最終更新日 2024.01.04
大学生のご両親向け
就職が決まらない息子・娘の原因と親が出来るサポートを解説
「息子・娘の就職が決まらないが、原因や対処法が分からない」「就職をあきらめて、既卒者の枠を狙うしかないのか」と不安になりますよね。
今回は「就職が決まらない息子・娘の原因」や「円滑に就活を進めるための対処法・コツ」などを詳しく紹介します。
また「就職が決まらない親の特徴や原因」にも触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はカリキュラムを消化した塾生のホワイト企業内定率100%を誇り、カリキュラムを消化したにもかかわらず、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度を提供中。2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である"就活"に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCm1vSnSBj7kksfi8GIBnu0g
息子や娘の就活が上手くいかない・就職が決まらない5つの原因
息子や娘の就職先が決まらない原因には、以下5つの原因が考えられます。それぞれの内容について詳しく解説していきます。
- エントリー数・応募した企業数が少ない
- エントリーシートの対策ができていない
- 面接の苦手意識がある
- やりたい仕事・志望する業界が絞れていない
- 適性検査の対策・勉強ができていない
お子様の就活が上手くいかない原因の1つとして、エントリー数・応募した企業数が少ないことが挙げられます。
理由としては「スケジュール管理が大変」「少ない労力で就活を終わらせたい」など、積極性の不足が考えられるからです。
実際に「
キャリタス就活2024学生モニター調査結果」によると、1人あたりのエントリー社数の平均は23.2社と報告されています。
10社ほどの応募で留めてしまう就活生もいますが、エントリー平均数から判断すると少ないといえます。
お子様の可能性を広げるためにも、25〜30社以上のエントリーを目安にしながら、就活のサポートに取り組みましょう。
お子様の就活が上手くいかない原因には、エントリーシートの対策ができていないことも考えられます。なぜならエントリーシートは、企業が応募者の適性を判断する材料だからです。
企業分析や志望動機が不十分なエントリーシートでは、企業が応募者を適切に評価できないため、就職活動は難航してしまいます。
「エントリーシートの作成は手間だ」と感じるお子様もいますが、就活成功のためにも、応募する企業ごとに記載する内容を考えましょう。
よりスムーズにエントリーシートを作成したい場合は、プロのキャリアカウンセラーや学校のキャリアセンターなどの利用も検討してみてください。
お子様の就活が上手くいかない代表的な原因は「面接に対する苦手意識」です。
面接を苦手と感じる理由には「何を話したら良いかわからない」「緊張して思うように話せない」などが挙げられます。
特に会話が苦手なお子様なら、面接の受け答えが不十分なことから不採用が続き、自信をなくしてしまう事例があります。
しかし面接は「コミュニケーション能力の高さ」を判断する場ではないため、事前の準備を入念にすることで克服する事は可能です。
フィードバックを兼ねた練習を繰り返し、お子様が自信を持って面接に挑める姿勢に繋げましょう。
まずはお子様の「面接に対する苦手意識」を確認することから始めてみてください。
お子様の就活が上手くいかない原因として、やりたい仕事・志望する業界が十分絞れていないことも挙げられます。
なぜなら就活における軸が定まらず、志望動機や自己PRの説得性が欠けてしまうからです。
お子様が志望する業界や仕事を明確にしていない状態でエントリーしていないか確認しましょう。
というのも、お子様が無事に就職をするためには就活の軸や社会人像をイメージしている状態が望ましいためです。
自己分析を通じてお子様の強みや適性を理解し、活躍できる業界や職種を棚卸ししましょう。
また「何をしたいのか」「どの業界で活躍したいのか」を明確にすることで、円滑にエントリーシートや面接の対策を進められます。
お子様の就活が上手くいかない原因には、適性検査の対策・勉強ができていないことが考えられます。
