「今までに挫折した経験は?」就活で挫折経験も魅力的に伝える方法

「今までに挫折した経験はありますか?」
「挫折経験について教えてください。」

就活の面接でよく聞かれる質問です。「挫折した経験なんて無いよ…。」「できれば挫折経験なんて話したくない…。」そう思う人も多いでしょう。

そもそも面接官はこの質問で何を見ているのでしょう。実はこの質問は上手に使えば魅力的な自己PRにしてしまうことが出来るのです。

今回は、就活でよく聞かれる挫折経験を魅力的に伝える方法についてお話しします。さらに「挫折経験がないよ…。」という人向けの対策もお伝えします。

挫折経験を上手に書き、あなたの魅力を精一杯伝えましょう。

この記事を書いた人:Eri

「ホワイト企業への道」のライター。
ウェディングの会社、ブランディング会社やWEB制作会社で勤務後、フリーのライターとして現在活動中。ウェディングの仕事をしている最中、現場の社員が煩雑な仕事を仕組みや論理で鮮やかに解決する場面に遭遇してから、「共に頑張る仲間が使いやすいシステムを作る」ことがテーマ。問題解決や分析を得意とし、コンサルティング会社の仕事にも関わりながら、若者に向けたロジカルシンキングなどの勉強会も開催している。みなさんに読んでほしい就活の教科書はこちら。

そもそもなぜ就活面接で挫折経験を聞くの?

挫折経験をしても立ち上がれるか

面接官が挫折経験を聞くのは、壁にぶつかってもまた立ち直れるかどうかを見ています。

仕事は上手くいかないことの連続ですから、その度にいちいち折れてしまっては困ります。

過去に挫折経験があってもそれを乗り越えていることは、面接官にとってプラスに働くのです。ですから大きな挫折経験ほど響きやすいとも言えます。

高みを目指せるか

挫折するということは当時の自分にとって高いところを目指したということです。

仕事において、高みを目指す挑戦をし続けられるかどうかが成長の鍵を握ります。

高みを目指し成長し続ける可能性を挫折経験から見抜こうとしているのです。

挫折経験を乗り越え、解決する力があるか

挫折経験とはなんらかの壁、つまり課題にぶつかった経験を言います。

挫折を乗り越えているということは課題に対してなんらかの解決をしたということです。

仕事は課題解決の連続ですから、目の前の学生がどんな課題をどのように解決してきたのか、というのを面接官は聞こうとします。

ですからどんな困難を、どのようにして乗り越えたかというプロセスを話すことが大事になってきます。

学業なら受験で不合格を経験したこと、部活動なら大会で負けて悔しかったこと、アルバイトならミスをしてしまったことなど、失敗経験をきちんと受け止め、それを解決できているかどうかが問われています。

挫折経験に屈しないストレス耐性があるか

ストレス耐性は性格検査や適性検査で見られることも多いのですが、挫折経験からも見られています。

大きな困難、挫折に遭っても立ち向かって解決していく姿勢や落ち込みをバネにして頑張る姿勢があると、ストレス耐性があると判断されやすいでしょう。

たとえ結果が出なくても、地道にコツコツ努力し続ける姿勢は評価されやすいです。なぜなら仕事でいきなり結果なんて出ないからです。

誰でも最初は失敗が多いでしょう。その段階を乗り越えなければ仕事はやっていけません。

3ヶ月以内の離職率が増えている近年では特にこの点を重視するでしょう。

就活で挫折経験を魅力的に伝える方法

企業が挫折経験を聞く意図をご理解いただけたでしょうか。それではこの挫折経験を企業に魅力的に伝える方法についてお伝えします。

これまでの挫折経験は魅力になっても、肝心の就活で挫折はしたくありませんよね。

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最も大きな挫折経験を選ぶ

話すのも嫌なくらいの挫折経験の方が上手くいきます。なぜならそれだけ大きな挫折を乗り越える力やストレス耐性があるというアピールになるからです。

大きな挫折経験を洗い出す方法として、モチベーショングラフを利用する方法があります。

モチベーショングラフとは、自分の人生の充実度を時系列で表したグラフの事です。幼少期から今まで、過去を思い返して書いてみましょう!

