就活がだるいと感じる5つの要因とモチベーションを上げる方法を解説

先行きの見えない不安に思わず頭を抱える女性

面倒臭いことが多過ぎて「就活だるい!」と気が狂いそうになる気持ちはよく分かりますが、就職して働かないとやっていけないのもまた現実です。

この記事では、面倒臭いプロセスをスキップし就活を効率的に終わらせる方法について解説しますので、ぜひこの記事を読んでだるさを吹き飛ばしてくださいね!

この記事を書いた人:竹内健登

竹内校長の写真就活塾ホワイトアカデミー校長。デロイトトーマツグループの人材戦略コンサルタントを経て現在は就活コンサルタントとして活躍。

数学検定1級保持者で東京大学工学部卒にもかかわらず、自身の就活に失敗し就職留年した経験から企業の人材戦略の道へ。

新卒の学生が一流企業に内定するための独自の方法論と、3年後離職率・OpenWorkでの評価・帝国データバンクの評点を用いた客観的視点から日夜ホワイト企業を研究。

子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法研究内容を自社メディアで掲載したところ、就活生や親御様の間で話題となり、月間で35万PVを達成した。

現在も、塾生がカリキュラムを消化したものの、ホワイト企業の内定を1社も得られなければ授業料を全額返金という方針で、上位大学だけでなく、全国幅広い大学の学生の就活指導を行なっている。

「就職浪人からANAグループに内定した! 」「留年すれすれから日本IBMに内定! 」「指導を受けた次の日から大手企業の面接で落ちなくなった! 」など、喜びの声多数。

著書に「子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法」(日経BP社)がある。

この記事の内容はこちらの動画でも解説しています↑

就活がだるいと感じる5つの要因

現在の就活システムにケチをつけようと思えばキリがありませんが、そんなことをしていても内定はもらえないので、どうしようもないことを嘆いても仕方ありません。

どうしても面倒くさいことをやらないと良い企業には行けませんが、そもそも就活は全部のプロセスがとにかくだるいですよね。

自己分析をし、会社ごとにESを作り分け、ちゃんと1人で部屋で原稿読んで面接練習し……本当にめんどくさいのに受かんないと、なんでこんな頑張ったんだろうと虚無感を覚えます。

ここでは、就活でだるいと感じてしまう5つの要因と、それに対してどう対処すればいいのかについて解説します。

①自己分析・業界/企業研究

まず自己分析で自分の方向性や業界・企業について考えますが、そもそも社会に出て働いたことがないのでどんな仕事があるのか分からず働くイメージがついてないのに「何があなたはしたいんですか?」と聞かれても答えは出てきません。

雇用問題研究所が出している雇用レファレンスブックにも1000種類の職業や職種が載っていますから、調べ始めて「そんなにあるの? ひぇ~」とびっくりするのも無理はありません。

また、せっかく自己分析で自分の過去を振り返れても、自分に合う企業を見つけるのはとても難しく、特にキツイのがその会社でなければならない理由を考えることです。

「そんなもんねーよ」と言いたいかもしれませんが、そこはグッと抑えて以下の2つを実践していきましょう。

  1. 企業選びの軸を複数持つ
  2. 同業他社との違いに注目する

企業を選ぶ基準が1つしかないとそれに当てはまる企業はどうしてもたくさん出てきますが、基準を複数持つことによってそれらに全て当てはまる企業を探すことになるので選択肢がグッと狭まります。

また、その企業でなければならない理由を見つけるには他の企業にはなくてその企業にはある要素を見つけるのが一番手っ取り早いです。

事業内容やビジネスモデルなど、同じ業界でも企業によって特徴があるので、その特徴を指摘できると説得力のある回答を作れます。

②企業説明会

企業説明会は業界・企業研究のために行くことが多いですが、特に冬に雪が降り足元が悪い中だと物理的に非常に面倒臭くてしんどくて疲れますよね

不便な場所で行われることが多いので毎日電車の椅子に座って行くだけでもきついですが、服装自由なのにみんな同じスーツを着てわが社の業績がうなぎ上りでして」みたいなどうでもいい話を笑顔で頷きながら聞いてメモを取る光景は宗教的です。

何よりも拘束時間の割に得られるものが少ないので合同企業説明会には行かないのが無難です。

合同企業説明会は内容が浅いので代わりに採用HPを見ておけば問題ありませんが、個別企業説明会ではその企業の詳しい話を聞ける上、企業によっては選考参加の条件にしているところもあるので、必ず参加するようにしましょう。

③筆記試験・SPI対策

エントリーシートの提出や筆記試験・SPI対策も就活で頭を悩まされる要因の1つですが、何回解かされるの? もうSPI見たくないわ~っていうぐらいWEBテストを解かされるので物理的にだるいですよね。

なんで今になって中学校受験みたいな問題を解かなきゃならないんだ……しかも意外と解けないし……そんなことやってられない! という気持ちも分かりますが、コツコツ勉強するのが正攻法です。

よく、Webテストを頭の良い友達に協力して解いてもらう手口を目にしますが、それは反則ですし、テストセンターでの受験ではそういった手口は使えません。

また、毎年解答が出回っており、そちらを利用するというケースも散見されますが、それも立派な反則行為であり、自分の頭が悪いことを認めるようなものなので、やめましょう。

