「ファイナンシャルアドバイザーって、ファイナンシャルプランナーとどう違うの?」
「実際、年収とかどれくらいなんだろう?」
「いつもどんな仕事してるんだろう、仕事内容によっては資格とか必要なのかな?」
そう思っている方も多いのではないでしょうか? 今回はファイナンシャルアドバイザーについてサクッと解説していきます!
この記事が「あなたがファイナンシャルアドバイザーになるにあたって今後やるべきこと」や「本当に自分がやりたいことなのか」を考える機会になれば嬉しいです!
この記事の登場人物
富田:理工学部の3年生。自己主張は苦手だが心根は優しい草食系男子。メーカーを志望して就活をしている。
白河:社会人3年目のヘッドハンター。ホワイトアカデミー在学中に内定をもらった東証一部の人材系企業で勤務。ホワイトアカデミーとは、特別講師という形で現在も付き合いが続いている。
ファイナンシャルアドバイザーとは
FAとFPの違いは?
こっちは個人向けに金融に関するアドバイスや相談に乗っているイメージかな。
一方で、ファイナンシャルアドバイザーは資産運用の提案に特化していて、金融商品を買うときの取次ぎ、購入後のフォローを行っているよ。
今持っているお金やこれから入るお金に対してどうやって資産を運用するか、何を買うべきかをアドバイスしてくれるよ。
あと、社長とかが企業買収を考えているのであればその相談に乗るなど、M&Aの案件に関わることもあるよ。
僕のイメージだと、ファイナンシャルアドバイザーは法人向けの場合にはM&A案件を担当したり、金融商品の提案を行ったりするね。
個人向けには金融商品の提案と収支の見直しやアドバイスをしてくれる感じかな~。
仕事内容
それぞれについて解説していくね。
仕事①資産運用の提案
FAとFPの違いでも話したように、あくまで資産運用に特化しているのがポイントだね。これは主に個人向けの仕事になるよ。
仕事②M&A案件に関する提案
例えば、どこかの社長が「企業を買収したい」っていうときにファイナンシャルアドバイザーがその社長に買収候補となる企業の提案を行うんだ。
具体的には、買収対象の企業の発掘、買収対象企業の評価とかかな。
その買収候補の企業をどれくらいの価格で、どんな条件で買うのがお得かをアドバイスするのも仕事だよ。
基本的にはファイナンシャルアドバイザーだけではなくて、それぞれの専門家(会計士、人事コンサル、法務関係など)を起用して本当に買収する価値があるかどうかを調査することが多いんだ。
気になる年収は?
<現役ファイナンシャル・アドバイザーの年収例>
398万円/入社1年目
582万円/入社2年目
838万円/入社5年目三井生命保険会社の事例
出典:エン転職より(https://employment.en-japan.com/desc_834786/)
求められる資格は?
転職だったら、営業経験があるといいかもね。前職が金融関係だとさらに良いかも。ただ、前職が金融関係以外だったら資格の勉強はしておいた方がいいね。
資格
①証券外務員資格
まずは、証券外務員資格を取ることが先決だと思うよ。金融商品取引法で定められている通り、証券外務員資格がないと販売できない証券があるんだ。
だから、銀行とかに入ると、必ず取得するように言われるんだ。それくらい大事な資格だよ。
自分が金融に興味があるっている証明にもつながるし。
②FP技能検定
③金融関係の営業経験があることこそが立派な”資格”
資格ではないけど、ファイナンシャルアドバイザーになるためには一番有利な”資格”だと思う。
ファイナンシャルアドバイザーになるんだったら、金融関係の営業を経験してから部署異動とかで変わればいいんじゃないかな~とも思うよ。
だけど、2017年をもってファイナンシャルアドバイザーの試験が廃止されて、現状ではファイナンシャルアドバイザーの試験はないよ。
ファイナンシャルアドバイザーになるためには?
①求人の確認
金融関係の企業で経験してからファイナンシャルアドバイザーになることも可能性としてはアリだよ。
ちなみに、ホワイトアカデミーには企業情報が豊富にあるため、どの会社があなたにとって適切か知りたい場合は講師に相談しておくことをお勧めします。
今なら無料相談会を行っているため、ご希望であれば下記のページからお申し込みください↓
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②資格の勉強
上記で説明した資格は最低限取っておくと企業からの評価も高いかもね。
まずは金融関係の仕事に就くべし
いかがでしたか? 今回はファイナンシャルアドバイザーについて解説しました。ファイナンシャルアドバイザーを志望するのであれば、まずは金融関係の仕事に就くことをオススメします。
資格の勉強も重要ですが、金融関係の仕事に就いているだけで有利に働くことは多いです。また、転職する際はしっかり企業研究を行いましょう。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。