就職活動において、NNT(無い内定)という状況に陥ることは誰にとっても不安で心配なものです。
しかし、NNTになる原因や特徴を理解し、適切な対策を講じることで、内定を掴む可能性は大いに高まります。
本記事では、そもそもNNTとは何を指すのかをふまえたうえで、NNTの就活生に共通する特徴や原因を解説し、内定を勝ち取るための具体的な対策を徹底的に紹介します。
就活生が前向きに取り組むためのヒントを解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
就活のNNT(無い内定)の意味とは
就活生の間でよく使われている言葉「NNT」は無い内定を意味しますが、一体どのような意味や用いられ方をしているのでしょうか?
NNTは就活用語「無い内定」の略
NNTとは、「無い内定」の略称であり、就職活動中の学生が内定を得られていない状態を指します。就職活動のプレッシャーや不安を表す際に頻繁に用いられており、就活生の間で広く使われている言葉です。
この略称は特に卒年数と組み合わせて使われることが多く、「25卒NNT」や「26卒NNT」といった具合に、特定の卒業年次の学生が内定を得られていない状況を示します。
マイナビが実施した「2023年卒 学生就職モニター調査」の結果によれば、NNTは3年連続で流行した就活用語の1位に輝いています。
参照元:マイナビ 2023年卒 学生就職モニター調査 7月の活動状況
ANT(有る内定)も合わせて使用される
ANTとは、「有る内定」の略称であり、NNT(無い内定)の対義語にあたります。
内定を既に得ている就活生を指すこの言葉は、「内定がある状態」を表現するために使われますが、内定がない状態にある就活生、つまりNNTの学生にとって、ANTの存在は時に大きなプレッシャーとなることがあります。
特に、内定が決まらず焦っている就活生からは、ANTの学生が目の敵にされることも少なくありません。このため、ANTの状態であることを公にするのは注意が必要です。
内定を得た喜びを周囲と共有したい気持ちは理解できますが、周囲の状況や心情を考慮し、自ら大っぴらにANTの状態をアピールすることは避けるようにしましょう。
就職活動におけるNNTの割合
リクルートが実施した「就職プロセス調査(2025年卒)」によると、2025年卒の大学生の就職内定率は5月1日時点で72.4%という高い水準に達しています。
これは、多くの学生が比較的早い段階で内定を得ていることを示しており、企業の採用活動が活発であることが伺えます。
一方で、NNTの状態にある学生は27.6%となっており、内定をまだ得られていない学生も少なくありません。
このような状況に置かれている学生は、周りの内定状況と比較して焦りや不安を感じることが多いでしょう。
しかし、「5月だから」「10月だから」といった時期に焦る必要はありません。就職活動のペースは人それぞれ異なり、遅い時期に内定を得る学生も多く存在します。
いつまでに内定があるといいのかの目安
一般的に、大学4年生の10月に行われる内定式までに内定をもらうことが1つの目安とされています。この時期に内定を得ていれば、企業の内定式に参加して、正式な社員としての準備を進めることができます。
しかし、10月以降になると、募集を行う企業の数が大幅に減少します。そのため、NNTの学生にとっては、この時期以降の就職活動はさらに厳しいものとなるかもしれません。
しかし就職活動は一種のマラソンのようなものであり、早く内定を得たからといってゴールではありません。自分自身のペースを守り、着実に前進していくことが大切です。NNTであることを過度に気にせず、自分の目標に向かって努力を続けましょう。
NNT(無い内定)になりがちな就活生の特徴
NNTであるからと言って悩みすぎたり、落ち込んだりする必要はありませんが、原因を解決しなければ次へは進めません。
ここからはNNT(無い内定)になりがちな就活生の特徴を紹介します。男女で多少の違いはあるものの、主な原因は同じです。
ここでNNTとなっている原因を見つけましょう。
選考に落ちた原因を分析・改善できていない
ただ選考や面接を続けるだけでは、内定をもらうのは難しいでしょう。
就職活動において重要なのは、数多くの選考を受けることだけではなく、その過程で自身の弱点や改善点を見つけて成長することです。
