- 就活やインターンで女性はどんな身だしなみで臨むといいの?
- 面接で印象をよくする見た目ポイントを知りたい!
このように女性の就活での身だしなみにお悩みの方も多いのではないでしょうか? そこで今回は就活でのベストな服装や髪型、チェック項目の女性編を解説していきます。
身だしなみのポイントをクリアし、自信を持って就活に臨めるようにしていきましょう。
数学検定1級保持者で東京大学工学部卒にもかかわらず、自身の就活に失敗し就職留年した経験から企業の人材戦略の道へ。
新卒の学生が一流企業に内定するための独自の方法論と、3年後離職率・OpenWorkでの評価・帝国データバンクの評点を用いた客観的視点から日夜ホワイト企業を研究。
研究内容を自社メディアで掲載したところ、就活生や親御様の間で話題となり、月間で35万PVを達成した。
現在も、塾生がカリキュラムを消化したものの、ホワイト企業の内定を1社も得られなければ授業料を全額返金という方針で、上位大学だけでなく、全国幅広い大学の学生の就活指導を行なっている。
「就職浪人からANAグループに内定した! 」「留年すれすれから日本IBMに内定! 」「指導を受けた次の日から大手企業の面接で落ちなくなった! 」など、喜びの声多数。
著書に「子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法」(日経BP社)がある。
目次
企業は就活生の身だしなみを評価しているのか?
結論から申し上げますと、就活生の身だしなみはマナーとして評価されます。
したがって身だしなみに気を付けるとよいのです。 ここからは就活生の身だしなみのどのようなポイントを企業は評価するか解説していきます。
身だしなみは評価に影響する
化粧品メーカー、株式会社マンダムの採用担当者に行った調査によると、就活生の見だしなみが評価に影響する割合は93.2%という結果が出ています。
予想以上に高い影響力ではありませんでしたか? しかし理由は簡単。一人の社会人として相手に与える第一印象を身だしなみから判断しているからです。
入社させるにふさわしいビジネスの考え方を持った就活生か、ごまかされることなく分かります。
参照元: PR TIMES 身だしなみは選考に影響
清潔感が重視されている
先述の調査でも就活生の身だしなみに求めるポイント第一位は清潔感。なかでも「髪型」「服装」が清潔感を判断するポイントとして回答した採用担当者は7割超えです。
身だしなみから見える清潔感は日常生活でも大切ですがビジネスにおいては企業内や取引先での評価につながるため、さらに重要度は増してきます。
清潔感がないとマイナスにしかなりませんが、清潔感があると仕事ができる人物、信頼できるといったプラスのイメージにもなります。
印象を良くする身だしなみの要素
では早速、就活で身だしなみをよくするために大切な4つの要素について解説していきます。 女性男性問わず、就活生には必須の項目です。
清潔感がある
もうお分かりの通り、好印象には清潔感が最重要マナーです。
ビジネスの場面で不潔で接する相手がどう感じるかに配慮がない人は、相手に不快な印象を与え、信頼を失う可能性すらあります。
- 「自分が相手へ与える印象に無頓着」
- 「相手のことを考えられない」
- 「取引先・顧客の立場に立てない」
- 「自分視点で一緒に仕事できない」
とマイナスにつながります。
清潔感をチェックするには鏡を見て、ゴミやフケが付いていないか、スーツにしわやしみがないかを確認しましょう。
フレッシュ感がある
就活生の特徴はフレッシュ感。就活生のみが出せる特権は十分に発揮しましょう。 フレッシュ感とは元気・明るさ・若々しさです。
フレッシュな様子は誰が見ても気分がよく、印象もよくなります。就活生の元気は可愛げにもつながり、面接のときなども好感度を与えます。
目の下にクマがあったり血色が悪かったりするとフレッシュ感は失われNGです。女性はメイクでカバーしフレッシュ感ある身だしなみに整えましょう。
健康的である
