留年・就職浪人から就活を成功させるためにやるべき5つのこととは?

来年の就活に向けて準備すべきことを解説!

留年・就職浪人から就活を成功させるには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

この記事では、留年・就職浪人から内定を勝ち取るための方法を解説していきます。

ぜひこの記事を読んで就活への不安を払拭し、納得のいく内定を勝ち取ってくださいね!

就職浪人・就職留年とは?

留学や単位不足のために留年して就活に臨むケースの他に、就職浪人や就職留年といったパターンもあります。

大学4年の秋になっても内定が出なかったり、就活に前向きにチャレンジしていくつか内定はもらえたが、どうしても自分の働きたい業界や満足がいく企業から内定がもらえなかったりしたときの最後の手段が就職浪人や就職留年です。

冬になると企業は次年度の採用計画を考え始めるので、秋口には身の振り方を真剣に考えなければなりませんが、就職浪人と就職留年の主な特徴は以下のようになっています。

  就職浪人 就職留年
定義 一度就活をした後、留年・就職せずにそのまま卒業してからもう一度就職活動を行う 一度就活をした後、あえて単位を残したり休学したりして卒業を延期し、留年した状態で就職活動に再チャレンジする
選考区分 既卒(第二新卒) 新卒(大卒)

このように、就職浪人生と就職留年生では置かれている状況が異なります。

毎年発生する就職浪人

文部科学省による平成30年度学校基本調査によると「進学も就職もしていない者の割合」(ニート・フリーターを含む)は大卒者の7.0%になっており、前年度より0.8ポイント低下しています。

景気が回復して就職先が増えたため就職浪人する人の割合が下がった可能性がありますが、裏を返せば就職浪人生は毎年確実に存在しているということでもあります。

就職浪人をするくらいなら就職留年を!

就職留年も一般的な留年も企業にとっては同じ「留年」ですが、そもそも就職において留年は不利には働きません

「単位が足りなくて留年したんだけど、就活に響くのかな……」

「留年したら、履歴書が通らなかったり面接で落ちたりするのかな……」

という声をよく聞きますが、実際、留年を経て外資メーカーや大手商社に就職して活躍している人もいっぱいいます。

また、就職留年の場合は自己PRも一から考える必要がないので、よりブラッシュアップしたものを作れば、就活を楽しみながら早い段階で終わらせ、最後の学生生活を思う存分楽しむことができます。

就職留年すれば就活解禁までの計画を事前に考えて就活の準備を存分にできるので、納得のいく内定を取れなかったのであれば、就職留年を検討してみるのも1つの手です。

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就職浪人より就職留年の方が有利な4つの理由

一般的に、就活では就職浪人より就職留年の方が有利だと言われています。

ここからは、就職留年の方が就職浪人より有利である4つの理由をご紹介します。

①「新卒カード」が切れる

就職留年の一番のメリットはもう一度新卒採用の枠で応募できることです。

現在の日本企業は新卒採用を重視している傾向があるので、新卒採用では入れても中途採用では入れない企業がたくさんあります。

よく求人情報の対象者欄に「○○年卒業見込みの方」と載っていますが、就職浪人生は応募できる求人が「既卒生向け」のみになるので、極端に少なくなります。

また、新卒だとスキルや技術がないことを前提に、主に志望動機や自己PR、成績や仕事に対する意欲を重視して評価されますが、既卒の場合はそれに加えて「何が出来るか」という仕事上の経験や能力、実績が厳しく問われるようになりますので、ハードルが高いです。

卒業したてで何の実績も無い若者には厳しいでしょう。

②採用担当者への印象

最近は売り手市場で求人難なので第二新卒も受け入れられてはきましたが、新卒神話は崩れていないような印象を受けます。

最終選考で新卒生と既卒生を比較して能力が甲乙つけがたいときは、新卒生が選ばれると思っておいた方がいいでしょう。

また、就活で不利になると思われがちな就職留年ですが、学業的な問題や留学を理由に留年している人などもいるので、実際のところは1年くらいの就職留年なら人事担当者からしてもそれほど気に留めることではなく、選考結果に響くことはほぼありません。

