テレビや新聞等で既に知っている方がいらっしゃるとは思いますが、経団連が2021年度の学生から就活ルールの廃止を打ち出したことを表明しました。
それにより個々の学生の今後の行動により内定に直結する可能性が出てきました。
そこで今回は普段、影ではコツコツと働いている貿易に携わる仕事の紹介と必要な資格についてをご紹介します。
この記事の登場人物
富田:理工学部の3年生。自己主張は苦手だが心根は優しい草食系男子。メーカーを志望して就活をしている。
春山:経済学部の3年生。あだ名はハルちゃん。明るくハキハキしていて「考えるより動け!」の行動派。母子家庭出身で、化粧品や日用品など女性を対象とした仕事に就きたいと考えている。
白河:社会人3年目のヘッドハンター。ホワイトアカデミー在学中に内定をもらった東証一部の人材系企業で勤務。ホワイトアカデミーとは、特別講師という形で現在も付き合いが続いている。
仕事ってどんな感じ?
収入はどのくらい?
資格・能力は何が必要?
AIの発展はどんな影響を与えるの? 対策はあるの?
- 仕事を作る、プロデュースをする力
- イノベーション力 当たり前なことでも疑問を持って変えていける人材
- 人と機械を組織化 ダイバーシティー・マネジメント力
①仕事を作る、プロデュースをする力
② イノベーション力 当たり前なことでも疑問を持って変えていける人材
③人と機械を組織化 ダイバーシティ・マネジメント力
貿易実務の今後とその先の将来
今や、日本はグローバル化に伴い日本の輸出入の貿易総額としては、40年前と比べると約4.64倍へと増加しています。
09年に起きたリーマンショック以降には貿易総額が大幅減になるなど国内外での経済動向や産業構造の変化などの影響力を非常に受けやすく、また、取り扱われる物も日々変化してきています。
こうした世界と日本との経済交流がある限りは貿易事務の知識を持った人材は必要とされ続けるでしょう。
しかし書類作成などの定型業務はプログラミング技術が発展し、コンピュータのクラウドシステム上で発注側と受注側が直接やり取りできるような仕組みを形成した方が仲介を通さなくても可能になるかもしれません。
最後になりますが、一朝一夕に大変化が起こるわけではないので貿易事務以外のスキルを高めておく必要があるでしょう。