- 「Web面接ではどんな背景がベストなのか知りたい」
- 「バーチャル背景はWeb面接で使っても良いの?」
面接試験が決まったものの、そんな悩みを抱えている就活生も多いのではないでしょうか。
Web面接は視覚情報が多いため、適切な背景を選ぶことが欠かせません。ベストな背景にすることで、面接官に良い印象を持ってもらいやすくなるでしょう。
そこで今回はWeb面接の背景で悩む就活生に向けて、おすすめ背景やWeb面接に最適な場所、面接で印象アップを狙う方法をご紹介します。 最後まで目を通せば、面接当日までにやるべき準備まで分かります。
数学検定1級保持者で東京大学工学部卒にもかかわらず、自身の就活に失敗し就職留年した経験から企業の人材戦略の道へ。
新卒の学生が一流企業に内定するための独自の方法論と、3年後離職率・OpenWorkでの評価・帝国データバンクの評点を用いた客観的視点から日夜ホワイト企業を研究。
研究内容を自社メディアで掲載したところ、就活生や親御様の間で話題となり、月間で35万PVを達成した。
現在も、塾生がカリキュラムを消化したものの、ホワイト企業の内定を1社も得られなければ授業料を全額返金という方針で、上位大学だけでなく、全国幅広い大学の学生の就活指導を行なっている。
「就職浪人からANAグループに内定した! 」「留年すれすれから日本IBMに内定! 」「指導を受けた次の日から大手企業の面接で落ちなくなった! 」など、喜びの声多数。
著書に「子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法」(日経BP社)がある。
目次
Web面接では背景も重要なポイント
Web面接では画面の印象がすべてです。そのため、背景も印象を左右する重要な要素になります。 視覚情報の重要性がわかる実験として、1971年に心理学者のアルバート・メラビアンが発見した「メラビアンの法則」があります。
この実験では、感情や気持ちを伝えるコミュニケーションをとる上で「人はどんな情報に基づいて印象を決めるのか?」を検証しました。 その結果、以下のように視覚情報が最も印象を左右することが分かったのです。
- 視覚情報(見た目など):55%
- 聴覚情報(口調や話すスピードなど):38%
- 言語情報(話の内容など):7%
上記の通り「見た目」や「背景」はWeb面接に大きく影響するポイントです。 これからWeb面接でおすすめの背景を紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
Web面接でおすすめの4つの背景
Web面接でおすすめの背景を4つご紹介します。
①白い壁紙
Web面接に最適な背景は白い壁紙です。
白色には「清潔」「平和」「透明感」「明るい」のようなポジティブなイメージがあります。
面接官に良い印象を与えやすくなるでしょう。また輪郭もはっきりして見えるので、面接官に自分だけに集中してもらいやすくなります。
逆に背景がピンク色や黄色のような目立つ色だと、面接官の注意がそちらに逸れてしまう恐れがあるのです。 そのため、できるだけ白い壁紙を背景にしてWeb面接を行うようにしましょう。
②白い布で覆った背景
ベッド・クローゼット・ソファなどの家具が背景に見えている場合は、シーツのような白い布で覆うのもおすすめです。白い布を使うことで、背景の物に面接官の注意が向かないようにコントロールできます。
また白色にはレフ版(光を反射させる道具)のような効果もあるため、顔色を良く見せることも可能です。 白い布を使うときは自然に隠すことを意識しましょう。
③白か淡い色のカーテン
Web面接では、背景の主張が激しいとあなたの話に集中してもらえない可能性があります。 白色か淡い色のカーテンにすることで、清潔感を出しつつ、面接官の意識を自分自身に向けてもらいやすくなるのです。
カーテンを背景にするときは次の点に注意しましょう。
- 派手な色や柄は避け、無地にする
- 汚れがついていないか
- 逆光になっていないか
カーテンに茶色の染みや汚れがついていると目立ち、不衛生な印象を与えやすくなります。 また逆光になっていると、自分の顔が暗く映り、面接官から表情が見えにくくなってしまうもの。
背景にカーテンを持ってきたいなら、上記の3点は事前にチェックしておきましょう。