適性検査とは、企業が求める能力や人物像を測る手段であり、数学や言語など幅広い分野から出題されます。
新卒時の選考ではエントリーシートの提出とあわせて実施されるケースがほとんどです。
適性検査は傾向と対策が決まっているため、勉強がそこまで得意ではない人でもきちんと対策をすれば、一定のスコアーを取る事は不可能ではありません。
そのため、お子様が適性検査の対策が不十分な際には、適性検査の対策となる書籍を買ってあげる事をおすすめします。
お子様の就職が上手くいかない以前の問題として、就活に取り組まない理由と原因を説明します。以下の5つのパターンをそれぞれ紹介していきます。
- 内定が得られない状況にあまり危機感がない
- 就活での不採用や面接での失敗で挫折
- 就活だけでなくアルバイトでも上手くいかない
- フリーターなど正社員以外の選択肢を考えている
- 留年の可能性から就活に敢えて取り組んでいない
お子様が就活に取り組まない原因には、内定が得られない現状に対して危機感がないことが考えられます。
お子様側の理由として、不採用になった経験から「仕方ない」と開き直り、就職をあきらめてしまう考えが想定できます。
また、内定がないまま卒業しても「既卒者向けの採用枠で挽回できる」と感じている可能性もあります。
さらに言えば、まずい状況を直視する事から逃げる傾向がある性格も、お子様が危機感を感じにくい理由の1つです。
危機感がない場合は、「30歳までニート・フリーターを続ける事の末路」等がまとめられた書籍などをさりげなく家において置き、すぐに就活に取り組む事の大切さをお子様に理解させる事が欠かせません。
お子様が就活に取り組まない原因として「就活での不採用」、「面接失敗」から挫折感を味わっている可能性があります。
なぜなら選考を通過できていない過程で、自信を失ったり喪失感に陥る事はよくあるためでs。
何十社と応募していたり、面接で上手く話せなかったりなど、就活にかけた時間と労力が報われない現状から、就活が嫌になってしまいます。
就活に嫌になると、「どうせまた落ちるし・・・」となってしまい、どうしても就活から逃げがちになります。
就活から逃げがちになっている際には、つらい中でも就活と向き合っている姿勢をほめてあげましょう。また、長丁場になっても最後までサポートしてあげる事を約束する事も大切です。
お子様が就活に対して意欲的ではない原因には、アルバイトが上手くいっていないことも該当します。
理由としては、アルバイトでの挫折経験から社会人になることへの不安を抱えてしまうからです。
実際に接客業のアルバイト経験を通して、精神的に辛くなってしまう事例も見つかっています。(参考:
就活中の娘の様子が変です、どうしたのでしょうか。)
しかし就活やアルバイトが上手くいかない状況は、適切な対策を講じる機会ともいえます。自己分析を深め、お子様の強みや弱みを理解して改善することが重要です。
またアルバイトでの経験は、失敗を恐れずに挑戦する姿勢の土台作りとも捉えられ、就活にも役立てられます。
ぜひ就活に向けて、お子様の能力や適性の理解をサポートとしてみてください。
失敗を恐れずに挑戦する気持ちを応援し、励ますことも大切です。
お子様が就活をしない理由には、正社員以外の道を選択肢として考えている可能性が挙げられます。
よくあるケースでは、フリーランス、フリーター、派遣社員などです。
どの働き方も正社員よりも緩く働けるケースがありますが、長期的な視点では、収入や福利厚生、キャリアアップの観点で不利な面もあります。
そのため、お子様が正社員以外の選択肢を検討している場合は、姿勢を尊重しながらもさりげなく正社員になるメリットを伝える事が重要です。
また、お子様が希望される働き方を実現できそうな正社員求人を探してあげる事も有効です。
息子様・娘様が就活に取り組まない理由には、留年の可能性が高いために、今年度の就活を諦めているケースがあります。
学業の難しさや自己の能力不足を感じたり、「内定をもらえたとしても、卒業できないなら意味がない」と就活に全く目を向けていない事もあります。
このケースでは、まずは大学の卒業を優先させる事や来年度に就活に取り組む事を前提に今年は単位取得だけを頑張らせるのも1つの手です。
留年が心配で就活に本腰を入れられないケースでは、留年の心配が無くならないとなかなか就職活動に集中できません。
