人材戦略の道へ。
新卒の学生が一流企業に内定するための独自の方法論と、3年後離職率・OpenWorkでの評価・帝国データバンクの評点を用いた客観的視点から日夜ホワイト企業を研究。
研究内容を自社メディアで掲載したところ、就活生や親御様の間で話題となり、月間で35万PVを達成した。
現在も、塾生がカリキュラムを消化したものの、ホワイト企業の内定を1社も得られなければ授業料を全額返金という方針で、上位大学だけでなく、全国幅広い大学の学生の就活指導を行なっている。
「就職浪人からANAグループに内定した! 」「留年すれすれから日本IBMに内定! 」「指導を受けた次の日から大手企業の面接で落ちなくなった! 」など、喜びの声多数。
著書に「子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法」(日経BP社)がある。
特徴
AI面接の一番の特徴は、自宅でスマホで録画しながら面接を行うことです。
面接が始まるとスマホに質問内容が表示され音声で質問が読み上げられます。
それに答えていく様子がインカメで録画されると同時に、十分な答えであれば次の質問が、もっと深掘りたいとAIに判断されたら同じ質問が繰り返されることになります。
ここからは、そんなAI面接の特徴を踏まえ、攻略するための3つのポイントを解説していきます。
端的に答えられるように練習する
AI面接でも人間相手の面接と同じで端的に分かりやすく答えることは必須です。
冗長に答えたり薄い内容しか話せなかったりすると、延々と同じ質問が繰り返され低評価につながってしまいます。
1つの質問に対して1つの結論を意識し、まずは結論から話すようにしましょう。
また、よく聞かれる定番の質問は人間相手の面接のときと同じなので、予め答えを用意しておき、それをスラスラと言えるように練習しておくことが大切です。
事前の準備が合否の分かれ目になるのは人間相手の面接の場合と変わりません。
スマホでの撮影に慣れる
AI面接ではスマホで自分の受け答えの様子を撮影する必要があるので、自宅で受検することが多いと思いますが、背景はなるべく白い壁紙にしておきましょう。
また、カメラ映りの良し悪しがそのまま印象の評価につながるので、ホワイトバランスを調整するなど、いわゆるバエを意識して撮影に臨むことが大切です。
直接面接官を相手にしていれば自分の雰囲気を身振り手振りでそのまま伝えることができますが、AI面接ではスマホ→AI→結果をまとめる人→採用担当者と何重にも情報にバイアスがかかるので、自分の雰囲気をスマホ越しに完璧に伝えるのは意外と難しいです。
よくYouTuberがやるように、撮影の際には普段の1.5倍くらいのテンションでスマホに向かうくらいで丁度良いくらいの熱量が画面越しに相手に伝わります。
この辺りは慣れも必要になってくるので、一度インカメで撮影してみて、録画した自分の受け答えの様子をチェックしてみましょう。
身だしなみや言葉遣いに気を付ける
人間相手の面接と同様、自分の容姿も評価ポイントになるので身だしなみには特に気を付けましょう。
自宅だからといって気を抜いて撮影していると、そのまま減点対象にされてしまいます。
また、相手がAIだからといって友達感覚で話を進めるのは厳禁です。
面接での受け答えの様子は最終的に人事担当者もチェックするので、そこで不適切な言葉遣いだと判断されれば採用は覚束なくなってしまいます。
あくまで気を抜かず、目の前に面接官がいるつもりで気合いを入れてスマホに対峙することが重要です。
対人面接のときと同じように振る舞おう
一次面接でAIを導入する企業は増えていますが、相手がAIだからといって評価基準が変わることはありません。
質問を用意するのも、受け答えの様子から合否を判断するのも人間ですが、どのような質問をどのタイミングで投げかけるかはAIが判断するというだけの話です。
AI面接はオンライン面接の相手が人間からAIに代わっただけなので、オンライン面接対策を進めていけば結果的にAI面接を突破できるようになるでしょう。
とはいえ、オンライン面接には、この記事で取り上げたポイント以外にも注意すべき点が多く存在します。