健康的であるかも就活生のよい印象に欠かせません。
病気や寝不足、二日酔いなどで面接に来られても、元気がない印象を与えるだけで担当者も採用したいと思いませんよね。就活生の特徴であるフレッシュ感の微塵もないです。
不健康な身だしなみはマイナス評価になりますので、面接の数日前から健康状態に気を付けましょう。
TPOに合った服装をしている
ビジネスではTPO(時間・場所・目的)に合わせた服装をしましょう。
その場にあった服装をしていないとTPOが分かっていない、と判断され就活で不利になります。 就活生でTPOを考慮する場面は、面接・インターン・OBOG訪問です。
面接で服装を指定されない場合は基本的にリクルートスーツを着用。面接でも私服指定の場合、インターンのときはリクルートスーツではなくオフィスカジュアルに服装を変えます。
場面に応じた服装ができる就活生はよい印象を与えますよ。
【女性編】就活中の身だしなみのポイント
今まで女性男性関係なく、印象の良い就活生の身だしなみについてみてきました。
ここからは就活女性編として、どのような身だしなみが適切なのかを解説していきます。
前提となる考え方は、かわいいおしゃれな女性と思われることではありません。就活生共通のポイントである清潔感・フレッシュ感・健康的・TPOに合った服装ができるか、です。
メイク
健康的で清潔感のある就活用メイクにします。年の離れた採用担当者でも好感を持つようなナチュラルメイクです。イメージしやすいのは女子アナでしょうか。
ナチュラルメイクとは言ってもただ薄くすればよいのではなく、イキイキした血色感やクマ・くすみのない健康的な肌に仕上げます。
就活用メイクの目的は女性を華やかに見せるものではないので、つけまつげ・キラキラつやアイシャドー・濃い色は避けましょう。
また業種によって求められる人物像が違うので、イメージに合わせて女性のメイクも変えていきます。
航空・ファッションなど華やかな業界では基本の就活メイクより少し華やかに、金融・公務員のような堅実さが求められる業界ではカラーを控えめに、眉をキリリと描くと真面目な女性を印象づけることができます。
髪型
髪型から清潔感が評価されるのでポイントは押さえておきましょう。 女性の髪の長さに有利不利はありません。どの髪型でも共通している項目を以下に記載します。
- 前髪で眉を隠さず、耳も出して顔・表情がはっきり見えるようにする
- 面接でお辞儀をする時、髪が落ちてこないようにする
- 派手なパーマは控える
- 黒髪が好ましいが、業界により異なるのでTPOに合わせる
- 面接前に髪型が乱れていないかチェックする
- 前髪は斜めに流す
次に就活における女性の髪型のポイントを長さ別に解説します。
ショート
フレッシュ・活発・行動的な女性の印象を与えます。 女性にも刈り上げが人気ですが就活向きではないため避けましょう。
前髪ありショートはカジュアルな雰囲気もあるので、整髪料で斜め分けするとビジネスらしい落ち着いた印象を演出できます。整髪料が難しい場合は、ヘアピンを使って分けていきます。
また、お辞儀をしたときに髪が落ちてきたり顔にかかったりしないよう、サイドの髪も整髪料やヘアピンでまとめましょう。
ボブ
セット次第で知的にも可愛くも見える髪型です。就活では知的な女性の印象を狙いましょう。
お辞儀をする時に耳にかけたサイドの髪が落ちてこないように、整髪料やヘアピンでまとめます。
ボブの長さは後ろで一つ結びできないので、髪の広がりを防ぐためにもヘアオイル・整髪料で髪を落ち着けると知的な印象になります。
ミディアム
女性にも男性にも受ける髪型です。
ミディアムヘアは髪を一つに結んだりハーフアップにしたりできるので顔をはっきり出せるのが利点。
ただ、結べばいいからとセットが緩い場合はだらしない女性の印象になってしまいます。整髪料を使用すると髪のまとまりがよくなり、きちんとした印象になります。
ロング
ロングヘアは耳より低い位置でタイトに一つ結ぶことで落ち着いた女性の印象を与えます。
