ESでよく質問される志望動機や自己PR などへの回答例をまとめました。
実は、同じアルバイトの経験を書いても、落ちるESと受かるESにはある決定的な違いがあります。
その分かれ目は何なのかを解説していきます。
また、この記事ではESを郵送する際のポイントもご紹介します。
封筒の書き方、写真の撮り方、メールアドレスや学歴の書き方などをまとめましたので、参考にしてみてください。
編集長の白河を筆頭に、「人材紹介会社や大学のキャリアセンターでは教えてくれない、就職活動の本当の情報」を書いていくライター集団。
人材紹介会社の不都合な真実を暴き、就活生・転職者のために役に立つ情報だけを徹底的に公開していく。
履歴書との違い
(出典:https://matcher.jp/dictionary/articles/186)
履歴書は一般的な情報をコンパクトに聞く書類で、質問項目は志望動機、自己PR、趣味・特技などです。
質問項目のスペースが大きくありませんので、伝えたい情報を絞って記入しなければなりません。
ESは企業が知りたい情報を深く聞く書類で、学生の人柄について面接前に知っておくために独自の質問項目が設けられます。
学生からすると企業に自分を売り込む企画書のようなもので、履歴書より豊富な情報量を企業に伝えることができます。
用紙に直接記入し郵送する場合とWEB上でフォームに入力する場合があります。
課す目的
企業は、自社への志望度が高い学生だけにインターンに参加して欲しいので、面接では、自社をどの程度志望しているか、どのような人物で、自社でどのように活躍してくれそうかなどを深く掘り下げます。
ESは、その際に具体的な話を聞きだすきっかけとして使用されます。企業は、自社に対する思いが感じられるESを選考しています。
ポイント
ESは、企業に対して、あなたの履歴、資格、自己PR、志望動機などを伝えるためのもので、ビジネスにおけるあなたという人材を端的に示すものです。
ESには、あなたについての情報が読みやすく、網羅的に記載されている必要があります。限られた文字数で、あなたをいかに分かりやすく魅力的に売り込めるかが重要です。
自己PRに関する質問
自己PRは、学生の能力を知り、インターンに参加した場合、ひいては企業に入社した場合に活躍してくれる人材なのか判断するために、ほぼ必ず聞かれます。
自分はインターンで活躍できる学生だとしっかりアピールしましょう。以下に、よく聞かれることをまとめました。
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志望動機に関する質問
志望動機は、インターンの内容や企業自体に対する熱意を確かめるために、よく聞かれます。
インターンは、良い人材と早く接点を持ち、後に自社の本選考を受けてもらうために開催するので、本選考にエントリーしてくれる可能性の高い人に参加してほしいと企業は考えています。
興味を持った理由や志望につながった体験をもとに、なぜその業界・企業を志望するかを明確にして書き始めましょう。
また、企業研究を通して、インターンを開催している企業の行っている事業や社風を知っておく必要があります。以下に、よく聞かれることをまとめました。
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思考性に関する質問
地頭や考え方を問う質問も聞かれることがあります。以下、いくつかの例をご紹介します。
最近気になるニュース
この質問は社会・業界への関心度を測るための質問です。そのニュースに興味を持った背景や、あなたが分析したことを書きましょう。
今後、その企業や業界が担う役割
ビジネスセンスが問われます。企業・業界研究を元に、社会動向を踏まえてあなたの考えを書きましょう。
趣味・特技
あなたが趣味を通して得ているもの・どんなことに興味がわくのかを把握するための質問です。
なぜその趣味を持ったのか、その中でどのような点に一番心が動くのか、自分がどのように変化・成長したかを書き、個性をアピールしましょう。
自身が考えるリーダー像
リーダーには立場的なものと能力的なものがあります。あなたのこれまでのリーダー経験を元に書きましょう。
書き方
用紙に直接記入する場合のESの作り方をご紹介します。
印鑑
シャチハタは使わないようにしましょう。必要事項を書き始める前に押します。
筆記具
黒色のボールペンか万年筆を使いましょう。消せるペンや修正液は使ってはいけません。
記入欄
空欄にせず、枠からはみ出さないように書きましょう。
文字
誤字脱字に注意し、略字で書かず丁寧に書きましょう。
日付・生年月日・年齢
応募書類全体で西暦か元号表記かを統一しましょう。提出日の日付と提出時の年齢を記入します。
振り仮名
「ふりがな」と書かれていたら平仮名で、「フリガナ」と書かれていたら片仮名で記入しましょう。
住所
都道府県やマンション名も記入しましょう。
電話番号
スマートフォンの電話番号を記入しましょう。
学歴
中学校入学から大学卒業見込みの年度まで、学校名を正式名称で記入しましょう。
職歴
アルバイトではなく正社員として勤務した経験を記入しましょう。
写真
清潔感がある服装で、好印象を与える表情のものを使いましょう。裏面に大学名と氏名を記入し、必要事項を全て記入してから貼ります。
ESが完成したら面接準備のためにコピーをとりましょう。
郵送方法
送付状
封筒には送付状を同封します。下の書き方を参考にしてください。
封筒
内容物を折らずに送れる封筒を使いましょう。角形2号(角2)の封筒なら、A4用紙がそのまま入ります。また、白色で中身が透けないものを選びましょう。
筆記具
雨などで滲まないものを使いましょう。
表面
(出典:https://job.rikunabi.com/contents/entrysheet/3567/)
「応募書類在中」と左下に書きましょう。文字は囲まなくても構いませんが、囲む場合は定規を当てて線を引きます。切手は絵柄が派手なものを避け、送料に合うもの1枚を使います。
宛先
改行しても構わないので、略さずにアルファベットも含めて縦書きしましょう。
宛名
宛先より大きく書きましょう。宛名は封筒の中央に書くのが理想ですが、宛先を右半分に収めるのが難しいときは中央を挟んで宛先と宛名を書きます。宛先が個人の場合は氏名の下に「様」を、企業や部署宛てに送る場合は「御中」を使います。例)「人事部御中」「人事部インターンシップご担当者様」
差出人
宛先より少し小さく書きましょう。封筒の中央の線を挟んで住所と名前を大学名・学部名・学科名も含め略さずに縦書きします。
裏面
(出典:https://job.rikunabi.com/contents/entrysheet/3567/)
左端に日付を書き、のりでしっかり封をして「〆」や「封」と書きましょう。
準備する秘策
以上がESの準備方法になります。
インターンシップでの自己PRや志望動機の書き方、そして郵送の方法まで一思いに解説したつもりです。
しかし、自己PRや志望動機に始まり、これらを全て1人で完璧にするのはかなり難しいと感じたのではないでしょうか?
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