それは、就職留年についての採用担当者へのアンケートにも表れています。

「就職留年」は、新卒採用の選考に影響しますか?(1つのみ選択)(n=200)

https://journal.rikunabi.com/p/advice/26602.htmlより作成

そもそも「大学を4年で卒業した人の方が就職してから活躍する」という見方の人事担当者はいません。

企業にとって重要なのは、その人が自社に入って活躍するかです。

1年卒業が遅くなったからと言って、企業にとってその1年はとても小さなものにしか過ぎないのです。

ただ、ケースバイケースであるという回答が半数を占めているように、面接で留年理由について質問された際にいかに上手く説明をして印象を落とさないようにするかがカギになります。

理由の伝え方によっては「就活に力を入れず内定が取れなかった努力しない人」と捉えられる可能性がありますし、積極的に就活したのに満足いく結果が出なかったからリベンジしたいという場合には「自分中心」「選り好みするタイプ」というイメージを持たれる可能性があるので、事前に就職留年の経験をどう話すかはしっかり考えておいた方が良いでしょう。

③大学の支援

大学を卒業するとキャリアセンターからの支援が受けられなくなります。

大学から紹介される求人情報には、特定の大学からだけ採用する専願求人をはじめ、その大学の学生のことを理解して出されているものやその大学の学生を優遇しているものが多いので貴重です。

そのような有力な支援ルートが無くなると、かなり痛手です。

④経済的な負担

大学を卒業すると奨学金の返済も始まり、生活費もいずれ自分で払わねばならなくなります。

そうなると、親が生活費の面倒を見てくれるならいいですが、人によっては生活費を稼ぐためのアルバイトも必要になってくるでしょう。

留年する場合も、その大学に在籍することになるので学費が余分にかかってしまいますが、大学によっては単位の取得状況によって値引きしてくれることもありますし、単位がしっかり取れている場合は一学期のみ休学するというのもアリです。

休学時の学費は安い場合がほとんどですので、一度大学の事務所に問い合わせてみることをおススメします。

就職留年の3つのリスク

就職浪人をするぐらいなら就職留年をした方がマシだということがお分りいただけたことと思います。

売り手市場の昨今では、企業を選ばなければ内定自体は取れますが、不本意に就職しても、どうせ辞めることになってしまうのでは元も子もありません。

とは言え、内定を辞退し就職留年をする場合でも以下の3つのリスクがあることをきちんと理解しておきましょう。

①情報が不足する

同期と就活を共にすると体験談や生の口コミ情報が頻繁にやり取りされますが、それがなくなるので、友人からの貴重な情報量が極端に減ってしまいます。

②孤独な戦いが強いられる

同期と話していると就活の嫌なことも忘れられるので、同期との情報交換は苦しい就活の中でのひと時の安らぎの瞬間でもありますが、同期が卒業するとまわりに頼れる人がいなくなってしまうので、孤独な戦いが強いられます。

③必ず就活が成功するとは限らない

内定を辞退してまでもう一度就活をしても、結局、納得のいく企業の内定が取れないという可能性もゼロではありません

また、過去に選考で落ちているとその履歴が残っている企業もあるので、選考を受けるときは必ず確認しましょう。

同じ企業にエントリーするのはアリ?

昨年受けて落ちた企業にもう1回エントリーして内定をもらえるかは非常に気になるポイントだと思いますが、ほとんどの会社では選考を受けること自体はできます。

実際、商社などで去年は落ちたけれども次の年で内定を獲得することができたという人もいますので、内定の可能性もゼロではありません。

そもそも、企業にとって昨年の選考で不採用にした学生をわざわざ選考の対象から外すのは手間でしかありません。

そんなことをしようと思ったら、毎年の志望者のデータを管理した上で去年も受けている人がいるかを照会する作業も別でしなければならないからです。

ただ、昨年落ちた企業をもう一度受けて内定をもらいたいのなら、何かしら去年の自分を変えなければならないので、かなりのエネルギーが必要です。

多くの一流企業では受験履歴も残しているので、リベンジしたい理由が明確で、本気度や能力も高く、そのことが理解される企業でないと、リベンジでの内定はまず無理でしょう。