④白い背景紙
「白や淡い色のカーテンも白い布もない!」という場合は、白い背景紙や模造紙を使うのがおすすめです。
背景紙とは、写真撮影をするときに被写体の背景として利用する紙のこと。 簡単に美しい白色を背景にできる上、余計なものが映り込むことも防げます。また強い日差しが入ってきたときに、逆光になりにくいのも嬉しいポイントです。
Amazonなどの通販サイトで2,000円台から購入できるので、ぜひ検討してみてください。 部屋に白いパーテーション(間仕切り)がある場合は、背景紙の代わりに背景に設置するという手もあります。
自己アピールできる物を背景に映すのもあり
「背景はできるだけ白色でシンプルに」がおすすめですが、あえて自己アピールできる物を映すという手もあります。 面接官が興味を持ち、そこから話が広がる可能性もあるからです。 例えば以下のような物です。
- 出場した大会のトロフィー
- 表彰状
- ユニフォーム
- 専門的な道具
ただし、並べすぎるのはごちゃごちゃした印象になるのでNGです。 特にアピールしたい物だけ、1~2種類を厳選して背景に置くことをおすすめします。
Web面接でおすすめできない5つの背景
逆にWeb面接でおすすめできない背景を5つご紹介します。
①白や無地以外のバーチャル背景
Web面接でバーチャル背景の画像を設定するのは、あまりおすすめできません。 そもそもバーチャル背景を使うと、次のようなデメリットがあります。
- 背景画像が顔や服の色に反映されることがある
- 動くと不自然に見える場合がある
- 「部屋を整理していないのでは」と思われる可能性がある
どうしても白い壁紙や布を用意できず、バーチャル背景を設定したい場合は、白色や無地の背景を選びましょう。 また事前にバーチャル背景の画像を使うことを、面接官に一言伝えておくとベターです。
②逆光になっている背景
白色や淡い色、遮光性の低いカーテンを背景にしている場合は、逆光になる可能性があります。強い光が入ると部屋の中が暗くなり、自分の顔も暗く映ってしまうもの。
そのため、Web面接を受ける時間帯に、顔や背景がどう映るか」を確認「しましょう。部屋のいろいろな場所に移動し、逆光にならない位置を探してみてください。
逆光になってしまう場合は、部屋を明るくしたり、他の部屋に移動したりと調整しましょう。
③派手なポスターや柄が見える背景
好きなアーティストや漫画のポスターや、装飾品などを壁に飾っている就活生も多いのではないでしょうか。派手な柄や色は視覚的な情報が強くなるため、面接官があなたの話に集中しづらくなる可能性があります。
そのため、背景に映り込む範囲のポスターや装飾品は面接前に外しておくのが良いです。Web面接では、なるべく「背景ではなく、自分自身に注目してもらえる環境」を作り出すようにしましょう。
④カーテンの汚れが目立つ背景
カーテンの汚れが目立つと、「清潔感がない人」「だらしない人」といったイメージを面接官に与える可能性があります。
カーテンをWeb面接の背景にするなら、画面に映る範囲に汚れがないかしっかりとチェックしましょう。もし汚れがあった場合は、カーテンの洗濯表示を確認した上で洗濯してください。
洗濯機か手洗いOKのマークがあれば、洗濯機で洗うことができます。特に汚れの酷い部分は、カーテンに洗剤の原液をなじませてから洗うと落ちやすくなります。
洗濯できないカーテンの場合は、早めにクリーニングに出しておきましょう。
⑤ベッドなど生活感が出すぎている背景
タンス・クローゼット・本棚などが背景に少し映り込む程度なら問題ありません。 しかし、服・下着・ベッドなどは生活感が丸出しなので避けましょう。 「整理整頓できていない」「社会人としてのマナーがなっていない」のような印象を抱かれやすくなります。 以下のことを心がけておきましょう。
- パソコンやスマホの位置を調整し、背景に入らないようにする
- 映り込む範囲は綺麗に片づけておく
Web面接に限らず、日頃から整理整頓する習慣を身につけておくと、仕事でも細かいところに目が行き届くようになります。
面接を受けるのに最適な場所は自宅
Web面接を受けるのに一番おすすめの場所は自宅です。その理由を解説します。
Web面接に自宅がおすすめな4つの理由
自宅の部屋がWeb面接に最適といえる理由は次の4つです。