もし自己分析を怠ると、同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高くなります。例えば、面接での回答内容や態度、エントリーシートの書き方、企業研究の不足など、自分のどこに問題があったのかを具体的に見つけることが大切です。
ほかにも、第三者の意見を取り入れることも有効です。友人や家族、キャリアセンターのアドバイザーなどにアドバイスを求めることで、自分では気づけなかった改善点を見つけることができるでしょう。
志望動機や企業貢献の不明確
志望動機が具体的でない場合、面接やエントリーシートでの説得力に欠けてしまいます。
多くの就活生は、漠然とした理由や一般的なフレーズを使って志望動機を述べてしまいがちですが、それでは採用担当者に強い印象を与えることが難しくなります。
自分の過去の経験やスキルを具体的に挙げ、それがどのように志望する企業や職種に関連しているかを明確に伝えることが重要です。
また、企業が求めていることを提供できていない場合もNNTが続いてしまう原因です。多くの就活生は、自分のアピールばかりに終始してしまい、企業が実際に求めているスキルや経験を考慮せずに自己PRを行ってしまいます。
企業研究を徹底し、企業がどのような人材を求めているのかを理解した上で、自分がそのニーズにどのように応えられるかを具体的に説明することが求められるでしょう。
自己PRや強みの不足
面接や選考において、企業は応募者がその企業に適性があるかどうかを見極めます。この際、自己PRが弱いと、「熱意が少ない」や「企業とのマッチ度が低い」と判断されてしまうことが多いです。
自分の強みがわからない原因としては、自分には強みがないと思い込んでいることや、自己分析が不足しているケースが多いです。
多くの就活生は、自分の経験やスキルを過小評価しがちで、何が自分の強みなのかを明確に認識していないことが少なくありません。自己分析を徹底的に行い、自分の過去の経験や成功体験から強みを見つけ出すことが必要です。
そのため、自分だけの強みを探すための時間をしっかりとることが重要です。自己分析シートを活用したり、過去の経験を振り返り、自分が何を得意とし、どのような状況で成果を上げてきたかを具体的に書き出すのがおすすめです。
応募企業数の少なさ
応募企業数が少ないことは、内定がもらえないNNTとなる大きな理由の一つです。
就職活動において、多くの企業に応募することは、選考を通過するチャンスが増え、内定を得られる可能性も高まることを意味します。
しかし、応募企業数が限られていると、その分チャンスも減少し、内定に繋がる可能性も低いままです。
反対に、応募企業を増やすだけで、内定をもらえる可能性は格段に上がります。
多くの企業に応募することで、自分に合った企業を見つける確率が高まるだけでなく、選考を通過するための経験も積むことができます。
また、複数の企業からオファーを受けることで、自分にとって最適な職場を選ぶことができるようになるでしょう。
特定の業界や職種にこだわり過ぎず、自分のスキルや興味を活かせる他の分野にも目を向けることで、新たな可能性を見つけることができるかもしれません。
マナーやコミュニケーション能力の不足
就職活動において、一般的なルールやマナーを守ることができないことは、NNTの大きな要因となります。
企業は、基本的なマナーやルールを守れるかどうかを重要視します。例えば、
- 遅刻をしない
- 適切な服装をする
- 敬語を正しく使う
などの基本的なことができていないと、それだけで評価が下がってしまうことがあります。
ほかにも、グループディスカッションでの積極性が足りないことも内定がもらえない問題になりえます。
グループディスカッションは、協調性やリーダーシップを発揮する場として評価されますが、ここで積極的に発言できないと、周りから埋もれてしまいがちです。意見を述べるだけでなく、他のメンバーの意見を聞き、それに対して適切なフィードバックをすることも求められる試験になります。
マナーやルールについては、社会人としての基本を学び、常に意識して行動することが重要です。面接の練習や実践を繰り返し行うことで、磨いていきましょう。
自分の適性あった企業を見つけられていない
自分に適していない企業で面接を受けて取り繕っても、志望動機の薄さや強みアピールの部分でうまくいきづらいものです。
