就活失敗でも〇〇で逆転 !「人生終わり」と嘆く前にコレを試して!

就活に失敗して落ち込む女性

就活失敗。これが何を意味するのかは人によって違うが、多くの場合は「自分の行きたい会社(多くは大手企業や中堅企業)に全て落ちて持ち駒がなくなってしまった。そして今から受けたい企業がない。」ということを意味する。

自分の人生の質を大きく向上させる機会が大学受験と新卒の就活である以上、就活での失敗はそのチャンスを逃したということになる。

また、新卒の就活で大企業に行ければその後のキャリア形成や転職もしやすいことから、就活で失敗して中小零細企業にいくことはいばらの道の始まりである。

そう考えると、就活失敗が人生に及ぼす影響は大きい。だが、絶望するのはまだ早い。

この記事では就活失敗から逆転して大手企業に内定する方法逆転を成し遂げたエピソードをまとめたので、就活が失敗した人は必ず読んで欲しい。

加えて、就活での失敗を防ぐ方法についても掲載したので、現在の就活が失敗しかかっている人も、これから失敗したくない人も、人生終わりだと嘆いている人も是非参考にして欲しい。

この記事を書いた人:竹内健登

東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。
 
就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はホワイト企業内定率100%を誇り、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度が好評。
 
2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である就活”に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。
 
塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。

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就活に失敗したら留年で挽回すべき

先行きの見えない不安に思わず頭を抱える女性

結論から言おう。就活の失敗は就職留年か大学院進学という形で挽回すべきだ。

就職留年というのは意図的な休学や留年などの措置をとることによって、もう一年大学にとどまって就活をすることだ。

一方で、大学を卒業してアルバイトやフリーターなどをしながら就職活動をすることを就職浪人という。この2つがどう違うかといえば、就職留年は新卒扱い、就職浪人は既卒扱いとなる点である。

既卒扱いになると、職歴のある社会人と同じ土俵に立って戦わないといけないため、不利になるフリーターなどで職務経験を積んでも、それは会社の中心となる業務ではないため、どうしても正社員歴のある候補者に負けてしまうのだ。

実際、既卒者の内定率は低いのが現状で、2016年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査によると、既卒者の内定率は45%で現役学生の内定率75%を大きく下回っている。

加えて、企業からすれば「なぜ新卒の就活で内定しなかったのか?」「何か問題を抱えている人なのではないか?」という疑念を持たれやすいため、大企業や有名企業への内定はほとんど不可能で、中小企業が内定先になることがほとんどである。

そしてその中小企業への内定率が45%ということなので、既卒の採用がいかに厳しいのかがわかるだろう。

もちろん、就職留年には大学の学費がもう一年ぶんかかるというデメリットはある。

しかし、就職留年をすると結構時間ができるためその間にバイトをして学費を稼ぐことはできるだろうし、はたまた親に学費を借りるという手もあるので、十分現実的な方法である。

加えて、できた時間で長期インターンシップに参加するなどすれば立派な実績になるし、志望業界に役立つ難しい資格を取得することも視野に入ってくるだろう。

就職留年を仮に一年したとしても、それで大企業に入ることができれば生涯の賃金が1億円ほど違ってくることも珍しくないので、長い目で見てこの選択をとるように勧める。

日本の大企業は総合職を新卒からしかとらない会社が非常に多いことからも、やはり就職留年をしてもう一年やりながら、就活の失敗を挽回する方法がオススメになるわけである。

大学院進学も手

あるいは、大学院に進学するというのも一つの方法である。

こちらも就職留年と同様にお金や勉強時間というコストはかかるが、目的をきちんと持って大学院に進めば新卒カードを持ったまま専門性も身につけられるため、就活失敗からの一発逆転が狙いやすい。

特に理系は専門性が身につくため、就活失敗からの逆転がしやすくなる。ただ、文系の場合は就職先の幅が狭まってしまうことが多いので、大学院で民間就職に有利になるようなスキルや経験を積んでおくことが必須になることは覚えておくと良い。

そういう意味では、文系は大学院進学よりも、就職留年をした方がコスパが良いことが多いのだ。

なお、所属していた大学より上のグレードの大学院に入って学歴をロンダリングする場合は、院試の勉強と入学後に授業やゼミについていくための勉強が忙しくなるので、本当にそれが効果的か考える必要がある。