そのため、一度お子様と話し合いをし、親子で留年の危機に対する解決策を決めておく事をおすすめします。
就職が決まらない原因は息子や娘に限らず、親にある可能性も考えられます。以下3つの流れに沿って、親の特徴を振り返ってみましょう。
- 親子のコミュニケーション不足や無関心な対応
- 親からの一方的な要求
- 就活に集中できる環境を提供していない
お子様の就職が決まらない親の特徴には「コミュニケーション不足」や「無関心な対応」が挙げられます。
なぜならコミュニケーション不足の状態では、お子様の悩みや不安を理解できず、的確なアドバイスやサポートが難しくなるためです。
特にお子様の就活状況に無関心でいる場合は、お子様の悩みや困りごとに気づけないため注意が必要です。
そうなると、お子様は困難な状況に対して親御様に助けを求められず一人で解決する必要があります。そんな状況を避けるためにも、お子様の就活を理解し、積極的にコミュニケーションを取る事が欠かせません。
就活状況を把握しつつサポートをすることで、就職活動が円滑に進みやすくなります。
息子や娘の就職が決まらない親には、一方的な要求をしている特徴があります。
親が子供の就職活動に対する思い込みや理想を押し付けることで、お子様の自己決定力を低下させてしまうからです。
また、一方的な要求はお子様がストレスを抱えてしまい、就職活動への意欲を削いでしまいます。
さらに過度な干渉は「毒親」に該当する行動であり、お子様の意思を阻害するため、就活が上手くいかない事態を引き起こします。
親からの一方的な要求は、就活に悪影響を及ぼすため、お子様の意志と目標を尊重しつつ、一緒に考えながらサポートに取り組むことが大切です。
まずは、お子様の意見を共有できるコミュニケーションを意識してみましょう。
息子や娘の就職が決まらない親の中にはお子様が就活に集中できる環境を提供していない事があります。
よくあるケースとしては、家の家事を大量におしつけたり、過剰な自立を求めて生活費の支援を一切しない、何てことがあります。
どちらのケースでも就活に回せる時間をお子様は確保ができないため、就活に本腰を入れられません。
その場合、どうしても結果が出なくなります。そのため、もしお子様が就活に集中できる環境にない場合は、一時的でも構いませんので、就活に十分な時間を割けるだけの支援をしてあげましょう。
万が一、息子や娘が就職しないまま大学卒業をした時、どのような将来が想定されるかを説明します。下記3つの内容について順番に詳しく確認していきましょう。
- 実家に戻ってニート・フリーターなどになる
- 既卒での厳しい就活をする
- 経済的な問題から家庭環境が悪化する
お子様が就職しないまま大学卒業を迎えた場合、実家でニートやフリーターとして生活する将来が想定されます。
なぜなら実家に戻ることで、金銭面や生活面に関する不安が生じにくくなるからです。一時的であれば、実家に戻り、ニートやフリーターをしながら職探しに取り組む選択は悪くありません。
しかしニートやフリーターは、社会との接触が減少したり、不安定な雇用条件で働いたりするため長期的なキャリアを築く手段とは言い難いです。
特にニートは働かずに生きて行ける環境を享受できるため、ニート期間が長くなればなるほど働く意欲が減退し、就活をしなくなります。
そのため、実家でニート・フリーターをする場合は、1年以内に家を出てもらう、等のような条件を最初に突きつける事をおすすめします。
お子様が就職せずに大学を卒業した場合、将来的には既卒での厳しい就活に取り組む事になります。
大前提として既卒の就活は、限られた採用枠を競う傾向があり、新卒に比べて職探しが難航します。
近年では、既卒者を新卒として採用する企業も増えていますが、採用担当者からの印象が良いとは限りません。
万が一お子様が既卒の就活に取り組む際には、苦戦する事を念頭に置き、長い目でサポートしましょう。
また、なかなか結果が出ない時でもお子様を責めずに、苦しい中でも就活から逃げない姿勢をほめてあげる事でお子様の心を折れないようにしましょう。
お子様の就職が決まらない場合、より経済的な負担が加わり家庭環境が悪化するリスクも考えられます。
息子や娘の就職が決まらない状況は、お子様自身に限らず、親にもネガティブな影響を与えるからです。
大学卒業後にも子供の食費を負担したり、場合によってはお小遣いを渡さざるを得ない状況に直面する事は親としても老後を考える余裕もなくなります。
