絶対受かる!インターン志望動機の完璧な書き方を公開!

様々なアイデアを出している様子

インターンシップの志望動機の書き方が分からない……

そんなあなたのために、履歴書やESに200字〜400字の志望動機を完璧に書く方法をご紹介します。

この記事の登場人物

富田:理工学部の大学3年生。自己主張は苦手だが心根は優しい草食系男子。メーカーを志望して就活をしている。

春山:経済学部の3年生。あだ名はハルちゃん。明るくハキハキしていて「考えるより動け!」の行動派。母子家庭出身で、化粧品や日用品など女性を対象とした仕事に就きたいと考えている。

白河:社会人3年目のヘッドハンター。ホワイトアカデミー在学中に内定をもらった東証一部の人材系企業で勤務。ホワイトアカデミーとは、特別講師という形で現在も付き合いが続いている。

見られるポイント

(出典:https://careerintern.jp/library/method/writing-reason-for-internship/

白河
さて、今回はインターンシップの志望動機の書き方について解説していきます。
春山
どんな書類を書くときでも、志望動機を書く欄があると憂鬱になっちゃいます……いざ言語化しようとすると結構ハードルが高くないですか?
富田
わかる!「なんでここのインターンに応募したいと思ったんだっけ……?」なんて思うときすらあるし。
白河
そうですね、2人と同じように志望動機に苦手意識を持っている就活生はたくさんいます。逆に言えば、志望動機のポイントを押さえて、質の良い志望動機を書くことができれば、他の就活生との差別化が図れますよ。
富田
よ……、よしっ、頑張ります!
白河
その意気です! では、富田くん。インターンの志望動機を読んで、担当者は何を判断していると思いますか?
富田
そうですね……やっぱり動機を見るんだから、インターンに対する熱意や思い入れを判断したいのでは?
白河
正解。志望動機はインターンに熱心に取り組んでくれそうかの判断に使われます。あなたの興味・関心とインターンの実施内容がマッチしているほど、参加意欲や熱意があると判断されるのです。
春山
自分自身のことと企業のインターンのこと、どちらも深く理解している必要がある、ってことですね。
白河
大正解。あなたの興味・関心を確認するための自己分析と、インターンの実施内容を把握するための企業研究が必要になります。まずは、それらのやり方をご紹介しましょう。

書くための自己分析

自己分析では、今までの経験や体験を振り返り、価値観を深堀りし、自分のやりたいこと興味のあることを探します。ここでは3つの方法をご紹介します。

(出典:https://matcher.jp/dictionary/articles/165

方法1:モチベーショングラフ

横軸を時間、縦軸をモチベーションの起伏にしてグラフを作ります。

グラフを作ったら、モチベーションが高かった時の原因を考え、それを生かせるのはどのような仕事かを考えましょう‌‌。自分のやりたいことの方向性が見えてきます。

方法2:自分史

中学生・高校生・大学生に分けて自分を振り返ります。

所属していた団体・持っていた資格・得意だったこと・苦手だったこと・記憶に残っているエピソードなどを書き出し、長所と短所を見つけてください。

春山
中学生の頃か、わたし何してたかなぁ……
富田
僕の中学時代はね……
春山
別にいいからちょっと黙って。
富田
はい。
白河
け、けんかはやめてくださいね。

方法3:人に聞く

家族や友人に、自分はどういう人間か聞いてみましょう。意外と他人から見た自分像は当たっているものですよ。

自分だけでは気づけなかった一面が見つかるかもしれません。

書くための企業研究

白河
さて、自己分析が終われば次は企業研究です!
富田
よーし、頑張るぞ!
白河
企業研究では、インターンの特設ページや説明会を活用し、インターンの開催目的や内容を具体的に把握します。以下の点をチェックしましょう。
  • インターンで体験する業務はビジネスの「どの部分」に関わっているのか
  • その部署の「お客様」はだれなのか
  • どんなスキルが身につくのか
  • どんな学生を求めているのか
白河
これらが分からない場合は同業他社のインターン情報などを参考にしてください。
春山
競合をチェックするんですね、なるほど…。
白河
また、余力があれば、企業のパンフレットやHP・採用ページ・インターンの募集ページを確認し、なんとなく企業に抱いているイメージと実際に企業で行われている事業をすり合わせ、あなたの考える事業内容と齟齬がないかを確認しましょう。そのときには以下の点をチェックしてくださいね。
  • 企業の魅力
  • 企業理念
  • 商品・サービスの特徴
  • お客様の属性
  • 業界内順位
  • 競合他社と比較した特徴や強み
  • 業界の展望
富田
うん、だんだん分かってきた気がします!
白河
それはよかった。いくら自己分析できていても、企業研究がちゃんとできていないと元も子もありませんからね。

