- 「面接が苦手な原因を知りたい」
- 「面接が苦手な場合の克服方法は?」
といった疑問をお持ちではないでしょうか?
就活中に、一度は面接を経験する学生が大半だと思います。
しかし、人と話すのが苦手だったり、面接になると緊張して話せなかったりする人が少なくありません。
そして、選考落ちを繰り返すうちに面接に対する苦手意識を持ってしまう原因になります。
ここでは、面接を苦手に感じてしまう原因と対処法について解説しています。
面接が苦手な方向けのサービスも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

数学検定1級保持者で東京大学工学部卒にもかかわらず、自身の就活に失敗し就職留年した経験から企業の人材戦略の道へ。
新卒の学生が一流企業に内定するための独自の方法論と、3年後離職率・OpenWorkでの評価・帝国データバンクの評点を用いた客観的視点から日夜ホワイト企業を研究。
研究内容を自社メディアで掲載したところ、就活生や親御様の間で話題となり、月間で35万PVを達成した。
現在も、塾生がカリキュラムを消化したものの、ホワイト企業の内定を1社も得られなければ授業料を全額返金という方針で、上位大学だけでなく、全国幅広い大学の学生の就活指導を行なっている。
「就職浪人からANAグループに内定した! 」「留年すれすれから日本IBMに内定! 」「指導を受けた次の日から大手企業の面接で落ちなくなった! 」など、喜びの声多数。
著書に「子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法」(日経BP社)がある。
目次
苦手意識を抱いてしまう主な原因
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面接への苦手意識を克服するには、まずは原因を知ることが大切です。
就活生が面接への苦手意識を持つ主な原因は、メンタル面とスキル面の2つになります。
ここでは、面接が苦手になる原因について詳しく解説します。
メンタル面が原因の場合
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面接が苦手になる原因の一つがメンタル面です。
メンタル面に問題を抱えていると、面接できちんとした受け答えをするのが難しくなります。
以下では、メンタル面の問題について詳しく解説します。
自分の内面を見て、当てはまっているかチェックしてみてください。
緊張しやすい・あがり症だから
面接を苦手に感じる原因の中でも、大きなものが緊張です。
そもそも、就活の面接は初対面かつ目上の社会人と対話し、企業にふさわしい人材か判断されるという緊張しやすい場面です。
それに加えて、もともと緊張しやすい方やあがり症の方は、面接中に過度な緊張をしやすくなっています。
緊張しすぎると普段より判断力や集中力が低下するため、実力を発揮できません。
結果として、就活が上手く行かず、面接への苦手意識を持つ原因となります。
完璧な回答を求めているから
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面接が苦手な方の中には、完璧に回答しなくてはならないと思い詰めている方がいます。
就活の面接には人生がかかっていますし、「一度も回答に失敗できない」と思い込んでしまうのは理解できます。
しかし、完璧に回答しようと自分を追い込みすぎると、ぎこちない回答の原因になるので注意が必要です。
また、予期せぬ質問が来ると固まってしまう原因にもなるため、このような考え方は面接に苦手意識を持つ大きな原因となります。
自己アピールが苦手だから
面接に苦手意識を持つ就活生の特徴として、「自己アピールが苦手」というものがあります。
就活の面接では、自分の長所を聞かれたり自己PRを求められたりする場面が多いです。
しかし、自己アピールが苦手な方は、そういった自己主張に抵抗感を覚えてしまいます。
結果として就活が上手く行かず、面接が苦手になる原因になります。
謙遜や奥ゆかしさは美徳ではありますが、面接においてはマイナスに働く場合があることを知っておきましょう。
選考落ちすることへの恐怖心・トラウマがあるから
過去に選考落ちした経験がある方は、それが原因でメンタル面に問題を抱える場合があるので注意が必要です。
就活生が面接で大きな失敗をしたり、何度も選考落ちを経験したりするとそれがトラウマになります。
トラウマになった就活生は、次以降の面接でも「また失敗するかもしれない」と考えてしまい、過度な緊張の原因になります。
過去の失敗を分析し対策することは重要ですが、メンタル面に問題を抱えては意味がありません。
しかし、意味がないと分かっていても、トラウマを簡単に解消することは難しいので根深い問題になります。
スキル面が原因の場合