④面接

面接は面接で毎回交通費がかかるし、知らない土地の駅に降りて迷いながら行かないといけないので意外と時間もかかり鬱陶しくて疲れますが、こればかりは回避するのは難しいと言わざるを得ません。

ただ、できる限り効率よく対策をするという意味では工夫できる余地はあります。

キャリアセンターや先輩、OB/OGなど就活に詳しい人に練習相手になってもら、ただ練習するだけでなく振り返りを行い記録を付ければ効率よく対策できます。

⑤親

「え? 親って就活と直接関係なくない?」と思うかもしれませんが、就活において親の存在は結構なプレッシャーになります。

「この企業はだめ、○○に行きなさい」と口を出されるのはもちろんストレスですが、逆に何も言ってこないとそれはそれで不安になったり、申し訳ない気持ちになったりするのです。

色々と疲れて帰ってきたときにちょっと愚痴っても相談に乗ってくれない親もいますが、大切なことは、就活について本音でぶつかってお互いが納得できるような進路を見つけることです。

就活にはお金もかかりますし、親のサポートは必ずあった方がいいですが、今の大学生の親はバブル時代に就活を経験した世代であり今時の就活事情を理解していないかもしれません。

「私のときはすごい楽だったけどね~」みたいに言われると「なんだよ、お前、短大から一般職で入ったくせに」みたいな気持ちになるかもしれませんが、当時はそういうキャリアもあった時代なので、お酒でも飲みながら上手くコミュニケーションを取れるようにしましょう。

少しでもモチベーションを上げるには

「だるいだるい」と言いながら就活を続けるのもそれはそれで大変ですが、目先のことに捉われず就活をきちんとしなければやばいという危機感を持つことで少しはモチベーションも上がると思います。

私が思うに、やる気がないことに対してモチベーションを上げる最も効果的な方法は自分を追い込むことです。

就活を真面目にせずに内定がもらえなかったらこの先の人生がハードモードになるのは明白です。

自分の好きなことにお金を使うこともできず、ただ馬車馬のように働く人生……そう考えるとぞっとしませんか?

就活なんて長くても1年ちょっとで終わりますが、1年ちょっと頑張ってその先の何十年で満足できるように暮らすか、この1年ちょっと楽をしてこの先の何十年で苦労して生きるか、あなたはどちらを選びますか?

面倒臭い就活プロセスをスキップする3つの方法

就活でだるいことを少しでも軽減する方法やモチベーションを上げる方法を色々とご紹介してきましたが、それでもやっぱりだるい! そもそも普通の就活プロセスを踏みたくない! と思ったあなたのために、普通の選考プロセスを回避する3つの方法をご紹介します。

①内定に直結しているインターンに参加する

ベンチャー企業などが行なっている長期インターンは早期選考から内定に直結している場合が多く、煩わしい選考プロセスをスキップできる最良の方法とも言えます。

大企業は長期インターンを基本的には行っておらず、大手企業に行きたい場合は使えない手段になってしまいますが、本命企業でなくとも内定を持っているということはそれだけで強みになりますし、長期インターンではスキルを身に付けることができるので、就活を有利に進めたいなら積極的に参加することをおすすめします。

②逆求人サイトに登録する

逆求人サイトでは、Open ESを見て企業側から「うちの企業に来ませんか?」というアプローチが届きますが、自分で企業研究をしてエントリーシートを出すという手間が省けるので、キミスカやOffer Boxなどの規模が大きいサービスに登録しておいて損はないでしょう。

ある程度自分を見て求人をくれているので早く選考が進みますが、企業側もいくらオファーをしたとしても全くやる気の感じられない人を採用するほど甘くないので、むやみやたらにオファーを受ければいいということではありません。

オファーをきっかけにその企業を自分なりに調べてみて、興味がある場合はエントリーするのもよいでしょう。

③就活のプロに相談する

いくら就活がだるくても文句を言うだけでは何も変わりませんので、何がだるいのかをはっきりさせた上で効率良く就活を進めていくしかありませんが、やる気はそれなりにあるけど何をすればいいのか分からないから結局面倒臭くなってしまう……という場合に一番おすすめなのが、就活塾を最大限に活用してあなたの就活をスムーズに終わらせる方法です。

就活のやり方を知ろうと先輩に話を聞いても人によって言っていることは違いますし、ネットの情報もどれが正解なのか分からない上、正直、逆求人とかエージェントを使うと割とブラック企業が混じってたりするので、就活がだるいからそこで楽しようとしたあまりに社会人になってから40年だるい思いをする可能性があります。

就活は3か月しかだるくないですが、社会人になって40年だるいと結構きついので、だるいのは分かりますが、社会人の40年をハッピーにするなら、やっぱりプロの手は上手く借りた方が良いと思います。

プロは1人1人の能力や個性に合わせて色んな知識を授け何をすべきかを的確に教えてくれるので、提示されたことをこなせば全然無駄なことをしなくて済みます。

中にはブラック企業に斡旋するような悪質な就活塾もあるので、事前に口コミやサービス内容をきちんとチェックしておく必要がありますが、ホワイトアカデミーには色んなキャリアを経験している先生がいっぱいいるので、悩みを相談すると色んな面白い話が聞けて結構楽しいと思います。

少しでもモチベーションを上げて就活したいのであれば、まずは以下のリンクから詳細をご確認ください↓

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