就活は準備が命!人気企業から内定をもらうための就活準備とは?【就活生必読】

「就活本気でやらなきゃなー」

「説明会もだんだん始まってきて、とりあえず色々参加してるけど、この後どうしたらいいんだろう?」

「大学のセミナーでは自己分析が大事って言ってたから、もう一度自己分析するか……」

就職活動も間もなく本番、就活サイトへの登録や説明会への申込・参加等、本格スタートに向けた準備段階かと思います。

オフィス街では、リクリートスーツに身を包み、スマホや紙を片手にビルに入っていく就活生の皆さんが段々と増えてきました。

そこで、就職活動が本格的にスタートする前に、今後の就職活動を実りあるものにするために皆さんに知っておいていただきたいことをご紹介したいと思います。

いざ就活が始まって準備不足に陥らないために、いつから、どんなことを準備しておけばいいのか解説していきますよ。

また、ただ内定を取るだけでなく「人気企業」から内定を取るコツをお伝えしたいと思います。

こちらについては、金融機関で新卒採用業務に携わった方の経験を踏まえてお伝えします。

業界・企業分析についても記載していますので、この記事を読んでぜひ就活の計画づくりに役立ててくださいね!

この記事の登場人物

富田:理工学部の3年生。自己主張は苦手だが心根は優しい草食系男子。メーカーを志望して就活をしている。

春山:経済学部の3年生。あだ名はハルちゃん。明るくハキハキしていて「考えるより動け!」の行動派。母子家庭出身で、化粧品や日用品など女性を対象とした仕事に就きたいと考えている。

白河:社会人3年目のヘッドハンター。ホワイトアカデミー在学中に内定をもらった東証一部の人材系企業で勤務。ホワイトアカデミーとは、特別講師という形で現在も付き合いが続いている。

就職活動のスケジュール

白河
それではまず、今後の就職活動のスケジュールについて簡単に整理したいと思います。
春山
はい! お願いします!
白河
就職活動のスケジュールについては、昨年度と変更ありません。6月から試験や面接が開始し、9月までには内々定が出そろうスケジュール感です。それに向け、企業は3月からエントリーや企業説明会を開始します。
富田
よーし、頑張るぞ……
白河
いい意気込みですね。3月の中旬以降は、いわゆる「走りながら考える」という状態で、説明会等のイベントを消化しながら志望先を固めていくことになります。そういった意味では2月〜3月の上旬までには色々と考えをまとめるとよいか思います。
富田
なるほど…
白河
また後で触れますが、2月〜3月の上旬までが、自己分析や企業分析を落ち着いて行う最後のチャンスでもあります。

就職活動を振り返ってやったほうが良かったこと〜準備不足にならないために〜

先輩達の声

昨年就職活動を行った先輩達を対象にした「ここまでの就職活動を振り返って後悔していること」というアンケートがあります↓

引用元:キャリタス就活2018年 9月1日時点の就職活動調査

ご覧の通り、自己分析・業界分析・企業分析を挙げている人が多いことが分かります。こちらを回答している人の意見としては以下のようなものがありました。

  • 自己分析にこんなに悩むと思っていなかった。油断しました。
  • 自己分析をせずに本番を迎えたので、面接で捻ったことを聞かれ即答できないことが多かった。
  • 企業研究。最終面接で差が出てしまった。

引用元:キャリタス就活2018年 9月1日時点の就職活動調査

春山
うわ、自己分析に企業研究……やることがいっぱいあるんですね〜
白河
そうですね。先輩達の声を踏まえても、自己分析・業界分析・企業分析の重要性が認識できたと思います。

企業研究は就活生の鬼門

リクルートキャリアの就職白書2017の<企業と学生とのギャップ>項目を見ると、「業界研究」「仕事・職種研究」「企業研究」において最も企業評価と学生の自己評価の間にギャップがあることが分かります。