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面接に苦手意識を持っている就活生は、スキル面が原因の場合があります。
就活の面接はある程度事前に対策できる一方で、技術的に問題があると実力を発揮できないケースが多いです。
以下では、スキル面の問題について詳しく解説します。
面接の流れが良く分かっていないから
面接に苦手意識を持つ方の特徴の一つに、面接の流れをよく分かっていないというものがあります。
就活の面接は企業によって内容が異なりますが、大まかな流れは共通しています。
そのため、事前に面接の対策をしておけば、ある程度流れを把握しながら面接に挑むことが可能です。
しかし、面接の練習などをせずに初めての面接に挑むと、面接の基本的な流れを把握できず、適切な受け答えができない可能性が高いです。
その経験から、面接への苦手意識を持ってしまいます。
面接への回答準備ができていないから
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面接に苦手意識を持っている就活生には、面接の質問への回答準備ができていない方が多くいます。
面接で聞かれる質問はある程度共通しているため、事前に対策しておけばスムーズな受け答えが可能です。
しかし、就活生の中には、学業や部活で忙しく充分な準備期間が取れない方が少なくありません。
回答準備をせずに就活の面接に望むと、質問に対してぎごちない回答になったり、面接官の意図とは違う回答をしたりする原因になります。
結果として、面接が原因で選考落ちし、面接への苦手意識を持ってしまいます。
コミュニケーション力が低いから
面接が苦手な就活生の多くは、コミュニケーション力に問題を抱えています。
このタイプの方は、普段から人と話すことに苦手意識を持っています。
面接官相手という緊張するシチュエーションでは、なおさら上手く話せません。
当人もコミュニケーション力に問題があることを自覚している場合が多いため、選考に落ちると「やはりコミュニケーション力に問題があると駄目なんだ」と苦手意識を深めてしまいます。
ビジネスライクな話し方ができないから
ビジネスライクな話し方ができない方は、面接が苦手な傾向があります。
敬語を使いこなすのに重要なのは、実際に敬語を使用して会話した経験の量です。
就活生の多くは、就活の面接まできちんとした敬語を話す機会が多くありません。
敬語を使うのに慣れていないと、本番の面接でも適切な敬語を使えない場合があります。
また、敬語を使い慣れていない方は、ビジネスライクに話すことに違和感を覚えてしまい、面接に集中できない原因にもなります。
面接で苦手なこと ベスト5
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就活生の多くは、面接で苦手なことがいくつかあります。
ここでは、就活生が面接で苦手なことベスト5を紹介します。
それぞれの対処法も解説しているので、参考にしてください。
面接官の質問に上手く受け答えできない
就活生が面接で苦手なこと第1位が、質問に対する受け答えです。
面接官の質問の意図がつかめず、意図とズレた回答になったり言葉が詰まったりします。
質問に上手く回答できないと、面接の結果が悪くなり、面接自体へ苦手意識を持つケースが多いです。
また、就活生の中には、質問に対して気の利いた回答をしようと構えすぎてしまう場合があります。
構えすぎた状態ではスムーズな回答が難しいので、やはり面接に苦手意識を持つ原因になります。
効果的な対策方法
質問の意図を把握するのが苦手な人は、回答前に「〇〇についての回答でよろしいでしょうか?」と正しく意図を把握できているのか確認するのがおすすめです。
確認後に回答することで、面接官の意図に沿って回答できます。
また、気の利いた答えをしようとしてしまう方は、回答を簡潔かつ分かりやすくすることを意識してください。
簡潔に回答するように心がけると、必要以上に長々と回答してしまう心配がなくなります。
尊敬語や謙譲語が混じり敬語が上手く使えない

就活生が苦手なこと第2位が、敬語の使い分けです。
敬語には、尊敬語と謙譲語、丁寧語の3種類があり、それぞれ使い方が異なります。
しかし、これらの使い分けが苦手な就活生は、尊敬語を使う場面で謙譲語を使うといったミスをしてしまいます。
また、敬語の使い分けを意識しすぎると話し方がぎこちなくなってしまうのも問題です。
その結果、面接が上手く行かず、苦手意識を持ってしまいます。
効果的な対策方法
敬語を上手く使いこなせない就活生の方は、敬語を練習することで対策できます。
面接対策やビジネスマナーの書籍を参考にして、敬語を口に出して練習しましょう。
また、面接本番では敬語を意識しすぎないことも大切です。
一度や二度、敬語を使い間違えたからと言って選考落ちの直接的な原因にはなりません。
