証明写真を撮る機会はたくさんありますが、そのたびにメイクに悩む!という方も多いのではないでしょうか。
アルバイトや就職などでは、相手にいかに好印象を与えられるかが鍵となってきます。その手段のひとつが証明写真です。
「清潔感」があり「健康的」に見えるようにするのはもちろん、やる気や、自分がどのような人間であるかまでも伝える必要があります。その印象は、メイクで変えることができます!そこで、本記事では様々な目的に対応できる基本的なメイクのコツをお伝えします。
この記事の登場人物
春山:経済学部の3年生。あだ名はハルちゃん。明るくハキハキしていて「考えるより動け!」の行動派。母子家庭出身で、化粧品や日用品など女性を対象とした仕事に就きたいと考えている。
目次
証明写真でもメイクはするべき?
証明写真はその人の第一印象を左右する重要な要素です。しかし、意識するべきは、「綺麗に見せるためのメイク」ではなく、「自分の持っている要素を引き出すためのメイク」であることです。
そのためには、ただ派手なメイクをするのではなく、自分の顔のイメージに合ったメイクをする必要があります。
まずは、メイクを始める前の準備として、髪型、雰囲気、服装を整えていきましょう!
髪型
- 前髪は目や眉にかからないように、まとめて後ろへ流す。
- 髪の毛が長い場合は、後ろでまとめてスッキリ見せるか、ハーフアップで女性らしさを演出するのがおススメ。
- おくれ毛やアホ毛が出ないようにワックスやスプレーなどを使い、ぴったりとまとめる。
- 耳は出して清潔感をアピールする。
- 華やかに見せたい場合はトップへボリュームを作る。
服装
- 派手な色、背景と同じ色の洋服は避ける。
- 襟元は、第一ボタンを外すことで首元をスッキリと見せる。誠実さ、堅実さをアピールしたいときは第一ボタンまでしっかりしめる。
どれだけメイクを頑張っても、髪型や服装を正しく選ぶことができないと、意味がありません。証明写真の目的に合った髪型、服装を選ぶことが大切です。この2つをしっかり選べたら、さっそくメイクをしていきましょう。
証明写真の目的を明確に!4つの種類別メイクのコツ
ここでは私が調べてきたメイクのコツを伝授しちゃいますね!
普段のメイクといえば、自分をいかに可愛く、綺麗に見せるかを重視しますよね。しかし、証明写真用のメイクとなれば話は別です。
派手になりすぎたり、逆にすっぴんのように薄いメイクになったりしないように、上手に調整することが必要となります。
まずは、自分をどのように見せたいかを決めていきましょう。
例えば就活のための証明写真を撮る場合は、進む業界によってメイクの印象を変える必要があります。商社や受付ならやさしく見えるメイク、金融や公務員なら誠実に見えるメイク、エアラインやホテルであれば華やかに見えるメイクなどですね。
自分の顔と証明写真の使用用途に合わせたメイクを選ぶようにしましょう。
やさしく
優しく見せたい場合は、全体的に丸く、柔らかい色を使うことが重要です。
ファンデーションはマットより艶を重視し、ピンクが入ったものを選びましょう。
眉毛に関しても、アイブロウペンシルではなくパウダーを使うことでキツい印象を抑えることで優しい印象を与えることができます。
アイライナーはブラックよりもブラウン系を使いましょう。跳ね上げラインなどはせず、アーチ状になるように、目尻は下げ気味にすると綺麗になります。
口紅は、カラーに白が入っているものを使いましょう。ペールカラーなどですね。色はあまり鮮やかなものではなく、健康的な印象を与えるような色がおススメです。
華やかに
華やかに見せるためには、色の選び方が重要となります。全体的に明るい色を使い、陰影をつけることを意識しましょう。
チークはベージュに近い赤みのあるピンクを使い、少し高めの位置にいれることで、派手すぎない、健康的な印象を与えることができます。
眉毛は髪の毛より濃いめの色を使い、細めに書くことでキリッをした顔になります。
まつ毛もしっかりとビューラーを使って上げ、マスカラで目を強調しましょう。
誠実に
誠実な印象を与えるには、キリッとしつつ、派手になりすぎないように気を付けなければなりません。
アイブロウはペンシルで眉を書き足しつつ、ナチュラルに見えるように目頭は少しぼかしてキツくなりすぎないようにします。
チークはオレンジ系を使うことで顔色を出し、健康的にみせることができます。