結ばないままだったり、結んでも高い位置だったりすると普段っぽく、きちんとした就活らしさがないのでNG。
ロングの場合も結んだ後ろの髪が広がってだらしなく見えないように、まとまりのよい髪に仕上げます。
一つ結び以外でも、低い位置で作るタイトなお団子にするのもよいでしょう。注意点はピンが見えないようにすること、ボサボサではないまとまりあるお団子に仕上げることです。
カラーコンタクト
基本的にカラコンは控えます。 より印象的な目を演出できて可愛く見えるからと日頃使用されている女性も多いですよね。
しかしここは就活の場。そして相手は年齢が離れているかもしれない採用担当者です。
相手によっては「面接なのにカラコン?」「不自然で身だしなみがなっていない」と身だしなみで評価を落とす可能性があります。
三白眼が悩みで印象を和らげるためカラコンを付けているなど、どうしてもカラコンを付ける理由がある場合は黒や茶色のサークルレンズが自然です。
こちらの記事でも詳しく解説していますのでご覧下さい。
爪
マニキュアをする場合は透明や淡いピンク・ベージュなどの目立ちにくいものにしましょう。就活なのでネイルアートやジェルネイル・つけ爪はNGです。
清潔感が表れる指先は、書類を渡す時、面接で手を前に組む時など意外と見られている身だしなみポイントです。
冷え性の女性だと寒い冬場は血行が悪くなり爪がむらさき色になる人もいて、不健康に見えます。その場合は、血色感を出せる淡いピンクのマニキュアが役に立ちます。
【女性編】就活中の服装のポイント
就活ではどのような服装が女性に適切なのでしょうか。ここからは就活での服装のポイント、女性編を解説していきます。
スーツ
リクルートスーツは自分の体に合ったものを選びましょう。動きやすいですし、見た目もスッキリ美しくなります。
サイズが合っていないと野暮ったく不自然な印象になります。 色は黒・濃紺が落ち着いた印象を与えるので望ましいです。
また、就活で女性はスカート・パンツどちらでも有利不利はないので好きな方を着用します。後述しますが、スカートの丈は立っているときに膝が半分隠れる程度のものがよいでしょう。
自分で見て分からない場合は就活スーツ店で客観的に見てもらいアドバイスを受けるのがおすすめです。
ブラウス
就活ブラウスは清潔感が出る無地の白がよいでしょう。 襟型はレギュラーカラー・スキッパーカラーの2種類がありそれぞれ違った印象を演出できます。
レギュラーカラーは、シンプルな型で襟がしまっているもの。襟がジャケットの内側に収まるので業界問わず使用でき、落ち着いた真面目な女性の印象を与えます。
スキッパーカラーは襟が開いた型で活動的・明るい女性の印象に。顔回りをスッキリ見せたい人には最適です。 面接を受ける業界に合わせて変えるのもいいですね。
どちらの就活ブラウスでもボタンはすべて留めるようにして下さい。
インナー
インナーは光の加減やふとした時に見えがちです。特にレース生地やカラフルなインナーは透けるので就活に好ましくありません。就活の時は無地のベージュ系を選ぶと安心です。
また、色や素材に気をつけていてもスーツから見えるとだらしない印象になります。ブラウスやスーツから見えていないか、着用後と面接前に身だしなみチェックしておきましょう。
腕時計
普段はスマホで時間を確認している人も就活中は腕時計をするようにしましょう。面接中に時間が気になった時、スマホを取り出すわけにはいきません。
就活中の腕時計は時間を確認できればよく、シンプルでビジネスにふさわしいものを選びます。大きめの腕時計はカジュアルな印象になるので就活中は控えます。
スマートウォッチの使用は面接を受ける社風に合わせましょう。通知はオフにし音・光に気を付けて下さい。
かばん
就活カバンはA4サイズの書類・クリアファイルが入るビジネス用にしましょう。色は黒が無難です。就活用なので雨の日も気にせず使える合成皮革やナイロン素材で十分です。
実用的に書類の出し入れがしやすく、床においても倒れない直立するタイプを選びます。こちらですと書類を就活カバンから取り出す時もスマートな印象です。