学生の弱点として、働いたことがないために働くイメージが持てないというのがあります。

その弱点が企業研究や業界研究の甘さとして表れてしまっている学生は非常に多いです。

まずは1つの企業を深く分析する企業分析が必要になります。

これについては後ほど説明するのでぜひ読んでくださいね。

自己分析

春山
白河さん、自己分析はやらなきゃダメっていうことはよく聞くんですが、具体的にどうやっていけばいいのか分からないんです。
白河
自己分析って難しいものですよね。結論からお伝えすると、志望する業界・企業を決めてから、その業界・企業に合った志望動機に繋がるよう自己分析結果を導き出していくのが良いです。
富田
えっ、業界や企業を先に絞ってしまっていいんですか?
白河
そうなんです。というのも、一般的に言われているような、自己分析から志望業界・企業を絞るやり方ですと、分析結果があなたの行きたいと思っている業界・企業にならず、迷走してしまうケースが多々あるためです。
春山
確かに、行きたい業界と違った自己分析が出たらあんまり納得できないかも。
白河
私は「自己分析≒自らの人生の振り返り」だと考えています。
春山
「人生の振り返り」ですか…
白河
はい。自己分析で自らの人生を振り返り、それに基づいてこれからの職場を決めることが理想ですが、学生の皆さんの20数年の人生経験から理想の職場を導き出せるのは、ほんのわずかな人だけだと思います。

実際、私の友人は新卒採用業務に携わっていた際に多くの学生の皆さんに会っていますが、志望動機に明確に紐付くような人生経験を持っている人はほとんどいなかったと言っていました。

富田
まぁ、そんな波乱万丈な人生を送ってきた人なんてなかなかいないですよね。
白河
志望業界・企業を決めてから、その業界・企業で働くに当たって必要となる志望動機を特定し、その志望動機に繋がるような自己分析結果を作っていくことをお勧めします。

自己分析がどうしても進まない場合は就活スクールを活用してみてください。

一流・ホワイト企業を目指すなら、ホワイト企業内定率No.1の就活スクール「ホワイトアカデミー」

業界・企業分析

就活生にとって最大の鬼門である業界・企業分析について記載していきます。

企業分析を進めていくと業界分析も自然とできていきますが、企業分析について詳しく説明する前に、企業分析をする必要性について、採用する側の視点も踏まえて記載していきます。

なぜ企業分析が必要なの?

企業分析をする必要性を一言で言うと「企業は、自社の企業分析ができている学生を採用したい」からです。

企業分析とは、その会社の強みや弱みを知ることです。強みや弱みは、基本、同業他社との比較によって生まれてきます。

企業分析を踏まえた志望動機を言える学生は「なぜ他社ではなく、この会社に入りたいのか、ということを論理的に説明できる」という評価を得られます。

ここで、少し採用業務についてお話しをしましょう。

白河
日本では新卒一括採用が一般的です。これは中途採用が一般的な海外とは大きく異なる点ですので、頭の片隅に置いておいてください。

新卒一括採用の場合、予め採用数を決め、その数を目指して採用業務に取り組みます。その採用数は、一般的には人事部が経営陣と調整し決定します。

そして、採用期間終了時には経営陣に対して「今年は計画に対してこういった採用結果になりました」ということを報告します。

ここで人事は経営陣から評価を受けるわけです。つまり、人事は経営陣に対して良い報告をするため、計画に沿った採用を行う必要があるわけです。

つまり、採用する側としては、内々定を出した後に辞退されることが一番困ります。

そこで、採用の際に何度も何度も面接をし「この学生が心の底から当社に来たいと思っているだろうか」「実は他社が第一志望で、そちらで内々定が出たら当社を辞退するようなことは無いだろうか」ということを確認します。

この確認の際に、企業分析に基づく志望動機を言えると、採用する側としては

「他社と比べてそこまで当社のことが良いと言ってくれているのであれば、本当に入りたいんだろう」
「仮に他社に内々定が出たとしても、他社を辞退して当社に来てくれるだろう」

ということが論理的に判断でき、安心して内々定を出すことができるのです。

白河
実際、私の知人が採用業務に携わっていた際も、企業分析がボロボロで勢いで第一志望と言っているとしか感じられなかった学生は、能力が採用水準に到達していたとしても内々定を出さず、再度面接をしていたといいます。
富田
企業分析恐るべし……!
春山
もう企業分析するしかないですね……
白河
これは倍率の高い人気企業であればどこも共通のことですので、気をつけてください。では、企業分析の方法について見ていきましょう。