アイシャドウは顔の色になじむブラウン系を使うことをおススメします。グラデーションを活用することで綺麗に陰影をつけることができます。
唇は、リップライナーを引き口元を引き締めましょう。リップラインが曖昧になってしまうと少しだらしなく見えてしまいます。
証明写真前日からの準備も必須
メイクができるだけ映えるように、そしてできるだけ相手に好印象を与えるために、スキンケアとむくみ防止は必須です。メイクをする顔の基礎を整えることも忘れずに行いましょう。
スキンケア
乾燥してカサカサの肌では化粧ノリも悪く、相手に清潔感を与えることもできません。前日は保湿をしっかりと行うとともに、角質除去のピーリングやフェイスパックを使い、肌に余分なものが残らないようにしましょう。
化粧ノリをよくするためには、クリームパックがおススメです。余計なダメージを与えず、保湿しつつ透明感をあげてくれます。
敏感肌の方は角質除去が強いものは避けて、コラーゲンやヒアルロン酸が多く配合されているものを選びましょう。
おススメのクリームパックは、SUQQUのモイスチャーリッチマスク。値段は少し張りますが、浸透力と翌朝の透明感には圧倒されます。
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また、ALFACEのバイタルマスクも理想の肌質に合わせて選べるのでお勧めです。
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むくみ防止
証明写真を撮るのに、顔がむくんでいたらせっかくのメイクも台無しです。むくみをできるだけ避けるため、前日はマッサージをして、早めに寝ましょう。
マッサージをする際におすすめなのが、かっさプレートです。形も様々なので、眉毛、目の周り、鼻、輪郭など、顔全体に使用することができます。固めなので力を入れずにリンパマッサージができるので、翌朝の顔がスッキリしますよ!
下地、ファンデーション
下地やファンデーションは選ぶ色によって顔の印象を左右します。コントロールカラーやテクスチャなど、選択肢もいろいろあるので、自分の顔に合ったものを選びましょう。
コントロールカラーの選び方
コントロールカラーは肌の面をカバーすることが得意です。全体を均一にすることで、そのあとのファンデーションやチークの色がしっかりと出てくれます。
- グリーン:赤みやニキビのカバー、透明感を演出
- ブルー:肌の黄色味をなくし、透明感を与える
- オレンジ:目の下の隈や口角、小鼻などのくすみを飛ばす
- ピンク:血色をよく、健康的にみせる
コントロールカラーは顔全体に塗ってしまうと、厚塗り感が出てしまい、透明感が失われてしまいます。使う場所によって色を変えることで、全体的に影を残しながら均一にしましょう。
下地のおすすめはセザンヌ UV ウルトラフィットベース N。
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こちらはライトブルー、ライトベージュ、ライトピーチの3色展開で、お値段もお手頃です。高い保湿力があり、カバー力も高めなので、これを塗ればファンデーションは薄くぬるだけで肌がきれいに見えます。
また、ケイトのシークレットスキンCCベースゼロは、肌の色を明るくみせてくれるビューティーアップパールが配合されているため、黄み、赤み、くすみを綺麗に補正してくれます。
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透明感をプラスしたい場合はライトグリーン、血色感を足したいときにはピンクベージュがおススメ。
ファンデーションの色は?
ファンデーションの色味は大きく分けて2つあります。
- オークル系:ピンク色が多め。肌のトーンがアップして、柔らかく女性らしい印象を与えてくれます。
- ベージュ系:イエローが多め。カバー力が高く、スマートな印象を与えてくれます。
優しさを重視するのであればオークル系、誠実さを見せたいのであればベージュ系がおススメです。
ファンデーションの色味は、顔の印象を左右するのに大きな役割を果たします。目的に合った色味を選びましょうね。
色味を選んだら、次はテクスチャです。テクスチャも、顔の印象を左右する要因になるので、慎重に選びましょう。
艶感とマット、おすすめは?