- 場所が明るい
- 背景を整理しやすい
- 雑音が聞こえない
- 面接官の話を集中して聴ける
- 面接官が不審に思わない
前述した通り、Web面接では自分の表情がはっきり見えるようにしておくことが大切です。 自室なら明るさを調整できる上、背景に他人や物が映り込みにくい環境を整えやすくなります。 もしWeb面接を行うタイミングで家族がいる場合は、事前に以下のことを伝えておきましょう。
- Web面接をしている部屋に入らないこと
- 大きな声や音を出さないこと
「同じ時間帯に、他の家族もWeb面接やリモート会議をしている」といった場合は、面接官に話し声が多少入るかもしれない旨を伝えておくことをおすすめします。
自宅以外でWeb面接におすすめの4つの場所
自宅では静かな環境や適切な背景を用意することが難しいケースもあります。 そんなときは、以下のような場所でWeb面接を行うのがおすすめです。
- ホテルの部屋
- レンタルスペース・会議室
- 個室完備のネットカフェ
- 大学・専門学校
特にホテルは通信環境が整っているところが大半で、雑音もなく静かな環境なのでWeb面接に最適です。電話やスタッフが途中で入らないように、前もって伝えておくと良いでしょう。
また大学や専門学校の空き教室を使うという手もあります。 大学や学校によって教室の使用ルールが異なるので、事務室に事前に確認しておくと安心です。
面接で印象アップを狙う5つの方法
「せっかくWeb面接をするなら、背景以外にも好印象を持ってもらいたい」と思う就活生も多いのではないでしょうか。 ここでは、Web面接で印象アップを狙える5つの方法をご紹介します。
①ライトを使用する
リングライトやスタンドライトなどの照明を使用すると、顔色が明るく見え、生き生きとした印象になります。 また自分にまんべんなく光が当たるため影もできにくく、画面にはっきりと映すことが可能です。 特に次の2色がWeb面接におすすめの色になります。
- 昼白色:自然光に近い色
- 電球色:温かみのある暖色
リングライトはAmazonや楽天などで1,900円台から購入できます。 ライトを用意できない場合は、デバイスの画面の明るさを調整して顔色が良く見えるようにしておきしょう。
②姿勢を良くする
Web面接では、背筋が曲がっていると自信がなさそうに見えてしまいます。また猫背になると声が小さくなり、元気のない弱弱しい声に聞こえてしまうのです。
そのため、対面での面接と同じように姿勢をまっすぐにすることを心がけてください。
足の裏と指をしっかりと床につけ、浮かないように座りましょう。さらに目線はカメラに向けると相手と目が合うので、自信のある印象になりやすいです。
③画面の中央に映るように調整する
画面の上に映ると面接官を見下ろす形になり、高圧的な印象を抱かせやすくなります。
逆に画面の下に寄りすぎていても、上目遣いで見上げる体勢になるので適切とはいえません。そのため、Web面接中は自分自身が画面の中央に来るように調整しましょう。
「ローテーブルしかないので、どうしても目線が下になる」といった場合は、雑誌などでデバイスの高さをちょうど良い位置に整えてください。
④元気にあいさつする
対面の面接と同様に元気にあいさつすると、Web面接でも第一印象が良くなりやすいです。画面にお互いが映ったことを確認したら、「おはようございます」「こんにちは」など自分から声をかけましょう。
できれば「本日はお忙しいなか、お時間をいただきありがとうございます」のように、面接官を気遣うお礼の言葉を入れるとベストになります。またWeb面接は対面時よりも声が通りにくいので、いつもより声を張って話すのがおすすめです。
⑤話すペースをゆっくり目にする
たくさん熱意を伝えたいあまり、早口で一気に話してしまう就活生も多く見受けられます。
しかし、面接官側も質問事項を用意しているので、選考の妨げとなってしまう可能性もあるのです。また「発言がかぶる」「面接官の発言を遮る」など、話を中断させてしまいかねません。
Web面接ではいつもより気持ちゆっくりと話し、発言内容を正確に伝えることを意識しましょう。以下の記事では、面接でよく聞かれる質問について詳しく解説しています。ぜひあわせてチェックしてみてください。
Web面接でありがちな失敗例と対策方法を紹介!