企業分析の方法①:セミナーに参加する

非常に基本的な話ですが、セミナーには参加しましょう。

セミナーはその企業の情報を学生目線で噛み砕き、コンパクトにまとめてくれているので、その企業を知るという導入の観点ではとても有益です。

社員の方とお話しできる機会もあり、ざっくりと社風を把握することもできます。

富田
いやあ、やっぱりセミナーって良いことづくめだなぁ。
白河
良い部分だけではありませんよ。得られる情報は紋切り型の全体的な話が中心になりますし、社員の方とのお話をするにしても複数人が参加するスクール形式や車座形式になりますので、セミナーだけで企業分析を深めるのは難しいです。
春山
えっ…そんな…!
白河
ちなみにセミナーは複数回行われますが、基本的な内容は変わりませんので、毎回参加する必要はなく、1つの会社に1回参加すれば、基本的には十分です。但し、1点注意点ですが、企業によってはセミナーへの参加回数をカウントしています。
富田
カウントされてるんですか! 時間も限られてるのに!
白河
就活サイトでは「スタンプラリー」と表現されることもありますが、要は参加回数が多いほど志望度が高いと判断するわけです。
富田
スタンプラリーなんて幼稚園の頃にしかやったことないのに! 大変だ…大変過ぎる…
白河
参加回数を全くカウントしていない企業もありますが、私の知人が勤めている金融機関ではカウントしているといいます。志望順位が高い企業のセミナーには、時間の許す限り参加しましょう。

企業分析の方法②:IR資料を分析する

白河
次にご紹介するのはIR資料を分析することです。企業は上場していればIR資料を開示しています。
富田
ア…IR? それってどういう意味ですか?
白河
IR、つまりInvestor Relationsの略ですね。ちょっと応用編で小難しいと感じるかもしれませんが、IR資料分析ができれば他の就活生より一歩リードできることは間違いないでしょう。
春山
リードしたいので、解説お願いします!
白河
IR資料とは、株主に対して的確な経営情報を提供するための資料で、具体的には決算短信や有価証券報告書・四半期報告書等がそれにあたります。特に中期経営計画書は必ず読んでください。
富田
「チュウキケイエイケイカクショ」?
白河
中期経営計画書には、その名の通り、中期、つまり今後数年間のその企業の経営計画が記載されています。個人を含む株主向けの資料ですので、学生でも理解しやすい内容に編集されています。
富田
学生にも分かりやすいんですか? 本当ですか?
春山
ちょっと、そんな言い方しないの!
白河
本当ですよ。この中期経営計画では、株主にアピールするために、その企業の強みや戦略が分かりやすく記載されています。他社との差別化にダイレクトに繋がる情報も多いので、非常に参考になります。下に友人の話を載せてみました。参考にしてください。

採用業務をしていた際、当社の中期経営計画を読み込んだ学生に出会ったことがあります。

お恥ずかしながら私が把握していない情報をその学生は把握しており、単純に感心をしましたし、当社に高い関心を持ち、志望していると感じました。

採用する側は、意外と自分の勤めている企業のことは知らないものです。

学生が自分より、自分が勤めている企業のことを知っていたら唸り、思わず良い選考結果をつけてしまうかもしれませんね。

やって損することは絶対にありませんので、ぜひ試してみてください。

企業分析の方法③:OB訪問をする

OB訪問については必ず行った方がよいです。それこそ、悶々と自己分析を行っている時間があれば、OB訪問をした方が、圧倒的に価値があります。

OB訪問では、セミナーと違い「尖った情報」が得られる可能性が高いです。

例えばOB訪問の相手が営業職の方であれば、現場の話、具体的には

「取引先はどういったところが多くて、その先に対してどういったアプローチを行っているのか」
「どういった分野が得意なのか、どういった分野では他社に負けているのか」
「本部からはどういった指示が来ているのか」

といった話が聞ければ、その企業の戦略や方向性が分かります。

もしその企業の戦略や方向性が自分のやりたいことと一致していれば、客観的に見て強い志望動機となります。

また、実際に働く上で必要とされる能力が何なのかを聞ければ、そこからその能力に紐づく経験・自己分析の結果を導き出せます。

つまり、効率的な自己分析に繋がるわけです。

さらにOB訪問は面接の練習にもなります。

OB訪問という「プレ面接」で志望動機を聞いてもらうことで、本番に向け志望動機の「質」をブラッシュアップできます。

実際にその会社で働く先輩が聞いて違和感を覚えるような志望動機は、当然ながら面接でもウケません。

厳しいことを言われるかもしれませんが、その企業への志望度が高ければ全て受け止めて改善につなげるべきでしょう。

ただし1点注意すべき点があります。それはOB訪問の結果は人事に報告される可能性があるということです。

先程の方の勤めていた金融機関では、OB訪問を受けた場合は、人事部に対して一律報告をする運営となっていたそうです。

その学生が優秀だと判断できる場合はその学生の志望部署等細かな情報を報告し、その後リクルーターを付けるんだとか。

仮に普通と判断されてもマイナスにはならず、OB訪問をしたという結果のみが報告されるそうです。

企業としては、優秀な学生に対して囲い込みをしたいという思惑があり、OB訪問は学生を選別する機会となっているわけですね。

就活生にとっては「せっかくならリクルーターが付いてほしい」というのが本音でしょう。

ここまでOB訪問のメリットばかり記載をしてきましたが、このメリットは、ただ漫然とOB訪問を行っているだけでは得られません。メリットを得るためには次のことに気をつけてください。