もし同じ企業を受けるのなら「なぜ落ちたのか?」という原因をしっかり分析して対策した上で選考に臨む必要があります。

そうは言っても、人には適性というものがあるので、そもそも自分がその企業に合っていない場合もあります。

特に、最終面接で落ちた場合は「惜しい」のではなく、根本から会社と自分がマッチングしていなかった可能性が高いです。

あまり1つの企業や業界に盲目的になるのではなく、しっかり自己分析をして一度は志望する企業や業界を考え直すことも必要です。 

就職留年を成功させるためにやるべき2つのこと

①失敗した原因を冷静に振り返る

まずは自分の何がいけなかったのかを分析し、就職に失敗した原因を冷静に振り返りましょう。

一通り就活をして、就職ナビの使い方やエントリーシート・履歴書の書き方などのノウハウを持っていたとしても、同じやり方で就活をしては意味がありません。

説明会の参加の仕方や数、業界や企業の選択、職種の適性、エントリーシートや履歴書の書き方、身だしなみ、面接の参加や態度、発言の仕方など挙げればキリがないですが、自分の就活をじっくりと時間をかけて振り返ることが大切です。

例えば、受けた企業の志望動機をじっくりと見直す場合は、ただ一流企業に入りたいというだけでは、就職試験は突破できないことを念頭に置きましょう。

「人気がある企業だから」「大手企業だから」といった薄っぺらい志望動機は、エントリーシートや履歴書、面接で一発で見抜かれてしまいます。

また、振り返ったことはノートに書き出し、常にチェックできるようにしておけば、ノートを眺めるだけでどこに問題があったかを検証できます。

大切なのは、問題点を発見してダメな部分を改善することです。

一旦自分を否定し始めると「やっぱり就職はムリなのかな……」と不安に思って眠れなくなり、ノイローゼやうつ病になっていきます。

自分を否定する前に問題点や課題を見つけ、それを改善する中で強みに変えていくことが大切です。

②就職することの意味を考え直す

自分の就職活動を冷静に振り返った後は、自分の就職の方向性について一から考え直しましょう。

自分のやりたい業界や職種を真っ白な状態から考え直すチャンスなので、じっくり自分の働き方について考えてみることが大切です。

就職することの意味を考え直す上でのポイントは、自分のやりたいことに加えて自分ができることも考えることです。

例えば、総合職希望だったとしても、少し幅を広げて事務職や製造、販売、営業など、自分にできる仕事の可能性も探ることが大切です。

また、自分の可能性を狭めていた可能性があるので、自分の家族や友人、先輩、アルバイト先の店長など、色々な職業の人たちの話を聞いて、自分が知らなかった仕事の楽しさや厳しさを知ることで、自分の可能性を再チェックできます。

様々な角度から自分の仕事観を作り直していきましょう。

就職留年した理由の答え方

就職留年をすると、就活を人より多く体験している分、最終選考まで残れる確率は高いでしょうが、最終面接で就職留年に関することを質問されることが多いです。

場合によっては圧迫面接で入社意思が強いか試してくることもあるので、これまでの面接の調子が良かったからといって変に繕ったり嘘を言ったりすると落ちてしまいます。

ここからは、就職留年した理由を上手く伝えるための3ステップをご紹介していきます。

ステップ①理由を正直に伝える

まず前提として、嘘で塗り固めた回答は絶対に良くないので、就職留年してしまった理由を誤魔化さずに伝えましょう

人事担当者も一定の人生経験を経ているので、人生には失敗や挫折があることは十分承知しています。

嘘や誤魔化しはすぐに見抜かれてしまうので、就活に真面目に取り組んでいなかった、サークル活動や部活動が忙しかったなど、自分に落ち度があったことを正直に認めることで誠実さを伝えましょう

また、素直に理由を言うことはもちろんですが、その言い方には工夫をする必要があります。

失敗や挫折をいかにプラスに転換できるかを見られているので、今はこんなに前向きに頑張っているという印象を与えるようにしましょう。

ステップ②留年期間中に何をしていたのかを話す

就職留年した経緯から、去年の自分の何がダメだったのかを客観的に評価し、自分の至らなかった点や能力不足を克服するためにどのようなことを頑張ったのかを説明することが大切です。

たとえ就職留年したとしても、結果的に自分にプラスになったということが示せれば、企業側も良い印象を抱いてくれます。

ステップ③以前の自分からどう変わったかを伝える

これが一番重要な部分です。

昨年の自分をどう反省し、何を学んだかを伝えましょう。

マイナスに捉えられがちな就職留年ですが、少し視点を変えてみると、人とは違う経験ができているとも捉えられます。

就職浪人・留年時の経験をプラスに伝えられれば、自分をPRする材料へと変わるのです。

過去の自分を反省・分析し、それを克服するためのアクションを起こし、結果として自分を成長させることができましたという納得いく説明ができれば企業側もきちんと評価してくれるでしょう。