背景以外にWeb面接でありがちな失敗例をご紹介します。 事前に回避するための対策方法もあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
①回線が不安定
電波が悪い環境でWeb面接を行い、音声や映像が途切れ途切れになるような状態です。
Web面接に慣れていないと、そのような状況下でパニックになってしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、通信障害は誰にでも起こり得ることです。
回線が不安定なせいで不合格になることはないので、まずは落ち着くことを第一に考えてください。
音声が聞こえないなら、チャット機能を使ってその旨を伝え、面接官の指示を待ちましょう。「そのうち面接官が気付いてくれるだろう」と思って、そのままの状態で続けるのはNGです。 不測の事態でも冷静に状況に対応できれば、好印象につながりやすくなります。
②画面が揺れすぎる
スマホを手に持ちながらWeb面接を行うと画面が揺れやすくなります。 画面がぶれると面接官があなたの表情を追いにくくなり、話の内容に集中してもらいにくくなります。
スマホはしっかりとテーブルの上に置き、三脚などを使って固定するのが良いです。設置後は画面に映る範囲をチェックし、「顔の上半分が見切れている」といった状態にならないよう調整しましょう。
③面接官を見下ろす体勢になっている
パソコンやスマホを低い位置に置いていると、カメラを見下ろす体勢になり、面接官に横柄なイメージを与えやすいです。逆にカメラが上すぎると上目遣いで見上げる形になり、気が弱そうな印象になります。
デバイスの位置を変え、Web面接中は面接官と正面で向き合う体勢になるよう意識しましょう。
④カメラを見ていない
話すときについ画面の面接官の方を見てしまい、「なかなか目が合わないな……」と思われるパターンです。基本的に自分が話すときはカメラを見るようにしましょう。
カメラを面接官の目だと思って話してみてください。あなたが話し終わって面接官の反応を知りたいときや、話を聞く側になったときは画面を見ると良いです。
ずっとカメラだけを見ていると、相手の表情が分からないので不安になってしまうもの。上記の方法ならWeb面接でも落ち着いて話しやすくなるでしょう。
Web面接に不慣れだとどうしても画面に目が行きがちなので、事前に友人や家族と練習しておくことをおすすめします。
⑤パソコンやスマホから離れすぎている
Web面接では、パソコンやスマホから離れすぎていると相手に声がしっかり届きません。
「せっかく熱弁していたのに、面接官に回答が聞こえていなかった!」なんて可能性もあります。デバイスのカメラから遠すぎず近すぎず、適度な距離を保って座りましょう。
マイク付きイヤホンを使って音声を聞こえやすくするのもおすすめです。
⑥SNSなどの通知音が鳴ってしまう
特にスマホでWeb面接をしているときにありがちな失敗例です。 面接中に頻繁に通知音が鳴るとあなた自身も集中しにくいですし、面接官にもマナーがなっていない印象を与えてしまいます。 あらかじめLINEやTwitterなどのアプリの通知はオフにしておきましょう。
面接当日までにやるべき4つの準備
「そもそもWeb面接が初めてで、背景も当日までに何をすれば良いのかも分からない!」という就活生も多いのではないでしょうか。 ここでは背景を選ぶ以外で、面談当日までにやるべき準備を4つご紹介します。
①Web面接に必要な環境を整える
まずは、次のようにWeb面接に必要な環境を整えることから始めましょう。
- 安定したインターネット環境
- デバイス(スマートフォン、パソコン、タブレット)
- イヤホンかヘッドセット
- 服装(スーツが無難)
Wi-Fi環境の場合は、ルーターの近くでWeb面接できるようにしましょう。
常に電波の強い場所で行えば、画面や音声が途切れるような状態になりにくいです。
デバイスはWeb会議できるアプリがインストールされていれば、どれでもOK。ただし、スマホはぐらつきやすいので、しっかり固定できるように三脚などを用意しておきましょう。
デバイスにはスピーカー機能が内臓されているため、イヤホンやヘッドセットを用意しなくても面接を受けることは可能です。しかし、音声をそのまま流すよりも、イヤホンやヘッドセットを使った方が相手の声が鮮明に聞き取れます。
スムーズなコミュニケーションをとりやすいので、イヤホンを使うのがおすすめです。
下記の記事では、Web面接の流れや対策方法を詳しく解説しています。ぜひご覧ください。 →Web面接の対策をプロが徹底解説!