敬語が苦手なりに丁寧な言葉遣いを心がけておけば、面接官の評価が著しく下がるのは避けられます。
笑顔を作れない
就活生が面接で苦手なこと第3位が、面接中に笑顔を作ることです。
就活の面接では、表情が固かったり無表情だったりすると面接官にネガティブな印象を与える原因になります。
そのため、面接官に好印象を与えるために笑顔を作るのが重要です。
しかし、緊張した状態で無理に笑顔を作ろうとすると、顔が引きつってしまいぎこちない笑顔になりがちです。
当然、面接官の印象も良くありませんし、それで自信をなくして、面接への苦手意識を強める原因になります。
効果的な対策方法
面接で笑顔を作るのが苦手な方は、鏡の前で笑顔を作る練習をしましょう。
笑顔を言っても口を大きく開けて笑うわけではなく、口角を少し上げるだけで十分です。
自然な笑顔になるように、練習すれば改善する場合があります。
また、どうしても就活の面接では緊張して笑顔が上手く作れないという方は、笑顔を意識しすぎないのも選択肢の一つです。
真面目な顔をしていれば大きなマイナス評価になることはないので、自己アピールや質問への回答など笑顔以外の部分に力を入れましょう。
会話のキャッチボールができない
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就活生が面接で苦手なこと第4位が、アイスブレイクでの会話のキャッチボールです。
面接では、多くの就活生が緊張しており、思い通りに話せません。
そこで、面接官が本題の前にアイスブレイクとして世間話を投げかけ緊張をほぐしてくれます。
しかし、緊張をほぐすためのアイスブレイクで上手く返答できず、逆に緊張してしまう学生も少なくありません。
結果として面接が上手く行かず、アイスブレイクに苦手意識を持ってしまいます。
効果的な対策方法
大前提として、アイスブレイクでの会話は選考には影響しません。
面接官は、就活生の緊張をほぐすためにやっているため、言葉が詰まったり上手く返答できなかったりしたとしてもそこまで気にしなくて大丈夫です。
それを踏まえたうえで、会話への積極性をアピールできれば面接官の印象が良くなります。
「はい」か「いいえ」で答えられる質問にも、それに一言付け加えるだけで、コミュニケーション力をアピールできます。
また、選考に影響しないからといって、気を抜きすぎないようにしてください。
就活生として最低限のビジネスマナーを意識しましょう。
面接中に姿勢を維持できない
就活生が面接で苦手なこと第5位が、面接中に姿勢を維持することです。
面接中は、相手に好印象を与えるために、背筋を上に伸ばしてしっかりと面接官に相対する必要があります。
しかし、普段から猫背の方や正しい姿勢をとれていない方は、面接中に良い姿勢を維持できない場合があります。
また、そもそも面接中の正しい姿勢がよく分からず困っている就活生も少なくありません。
結果、質問への回答などは問題なくとも、姿勢に対して苦手意識を持つ学生が出てきます。
効果的な対策方法
面接中に姿勢を維持するためには、普段から練習するしかありません。
姿勢を維持できない方は、正しい姿勢のための筋肉が足りず、姿勢が崩れてしまう場合があります。
面接を練習するときは、姿勢を長時間維持できるようにしましょう。
また、練習を録画し、正しい姿勢ができているのか適宜チェックするのもおすすめです。
苦手意識を克服するための対策方法と心得
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就活生によって、苦手意識を克服するための対策方法は異なります。
また、面接に挑むときの心得一つで、苦手意識の克服が可能です。
ここでは、面接への苦手意識を克服するための対策方法や心得を解説しています。
模擬面接やアプリで面接練習をする
面接が苦手な方は、模擬面接やアプリによる面接練習を行い、面接を対策しましょう。
面接に苦手意識を持ってしまう原因の中でも、大きなものが緊張です。
そこで、本番の面接で緊張を緩めるためにも、一人練習や模擬面接を行うことで面接のシチュエーションに慣れておきましょう。
また、面接練習は回数を重ねるほど有効です。
複数回練習をこなすことで、面接の流れや会話の仕方、質問への回答が身に付き、本番の面接に自信を持って臨めます。模擬面接については以下のページでまとめておりますので是非ご覧ください。
事前に自己PRと志望動機を作り込む
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面接が苦手な人は、事前に自己PRと志望動機を作り込んでおくのがおすすめです。
就活の面接では、必ずと言っていいほど自己PRと志望動機が聞かれます。
そのため、事前に自己PRと志望動機を考えておくことで、本番の受け答えがスムーズにできます。