面接官は多くの就活生と接しているため、表面的な動機や無理に作り上げた強みは見透かされてしまいます。結果として、選考や面接を通過することが難しくなり、内定を得るチャンスを逃してしまうことになります。
もし仮にその企業に内定を得て入社できたとしても、自分の適性に合っていない場合、仕事に対するモチベーションが続かず、長く働くことは難しいはずです。
適性のない職場での勤務はストレスが溜まりやすく、早期退職や転職を余儀なくされることが多いため、最初から自分に合った企業を見つけることが重要になります。
自分の適性に合った企業を見つけるためにも、自分の強みや価値観、興味関心を明確にして、それをもとに企業を選びましょう。
エントリー先が大手のみ
大手企業は多くの学生に人気があり、そのため応募者数が非常に多くなります。
選考プロセスが厳しくなり、内定を得るためのハードルも高くなるため、大手のみに絞っている場合はNNTになりやすいです。NNTでいることの焦りから、大手企業ばかりに気を取られないようにすることが重要です。
そして大手企業にこだわりすぎると、他の魅力的な企業や自分に合った企業を見逃してしまう可能性があります。特に、内定がなかなか出なかった期間を取り戻したく、大手企業だけに絞って応募している場合、その焦りが選考結果にも影響を与えることがあります。
もし今まで大手企業のみをターゲットにしていたのであれば、エントリー先の対象範囲を広げることを検討してみましょう。中小企業やベンチャー企業にも目を向けることで、新たな可能性や自分に適した職場を見つけるチャンスが広がるかもしれません。
NNT(無い内定)から脱却するためのポイント・対策
NNTとなっている就活生はいくつかの共通点がありましたが、内定を得るにはその原因をなくさなければなりません。
ここからは、NNT(無い内定)から脱却するためのポイント・対策をご紹介します。
自己分析をやり直す
まずは、なぜ選考や面接をパスできないのかを自分なりに考えることから始めましょう。
選考過程での失敗やつまずきの原因を振り返り、どの部分がうまくいかなかったのかを具体的に分析することが重要です。例えば、エントリーシートの内容が薄かったのか、面接での回答が不十分だったのかを明確にすることで、次の対策が立てやすくなります。
次に、自分の得意なこと、好きなこと、強みを見つけることも重要な要素です。
自己分析を通じて、自分がどのような分野で力を発揮できるのかを理解することで、適切な企業や職種を選ぶ手助けになります。自分の過去の経験や成功体験を振り返り、それらがどのような状況で発揮されたのかを紙に書き出してみましょう。
業界・企業研究や情報収集を徹底する
企業や業界について深く理解することで、自分の志望動機や強みを明確にし、面接でのアピールに繋げることができるようになります
まず、面接で想定される質問や、グループディスカッションの対策をしっかり行いましょう。企業が求める人材像や業界のトレンドを把握し、それに合わせた具体的な回答を準備することが必要です。
例えば、「なぜこの業界を選んだのか」「この企業で何を成し遂げたいのか」といった質問に対して、自分の経験やスキルを踏まえた説得力のある回答を用意しておくことが大切です。
次に、自分の中で答えを持つことが重要です。面接官に深掘りされたときにも、自信を持って回答できるように準備しましょう。
オファー・逆求人型就活サイトも検討する
NNT(無い内定)から抜け出すためには、オファー・逆求人型就活サイトを利用するのも選択肢の1つです。
逆求人型の就活サイトは、自分のプロフィールを登録するだけで、企業から学生に直接スカウトや選考オファーが届く仕組みになっています。そのため、従来の応募型の就職活動と並行して利用することで、内定に繋がるチャンスが大幅に増えることが期待できるでしょう。
しかし、企業側からのオファーが届いても、受動的な姿勢ではきっかけを活かしきれません。
オファーが届いたら、迅速かつ積極的に対応し、企業とのコミュニケーションを深める努力が必要です。
就活エージェントを活用する
就職活動のプロフェッショナルであり、具体的なアドバイスをくれる就活エージェントに頼るのも良いでしょう。
就活エージェントでは、
- 面接対策
- エントリーシートの書き方
- 自己PRの方法
をはじめ、就活を全面的にサポートしてくれます