やはり一橋や早慶などの大学院はレベルが高いので、ロンダはリスクのある選択であると言える。

とはいえ、大学院入試の試験の日は決まっているので、勉強時間なども考慮すると4年の夏の結果次第で就活に見切りをつけ試験勉強に振り切る必要があるだろう。

就活に失敗した人の末路・エピソード3選

頭を抱える男性

では一方で、就活の失敗を挽回しようとしない場合はどうなるのか。多くは次の3つのパターンになる。

1:エージェントを使ってブラック企業に入社

一番多い末路は、6月ごろから新卒就職エージェントを活用する中で紹介された中小の低賃金ブラック企業に入社してしまい、そのままずっと低賃金のブラック労働を続けていくというものである。

加えて、入ったブラック企業で転職に有利になるような職能が身につかない会社であった場合、その後に転職でいける会社はほぼ例外なく同様の中小の低賃金ブラック企業になり、それを転々とする人生になる。

やはり、大手企業に転職するには戦略が必要だし、特定の専門性や卓越した職務経験がないと話にならないことがほとんどである。転職の時代とは言いつつも、中小企業から大手企業への転職は日本ではいまだに難しいので注意が必要である。

また、こういったブラック企業では入社直後から仕事が忙しくなり転職活動どころではなくなる会社もあるので、新卒よりも就職活動自体が難しくなることが多い。これは就業しながら公務員試験を受ける場合も同じである。

そうなると、いつまでたっても転職が実現できず、くすぶったまま日々を過ごしていくことになる。これが続くとコンプレックスを抱えやすい。

自分の大学の同期は有名企業に入っていて、給料などの待遇や仕事の面白さも上で…となれば、誰だって良い気はしないものである。特に、同級生の結婚式や同窓会ではそういった話が仕切りに交わされるため、コンプレックスを抱えやすいのだ。

もしあなたが高学歴であった場合は、職場においても「君のような慶應大学の人がなんでうちみたいな中小企業に来たの?就活失敗したの?」と言われることが多くなり、進路について後悔しやすくなる。

なお、くすぶったまま過ごしているとだんだん性格がねじ曲がっていき、それが結婚や子育てにも影響が及ぶ可能性があるので、やはり自分で失敗を乗り越えて次のステージに進むことが望ましい。

以上のことから、安易なエージェントの活用はやめておいた方がよい。

2:非正規社員になる

次に多い末路は、契約社員などの非正規雇用になるというものである。これはエージェントを使ってもダメな場合や、そもそもエージェントの持っている案件が契約社員しかない場合などが該当する。

契約社員というのは、基本的に雇用の期間が決まっており、基本的にその雇用期間が延長されることはない。そのため極めて不利な雇用契約である。

加えて、正社員に比べて生涯賃金が4000万以上低いということも特徴であり、裕福な家庭を築いていくことはほとんど不可能である。

当然、年収が少ないので結婚でも不利になるし、生活に不自由を感じることが多くなってくる。よって、やはりこの場合も就職留年をすることを強く勧める。

3:ニートになる

これ以外によくある末路は、ニートになるというものである。確かに、上記の2つの進路に比べたらニートになって親に養ってもらう方が幾分かマシに見える。

しかし、ニートは親が年金生活に入ったり死んだりした途端に生活が苦しくなる。なんの職能も身につかないので、正社員への就職は難しい。結果的に清掃員などのバイトしか働き口がなくなっていくのでオススメはできない。

以上が主な3つのケースがだが、これ以外にある2つのレアケースについて解説しておく。

1つは、就職をせずに今の彼氏・彼女と結婚して家庭に入るというもので、女子が考えがちなものである。

これについては、旦那に稼いでもらって自分はのんびり専業主婦する、というシナリオは男性の給料が減っている現代では徐々に考えづらくなっているし、自分がなんの金銭的価値を産まずに旦那の稼ぎをあてにできるほど、今の時代は甘くない。

こういった結婚をしたあとにDVやら浮気やらで離婚をし、シングルマザーとして途方にくれている女性は多くいるので、やはり就職をすることを勧める。

もう1つは、苦しい生活をしながら夢を追い続けるというものである。要するに、起業したりフリーランスになったり漫画家・芸人になったりするなどの自営業的な道をえらび、時には派遣の仕事をしながら夢を追うというものである。

これについても、24歳で起業してかれこれ会社を5年経営してきた私から言わせれば、そういった自営業の選択をした若者のほとんどは飯が食えなくて低賃金ブラック企業に就職している場合が多いし、詐欺に遭って借金を抱える人さえいるのが現状だ。