②ツールを事前に確認しておく
Web面接でよく使われるのは、次のようなツールです。
- Skype
- Zoom
- Googleハングアウト
- Teams
企業から指定されたWeb面接ツールを使うことになるので、事前にダウンロードやアカウント作成を済ませておきましょう。通話画面の開き方や名前の設定方法は調べておき、直前に慌てないようにしてください。
例えばZoomの場合は、採用担当者から送られてきたメールに記載されたURLをクリックすると参加可能になります。もしプライベートで使用しているツールを使用する場合は、表示名やアイコンがくだけたものになっていないかチェックしましょう。
ニックネームにしているなら、本名に変更しておくと良いです。
③Web面接の練習をする
ぶっつけ本番だと「緊張して思うように喋れない」「操作が上手くいかない」などの事態に陥ることもあります。事前に友人や家族とWeb面接の練習を行い、慣れておきましょう。
また就活経験者の先輩に頼むと、適切なアドバイスをもらいやすいのでおすすめです。
練習中は以下の点に注目してチェックしてもらいましょう。
- 背景に意識が向かないか
- カーテンや扉に気になる汚れがないか
- 姿勢がまっすぐ伸びているか
- 目が合っているか
- 声の大きさは聞きやすいか
- 話すスピードは適切か
- 抑揚がついているか
- 無表情になっていないか
面接でのアピール方法は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
またオンライン対応の就活塾なら、面接対策の指導も受けられます。気になる方は下記の記事をご覧ください。
④自己分析や企業研究をしておく
Web面接では背景選びも大切ですが、受け答えの中身の方がより重要です。
企業の求めている人材であることを適切にアピールするには、入念な事前準備が欠かせません。 まずは自己分析で自己理解を深め、アピールポイントを押さえておきましょう。
その次に企業研究で求める人物像を把握し、志望動機を明確にして熱意を伝えられるようにします。以下の記事では、自己分析に役立つツールを紹介しています。ぜひ活用してみてください。
さらに、下記の記事では効果的な企業研究のやり方も解説しています。
Web面接の背景についてよくある質問を紹介
ここでは、Web面接の背景についてよくある質問をご紹介します。
背景に生活感があると良くないの?
Web面接では生活感がありすぎる背景はNGです。面接官の気が散りやすくなる上、会社で働いている自分をイメージしてもらいにくくなります。
部屋の背景が次のような状態なら、しっかりと綺麗にしておきましょう。
- 洗濯物が干しっぱなし
- 雑貨などが無造作に並べられている
- カーテンや窓の汚れが目立つ
整理するのが難しい場合は、白い布で覆ったり背景紙を使ったりと工夫しましょう。
zoomのぼかしは避けた方が良いの?
zoomでは背景をぼかす機能が搭載されています。多くの企業の人事は、Web面接でバーチャル背景を使うことに違和感を覚えているのは事実です。よってぼかし機能は使わない方が良いでしょう。
バーチャル背景は設定しない方が良いの?
以下のような理由で、Web面接でバーチャル背景の画像を設定するのはあまりおすすめできません。
- バーチャル背景が消えてしまうことがある
- 背景画像が顔にも映り込んでしまう
- 「部屋を見せられない状態なのでは」と思われる
できるだけ実際の壁を背景にするのが良いです。 どうしても難しければ、白や無地のバーチャル背景を選ぶようにしましょう。
そのままの自室の壁でも良い?
背景にいろいろな物を置いていなければ、自室の壁でも問題ありません。 できるだけポスターや装飾品などは外しておき、余計な情報が画面に映り込まないようにしましょう。 また、Web面接では背景以上に受け答えの中身を充実させる方が重要です。 自己分析や企業研究を徹底し、当日は全力でアピールできるように準備しておくことをおすすめします。
自宅以外でおすすめのWeb面接の場所は?
自分の部屋以外では、次のような場所がWeb面接におすすめです。
- ホテルの部屋
- ネットカフェ
- レンタルスペース
- 大学の教室
特にレンタルスペースは壁紙がシンプルなことが多いので、Web面接の背景に適しています。 事前に通信環境や騒音が入らないかなどを確認しておきましょう。 フリーWi-Fiは盗聴の恐れがあるので使わない方が安全です。
ベストな背景を選んで選考を乗り切ろう!
今回はWeb面接の背景について知りたい就活生に向けて、おすすめの背景やWeb面接で印象アップを狙う方法などを解説しました。 最後に今回の記事のポイントを一覧にしてみましたのでご覧ください。
- Web面接の背景は白色がベスト(白い壁紙・白い布・白い背景紙など)
- カーテンは白色か淡い色を選び、汚れや逆光に注意する
- 派手な柄の背景は面接官の気が散りやすいのでNG
- バーチャル背景を選ぶときは白色か無地のものにする
- Web面接ではライトを使い、姿勢やあいさつに気を付ける
- 通信環境や背景に映り込む範囲は必ず事前にチェックする
ぜひこの記事を参考にベストな背景を設定して、Web面接を成功に導きましょう。 最後に今回のページの内容と併せてご一読いただきたいページをご紹介しますので、興味があればご覧ください。 →自宅以外でWeb面接にピッタリな場所とは?