さらに、就活エージェントは心理的な支えにもなります。就職活動は孤独でストレスフルなものになりがちですが、エージェントとの定期的な面談や相談を通じて、心の拠り所になります。
ほかにも、エージェントは企業の紹介をしてくれるため、優良な企業に出会える可能性もあります。特に、エージェントからの推薦を受けた企業は、選考の通過率が高まることも期待できるでしょう。
就活を続けること
内定がもらえないことは、就職活動において珍しいことではありません。重要なのは、その過程で諦めずに就活を続けることです。NNTの状態が長引くと不安や焦りが募るかもしれませんが、その気持ちは誰もが通る道です。
ここまで解説してきたコツや対策を踏まえたうえで、就活を辛抱強く続けることが、最終的には内定の獲得に繋がります。
就活は長い戦いかもしれませんが、諦めずに続けることで、必ず自分に合った企業と出会えるはずです。辛抱強く、前向きに取り組む姿勢を持ちましょう。
NNT(無い内定)に落ち込まない・乗り越えるための考え方
NNTの状態が続くと精神的に辛く感じることが多く、特に周りに味方がいないとさらに心細く感じてしまうかもしれません。
ここからはNNT(無い内定)に落ち込まない・乗り越えるための考え方をご紹介します。
失敗を学びの機会と捉える
NNT(無い内定)状態に陥ると、どうしても気持ちが落ち込んでしまうことがあります。しかし、選考や面接に落ちたことを失敗と捉えず、次に活かせる経験と捉えるようにすることが就活を続けるコツです。
まず、選考や面接に落ちた理由を冷静に分析して、自分の強みや弱みを再確認し、改善点を見つけることで、次回の選考ではより自信を持って臨むことができるでしょう。
また、自分の能力が低いと考えるのではなく、企業と適性がマッチしなかっただけだと考えることも大切です。
企業が求めるスキルや人材像と、自分の特性が一致しなかっただけであり、あなたの能力自体が否定されたわけではありません。その企業とは縁がなかったと割り切り、より自分に合った企業に出会える可能性があると前向きに捉えましょう。
1人で悩まない
NNT状態が続き、孤独感や焦りを感じているなら1人で悩まないことが大切です。
例えば、両親など過去に就活を経験した人であれば、的確なアドバイスや励ましを受けられます。また、家族との会話を通じて、安心感や支えを感じることができ、心の安定を取り戻すきっかけにもなります。
特に、同じNNTの状態にある就活生は心強い味方になります。お互いの経験や失敗を共有することで、新しい視点や解決策も見つけられるかもしれません。
ただし、同じ境遇の仲間と交流することで安心しきって、就活をおろそかにしないように注意が必要です。適度な情報交換や励まし合いを心掛けながら、自分自身の就活にも集中しましょう。
内定が無いだけで人生は決まらない
卒業年中に内定がもらえなかった場合でも、人生が決まったわけではありません。就職活動の結果は人生の一部であり、それが全てを決定するものではないのです。
特に現代では、就職や働き方は多様化しています。
- フリーランス
- 起業
- インターンシップを通じたキャリア形成
- 副業
など、従来の正社員としての就職以外にも様々な道が広がっています。
また、転職市場も活発化しており、一度の就職活動で希望の仕事に就けなくても、後に自分に合った職場を見つけることができるチャンスがあります。
自分の周りだけを見て、内定の有無に一喜一憂するのではなく、人生設計の観点から考えると良いでしょう。
自分の価値観や目標を明確にし、それに向かって努力を続けることで、内定がなくても自分らしいキャリアを築くことができます。
NNT(無い内定)のまま卒業する場合の進路選択
NNTのまま卒業をすることで、どのような道があるか知っておくことは就活をするうえでの安心材料にもなります。
再就職活動を続ける
NNT(無い内定)のまま卒業した場合の進路として、再就職活動を続けるケースが最も多いかもしれません。新卒採用が終了しても、諦めずに中途採用や第二新卒採用に挑戦することが大切です。
これらの採用枠は、新卒採用が終わった後でも多くの企業が募集を続けているため、チャンスはまだ残されています。
第二新卒採用は、卒業後1~3年以内の若手を対象としており、新卒と同様の待遇で採用されることも多いため、積極的に活用する価値があります。
資格取得やスキルアップを目指す
資格取得や専門的なスキルアップを目指して勉強することは、就活だけでなく、将来設計を考えた場合でも非常に意味のある選択肢です。