ただし、作り込むといっても回答を丸暗記してはいけません。
丸暗記すると回答がぎこちなくなり、面接官の印象が悪くなります。
自己PRや志望動機を考えるときは、しっかりと構成を作り、伝えたい要点のみ覚えておくのがおすすめです。
回答メモを準備していつも確認できるようにする
面接が苦手な方は、質問への回答メモを準備し、いつでも確認できるようにしましょう。
就活の面接では、頻出の質問があるため、事前に回答を作成することが可能です。
回答のメモを用意することで、面接の練習がやりやすくなります。
また、本番の面接前にメモを確認し、きちんと回答できるのかチェックできます。
ただし、面接の本番中にメモを見ながら回答することはできないので注意してください。
メモは練習や面接直前に使用し、本番の面接では何も見ずに回答できるようにしましょう。
鏡を見て正しい姿勢や笑顔になっているのか確認する
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面接に苦手意識がある方は、鏡を見て正しい姿勢が取れているのか確認しましょう。
面接の正しい姿勢は次の通りです。
- 椅子に深く腰掛ける
- 背もたれには背をつけない
- 背筋を上に伸ばす
上記の姿勢を30分程度維持できるか、事前にチェックしておきましょう。
また、笑顔が作れているか確認するのも有効です。
面接では、口角を少し上げる程度の笑顔を意識する必要があります。
適切な笑顔を作れているのか、笑顔がぎこちなくないかをチェックし、できていないなら笑顔を練習しておきましょう。
発声練習をしてハキハキ話せるようにする
発声練習することも、面接の苦手意識を克服するのに重要です。
普段から声が小さい方は、就活の面接という緊張する場ではより声が小さくなってしまいます。
面接官が聞き取れないほど声が小さいと、選考落ちの原因になるため対策が必要です。
声が小さい人は、ハキハキと話せるように発声を練習しておきましょう。
発声練習するときは、母音を意識した発声を練習してください。
母音が上手く発音できていないとボソボソとした話し方になってしまいます。
顔の筋肉を使いしっかりと口を開けて発音することで、ハキハキとした話し方になります。
普段から様々な人とコミュニケーションを取る
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面接への苦手意識を克服したい方は、普段から様々な人とコミュニケーションを取りましょう。
コミュニケーション力に自信がないと、面接に苦手意識を持ちやすいです。
そこで、他人と積極的に会話しコミュニケーション力を高めることで苦手意識を克服しましょう。
会話を練習する際は、年上の人と会話するのが特におすすめです。
これは、多くの面接官が目上の社会人のためです。
年上の人とのコミュニケーションに慣れれば、就活本番の面接でも緊張しづらくなります。
質問に対し原因や理由を明確にした回答を心がける
面接が苦手な就活生は、質問に対して的確に回答することを心がけてください。
質問への回答が分かりにくいと、何度も同じ質問をされてしまい、面接への苦手意識が強くなります。
なぜか?という質問に対して原因や理由を簡潔かつ分かりやすく回答することを意識しましょう。
聞かれたことに対して一度に回答するには、質問の意図を正しく把握し、論理的に回答することが大切です。
また、事前に聞かれそうなことを洗い出し回答を作成しておけば、的確に回答しやすくなります。
ミスは訂正できると考えて極端に恐れない

面接に苦手意識を持っている方は、ミスをしても訂正できるという心構えで面接に臨むのがおすすめです。
ミスを極端に恐れ「面接でミスをしてはいけない」と意識しすぎると、過度な緊張の原因になります。
緊張状態が原因でミスをしてしまい、それによってさらにミスを恐れる悪循環に陥ります。
そのため、ミスをしてしまっても後で訂正すればいいと意識することが大切です。
言葉に詰まってもゆっくりと話せばいいですし、質問の意図が分からなかったら聞き返しても問題ありません。
完璧主義に陥らず、ミスを恐れないようになれば自然と苦手意識も薄れます。
成功するイメージを持つ
面接の苦手意識を克服するには、成功イメージを強く持つことが大切です。
自分が面接を通過し、内定が決まった姿を強くイメージすることで、面接への不安や気負いをなくせます。
自分の中では内定が決まっているわけですから、面接にリラックスして臨むことが可能です。
イメージトレーニングは次のように行います。
- 椅子に深く腰掛けリラックスする
- 鼻から息を吸い口からゆっくり吐き出すのを何回か繰り返す
- 面接で面接官に高く評価される自分や、採用通知を受け取る自分をイメージして頭の中で思い描く
成功イメージはぼんやりと思い描くのではなく、リアルにイメージすることが大切です。
早口にならないよう落ち着いて話す