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留年の理由を賢く伝えるやり方・KJ法

留年するとその理由は必ず聞かれますが、留年した理由は留年した学生にしか聞かれないので、納得いくように答えられれば他の学生と大きく差別化できます。

企業に対してマイナスなイメージを与えずに留年した理由を答えるには、相手の立場になって考えることが大切です。

人事担当者はあなたのことを知らないので、自分のことを知らない相手に対してどうしたら相手は自分のことを理解してくれるのかを意識するのが大切です。

以下の内容をしっかりとまとめて明確に留年理由を伝えるようにしましょう。

  • なぜ留年したか
  • そこに問題があるなら問題は何か
  • それに対してどういう目標を立てて何に取り組んだのか
  • どのような結果を出すことができたのか

なお、これらをきれいにまとめる際におすすめなのがKJ法です。

KJ法はアイデアを整理するためにビジネスでよく使われる方法で、すごく簡単な上に情報を漏れなく整理できるのが特徴です。

以下、KJ法の3ステップをご紹介します。

1.留年した理由を自分が思いつくだけリストアップする

まず、留年した理由を自分が思いつくだけリストアップしましょう。

ここで重要なのは、思いついたことをできるだけ多く書き出すことです。

「これは関係ないからいいや」「こんなしょうもないこと書いても意味ない」と自分で勝手に判断せずに、とりあえず書いてみましょう。

ここでいかに多くの情報をブレストできるかで最後のアウトプットの質が決まるので、思いついたことはどんどん挙げてください。

2.リストアップした中で似ているもの同士を一緒にし、ジャンルに分ける

リストアップできたら、その中で似ているものをまとめてジャンルに分けていきます。

ジャンル分けのポイントはもれなくだぶりなくです。

「この言葉は2つのジャンルに入るな」と思ったら、それはジャンルの分け方に問題があるということです。

そういうときは、もう少しジャンルを広げるか狭めたり、新しいジャンルを作ったりしましょう。

3.ジャンル分けしたものに名前をつける

ジャンル分けできたら、そのジャンルの共通点をそのジャンルの名前にしてラベリングします。

その名前が、留年した理由、つまり問題点ということです。

これで、問題点が分かる上にその内容も整理できるので、文章にとても落とし込みやすくなります。

あとは、その問題に対して取り組んだことを同じやり方でリストアップ・ジャンル分けしていけば完成です。

留年から就活を成功させるためにやるべき5つのこと

①とにかく早めに就活をスタートする

就活では、ESや筆記試験、面接など対策しなければいけないことがたくさんあるので、動き出すのが早ければ早いほど納得のいく内定先に早く落ち着く傾向があります。

「去年も就活したし、1年もあるから動き出しは遅くても大丈夫」とのんびり余裕をかまして何もせずに油断していると、それが命取りになって二の舞を踏むだけになるので、とにかく早い時期から動き出すことが大切です。

特に、自己分析や業界・企業研究にしっかり時間を割いてじっくり取り組めば、自分の納得がいく企業に就職できる可能性が高くなるので、業界や企業選びに失敗したと思うのなら尚更です。

また、大学に1年長くいる分、大学の授業やサークルに割いていた時間を就活に割けるので、時間的な余裕が生まれ早い段階から選考を受けられます

インターンやセミナーに参加して、さらに自己分析と企業選びの軸をブラッシュアップしましょう。

遅くとも冬のインターンには必ず参加し、3月までには自己分析と企業選びの軸を固めておくことが大切です。

②適性をチェックする

会社は能力や人柄だけで就活生を判断しているのではなく、性格診断などを参考に、その会社の職種や企業風土に合うかといった適性も重視しています。

いくら自分が好きな業界や職種を志望しても、会社が「向いていない」と判断すれば、どんな優秀な人でも不採用になります。

こういう仕組みを知らない就活生が、次第に自信を失って自分に能力が無いと勘違いしたまま就職を諦めてしまいます。

就職ナビやハローワークでやってくれる無料の適職診断も有効なので、一度試してみてください。

③企業研究を徹底する

企業研究の浅さが人事担当者に見破られてしまうと命取りになります。

どれだけその企業のことを知っているかが志望度の高さを表すので、相手である企業のことをよく知らなければなりません。

ホームページの情報程度なら誰でも知っているので、「よくそこまで知ってるな〜」と人事担当者が感心するくらい企業研究をやり込みましょう。

なお、「御社が第一志望です」と言いながら少し製品や事業内容を問われただけで何も言えなくなってしまうケースが散見されますが、こういう場合には、企業研究不足というより、そもそものその企業に対する誠意が疑われます。