そもそも、就活が失敗してから自営業の道に進んで成功できるほど、世の中はそんなに簡単ではない。加えて、そちらの道で成功できる素養があるのであれば、すでに学生時代にYouTubeやtiktocなどのSNSで頭角を見せているはずである。

だから、就活が失敗したという理由で自営業へ転身することはオススメしないのである。

就活の失敗からの逆転方法2選

指を指す女性

ここからは就活の失敗を逆転する方法について、2つのパターンを解説する。

その前に、1つだけ持っておかないといけない考え方を紹介する。それは、「自分は就活に失敗したんだ」ということを素直に受け止めることである。

就活に失敗した人の多くは、「相性が合わなかった」「あの会社には人を見る目がない」などということを言い訳にして失敗したことをまったく認めようとせず、まったく反省をしようとしないが、それではなんの成長もない。

やはり、自分がダメであったことを真摯に自覚して、そこをスタート地点として努力をしていくから次の成功が得られるのである。

これは、スポーツでも試合で負けた後と似ている。負けた理由を「調子が悪かったからだ。本来の自分ならこんなことは起きていなかった」などといって反省しないと、いつまでたっても次のアクションができず、成長しない。

よって、まずは自分が失敗したことを真摯に受けとめることがマインドセットとして重要なのである。

逆転方法1.就職留年

では具体的な方法を述べる。その1つめが、就職留年をするというものである。これは、今から紹介する2つの方法の中で、逆転できる可能性が最も高い方法である。

就職留年をする際にやるべきことは3つある。

1:手続きをする

1つめは、留年ないしは休学の手続きをすることである。

単位を取りきってしまっている場合でも教授にかけあえばゼミや卒論、ないしは授業の単位をあえて落としてもらえるので留年自体の手続きはそれほど難しくないだろう。

ただし、休学は申請出来るタイミングが決まっており、就職留年などは理由として不適当とされる場合が多いので、「経済的理由」や「進路再考」といったもっともらしい理由をつける必要があることを覚えておくと良い。

2:戦略を立てる

2つ目は、今年の就活の失敗を踏まえて、今後1年間の就活の戦略を立てることだ。就活で失敗する理由は様々だが、失敗する人の特徴として主には以下が該当するように思う。

就活失敗する人の特徴1.動き出しが遅い

大体の就活生は3年生の3月までずっと遊び、3月になってから「やばい」と気付いて就活準備を始めるが、それだと準備が間に合わず各業界や業種のイメージが十分に掴めない。

実際、リクナビの就職白書2017においても、企業側は学生の業界研究・企業研究が不十分だと感じていることがうかがえる。

よく「もっと早くから就活の準備を始めておけばよかった……」という嘆きの声を聞くが、難関企業などから複数内定を獲得したいのであれば3年生で夏インターンに参加することは必須だと考えた方が良い。

中には大学2年、早い人だと1年から準備をしている人もいるが、3年生の2月までに全部の準備が終わってないと3月からいきなり本選考を迎えても基本的には内定しないことを覚えておくと良い。

就活失敗する人の特徴2.質問に的確に答えられない

就活に失敗する人は、面接官が聞いていることに対して相手の機微を察せず「えっ? 今その話してないよね?」という余計な答えをしてしまう。

人事担当者も忙しい中で時間を割いているので、面接では聞かれていることに的確に答えるべきである。

面接官も変な答えが返ってくると助け舟質問を出すが、それでも「ああん?」という感じの答えが来てしまうと「あっダメだ」ということで面接の評価は下がってしまうのだ。

迂闊に話し過ぎてしまうと相手に悪く受け取られることも少なくないので、面接訓練をみっちりやることが必要であると言える。

就活失敗する人の特徴3.スペック不足

基礎的なIQが足りないと自分の希望しているレベルの企業群のWEBテストで落ちたり、作文試験できちんとした文章が書けなかったりして筆記試験が突破できない。

また、コミュニケーション能力(EQ)が低いと面接での受け答えができず、スケジュール管理ができてないと会社をいろいろ受け過ぎてスケジュールがぐちゃぐちゃになって面接をすっぽかしてしまう。

このように、就活をしていく上での基礎力が欠如しているとどうしても失敗しやすい。

就活失敗する人の特徴4.企業選びがミス

企業選びの方法次第で内定の可能性は大きく左右される。就活には相性というものがあり、自分自身の性格や適性によって、内定しやすい業界や企業は変わってくる。

同じ給料や待遇でも業界によって全然内定率が異なるので、企業選びは本当に重要であると言える。しかし、多くの学生はそんな相性を微塵も考えないばかりか、人気企業などの高いレベルの企業にばかり応募してしまう。