- 艶感:若々しく、可愛らしいすっぴん風の肌になります。
- マット:カバー力が高く、大人っぽく上品に見せてくれます。
色味とテクスチャを組み合わせることで、可愛らしくスマートに見せたり、柔らかい大人のような印象を与えることもできます。
ファンデーションは厚塗りせず、あくまでも肌の印象を変える程度にしましょう。ファンデーションでカバーできない部分はコンシーラーでカバーします。
また、輪郭部分にファンデーションを濃く塗ってしまうと、写真を撮った時に顔が白く浮いてしまいます。輪郭部分は薄く塗り、顔の中心に近づくにつれて濃いめに塗っていきましょう。
パウダーファンデーションのお勧めはマキアージュのドラマティックパウダリー UV。
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キメが驚くほど細かく、肌の上で綺麗にのびて密着してくれます。筆者も使っていますが、毛穴がきれいに消えるので、これひとつで肌が完成します。また、乾燥を感じずしっとりさせてくれる点もおススメです。
また、プチプラコスメでのお勧めはちふれのモイスチャーパウダーファンデーション。
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1000円以下というお手頃すぎる価格とは裏腹に、カバー力もキープ力もデパコス顔負けのクオリティ。保湿力もあるので、肌がパサパサすることもありません。
リキッドファンデーションのお勧めはRMKのリクイドファンデーションです。
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ナチュラルで艶っぽい仕上がりになります。カバー力もしみやくすみを隠せるので、証明写真のメイクにはちょうどいいですね。お値段は少し張りますが、その分クオリティは申し分ないです。
プチプラでのお勧めはスキンフラットのCCジェル カバー&モイストです。
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こちらはCCクリームですが、テクスチャ―がさらさらでくすみなどは綺麗に消してくれます。
コンシーラーは?
コンシーラーを使うとどうしても厚化粧に見えてしまうため、本当に隠したい部分だけピンポイントで使うようにしましょう。固めのコンシーラーはカバー力があるので、頑固なニキビにおすすめです。
チーク
証明写真を撮るうえで、血色をよく健康的に見せるためにはチークは欠かせません!普段と同じように色をおいて大丈夫です。
しかし、どの色を置くか、どこに置くかは普段のメイクと証明写真のメイクでは全く違います。
チークの色の選び方
チークの色味はコーラル系やサーモンピンクがおすすめ。子供っぽくならず、大人の知的な女性の印象を与えてくれます。また、口紅の色と似た色にすることで、顔に統一感が生まれます。強めのピンク色は肌に馴染みにくく、浮いてしまう可能性があるので避けましょう。
また、ラメやグリッターは入っていないものを選びましょう。チークはあくまでも血色をよく見せるために使うので、キラキラしたものを使うと派手になってしまいます。
チークを入れる場所は?