就活用の常備グッズもあるので、こまごましたものも整理しやすいポケット付き・マチがあるものが頼りになります。
ストッキング
就活では肌の色に近いナチュラルな色のストッキングを選びます。色が合っていないと全身でみたときに浮いた印象になってしまいます。
また、普段履かないからといって女性が生足で就活するのはNG。カジュアルな印象になり就活で女性の身だしなみにふさわしくありません。
ストッキングは伝線することもあるので就活カバンに予備のストッキングを入れておくと安心です。
靴
就活の靴は黒のシンプルなパンプスでヒールが3~5cmあるものがよいでしょう。
フラットシューズだとカジュアルな印象になります。反対に高いヒールは華やかで派手な女性の印象を与え、就活の服装にはNGです。
ヒールに慣れていない人は、クッション性のあるストラップ付パンプスにすると疲れにくく歩いているときに靴が脱げずに安定します。
それでも苦手な人は会場に着くまでフラットシューズを履いておき、履き替えるのもひとつです。靴は必ず店頭で試し履きして購入しましょう。
コート・マフラー
スーツの色に合う、落ち着いた色を選びます。コートはトレンチコートで黒や濃紺、ベージュ、長さは膝丈程度がスーツとのバランスがよく見えます。
ダウンジャケットはカジュアルな印象になる上、脱いだときに嵩張るので就活時は控える方がよいでしょう。マフラーも派手な色は避けます。
また、コート・マフラーは建物に入る前に取って、スーツだけの状態で建物に入りましょう。
アクセサリー
基本的にアクセサリーは付けない方がよいです。どうしても付けたい場合は、派手ではなく目立たないものにします。
ネックレスやブレスレットの場合、面接中にふと見えることがあるので鏡で確認しておきましょう。
面接中はアクセサリーを外しておいて面接が終わってから付けることもできますよ。
ベルトなど小物類
パンツスーツの場合ベルトを着用することもあります。ベルトは黒・濃茶などスーツの色に合うもの、派手なデザインではないものを選びます。
ベルトの金具が大きかったり柄が入っていたりすると就活の服装にはふさわしくありません。小ぶりなシルバー金具で無地のシンプルなものが好ましいでしょう。
就活の服装についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
プロが教える就活スーツ・アイテムの正しい選び方
シーン別の身だしなみ
就活時はTPOに合わせた服装が重要です。ここからは就活の主な3つのシーン別に合った女性の身だしなみを解説します。
企業説明会・面接
リクルートスーツを着て行くべきです。企業説明会と面接は就活のメインとなるシーン。就活における服装の基本であるリクルートスーツを崩すことなく着て臨みましょう。
OB訪問
OGOB訪問時はどこで会うかで服装を変えます。社内で会う場合はリクルートスーツ、社外で会う場合はリクルートスーツ、もしくはオフィスカジュアルで行きましょう。
インターンシップ
インターンシップ先の企業の社風に服装を合わせます。社員全員がスーツで働いているような企業であればリクルートスーツを着ます。
そうではない場合はオフィスカジュアルで問題ありません。TPOに合わせましょう。
就活でカバンに入れておきたい身だしなみ用グッズ
面接などの大事な場面では身だしなみは整えておくべきですね。しかし、予期せぬアクシデントで身だしなみが乱れてしまう可能性もあります。
そんな時に慌てなくていいように就活カバンに身だしなみグッズを常備しておくと安心です。就活女子がカバンに入れておくとよい身だしなみグッズを解説します。
手鏡
いつでも身だしなみをチェックできるように手鏡は入れておきましょう。ファンデーションケースの鏡でも代用可。
万が一ない場合は、スマホのカメラ機能も活用できます。いずれにしても汚れや指紋がないきれいな状態でメイクや身だしなみを確認してください。
口臭ケアグッズ
忙しい就活女子は食後に面接に行くこともあるでしょう。バッグに歯磨きセットやマウスウォッシュ、ミントタブレットを入れておくと食後でも安心です。