こういった家計に対する負担はストレスになり、家庭内の不和に繋がるのです。
家計の悪化による家庭内の不和はお子様の就活意欲にも影響を与えるので、家計が苦しい場合は就活をしながらアルバイトをしてもらう事を打診するなどが必要になります。
息子や娘の就活が決まらない時に親がまず知っておくべきこと
お子様の就職が決まらない時の対策に入る前に、まずは心構えや注意するポイントを確認しておきましょう。3つの内容を以下の流れに沿って紹介します。
- 子供の就職活動で親がやってはいけないことを理解する
- 家族全体で問題を認識して話し合う環境を作る
- 親側も大学生の正しい就職活動方法を知っておく
子供の就職活動で親がやってはいけないことを理解する
お子様の就職が決まらない時の心構えには、「就職活動中の息子様・娘様に対してやってはいけないことを理解する」が挙げられます。
具体的には、価値観を押し付けたり、お子様の意見を否定したりすることが挙げられます。
なぜなら、就職活動はお子様がやる事なので、親の価値感を押し付けられると前向きに取り組めないので、面接の場で意欲が低いと思われて内定獲得も遠のくためです。
一方で行っておきたい事は、お子様の考えや意見を尊重する姿勢を意識した上で正しいサポートをする事です。お子様の将来に対して口を出したくなる気持ちはよく分かりますが、その行為がお子様の就職を遠さげる事になる事は知っておきましょう。
お子様の就職が決まらない時は「家族全体で問題を認識して話し合う環境を作る」を意識しましょう。
なぜなら、お子様が抱える不安や悩みを共有し、一緒に解決策を考えることが大切だからです。
具体的には、お子様に加えて両親の意見を尊重した上で「就職するにはどうすれば良いか」、「就職しないことで今後どのような問題が発生するか」などを話し合いで共有します。
また、親自身でも就活の現状と難しさを理解することもポイントです。家族全員で認識することで、お子様が一人で悩む負担を軽減できます。
お子様の就活は、家族全体で向き合うべき課題です。家族全員が一丸となって子供の就活を支えることで、より良い結果が得られるでしょう。
お子様の就職が決まらない場合「親側も大学生の正しい就職活動方法を知っておく」ことが大切です。
なぜなら、親側が就活のプロセスを理解しておくことで、お子様が困った時や迷った時に適切なサポートやアドバイスができるようになるためです。
また、親が具体的な対策やアプローチを知っていると、子供の自己PRや志望動機の作成、面接対策など具体的なサポートも可能となります。
お子様の状況や精神状況を見ながら、適切な距離感を意識しながら適宜正しいサポートをする事ができれば、お子様の就職成功が近づきます。
就活しない息子・娘をやる気にさせるための対策・コツ
次に就活しない息子・娘のやる気を引き出す対策やコツとして以下の3つをご紹介します。
- 息子や娘の就職が決まらなくても前向きな言葉をかける
- 親からの命令はNG|息子や娘の話を聞いてあげる
- 目標設定をして継続的に就職活動できるようになる
それぞれの詳細についてはこれから見ていきます。
息子や娘の就職が決まらなくても前向きな言葉をかける
就活しない息子・娘のやる気を引き出すためにも、前向きな言葉をかけてあげましょう。
具体的には以下のように、お子様が前向きになれるような声かけを意識してみてください。
- 「内定獲得するまでサポートするから頑張っていこう」
- 「就活関係で手伝えることがあったらいつでも言ってね」
- 「つらいと思うけど、諦めていない姿勢は本当に凄いよ。頑張っていこう」
親御様が暗くなっていたり、マイナスな事を投げかけるとお子様のやる気も落ちていきます。そのため、前向きな発言を心がけましょう。
就活しない息子様・娘様のやる気を引き出すコツには、息子様や娘様の話を聞いてあげることも挙げられます。
息子様や娘様の考えを聞き、相手に寄り添ってあげる事は信頼を構築する事に繋がります。
お子様の意見や主張を聞きつつ、無理のない範囲で1歩1歩就活に取り組める状況を作ってあげる事が重要になります。
例えば、面接が怖い、という話を聞いた場合、怖いことに理解を示しつつ、「本当に怖ければ面接の途中で逃げてもよいから一旦行ってみよう」という事を伝えてあげる事は有効です。