チークは入れる場所によってクールにも可愛くも演出できます。しかし、証明写真を撮る際は子供っぽく見られてしまわないように、頬の真ん中に丸く入れるのは避けましょう。
口角→鎖骨→耳上へ一直線に入れるのがおススメです。黒目よりも外側に入れ、ブラシは大きめのものを面を使ってふわっと入れましょう。
お勧めはセザンヌのナチュラル チークN「12 コーラル系ピンク」。
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コーラル系ピンクですので、肌に綺麗になじみます。イエローベースの肌の方におススメです。ノリも発色もいいので、ナチュラルに綺麗な頬を演出できます。
また、キャンメイクのクリームチーク ティントも、プチプラですが、綺麗な薄付きの頬になるので、おすすめです。
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眉毛
眉毛は顔の印象を左右する上で、最も重要な場所と言っても過言ではありません。使うコスメや色、形はしっかりと選びましょう。
眉毛の色は自分の髪の毛に近い色を選びましょう。それにより、眉毛が浮いて見えることがなくなります。
キリッと見せたい場合はアイブロウペンシルを使って、眉頭を少し入り気味に書くのがおススメです。眉山を意識して、全体的に直線になるように描きます。
また、柔らかい優しい印象を与えたい場合は、アイブロウパウダーを使い、カーブを描くように丸く描きましょう。眉頭はボカして、眉尻でしっかりと下げることで優しさをアピールすることができます。
アイブロウパウダーのお勧めはエクセルのスタイリングパウダーアイブロウ。
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ナチュラルな眉を求めるなら、このアイブロウパウダーがおすすめです。眉をふんわりと、グラデーションをつけながら描くことができるので、優しい印象を与えることができます。
イプサのアイブロウクリエイティブパレットは眉にとてもなじみやすく、パウダーですがペンシル風のテクスチャを出すこともできます。
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オレンジやピンク色も入っているので、それらを少し足すことで眉の立体感も出すことができます。ブラシもとても使いやすいので、眉の形を綺麗に整えることができます。
アイブロウペンシルでもエクセルのパウダー&ペンシル アイブロウEXがお勧めです。
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ペンシルが固めで、眉をしっかりと描くことができるので、キリッとした印象を与えるにはおすすめです。パウダーもついているので、眉頭はパウダーで入り気味に描くこともできます。
また、shu uemuraのハードフォーミュラもお勧めです。
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テクスチャが軽いので、眉毛にサッと綺麗に描くことができます。ちょうどいい硬さなので、細い線も太い線も自由自在です。
また、カラーバリエーションが豊富なので、自分の髪色や顔の雰囲気に合ったものが選べます。
アイメイク
アイメイクの重要性
アイメイクは、少しやり方を変えるだけで印象がかなり変化します。自分が目指しているイメージに近づけるように、しっかりと練習することが必要です。
ついつい普段のメイクになってしまわないように、注意しましょう。
アイシャドウ
証明写真用のメイクでは、ラメや輝きはあまり必要ありません。キラキラしたアイシャドウを使うと、どうしても派手な印象を与えてしまうため、できるだけ肌の色に近いベージュ系のアイシャドウを使いましょう。
また、少しピンク色が入ったブラウン系も優しい印象を与えるためにはおススメです。
それでは、証明写真向けアイシャドウの塗り方を順序別に見ていきましょう。
- アイホール全体にベージュ系の色をまんべんなくのせます。
- 次に、少し濃いめのブラウン系シャドウをアイホールの半分ぐらいまでのせます。グラデーションにするために、しっかりと端をぼかしましょう。
- 最後に、目の際にブラウンのシャドウを塗ります。目頭の方にしっかりとのせてしまうと、キツイ印象になってしまうため、目の半分より目尻側を意識して塗りましょう。ツリ目の方は、下瞼の目尻側に細くシャドウをのせると、目尻が下がって柔らかい印象になります。
グラデーションを意識して描くことで、相手にキツイ印象ではなく、好印象を与えることができます。
また、目の形の補正はアイライナーで行うので、アイシャドウはあくまでも瞼の陰影を強めるためのものであることを意識しましょう。
お勧めはキャンメイクのパーフェクトマルチアイズです。
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ナチュラルな色味と派手すぎないパールで、綺麗なグラデーションを完成させることができます。値段もお手頃なので、買いやすいですね。
また、ルナソルのスキンモデリングアイズもお勧めです。
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肌に溶け込むカラーで、発色もとてもきれいです。グラデーションを作りやすいので、初心者にもおすすめです。パールも上品なので、目を綺麗に見せてくれます。
アイライナー