完成したら、グラフの充実度が高いところと低いところが出来ると思います。

低いところ、特にとても低いところに着目してみましょう。そこがあなたの最も大きな挫折経験になりうる場所です。

もちろん、書いてみたら「こっちの方が自分にとっては大きかった…。」ということもあります。過去の棚卸しをするために有効な手段でもあります。

エピソードを掘り下げる

エピソードを洗い出し、選定したら掘り下げていきましょう。以下に掘り下げるべきポイントをまとめました。

  • 挫折する前の状態
  • 挫折の内容
  • 挫折にあった時に自分が何を思ったか
  • 挫折に対してどんな行動をしたか
  • 挫折経験の結果・成果
  • 挫折経験から何を学んだか
  • 挫折経験後の自分

これらの観点からエピソードを掘り下げ、組み立てていきましょう。

例えば「バドミントン部での挫折経験」を例にすると、

  • 挫折する前の状態→バドミントン含め、運動経験ほとんどなしの状態でバドミントン部に入部。
  • 挫折の内容→周りは全員経験者で自分は全くコートに入れず、トレーニングすらみんなに遅れをとる始末。
  • 挫折にあった時に自分が何を思ったか→自分一人、皆に追いつけなくて悔しい。自分も皆とコートに立ちたい。
  • 挫折に対してどんな行動をしたか→皆に追いつくために少しでも多く練習しようと休憩時や帰宅後も毎日トレーニングをした。自分の苦手なところを分析し、本やネット、上手い人を見て正しいフォームを学んだ。
  • 挫折経験の結果・成果→3年間一度も試合に出ることは出来なかったが、一度練習試合で褒められた。
  • 挫折経験から何を学んだか→出来るか出来ないかを度外視し、今出来ることを限界までやりきることが大切である。
  • 挫折経験後の自分→原因分析をして課題解決をする力、今出来ることをとにかく精一杯やる忍耐力がついた。

挫折経験を通じて課題解決力と忍耐力がついた事例です。このように観点別に掘り下げていくことで、エピソードに深みが増します。

この時はなるべく多く書き出しましょう。面接ではあらゆる角度から質問されることが多いからです。

魅力的な文章にまとめる

先ほど洗い出した内容を繋げて文章にしてみましょう。

高校のバドミントン部で全くコートに入れなかったことです。周り中経験者で唯一初心者であったため、何をやっても皆より遅く、迷惑をかけてばかりでした。それでも皆とコートに立ちたい、試合に出たいという思いで皆に追いつくために地道なトレーニングを重ねました。帰宅後に素振りや筋力トレーニングをしたり、上手い人のフォームを見て真似しながら自分の苦手なところを克服していきました。結果的に試合には一度も出られませんでしたが、唯一練習試合において、「いい試合をしていた」と顧問の先生に褒められました。この経験は現在の課題解決力と忍耐力の原点になっています。

このように掘り下げるポイントを押さえることで、あなたの挫折経験が魅力的な文章になります。

就活における魅力的な挫折経験例文

体育会テニス部で、先輩や部活の規則などのルールに自分をなじませることが出来ず、ストレスが溜まってその体育会を辞めてしまったことです。テニスの練習を重ねるのは好きだったのですが、人間関係を上手く築くことが出来なかったためにうつになりかけたのです。これではいけないと考え、次に入ったサークルでは人と積極的に会話するようにしました。努力が認められ、サークル内のリーダーを任されるまでになりました。この経験から今でも人間関係を大切にしており、まず相手を理解するように努めています。

 

大学1年生の時に英語の単位を二度も落としてしまったことです。その授業ではTOEFL-ITPで500点以上取得出来なければ単位を取れませんでした。初回のテストで427点であった私は日々勉強をしたものの、その後3回に渡る試験全てで500点に到達出来なかったのです。周りの皆がどんどん合格していく中、前後期共に落としてしまった自分が惨めでした。そこで毎日授業後には自習室で夜22時まで英語の勉強をし、休日も大学に行って勉強するようになりました。毎日5単語暗記し、語彙も増やしていきました。その結果、2年の夏には無事513点で単位を取得することが出来ました。地道にスコアを伸ばすために勉強法を工夫した経験が、今でも常にできる方法を考える力になっています。