まずは娘様・息子様の話を聞き、相手の心理や状況に理解を示し、提案ベースのアドバイスを心がけてみてください。
就活しない息子様・娘様のやる気を引き出す際には、目標設定をして継続的に就職活動に取り組ませる事も有効です。
具体的な目標を設定することで、達成感を得やすくなり、モチベーションを維持できるからです。
特に、1日に何社ぐらいの企業にエントリーするか、1週間で何回ぐらい面接を受けるかなど、数値化可能な目標設定がおすすめです。
加えてサポートをする際は、お子様がどのような目標に向かって進んでいるかを確認し、適度なフィードバックを行うことが大切です。
上記で説明したように、一方的に親が決めるのでなくお子様が主体的に考えて決断できるように促しましょう。
長期的な時間を与えるようにして、お子様と伴走しながら就活を成功させる計画を立ててみてください。
就職が決まらない息子・娘が内定を得るための親からのサポート
就職が決まらない息子・娘へのサポートについて詳しく解説します。就活をスムーズに進めるために以下の3つの内容を押さえておきましょう。
- 精神的なサポートで息子・娘を支える
- 経済的なサポートも息子・娘にとって非常に助かる
- 適切な情報や人脈等の紹介
就職が決まらない息子・娘を支えるためには、親としてできる精神的なサポートが大切です。
なぜなら就活では不採用通知を受け取ったり、面接で詰められたりと、心がえぐられる事態がしばしば発生するためです。
精神的なサポートのポイントは、お子様のフラストレーションや不安を理解し、寄り添ってあげる事です。一例としては以下のようなことがあります。
- お子様の悩みを聞いてあげる
- お子様が悔しそうなときにはそっとしてあげる
- 本当につらそうなときには一時的に休む事も提案してあげる
お子様の現状や今の感情に目を向けた上で、寄り添った行動をする事が鍵です。その優しさはお子様にも伝わりますし、結果としてお子様を孤独に追い込まずに済みます。
就職が決まらない息子・娘を支えるためにも、経済的なサポートに取り組みましょう。
なぜなら就活では交通費や資材費、スーツ代などの出費が発生するからです。
特に地方への就活を検討しているなら、飛行機代や宿泊費なども発生します。
また、アルバイトの時間が長いお子様も同様であり、経済的な援助を通して就活に充てる時間を生み出すのに効果的です。
親からの経済的なサポートは、お子様にとって助かるポイントであり、社会人としての生活をスムーズに送るための大切なサポートといえます。
就職が決まらない息子・娘の就職を成功させる際に適切な情報や人脈等の紹介は重要です。
前者の「情報の提供」については、お子様が知らない就活イベントの共有や便利な就活の支援機関の紹介などがあります。
そして、後者の「人脈等の紹介」についてはお子様が志望されている業界で働いている知人の紹介や若手を求めている企業の紹介などがあります。
上記のような情報や人脈等の紹介はお子様の就職を成功につなげる支援になりえるので、お子様の負担にならない範囲で行っておきたいものです。
まとめ|親の正しいサポートで息子・娘の就活が上手くいく!
本記事では就職が決まらないお子様の原因や、親がするべき対策、サポート方法を紹介しました。最後に本記事で取り上げた内容の中で特に重要なポイントをまとめてみましたので、ご覧ください。
- 息子や娘の就活が決まらない原因を確認する事が大切
- 息子や娘が就活を頑張らない事には原因がある
- 息子・娘の就活が上手くいかない時には親側の原因も改善する必要がある
- 親子での話し合い、親がやってはいけない事の把握、親も最新の就活に詳しくなる事は必須
- 経済的な支援や情報並びに人脈等の紹介は有効な支援になる
息子や娘の就職が決まらない理由を理解したうえで、適切なサポートやアドバイスをすることが大切です。
本記事を参考にして、ぜひお子様の気持ちや現状と向き合い、円滑に就活を進めましょう。
お子様の就活を支援するうえで「親だけのサポートでは上手くいくか不安」と、感じる場合もあります。
お子様とのコミュニケーションが難しく、なかなか話し合いができない状況の方は「就活塾」の利用もおすすめです。
ホワイトアカデミーでは、専門家によるエントリーシートの書き方や面接対策など、幅広いサポートを提供しています。
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