アイライナーで目の形を作っていきます。
優しい印象を与えるためには、アイライナーはアーチ状に、また、目尻で下がるような形にします。ブラウン系のアイライナーを使うと、さらに優しい印象を与えられます。
目頭に入れてしまうと、キリッとした印象になってしまうため、アイライナーも黒目のスタートあたりから目尻側にかけて書いていきましょう。
また、黒目の上あたりでラインを一番太くして、そこから徐々に下げつつ細くしていくと目の丸みを強調できるのでおススメです。
キリッとした印象を与えたい場合は、目尻を引っ張りつつ、直線で書くことを意識してください。ただし、跳ね上げラインにならないように、あくまでも目の存在を強調することを目的として書きましょう。
アイライナーをひくときに注意するべきは、太すぎるアイラインは厳禁という点です。
ラインの太さに強弱をつけることは必要ですが、あまりにも太いラインを書いてしまうとお化粧が派手になりすぎます。ラインを書くというよりは、まつ毛の生え際の隙間を埋めていく感覚で書きましょう。
また、目頭切開ラインや下瞼にラインを書き足すことも避けましょう。
あくまでも証明写真用のメイクですので、目の周りをラインで強調しすぎるとキツく、派手にみられてしまうことのないように、ナチュラルメイクを心がけましょう。
ヒロインメイクのスムースリキッドアイライナー スーパーキープがお勧めです。
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カラーバリエーションが3色あるため、ブラウンで優しい印象を与えることも、ブラックで目を強調することもできます。筆先が細いため、まつ毛の隙間も埋めやすく、にじまないので長時間つけていても問題ありません。お手頃価格なので練習にももってこいですね。
また、セザンヌの極細 アイライナーRもお勧めです。
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発色がきれいなのに加えて、極細の筆で目元をはっきりとさせることができます。細いラインも太いラインも書きやすいので、初心者の方におすすめです。
マスカラ
マスカラは根本からまつ毛を持ち上げるように塗っていきます。扇状に、黒目の上を重点的に塗っていくと、目の丸みが強調されるため優しい印象を与えることができます。また、下まつ毛は少し目尻側が垂れるように塗ると、たれ目を演出することができます。マスカラはボリュームよりも長さを重視しましょう。
マスカラのお勧めはETUDE HOUSEのオーマイラッシュ マスカラ。
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長さをしっかりとだしつつ、ダマにならずに綺麗にまつ毛をセパレートしてくれます。また、パンダ目にならないところもポイントですね。筆者も愛用しているおススメのマスカラです。
また、オペラのマイラッシュアドバンストも繊細なまつ毛を演出してくれます。
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伸び良し、キープ力良し、値段良し。ダマになりにくく、汗や皮脂にも強いです。1本1本が細く長く綺麗になるので、まつ毛の存在感が強調されます。
一重の場合
一重の場合のアイメイクは悩みどころですね。
アイライナーを細く塗ると瞼に隠れて見えなくなってしまうし、かと言って太く書いてしまうと目を閉じたときに違和感を与えてしまいます。そのような場合は、アイシャドウとマスカラに重点を置きましょう。
アイシャドウはグラデーションの幅を広めにとり、目の陰影をさらに濃くつけます。
この時に、目尻側に濃い色を置きすぎるとキツい印象を与えてしまうので、黒目の上あたりを中心に、目頭と目尻は少し狭く幅をとりましょう。
ピンクみが強いシャドウを使うと瞼が重く見えてしまうので、ブラウン系のシャドウを使いましょう。
アイライナーはしっかり塗ってもあまり見えないので、まつ毛の生え際を埋める程度で大丈夫です。ブラウン系のアイライナーを使うと、目つきが悪い方でも柔らかく見えますよ。
目尻では少し長めにラインを引き、クリクリの丸目よりも切れ長のシャープな目元を強調しましょう。
ここでも跳ね上げラインにならないように、あくまでも目尻の延長線上にラインを引くことを意識してください。
まつ毛は、ビューラーを使い、生え際を中心にガッツリ上げて大丈夫です。コツは、まつ毛の生え際を掴み、5秒~10秒間しっかりとまつ毛を生え際から上向きに上げることです。
まつ毛全体ではなく、生え際のみをビューラーで上げることで目の印象を強めることができます。特に黒目の上のまつ毛はしっかりと上げましょう。
マスカラは、ボリュームよりも長さを重視します。こちらもまつ毛から、そのままスッと流れるようにマスカラを塗っていきます。
ジグザグにしたりまつ毛の先にマスカラを塗ってしまうと、まつ毛が重くなって下がってしまうだけではなく、まつ毛がバサバサになり派手な印象を与えてしまいます。
まつ毛をしっかりと上げることで瞼も持ち上がるので、まつ毛は特に意識してあげましょう。
一重さんにお勧めのビューラーはイミュのアイプチ フィットカーラー ひとえ 奥ぶたえ用です。
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こちらは重めの瞼もしっかりと持ち上げて、まつ毛の根本をグイッと上げてくれるので、一重さん、奥二重さんもしっかりとまつ毛をアピールすることができます。
アイプチはOK?
