技術職・開発職とは?向き不向きから平均年収まで徹底的にお伝えします!

「技術職・開発職って、聞いたことはあるけど、どういう仕事をするの?」

「興味はあるけど、自分に向いてるか分からないし、未経験なのに採用されるかな」

「そもそも年収いくらなの?」

と思ってはいませんか?

技術職や開発職、やりがいのありそうな仕事のように聞こえても、情報が無いと就職先として選びにくいですよね。

そこで、今回の記事では技術職・開発職について簡単に紹介していきたいと思います。

技術職・開発職への就職を考えている方は、まずは参考に読んでみることをお勧めします!

この記事を書いた人:「ホワイト企業への道」編集部

編集長の白河を筆頭に、「人材紹介会社や大学のキャリアセンターでは教えてくれない、就職活動の本当の情報」を書いていくライター集団。

人材紹介会社の不都合な真実を暴き、就活生・転職者のために役に立つ情報だけを徹底的に公開していく。

この記事の登場人物

富田:理工学部の3年生。自己主張は苦手だが心根は優しい草食系男子。メーカーを志望していて就活をしている。

佐藤先生:ホワイトアカデミー講師。現在、インフラ系IT企業にてSE(時々技術営業)として従事。 元々は営業志望だったが「自身が取り扱う商品やシステムについて知らなくては、そもそも営業ができないだろう」との思いと、手に職をつけたいという考えの持ち主。

技術職・開発職とは?

技術職について

理工学的な専門知識を用いてモノやシステムなどを作り出す(設計・開発・製造など)仕事それらの工程を管理する、いわゆるエンジニアと呼ばれる職業です。

技能職との違い

中には、技術職と技能職の違いが分からないという方もいらっしゃると思います。簡単に説明しますと、技能職は現場で実務に着くブルーカラー職業です。

技術職と異なり、専門的理工学の知識を必要としない、作業を中心とした仕事をする職業だと考えればよいでしょう。

開発職について

開発職は大きく商品開発、技術開発、研究開発の3つに分けることが出来ます。

  • 商品開発職・・・研究結果や知識を用いて、新しい製品の製作と既存の製品の改善などを構想し、商品を開発する職業です。
  • 技術開発職・・・研究・商品開発と実生産の中間に位置する職種です。上で紹介した技術職と同一視してもよいでしょう。
  • 研究開発職(R&D)・・・研究と開発の両方をする職業です。研究職は、実験などを通して既存のものより高度な技術や新しい分野について研究する職業と言えます。

これらの職業は製薬から電気・電子や機械、ITまでの多様な業界で必要とされます。

この様な仕事に向いてる人は?

では、どのような適性を持った人が技術職・開発職に向いていると言えるのでしょうか? 現在、SE職に勤めていらっしゃる、ホワイトアカデミー講師の佐藤先生(仮名)に質問をしてみました!

富田
はじめまして! メーカーで技術職・開発職の仕事に就くことを目指しています、早稲田大学3年生の富田と申します。
今回はインタビューに応じていただき、ありがとうございます!
佐藤先生
はい! こちらこそ、よろしくお願いいたします。
富田
早速ですが、現在勤めていらっしゃるお仕事について簡単に説明していただけますでしょうか?
佐藤先生
はい。私は、現在、インフラ系IT企業にてSE、時々、技術営業として従事しております。 元々は営業をやりたかったのですが、自身が取り扱う商品やシステムについて知らなくては、そもそも営業ができないだろうとの思いと、手に職をつけたいという考えから今の仕事をしています。
富田
なるほど、システムの設計や開発をするシステムエンジニア(SE)ですね! 詳しい話を聞けそうで楽しみです。(笑)

さて、インタビュー内容は「技術職・開発職はどのような人に向いているか」ですが、実は事前にあちこちで調べてみました! 私の考えた「必ず必要とされる能力」が合っているかの確認と、付け加えて知っておくべき内容を教えていただけたら幸いです。

技術職(技術開発職)の場合

富田
まずは、技術職についての質問です。私の考えとしては

  1. コスト面等での効率と質の向上や改善点の発見をするために、常に生産体制をチェックする「几帳面さ」
  2. 他部署と話し合い、必要な意見を取り入れる「コミュニケーション能力と判断力」
  3. 常に変わっていく、新しい技術や市場状況等について勉強しようとする「知的向上心」

の3つが必要だと思ったのですが、いかがでしょうか?