これはポケモンで例えれば、レベル5のフシギダネでレベル90のリザードンに挑んでいるのと同じである。

よって、しっかりと自分の適性やレベルを勧化て、応募すべき企業にめどを立てていくと良い。ただし、この作業ばかりは自分だけで考えていても答えが出てこないので、就活のプロの手を借りることを勧める。

3:就職留年特有の就活対策をする

さて3つめは、就職留年特有の就活対策をすることだ。それは主に3つに分かれる。

1つめは、時間ができた際にどんな経験やネタを作るのかを考えるということである。

TOEICなどの英語の点数を取ったり、留学に行ったり、長期インターンにいくなどして、新たなガクチカを作っておくことを勧める。そうすることで自分のスペックが上がり、1年目よりも良い結果を出せるようになるからである。

2つめは、1年間の就活スケジュールを立てることだ。これについてはどの業界や会社を受けるのかによってスケジュールは変わってくるので、就活のプロの意見も参考にしながら慎重に判断することを勧める。

3つめは、就職留年時特有の面接対策をすることだ。

面接では「留年した理由」「留年中、何をしていたか」が問われる場合が多いので、ここで人事受けの良い理由や実績をアピールできれば逆転就活が可能になるが、もし間違えると昨年よりも悪い結果となってしまう。

1年目の就活が面接でダメになっている人が多いのであるから、その突破をするために就活塾に通って模擬面接を徹底的にやると良いだろう。以上が就職留年からの逆転方法である。

逆転方法2.大学院進学

就活の相談相手

2つ目の方法が大学院生になって就活の失敗を逆転するという方法である。この場合、就職留年に比べてやるべきことが増えるので注意が必要だ。主には3つほどやるべきことがある。

1:進路を決める

まず1つめが、どこの大学院・研究室に行くのかを決めるということである。自分の行きたい企業が決まっているのであれば、そういった企業に評価される研究ができる大学院に行くと良いだろう。

2:入試を突破する

2つめが、決めた研究室の大学院入試を突破するということである。ここでは筆記試験の対策が必須になるし、面接が必要になることも多い。準備に最低1~2ヶ月はかかると考えておいた方が良い。

加えて、面接では大学院に入った後にどのようなことを研究してどんな進路に行きたいのかを聞かれることになるので、その辺りについても対策をしておく必要がある。まるで就活である。

大学院に入ってからやりたいことが決まっていないのであれば院試の突破は難しいであろうし、仮に合格をしたとしてもそこでの研究内容が有効なガクチカとして話せないとなると、就活はまた大変なことになる。

よって、先々の就活を見越した上で大学院入試を突破することを強く勧める。

3:早めから就活に動き出す

そして3つめが、大学院進学後に夏インターンからの早めの就活に挑戦することである。これについては就活で失敗する人の特徴のところでも述べたが、早めの動き出しが吉である。

ホワイトアカデミーでも、大学4年生の2月ごろから入塾してサマーインターンに向けて対策をしている生徒がいるくらいなので、早めから動き出すと良い。

特に一度就活で失敗している場合は、その戦略や戦術に何かしらのミスがあったであろう場合が多いので、早めにプロに見てもらった方が再度の失敗を防ぐことができるのでオススメである。

人生の難局を乗り越えよう

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就活に失敗したことをいくら悔やんでも過去を変えることはできないし、そこに気持ちをフォーカスすればするほど身動きが取れなくなってしまう。

そうではなく失敗を自分が成長するチャンスと捉え、就職留年や大学院進学などをすることで前向きに行動をしてほしい。乗り越えることができれば、一皮向けたあなたになることができるだろう。

最後になるが、自分自身が本当に入りたいと思う企業を見つけ、そこに入れるようにするためには早い段階から正しい努力をすることが必要になってくる。

就活では自分1人では準備や自己分析、面接対策が甘くなったり自己認識が上手くできなかったりすることが多々あるので、1人で抱え込まずに上手くまわりの力を借りながら総力を挙げて戦っていくのがお勧めだ。

一度の失敗は許されても、二度目の失敗が許されないので、就活で今後失敗したくないという人は内定率100%の就活塾ホワイトアカデミーでプロの意見を取り入れながら就活をしていくと良いだろう。

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