「挫折経験なんてない…。」という人がやるべき就活対策

しかし、モチベーショングラフを利用しても「自分には挫折経験なんてないです。」という人がいます。そういう人がやるべき対策は次の2種類です。

自ら挫折経験を取りに行く

前述の通り、挫折経験によって見られているのは「高みを目指せるか」ということです。今までその経験が無かった、という人はこれから挑戦しに行けば良いのです。

コツは「自分より凄い人がいそうな場所」に行くことです。私もこれが出来たので、就活で話す挫折経験のネタは豊富にありました。挫折経験を取りに行くための方法をご紹介します。

外資系企業のセミナーに参加する

セミナーの内容はさておき(笑)レベルの高い学生が集まりやすいです。特に外資系金融や外資系コンサルティング企業主催のものがオススメです。

私もバー◯レイズ銀行、マッ◯ンゼー、JPモ◯ガンといった企業のセミナーに参加し、活発なディスカッションを繰り広げる学生に始めは圧倒されてしまいました。

しかし、「このままではいけない!」と猛勉強したりトレーニングし始めるきっかけになりました。

自分よりレベルの高い就活生と仲良くなっておくと就活での情報戦も有利に運べるかもしれません

インターンシップに参加する

今や多くの企業が募集しているインターンシップ。その内容は職場体験的なものから頭と労力を使う業務まで様々です。

私はコンサルティング会社の5日間のインターンシップで厳しいフィードバックや度重なる資料作成の連続で、限界まで頑張っても出来ない自分に直面しました。

このように短期でも難しいと言われるインターンシップや、会社に入って仕事ができる長期インターンシップへの参加はオススメです。

厳しい環境であればあるほど自分より凄い人に出会う、自分の限界を知るという価値ある体験が生まれます

成果が出れば実績になりますし、成果がでなかったらそれは挫折経験としてネタにすれば良いのです。

キャリアバイトやJEEKといった長期インターンシップ探しに便利なサイトやWantedlyのような求人サイトを利用すると良いでしょう。

就活塾に参加する

実は、就活塾に参加するというのもひとつ挫折経験を体験するには良いと思います。就活塾はその特性上、上位の人気企業を目指す学生が集まる場所です。

その中でグループディスカッションなどをたくさん経験すると、おそらくほとんどの参加者は一度挫折経験を味わうことができます。

しかも、他の選択肢と違い、挫折してからもあなたをサポートする環境が整っていますので、就職活動を成功させるために就活塾 を活用するのは非常に良い手だと言えるでしょう。当サイトオススメの就活塾はこちら↓

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思い切って「挫折経験はありません。」と言う

これはなかなか勇気のいる選択肢ですが「挫折経験がありません。」と言い切ってしまうのも一つの方法です。

ただし、単にそれだけを言ってしまうと「チャレンジ精神がない。」「今まで本気で取り組んだことがない。」などマイナスに捉えられる可能性が高いので、いくつかポイントをお伝えします。

挫折経験がない理由をポジティブに伝える

例文:「失敗経験はあります。しかし失敗から学んで次に生かそうとポジティブに捉えられるので、挫折と思ったことはありません。」

挫折経験が無いのは高みを目指したり本気で取り組んだことが無いからではないということを伝える必要があります。

挫折を挫折と捉えない思考やストレス耐性をPRしましょう。

ただし、見栄を張ったり自分をよく見せるために嘘を言うのは逆効果ですので気をつけてください。

まとめ

就活における挫折経験の魅力的な伝え方について、まとめました。

あなたが今、挫折や困難に直面しているとしたら、こう考えて欲しいです。

「ああ、これはネタになるな。」

馬鹿みたいに思えるかもしれませんが、こう考えると少しは気が楽になりませんか。

就活で初めての挫折を味わう人も多いですから、挫折経験がないことを恥じることはありません。

これから一歩成長できるチャンスだと考えればいいのです。

今これを読んでいるあなたが就活を通して成長できることを願っています。

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    「ホワイト企業への道」のライター。 ウェディングの会社、ブランディング会社やWEB制作会社で勤務後、フリーのライターとして現在活動中。ウェディングの仕事をしている最中、現場の社員が煩雑な仕事を仕組みや論理で鮮やかに解決する場面に遭遇してから、「共に頑張る仲間が使いやすいシステムを作る」ことがテーマ。問題解決や分析を得意とし、コンサルティング会社の仕事にも関わりながら、若者に向けたロジカルシンキングなどの勉強会も開催している。