例えば、IT関連の資格や語学力、会計資格など、特定の資格や専門的なスキルは、求人市場で高く評価されることが多く、企業からの信頼を得るための強力な武器となります。
そのような資格を得るためには、資格学校や専門スクールに通うことも一つの方法です。同じ目標を持つ仲間と出会い、情報交換や励まし合いを通じて、モチベーションを維持することができます。
派遣社員や契約社員として働く
正社員としてではなく、派遣社員や契約社員として働きながら経験を積みながら、将来的なキャリアアップの機会を探ることができます。
派遣社員や契約社員として働くことで、実際の職場環境や業務内容を体験することができます。これにより、自分のスキルや向き不向きを実際の仕事を通じて確かめられるため、将来的に正社員として働く際の自信を深めることができます。
また、いろいろな業界や職種での経験を積み、視野が広がることで、自分のキャリアの方向性を見定めるための重要な材料も手に入ります。
アルバイトやパートタイムで働く
フルタイムの仕事が見つかるまでの間、アルバイトやパートタイムで働くことができれば、収入を得ながら生活の基盤を整えることができます。
就職活動には時間と費用がかかるため、一定の収入があることは大きな安心材料となります。経済的な不安を軽減することで、精神的にも余裕を持って就職活動を続けることができるでしょう。
アルバイトを選ぶ際は、将来的携わりたいと考えている業界をえらぶことで、次の就活へ向けたステップアップにもなります。
大学院に進学を検討する
NNT(無い内定)のまま卒業することになった場合、専門分野の研究や高度な学問を学ぶために大学院に進学するという選択肢も考えられます。
大学院での学びを通じて得た学歴や専門知識は、将来的の就職活動においても非常に強力な武器となります。
高い専門性を持つことは、特に研究開発職や専門職といった職種での就職において大きなアドバンテージとなります。
また、大学院での研究活動やプロジェクトを通じて、その業界とのコネクションを築けることも大きなメリットです。
自分の今後のキャリアを考えた上で、大学院に進学するメリットがあるかどうかを考えると良いでしょう。
就活でNNTの状態の人が良く抱く疑問
大学4年生の夏場以降からでも内定は取れますか?
はい、大学4年生の夏場以降からでも内定を取ることは十分に可能です。
多くの企業は通年採用を行っており、また秋採用や冬採用の募集もあります。特に、中小企業やベンチャー企業は柔軟な採用活動を行っているため、夏以降でも内定のチャンスはあります。
内定が出ないのでアルバイト先に就職するのありですか?
アルバイト先に就職することも1つの選択肢です。
アルバイト先での実績が評価され、正社員として登用されるケースも多々あります。既に職場の環境や業務内容に慣れているため、スムーズに仕事を始められるという利点もあります。
ただし、長期的なキャリアビジョンを考慮し、自分の目標や希望に合致しているかどうかを確認するようにしましょう。
新卒で内定をもらえないと人生は終了ですか?
いいえ、新卒で内定をもらえなくても人生は終了ではありません。
現代の就職市場では、キャリアパスは非常に多様化しています。中途採用や第二新卒採用、フリーランス、起業など、多くの選択肢があります。
内定が得られないことは一時的な問題に過ぎず、自分の目標に向かって努力を続けることで、新たなチャンスが必ず訪れるでしょう。
まとめ:NNT(無い内定)の原因をみつけて就活対策をしよう
NNT(無い内定)の就活生には、自己分析の不足や企業研究の甘さ、面接対策の不十分さなどが原因として挙げられます。しかし、これらの問題は適切な対策を講じることで改善が可能です。
特に以下のポイントを抑えることで、ANTに近づくことができます。
- 自己分析をやり直して強み見つけたり、失敗を糧にする
- 業界・企業を研究してどのような人材が求められているかを知る
- オファー・逆求人型就活サイトも使って並行して就活する
- 就活エージェントの力を借りる
- 内定をもらえるまで根気強く就活を続ける
就職活動中に得た経験や学びは、内定獲得後も必ず役立ちます。
NNTの状態が続いても、決して焦らず、自分のペースで取り組むことが大切です。本記事で紹介した対策を参考に、前向きに就職活動を進めていきましょう。