佐藤先生

素晴らしい見識をお持ちだと思います。

1.「几帳面さ」に関しては、特に必要とされます。 コスト面や作業効率もそうですが、ITの仕事においてはワンミスが大きな事故やビジネスにおける大きなマイナスポイントとなりますので、チェック力は大変重要な素質になります。実際に、機器に触れて感覚をつかむことや、仮想的な練習機器を作成してシステムの動きを確認することなど日常茶飯事で行っています。

2.「コミュニケーション能力と判断力」に関しても、重要なポイントとなります。 他部署を経由するような大きな事案に関しては、上長(所属するチームの長)を上手く巻き込むことで、より迅速に社内処理を進めることが可能です。これが出来る出来ないによって、サービス品質の良し悪しが決まるといっても過言ではありません。

3.そして、「勉強の機会」ですが非常に多いです。 おそらく、インフラエンジニアはIT系の中でも非常に勉強を迫られる職業かと感じます。技術進歩の速度や新技術のリリースが非常に速い点が、その理由となります。もちろん、様々なメディアで各メーカーの動向を探ったり、自身で技術フォーラム(展示会)に参加して最新の技術動向を体感することも重要となります。 

富田
なるほど、とても具体的で勉強になります! まとめると

  1. 大きな事故を起こさないために、小さなミスでも見逃さない「几帳面さ」
  2. より迅速な社内処理と、良いサービスの維持のための「コミュニケーション能力と判断力」
  3. 早い技術発展と市場動向の変化に追いつくための「知的向上心」

が働く上で重要だということですね。

開発職(研究・商品開発職)の場合

富田
次は開発職についてです! こちらも以下のように考えてみました。

  1. 新しい価値観や商品を生み出すための「発想力」
  2. 思考錯誤を繰り返してもくじけない「粘り強さ」
  3. チーム内でのやり取りのために重要な「コミュニケーション能力」

どうでしょうか?

佐藤先生
そうですね、若干付け加えますと

1.開発に関しては「発想力」が大切ではありますが、「観察力」が敏感な方が開発に向いていると考えます。 お客様がどのようなニーズを持っているかを詳細に把握し、それより良いものを完成させることが目標となります。そのため「観察力」という目配り・心配りが重要なカギになるかと思っています。 お客様が望むものを1から10までヒアリングし、その10を100にするために細部まで工夫が行き渡った成果物こそ、お客様の満足度を高めるモノとなると考えているからですお客様よりもお客様を見抜き、言わずともやってほしいことを叶えてくれる。 そんなモノを作れる人材こそ重要なキーマンになっていくのではないでしょうか。

2.おっしゃるとおり、「粘り強さ」は重要なポイントと言えるかと思います。 特に、完遂させる意思が強く、様々なことに対してアプローチの方法を思考できる方がより適性があると考えます。また、より効率的に開発するための環境づくりを行うなど、「几帳面さ」も重要になります。

3.「チームプレー」に関してですが、これはケースバイケースかと思います。 例えば、1つのシステムを自身で組み上げることもあれば、複数のシステムを総合するためにチームとして連携して働くこともあります。周りの環境としてフォローできる体制が組まれていたら才能を発揮しやすいですが、そうでなければコミュニケーション能力を発揮することも必要となります。

富田
具体例を出してくださって、とても理解しやすかったです! 結論としては

  • 顧客のニーズを顧客よりも見抜く「観察力」
  • 仕事を完遂する「粘り強さ」「几帳面さ」

が重要となり、「コミュニケーション能力」は場合によって必要となるということですね。

向いていない人は?

富田
以上が技術職・開発職で働くにあって必要とされる能力だったのですが、1つでも欠けている人は向いていないのでしょうか?
佐藤先生
開発においても技術職においても一定のコミュニケーション能力を求められるため、コミュニケーション能力を持たない方は、おすすめできません。 また、素直さや謙虚さを欠く方も、ミスを軽んじてしまう傾向にあるため、向いていないと考えられます。
富田
なるほど、「コミュニケーション能力」と「素直さ」に欠けている方には、向いていないってことですね。

文系や理系学部卒には厳しい?

富田
さて、今までは適性の話でしたが、それと関係なく文系や理系学部卒の方はは働きにくいですか?
佐藤先生

結果から申し上げますと、どちらでも大丈夫という回答になります。

なぜかというと、入社してから学ぶことのほうが断然多いため、理工系の方と文系の方のアドバンテージはそこまでないのが現状です。 個人的には、文系の方のほうがITは向いてると思います。 文系の方のほうがコミュニケーション能力が長けているように感じられるからです。 ITについては、勉強すればよいですが、コミュニケーション能力の向上は非常に大変ですし、いきなり向上するものでもないからです。 勉強すれば身につく技術+コミュニケーション能力を持った人材が後々花を咲かせるといった場合が多いです。

富田
おおお、自分も学部卒で就職しようと思っていたので、安心出来ます!(笑)
佐藤先生
就活までに様々な経験をされると思いますが、その経験で得たことを1つ1つ大切にインプットし、アウトプットの機会では存分にその能力を発揮することが大切ですね! より良い経験を積んでくださいね!
富田
ご親切な回答と最後のアドバイスまで、ありがとうございました! お陰様で、仕事の内容から向き不向きまで、とても良く分かるようになりました。お言葉の通り、今後の経験を大切にしていきます!