OB訪問で気をつけること①:質問は紙にまとめておき、当日、面談の際に提出する

まず、OB訪問をする際は、事前に質問事項をまとめておきましょう。

当日、訪問の開始時点で紙で提出するとよいです。

紙にまとめることで質問の内容がシャープになりますし、面談者への熱意も伝わりやすいです。氏名や所属、連絡先も記載しておきましょう。

面談者が人事部に対してOB訪問の結果を報告する際、当該情報を記載する可能性があり、その際に面談者がスムーズに報告することができます。

OB訪問で気をつけること②:年次や役職が異なる人に複数回訪問する

志望順位が高い企業に対してはOB訪問は複数回行うと良いのですが、その際に、年次や役職が異なる人に対して訪問をしてください。例えば1回目は平社員、2回目は役付き等です。

躊躇し、何となく自分と年齢の近い若い社員に話を聞きがちですが、同じような年次・役職の社員に話を聞いても得られる情報は大差ありません。

平社員と、平社員を部下に持つ役付きでは、求められるものが違いますし、それによって考え方も異なりますので、質問をしたときの回答も千差万別です。

部署が違うと聞ける話も違いますので、企業をよく知るという意味では、訪問の相手はバリエーションを付けましょう。

OB訪問で気をつけること③:少し突っ込んで聞いてみる

白河
OB訪問では突っ込んだ話を聞いてみましょう。
富田
白河さん、もちろん気になることはたくさんありますが、やっぱり何となく気が引けるというか…
白河
気持ちは分かります。常識から逸脱したことはもちろん控えたほうがいいですが、その企業の強みや弱み程度なら全く問題ありませんし、給与水準や福利厚生も意外と大丈夫です
春山
そうなんですか。聞きたいことはきちんとしっかり聞いたほうがいいんですね。
白河
ええ。むしろ表面的な質問しかしてこない学生よりも、こういった少し突っ込んだ質問をする学生の方が高評価を受ける傾向にあるようです。「この学生は実際に働くイメージを持っているんだ」といった観点で志望度合が高いと判断できるためです。
富田
そっか、頑張ってガンガン聞いてみようかな。
白河
「御社で働くイメージを具体的に持ちたいので」と枕詞を付けて質問すれば、大抵の質問に答えてくれるはずですよ。そうやって得た情報が企業分析を深める情報となります。

「就活準備してない!」そんなあなたへ

白河
就活の準備は早いに越したことはありません。自己分析が足りなければあなたの強みも分かりませんし、企業分析が足りなければ、なぜその企業を志望したのかが薄っぺらい内容になってしまいます。
富田
どっひゃー!
白河
それに、情報収集も怠ったならば、志望企業のエントリーが既に終わっていたなんてこともあり得るのです。
富田
うっひゃー!
白河
これらは全て人ごとではありません。自分の身に降りかかってくる困難かもしれないんです。
春山
白河さん、そんなに怖がらせないでください…
白河
ハルちゃん、大丈夫です。今からできる準備をしっかりと行うことが一番の近道ですから。

「やっべ、ぜんっぜん準備してないや!」なんてあなた、「もう1人じゃ抱えきれないタスク量だ……」と気づいたあなた。

気づいた今がチャンスです。

まずはこの無料相談会に参加するところからあなたの就活が始まります。

ホワイト企業内定率No.1の就活スクール「ホワイトアカデミー」の無料相談会はこちら

一早く動こう!

人気企業の内定を取るための就活準備というテーマで長々と書きましたが、お伝えしたいのは就職活動を成功させるための準備は今からでもできるということと人気企業から内定を取るためには、その企業を良く知るための企業分析が重要ということです。

企業分析では、企業から提供されている機会を大切にし、情報を得ていくことが大事です。

時間も体力もかかりますが、今から入念な準備を始めていただければと思います。

気に入ったらシェアしてね!

    ABOUTこの記事をかいた人

    編集長の白河を筆頭に、人材紹介会社や大学のキャリアセンターでは教えてくれない、就職活動の本当の情報を書いていくライター集団。人材紹介会社の不都合な真実を暴き、就活生・転職者が天職を見つけてイキイキ働くために役に立つ情報だけを徹底的に公開していく。詳しいプロフィールは、フッターの「はじめての方へ」からご覧になれます。