マスクをしているとはいえ、自分では気付きにくいポイント。エチケットとして面接前にはケアしておきましょう。
制汗グッズ
就活時期は暑い時期になることも多いですね。また緊張による汗も出ます。
制汗剤やボディシートを就活カバンにいれておくと気になる汗にも安心ですので、身だしなみ対策に準備しておきましょう。
エチケットブラシ
エチケットブラシとは、衣服のほこりや頭皮のフケをサッと拭いて取り除ける小型のブラシです。
黒のリクルートスーツにゴミが付いていると目立ってしまうので、いつでも身だしなみを整えられるように就活カバンに入れておくと便利です。面接前に活用しましょう。
予備のストッキング
ストッキングはいつ伝線するか引っ掛けるか分かりません。穴が開いてしまうと身だしなみも気になってしまいます。
安心のため、女性はストッキングの予備1つ持っておくと便利です。
身だしなみで損をしないためのチェック項目
就活で女性がするべき身だしなみについて解説しました。これからはご自身の身だしなみを確認していきましょう。
就活時・面接時にもチェックできるようコピーやスクショをしておくと安心です。
服装についてのチェック項目
- スーツ・ブラウスにシワがないか
- ゴミはついていないか
- 肩にフケが付いていないか
- ボタンはすべて留めているか
- スーツ・ブラウスからインナーは見えていないか
- ストッキングに穴や伝線はないか
- 靴に傷や汚れ、ヒールのすり減りはないか
- 小物類はシンプルでビジネスらしいか
- スマートウォッチの通知はオフか
- TPOに合った服装か
髪型についてのチェック項目
- 清潔感はあるか
- フケはないか
- 寝癖はないか
- 眉・耳・顔は髪で隠れず見えているか
- お辞儀しても髪が落ちてこないか
- 前髪は斜めに流れているか
- 髪は広がらずまとまっているか
- ロングヘアは耳より低い位置でひとつに結んでいるか
- 結びはゆるくないか
- ヘアピンは目立っていないか
化粧についてのチェック項目
- 健康的に見えるメイクか
- 血色感はあるか
- クマ・くすみはカバーできているか
- 目がイキイキして見えるか
- 今日行く業界に合ったメイクか
- 色が濃くなっていないか
- ファンデーションは塗りすぎていないか
- 眉は消えていないか
- 離れて見ても自然な印象か
- メイク崩れはないか
その他のチェック項目
- 歯を磨いたか
- 汗対策をしたか
- マスクにメイクや汚れは付いていないか
- 不快なニオイは付いていないか
- 全身の身だしなみチェックは済ませたか
- 健康的・フレッシュな印象が出ているか
- 顔のストレッチをすませ元気な笑顔になっているか
- 姿勢はまっすぐで服にシワを作っていないか
- 携帯電話の電源を切ったか
- 書類・小物はカバンから見えていないか
就活女子の身だしなみ・服装のマナーに関するQ&A
では「就活女子の身だしなみ・服装のマナー」でよくある疑問について解説していきます。
あなただけではなく女性みんなが知りたい疑問です。女性の身だしなみの正解を知ると安心して就活に臨めますね。
「服装自由」と言われたら?
先述した「シーン別の身だしなみ」を再確認してみましょう。
TPOに合わせ、企業説明会・面接であればリクルートスーツ、OG・OB訪問は社内ならリクルートスーツ、社外ならリクルートスーツ、またはオフィスカジュアルでしたね。
インターンの場合は社風に合わせ、社員全員がスーツならリクルートスーツを、オフィスカジュアルなら自分もオフィスカジュアルに服装を変えます。
夏場の面接もスーツスタイルで行くべき?
就活の場ですので夏場の面接もスーツスタイルです。
暑い時期にジャケット着用はつらいですが、ジャケットは会社に着く前に着用すればよいので会社に着くまでは脱いでいても問題ありません。
それでも夏場にジャケット着用がきびしい女性は夏用のスーツもあるので検討してみるのもいいでしょう。
冬場の面接時のコートは?