OB・OG訪問

OB・OG訪問で社員から直接情報を集めるのも効果的です。以下の点を聞きましょう。

  • 選考に関わる情報
  • 社員の雰囲気やモチベーション
  • 就活時代の話
白河
話のなかで感動したポイント話してくださった方の人となりを志望動機に書くと、早期からインターンや就活に向けて活動していると評価されます。
春山
それは嬉しいですね!
白河
しかも、OB・OG訪問で評価が高ければインターンの採用担当者に紹介してくれることもあります。
富田
えーっ、紹介の可能性まであるんですか!
白河
もちろん、全員ではありませんが。話を聞きに行く時期が早ければ早いほどインターン選考突破のコツや本選考の話もたくさん聞けるので、キャリアセンターやサークルの先輩、バイトの先輩など使えるツテはしっかり使って自分の興味のある企業にコンタクトをとってみましょう。

様々なOB・OG訪問サービスも存在しますので、興味がある会社の社員をそういったサービスで探してみるのもよいでしょう。

書き方

(出典:https://www.in-fra.jp/articles/527

白河
それでは志望動機を書いていきましょう! 自己分析と企業研究を踏まえ、以下の内容を志望動機に盛り込みます。
  • その会社や仕事、業界や職種に興味・関心を持ちインターンに志望した理由
  • インターンの内容のどこに魅力を感じたか
  • インターンを通して何を学び、どんな知識やスキルを身につけたいか
  • キャリアビジョン
  • 自分の強み・能力
  • 企業に貢献できること
白河
これらを学生時代の経験と紐付けることで、あなたにしか書けない具体的で魅力的な志望動機になります。
春山
わ! オリジナリティが出てる気がする!
白河
いい調子ですね。以下、志望理由を書く上での5つのコツをご紹介します。

コツ1:インターンへの取り組み姿勢をアピールする

インターンにどのように取り組むかを書くと、やる気が伝わり、他の学生との差別化要素となります。

自分に不足している能力をあえて前面に出して、弱点強化のために志望するチャレンジ精神を訴えるのも場合によっては有効です。

コツ2:正直に書く

富田
このコツ、必要なんですか? 白河さん。
白河
必要です。2人は普段の生活で話を盛ったりしませんか? ほら、例えば試験の実際の点数は76点だったけど、周りが絶妙に反応しづらいから80点に盛っておく、みたいな…。
春山
ああー! ちょっとやっちゃうかも……しかもなんだかその数字絶妙にありそうな数字ですね!
白河
そうですよね。しかし、就活ではその「少しの盛り」があだになってしまうんです。
春山
どういうことですか?
白河
志望動機は面接などでも深堀りされることが多くあります。嘘や思ってもいないことを書くと、その後の選考でボロが出るため、原則として自分が思っていることを書きましょう。
富田
うわー、もう話盛るのやめよう……
白河
自分の言葉、オリジナルの文章で書くことを心がけ、自分自身のことや気持ちを率直に表現することが大切です。

コツ3:結論に始まり結論に終わる

「【インターンに参加したい理由】だから、インターンへ参加したい」ということを書き出しで記載しましょう。

結論を伝えた上で、なぜそのように考えたのか、整理してきた自分の考えを具体的に伝えます。

他社のインターンと比較検討する中で、どのような情報を見てどのように感じインターンに応募したのかをエピソードとして書くと、説得力が生まれます。

インターン先で得られる経験を想像し、業務内容に関連付けて書くのもありです。書き出しで述べた志望動機は、改めて文末部分で総括しましょう。

コツ4:具体的に書く

白河
自分の経験や価値観を記載する際は数字を活用し、具体的に表しましょう。数字が出たほうが相手方に伝わりやすくなるからです。
春山
数字……ですか。例えばどんな風に表現すればいいんでしょうか?
白河
そうですね、「試験の点数が40点から90点に上がりました!」でも、「世界の90カ国周って価値観が変化しました!」みたいなのでも結構です。もちろん、それが本当の話であり、インターンにつながる話であるならば。
春山
わかりました!

コツ5:論理的に書く

企業は、文章がきちんとわかりやすく整理できているかをチェックしています。

内容が論理的にストーリーとして成り立っているか第三者にチェックしてもらいましょう。

また、誤字・脱字などは注意不足などの印象を与えてしまう可能性がありますので、漢字や表現が適切かもチェックしましょう。

補足:文字数はどうすればいいの?

文字数の規定は200字・400字・500字・800字の場合が多いですが、規定の9割は書くようにしましょう。それぞれ180字・360字・450字・720字ですね。

文字数の規定がない場合は、可能な限りアピールできるように最大限書くのがよいでしょう。

書く秘策

インターンシップでの志望動機の見つけ方から書き方まで一思いに解説したつもりです。

以上の内容を実行すれば、完璧な志望動機が書けます。とはいえ、これを全て1人でやるのはかなり難しいと感じたのではないでしょうか? 

そこでオススメなのが、就活のプロにサポートしてもらうことです。

自己分析や企業研究はもちろん、志望動機や自己PRまで、あなたがインターン選考を突破するためのサポートが受けられます。

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ぜひあなたもこの記事を参考にしてインターンシップ選考を乗り切ってくださいね!