何とか就活を終わらせたいという気持ちがあっても、「とりあえず受けとくか〜」というくらいの気持ちなら、その企業は受けるべきではありません。

消費者向け製品の企業であれば、実際にその製品を買ってみたり小売店やショールームを訪問したりして製品の良さを実感したり、その製品を販売している人の話を聞いてみたり、働いている人の様子を見たりするのもいいでしょう。

また、企業研究では企業の良い面だけではなく嫌な面もしっかり見ることが大切です。

嫌な面も自分の中でしっかり受け止めていれば、入社後の後悔もなくなるし、何より覚悟を持って入社できますし、その会社の製品や現場を深く知るにつれて志望度も強くなっていきます。

自分が本気で入りたいと感じていれば、自然とその会社に対する就職活動はパワーアップしていくのです。

一度働き始めたら、その企業が自分が会社員として人生の1/3を過ごす場所になりますし、企業も一旦雇い入れたら40年以上も給料を払い続けなければなりません。

だから、企業研究はとても大事ですが、そんな重要な企業研究を安易に考えて受験社数だけをムダに重ねていっても、全く意味がありません。

多くの就活生がそこに気づかないまま「自分は就職できない」という間違った結論を出しているのは、とても残念なことです。

④インターンシップに参加する

就活を有利にするという意味ではインターンシップがおススメです。

特に、去年まで部活動やサークル活動が忙しくて就職活動をする時間がなかったというのなら、自分の能力を向上させたり、自己PRのネタになるものを作ったりするよりも、直接採用に関わる活動をしていくのが良いでしょう。

また、留年中は時間があるので短期インターンシップだけでなく長期インターンシップにチャレンジしてみると良いでしょう。

短期インターンシップは職業体験という意味合いが強いですが、長期インターンシップでは実際の業務を長期間に渡ってさせてもらえるので、その業界に関する知識や能力が身につきます。

また、お給料がもらえる場合がほとんどで内定に直結することも多いので、行きたい企業や業界がある程度絞られているなら長期インターンシップをぜひ検討してみてください。

⑤筆記試験対策をする

大手企業を受けるなら筆記試験対策は必須です。

面接がどんなに得意でも、筆記試験で最低限の点数を取らなければ面接試験を受けることさえできません。

必要以上に高得点を取る必要はありませんが、筆記試験に不安があるなら、ある程度の対策はしておくべきでしょう。

また、学力に自信のある人も、SPIや玉手箱は独特な問題形式や内容ですので、慣れておくという意味でも一度は問題集に触れておきましょう。

留年から就活を成功させるために気をつけるべき4つのこと

①生活リズムを整える

時間にゆとりができたからといって不規則な生活にならないようにしましょう。

健康管理のためにジョギングをする、家族の朝食を作るといった日課を朝からスケジュールに入れておくといいでしょう。

また、何だかんだ言って一番心配してくれるのは家族なので、心配されていると思って余計にプレッシャーを感じるのではなく、家族に就活スケジュールを公開して応援してもらうなどして家族の気持ちをプラスに捉えましょう。

なお、就活費用を稼げ、改めて仕事というものを体験できるという点でアルバイトも有効です。

ただ、過度なシフトで体調を壊したり、就職活動のスケジュールが取れなくなったりするようでは本末転倒なので、適度に生活リズムを維持しながら生活費を稼ぐものと考えればいいでしょう。

②安易に公務員試験や起業に走らない

最初から公務員になりたかったり起業を強く望んでいたりしていれば話は別ですが、一般企業への就職が難しいから公務員になろうとか起業しようという方向転換は、ほぼ成功しないです。

それは、生半可な動機で公務員になったり事業を起こしたりするのは厳しいからです。

公務員になって「公僕」として人々のために役立ちたいという強い気持ちが無ければ、かなりの学習時間を割いて勉強することはできません。

ましてや、自分の生活費もままならない状態で金銭的リスクを負ってビジネスを始めるなんて、よほどの強い動機がないとできません。

もちろん、一旦就職してから公務員受験や起業を考えるのはアリです。

公務員は社会人枠での採用がありますし、起業も生活基盤を作った上でチャレンジするなら多少のリスクヘッジにはなります。

就活中に公務員受験や起業への意欲が湧いたとしても、まずは一旦就職をすることが大切です。

③留学に逃げない

留学することで英語でのコミュニケーション能力が上がったり国際感覚が身についたりするなど様々な力が得られますが、単に時間があるからといって目的もなく現実逃避のために行くような、明確な目的のない留学は全く意味がありません。