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面接が苦手な人は、面接本番で早口にならないよう落ち着いて話すことを意識しましょう。
面接では緊張してしまいますし、質問に対して「早く答えないといけない」という焦りもあり、早口になってしまいます。
本番の面接に挑むときは、意識的にゆっくりと話すことを心がけましょう。
ゆっくり話したからといって面接官の評価は下がりませんし、緊張している中では「少しゆっくりすぎるかな?」と思うくらいでちょうどいい速度の場合が多いです。
また、ゆっくり話すことで、考えをまとめる余裕が生まれるメリットもあります。
面接官に緊張していると伝える
どうしても面接で緊張してしまう方は、面接官に緊張している旨を伝えるのも手です。
あがり症であることを面接官に伝えることで、割り引いて評価してもらえるケースもあります。
面接官も、就活生が緊張していることは分かっているので、緊張している前提で対応してもらえます。
必要に応じて面接対策のプロの力を借りるのも手
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面接が苦手な人や面接対策が不足していると感じる方は、プロの力を借りるのもおすすめです。
面接練習のノウハウがあるプロを利用することで、効率良く面接の対策ができます。
ここでは、面接が苦手な方向けのサービスを紹介しています。
就職エージェントを活用する
面接が苦手な方は、就職エージェントを活用するのがおすすめです。
就職エージェントは、求職者に就職先を紹介し、紹介した企業に内定すれば企業からお金をもらうビジネスを行っている営利企業です。
就職エージェントは求職者が自社が紹介した企業に内定出来るように履歴書・ESの添削や面接の練習をしてくれる場合があります。
面接練習では担当のアドバイザーが面接相手になり、面接を行います。
通常、面接の終了後にフィードバックを行ってくれる他、「企業からどのように見えるか」を客観的に評価し問題点を指摘してくれるため、効率良く面接対策が可能です。
就活塾を活用する
有料でもいいからしっかりと面接の対策をしたい方には就活塾がおすすめです。
就活塾とは、就活中の学生に内定を取るためのノウハウを教える塾を指します。
自己分析や企業研究のやり方の指導、履歴書・ESの添削といったサービスを受けられます。
面接の練習も行っているので面接が苦手な方におすすめです。
面接時の受け答えやマナーを指導してくれる他、問題点の解決策を的確に指摘してくれるので、面接スキル向上に役立ちます。
また、模擬練習の場数をこなせるので、面接への自信を培うことが可能です。
面接後は振り返りをしよう
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面接に苦手意識がある方は、本番の面接後に振り返りをすることが大切です。
面接で上手く行かず苦手意識を持つのは仕方ないですが、何が問題だったかを振り返ることで次に活かせます。
振り返るべき項目例は次の通りです。
- 話し方は適切だったか
- 質問に対して意図に沿った回答ができていたか
- 表情や姿勢に問題はなかったか
上記の項目を振り返ることで、自分の問題点を把握でき、面接スキルを改善・向上するのに役立ちます。
なお、面接の振り返りは、面接当日のうちに済ませておきましょう。
翌日に持ち越すと面接の内容を忘れてしまい、面接に対する漠然とした苦手意識だけが残ることになりかねません。
当日のうちに面接を振り返り、メモやノートに記録するのがおすすめです。
このページのまとめ

面接が苦手な方は、苦手意識を持った原因を知ることが大切です。
原因を知ることで対処法が分かり、面接への苦手意識を克服するのに役立ちます。
この記事のまとめは次の通りです。
- 面接が苦手な原因はメンタル面とスキル面の2つに大別できる
- あがり症の人や完璧主義な人は面接への苦手意識を持ちやすい
- 面接への苦手意識を克服するには事前の練習や対策が必要
- 面接への恐れをなくし成功するイメージを強く持つことが大切
- 面接が苦手な人は就活エージェントや就活塾などプロを頼るのもおすすめ
面接への苦手意識を克服するには、模擬面接や一人練習で面接スキルを向上させることが大切です。
また、模擬面接の場数をこなすことで、面接への自信を持てます。
その他、過度な完璧主義は面接に苦手意識を持つ原因になるので注意が必要です。
多少のミスなら大きなマイナスにならないので、完璧を意識しすぎないようにしましょう。
面接の苦手意識を効率良く改善したい方は就活エージェントや就活塾を利用することで、面接のノウハウがあるプロが指導してくれます。
面接への苦手意識を克服し、就活を有利に進めましょう。最後に圧迫面接の対処法についてまとめているページを紹介しますので是非ご覧ください。