年収はどのくらい?

たぶん多くの方が気になるのではないかと思います。企業によって差はありますが、dodaのホームページに載っている資料を基に、技術職・開発職の平均年収を調べてみました。

お見せする資料は、dodaが2017年から2018の間に調査した、比較的新しいものです。

職種別平均年収

これは、技術系の中でも電気・電子・機械関連の職種の平均年収です。  技術系(電気・電子・機械)全体の平均年収は467万円であり、職種分類10種類のうち、「専門職」と「企画・管理系」に続く3位でした。

具体的には、「プロセスエンジニア」の平均年収が487万円、「生産技術・機械設計」の平均年収は483万円、「先行開発・製品企画」の平均年収は574万円などの情報が載っていました。

続いて、IT・通信関連の技術系職種の平均年収です。技術系(電気・電子・機械)全体の平均年収は456万円であり、これは「 技術系(電気・電子・機械)全体」の平均年収に続く4位でした。年齢別でみると30代からは「技術系(電気・電子・機械)」の平均年収を超えていますね。

具体的には、「システム開発・運用」の平均年収が585万円、「研究開発」の平均年収は533万円などの情報が載っていました。

最後に、製薬・食品・化学関連の技術系職種の平均年収です。他の技術系の職種よりは年収が少ないように見えますが、全職種と比較すると平均ぐらいだと考えてよいと思います。

具体的には「研究」の平均年収が481万円、「研究開発」の平均年収が470万円でした。

同じ技術系でも職種ごとに平均年収は異なり、その中でも技術職・開発職は年収面では平均よりもよい待遇を受けていることが分かります

(この調査では、職種がかなり細かく分けられていたため、小分類ごとの平均年収はホームページで確認することをお勧めします。)

出典:https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/

年代別の平均年収

続いて、上記と同様のdodaの調査からの、技術系職種の年代別平均年収情報です。

20代

技術系(IT/通信)     368万円

技術系(電気/電子/機械)    379万円

技術系(メディカル/化学/食品)      340万円

30代

技術系(IT/通信)     500万円

技術系(電気/電子/機械)    498万円

技術系(メディカル/化学/食品)      431万円

40代

技術系(IT/通信)     600万円

技術系(電気/電子/機械)    573万円

技術系(メディカル/化学/食品)      487万円

50代以上

技術系(IT/通信)     716万円

技術系(電気/電子/機械)    712万円

技術系(メディカル/化学/食品)      598万円

となります。

どの職業も歳によって年収が異なります。しかし、「技術職・開発職」は経験値からなるノウハウが、他の職種よりも重要視され、年齢に比例して上がる年収の幅が大きいことが資料から分かります。その分、学習欲が強い人には働きがいのある仕事になるかも知れませんね。

まとめ

最後に、長かった今回の記事のまとめです!

技術職とは、設計・開発・製造とその工程を管理する職種です。

開発職は商品開発、技術開発、研究開発の3つに分けられ、それぞれ開発を担当する職種です。

そして、実際にSE職に勤めていらっしゃる方のインタビューから

技術職の仕事内容上、「几帳面さ」と「コミュニケーション能力」、「知的向上心」のある方が向いており、

開発職の仕事には「観察力」と「粘り強さ」、「几帳面さ」が必要とされることが分かりました。

そして、結局入社後に勉強する量も多いので、仕事に関する知識よりは適性との向き不向きを考慮することが重要だそうです。

技術系の平均年収は、他職種と比べて高い方に属し、専門性とノウハウが問われるため、年齢に応じて年収が大きい幅で上がることが分かりました。

以上が、多くの方が、技術職・開発職について知りたかった内容のまとめでした!

この記事を読んで、「技術職・開発職に興味を持つようになった方」「より自分に向いた職種を探したい方」に、

ホワイト企業内定率No.1の就活スクール「ホワイトアカデミー」の無料相談会へ行ってみることをお勧めします!

皆さんが、自分に向いた仕事を探し、狙っている企業で働くことができるよう祈ります。

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投稿:2018.12.15 | 最終更新:2019.05.23

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