寒い冬場はコートを着ているので面接会場でも着ていてよいか気になりますよね。コートは会社までは着ていき会社に着いたら脱いでスーツの状態で入りましょう。
マフラーも同様です。その際コートの取り扱い方にも注意して下さい。身だしなみとして、ただコートを脱いて手に持ったままにせず裏地を出してきれいにたたんで持ちます。
採用担当者や社内の人が見ても、丁寧できちんとした身だしなみの就活生とよい印象を与えますよ。
髪は染めても大丈夫?
大丈夫かどうかは受ける業界や企業によります。
大前提として就活では黒髪がベストです。黒髪で悪い印象を与える事は基本的にはありません。
しかし、どうしても髪を染めたまま就活をしたいのでしたら明るすぎない茶色にしましょう。受ける業界によっては問題にならない事があります。
目安としては地毛に近い茶色~目の色より1トーン明るい茶色です。また就活時の髪色は業界によっても印象が異なります。
アパレルやベンチャーなど女性の髪色に厳しくない業界もあるので、自分が受ける業界の社風をチェックしておくとよいでしょう。
スカートの丈と形はどうすればよいの?
女性用就活スーツのスカートは丈も形も数種類ありますが、立っている時にひざが半分隠れるくらいのセミタイトか台形のスカートを選ぶとよいでしょう。
このサイズ感ですと活動的な女性の印象を与え、面接で椅子に座った時にも膝が見えるのが5cm内程度になります。
セミタイトのスカートはタイトではないので動きやすく、着ていても余裕があります。
どちらの形も落ち着いた印象なので就活には適していますが、まずは試着して自分に合うほうを選びましょう。
ショートとロングで有利なのはどっち?
女性は髪の長さで有利不利はありません。ショートでもロングでもポイントとなるのは清潔感です。
先述のとおり、ショートの場合はお辞儀した時に髪が顔にかからないようにして、ロングの場合はひとつにまとめましょう。
顔回りがはっきり出ていると清潔感や明るい女性の印象にもつながり、慣れない就活スーツを着た時も似合うように見えてきます。長さより清潔感で有利になりましょう。
ジャケットのボタンはいくつとめるべき?
ジャケットのボタンは全部留めましょう。崩さずきちんと着こなすのが就活の服装です。ジャケットのボタンは2つと3つがありますが、基本的なのは2つボタンです。
まずは就活ブラウスを着た状態で2つボタン、3つボタンのジャケットを試着してみましょう。
ボタンを全部留めて椅子に座った時、ジャケットのVゾーン部分が浮いて開かず、苦しくない、見た目もスッキリしている方を選ぶのが第一。
もし2つボタンでVゾーン部分が浮いて開いた場合は3つボタンを選ぶサインです。
このページのまとめ
今回は就活での身だしなみ女性編を解説していきました。いかがでしたでしょうか?就活女子ならではの身だしなみの疑問がもう解消されましたよね。
就活は見た目ではなく100%中身で勝負したいところですが、ビジネスでは身だしなみ・服装が重要視されます。就活生の身だしなみは少し気を付けるだけで採用担当者からの評価につながるのがポイント。
今回の記事を参考に、社会人として信頼される就活女子になりましょう。
では最後に「就活での身だしなみ女性編」の要点をまとめます。
- 企業の93.2%が身だしなみから就活生を評価している
- 清潔感・フレッシュ感・健康的が身だしなみ評価のポイント
- 服装はTPO・社風に合わせる
- メイク・服装は落ち着いた印象にする
- カラコン・茶髪OKかは業界で異なる
- 髪型・スカートかパンツかに有利不利はない
- 前髪は斜めに流しロングヘアはまとめる
正しい身だしなみ・服装は就活の基本です。基本を実行し、自信を持って就活に臨んで下さい。
「就活での身だしなみ女性編」の記事を通して、あなたの就活が身だしなみから成功するように応援しています!