アイプチは、違和感がない程度に使う分にはOKです。しかし、アイプチを使うとどうしても派手になってしまったり、化粧が濃くなってしまうことがあるので、使い方には十分注意しましょう。また、
アイテープはどうしても取れてきてしまうので、使う場合はテープが不自然に見えていないか、しっかりと確認してください。
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まつエクはOK?
まつエクはできるだけ避けましょう。まつエクはまつ毛が不自然に長く、ボリュームが出てしまいます。
普段のメイクでしたらアイシャドウやアイラインもしっかりと書くのでまつ毛だけが目立つことはありませんが、証明写真用のメイクでは他のパーツが控えめですので、まつ毛だけが存在感を発揮してしまいます。
まつ毛はマスカラを塗る程度で十分ですので、証明写真を撮る前は、まつエクをつけることはできるだけ避けることをおススメします。
口紅
1本はお気に入りの勝負リップを持ちたいところですね!
口紅は、リップラインをペンシルで囲み、唇をはっきりとさせましょう。ラメやパールが入った口紅はビジネスメイクでは不適切ですので、できるだけ避けましょう。
また、グロスも唇を強調しすぎてしまい、派手でセクシーな印象になってしまうので、健康的に見せることが重要な証明写真ではあまり向いていません。
口紅やティントを使い、唇に色を乗せる感覚でつけていきます。
色の選び方
証明写真用のメイクでおススメのカラーは、少しピンクの色味があるものを選びましょう。ヌーディーカラーなどの薄目の色味や、逆にワインレッドなどの濃いめの色味は証明写真を撮るには向いていません。
健康的な色味を加えることを重視してください。華やかな印象を与えたいときは、少し赤が入ったカラーを選んでも良いですね。優しく見せたいときには白が入った薄ピンクのカラーを選びましょう。
オペラのリップティント、05番のコーラルピンクもしくは06番のピンクレッドがおすすめです。
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大人気のこちらのティントは、リップに艶感を出しつつ、綺麗に見せてくれます。こちらのふたつのカラーは証明写真用のメイクにもおすすめの色味です。
また、THREEのベルベットラスト リップスティックも綺麗な色味を出すのにお勧めです。
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こちらの2色は、健康的なピンクを演出することができます。03番は肌色がブルーベースの方、04番はイエローベースの方におすすめです。
ランコムのラプソリュ ルージュ、シアーは口紅に潤いを与えつつ綺麗に発色をしてくれます。
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S264番は綺麗にピンク色が入っているので、肌の色との馴染みもよく、自然に健康的な唇を演出してくれます。
インテグレートのボリュームバームリップ N「BE382」もプチプラ化粧品の中ではお勧めです。
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唇に綺麗にのってくれるテクスチャーです。
程よい艶で唇を健康的に見せてくれます。
清潔感を演出しよう
証明写真でのメイクは、目的と自分の顔の特徴に合わせて変えていくことが必要です。
おしゃれではなく、あくまでも「身だしなみ」「清潔感を与える」ためのメイクであることは常に意識しましょう。
自分の顔の特徴を最大限に引き出しつつ、相手に好印象を与えることが重要です。
証明写真が自分の納得のいく写真だと、就活などのやる気も一段とアップしますよね!
そのためにも、まずはメイクのコツをしっかりと掴んでいきましょう!
最後に、メイク以外にも就活に悩みがあるそこのあなたに朗報です!
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実は証明写真でもメイクはとっても大切なんです!