なんとなくかっこいいとか、就活に役に立ちそうだからという理由では行っても時間の無駄です。

人事担当者は留学の目的も聞いてくるので、単なる逃避行だと思われれば内定はあり得ません。

就職が当面の目標であれば、その目的に適う留学でなければ、内定はさらに遠くなるだけです。

「なぜ留学をする必要があるのか」「留学を終えるまでにどんな力を身につけるのか」といった目的を明確にし、お金や時間をかけてでも行くべきなのかじっくりと考えましょう。

しっかりと目的を持った留学なら、自分自身の成長や能力を向上させることにつながり、就活でも良いアピールになるでしょう。

④資格を取るなら戦略的に

アピールできることがないなら、自己PRできる要素を増やすために資格を取るのもアリです。

TOEICなどは評価してくれる会社も多いのでチャレンジしてみるのもオススメです。

しかし、資格をPRする場合、それなりに高得点を取ったり難しい級に合格したりする必要があります。

また、たとえ資格を取ったとしても、その資格が志望している業界や企業、職種にあまり役立たなさそうなものだと意味がありません。

もちろん、頑張って学習したこと自体はアピールできるポイントであり本気度も伝えられますが、いくら頑張って資格を取っても、実質的に活用できないと必ずしも高評価につながるとは言えません。

本当にその資格を取る必要があるのか、取れる見込みはありそうなのか自分でしっかり判断することが大切です。

まとめ

ちゃんとポイントを押さえてきちんと就活戦略を組めば、留年をしたからといって就活が不利になることはありません。

留年した分、将来のことについて他の人よりも真剣に考えているというのが伝われば、必ず採用したいと思ってくれる企業に巡り会えます。

闇雲にとりあえず全てをやろうと思うのではなく、今自分に何が足りないのか、何が必要なのかを先に考え、目的をハッキリさせ、それに応じて有意義に時間を使うことが内定獲得のカギです。

留年期間は時間がある分、自分次第で様々なことにチャレンジできるので、特に就職留年の場合は、去年の就活が失敗した原因を客観的に分析し、自分に足りないものを補うためにアクションを起こすことが大切です。

現実から目を背けずに自分としっかり向き合うことで自信をつけ、納得のいく就活にしてくださいね!

とは言え、留年して就活をする上で大変なのがモチベーションの維持です。

大学の同期はもう就職してしまうので、本音を話せる相手がなかなかおらず、1人では心細いでしょう。

そんな時は、就活スクールを活用してみるのが一番お勧めです。

マンツーマンで丁寧に指導してもらえる上、留年した理由に不安があったとしても親身になって話を聞いてもらえますし、何より内定までそばにいてくれるのはとても大きいです。

就活スクールを活用して就職浪人から逆転就活を果たした生徒さんのインタビューは以下のページからご覧になれます。

日本通運・ANA……日大から物流の雄をおさえた就職浪人生の苦労とは?

就活スクールを使って、先生と共に2人3脚で内定を目指して頑張ってくださいね!

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ABOUTこの記事をかいた人

ホワイト企業への内定を専門とする就職コンサルタント。ホワイト企業への内定率は100%を誇っている。東京大学工学部卒。学生時代には大手企業(Sony、新日鐵、帝人、DUNLOP、DeNA、経済産業省、財務省など80社)相手に人事面からの支援を行っていたことがこの仕事を始めたきっかけ。 集客・営業代行のビジネスでは、東京大学で行った企画でゼロから1500人を集客しただけでなく、恋愛系企画においては朝日新聞・フジテレビ・AERAの一面にカラーで掲載。 その後、キャリアアップや人材育成の研修を行う外資系コンサルティング会社に就職。入社後、多くの中小企業の経営問題を人財育成の観点から解決に取り組むべく、新規事業・アプリ開発などを担当し、現在独立。 セミナーやコンサルティングを不定期で開催しており、過去の相談件数は500件以上。通算400回はセミナーを行っている。 クライアントには月収を6倍にした元サラリーマンや月商を3倍にした音楽の楽団長、所沢での学習支援業の起業に成功した大学生など幅広い。 趣味は読書と執筆。数学検定1級保持者。