最終更新日 2023.10.22
既卒・就職浪人生向け
既卒で大手を受ける場合の主要業界の既卒受け入れ企業リストと内定獲得の秘訣
「新卒カードを失ってしまって、就活が厳しい。でも大手企業にあこがれる」
そんな風に思っていませんか?
ここでは、既卒・職歴なしの状態から、どうやって大手企業に応募していくのか、内定獲得は可能なのか、既卒者がどうやって就活していくのか、しっかり解説します。
この記事を書いた人
東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はカリキュラムを消化した塾生のホワイト企業内定率100%を誇り、カリキュラムを消化したにもかかわらず、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度を提供中。2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である"就活"に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCm1vSnSBj7kksfi8GIBnu0g
まずはじめに既卒者でも大手企業の内定を狙えることを裏付けとなる事実を元に解説します。
既卒から大手企業へいくなら、そもそも既卒採用を重視している会社に応募すれば良いということになります。
「ではその会社ってどのくらいあるの?」ということが大事。
労働政策研究 ・ 研修機構の【
企業の多様な採用に関する調査】の「正社員の採用方針」というデータを見つけました。
【正社員の採用方針】- 新規学卒採用に重点を置く企業数(約33.2%)
- 中途採用に重点を置く企業数(約27.4%)
- ただし、両者をほぼ同じ程度に重点を置く企業(約32.0%)
こうしてみると、既卒だから一概に就職が厳しい、とも限らないことがわかります。
ですが理解したいことは、既卒でも可能性がある、というだけで、新卒の方が有利なことは事実です。
なぜなら企業としては、未経験採用なら新卒でいい、と考える場合があるからです。
大手であれば毎年、新卒採用していることがほとんどですから、そこに既卒が割って入るには、新卒以上の何かが必要なことは断っておきます。
ただそうはいっても既卒の状態は変わりませんから、希望を持って就職活動していきましょう。
既卒になっても新卒枠で大手企業の採用枠に応募できるケースは珍しくありません。なぜなら、政府が既卒者の受け入れを企業に推奨している事もあり、既卒者の採用を表明している企業は一定数あるためです。
実は厚生労働省は「青少年の雇用の促進等に関する法律」において、卒業後3年以内であれば新卒として応募可能にしよう、という呼びかけをしています。
参照元:厚生労働省 3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!! また、年齢によりますが、既卒が新卒として応募できる民間企業は実は少なくありません。
例えば、リクルートやサイボウズといった企業は「30歳以下は新卒採用」というニュースがありました。
参照元:サイボウズ式 リクルート「30歳以下は誰でも新卒採用」の裏側──上司は強制しない、大枠OKで突き進む あとは後述しますが、従業員数が500人を超えるくらいの大きな会社が、既卒採用を実施していることもあります。
そういった既卒を受け入れてくれる土壌のある会社を狙うことは効果的です。
「絶対に経理が良い」「正社員じゃないとダメ」等という条件を緩和すれば、大手企業の道が開けてきます。
考えてみれば当然ですが、条件を細かく設定すればするほど、応募できる会社の数は少なくなります。
もちろん外せない条件はあると思いますが、1つから多くても3つ程度に絞り、今はとにかく職歴をつけることを優先しましょう。
「既卒で応募できることはわかったけど、どうやって見つければいいの」と思いますよね。
ここでは、就職エージェントを活用したり、大学の先輩の情報やナビサイト等、とにかく情報を仕入れる方法を解説します。
就職活動を円滑に進めていくには、就職エージェントを活用するのも良い方法です。
就職エージェントとは、書類添削や面接練習、企業の見つけ方といった就職に関わることをサポートしてくれるサービスです。
有料のところもありますし、無料のところもあります。内定までサポートしてくれるサービスも多く、就活生の強い味方です。
リクナビやマイナビ等の転職サイトは数多くありますから、「既卒OK」の会社を探して応募する方法があります。
例えば、
リクナビ2025のサイトを見たとします。サイトには「フリーワード」という検索機能があります。
そこに「既卒」と入力して探してみましょう。こちらが見た時点の情報ですが、1906社がヒットしました。
こうして応募できる会社を探していくと、気になる企業がきっと見つかりますよ。
先に話したリクルートやサイボウズといったように、既卒OKの会社に直接エントリーするのも良い方法です。
こうした企業を探すには、先輩やゼミの教授、大学の就職課等、色んな人たちから話を聞くことをおすすめします。
もしかしたら、大学の先輩が既卒で入社しているかもしれませんし、意外な企業がエントリー可能なことだってあります。
一つ一つエントリー可能な企業を探すことになるので、一人では大変です。だからこそ、今までのツテをフル活用して探してみましょう。
今まで見ていただいて感じた方も多いでしょうが、既卒の就職活動は、新卒の就職活動と異なる部分があります。既卒ならではの気をつけたい部分を3つに絞り、具体的にどうすればいいのかを解説します。
「なぜ今まで就職しなかったのでしょうか?」
この質問は、面接で必ず聞かれます。
企業としては「フラフラしていただけじゃないか」、「新卒時代の就活状況を知りたい」と考えています。
面接官が納得する回答を事前にしっかり準備しておきましょう。
回答の一例が次の通りです。
(回答例)「学業に専念して就職活動に時間を割けませんでした。今思えばもっと上手に計画し行動していれば両立できていたのではないか、と考えています。実際の業務に就いても多種多様な仕事があるかと思いますので、時間や精度のバランスを見て行動できるようにしていきます」
応募先の企業によっては、入社後に活かせる資格の取得や経験を積んでおくとプラスに評価される場合があります。
なぜなら、企業としては、入社後に活躍してくれる人を採用したい以上、入社する前に入社後に役立つ経験や知識を持っている人は魅力的に映るためです。
例えば、会計ソフトを企業に販売する会社に応募するのであれば、簿記や税理士の勉強をしていた事はプラスに働きます。また、福祉関係の会社に応募するなら、ボランティア活動をしていた等です。
良くないことは、何となく卒業してしまい無為に時間を過ごしていること。すぐに就職しなかった時間をどう過ごしていたのか、しっかりアピールできるようにしまっしょう。
帝国データバンクが発表した「
企業が求める人材像アンケート」によると、「コミュニケーション能力が高い」(42.3%)が1位でした。
では「企業のいうコミュニケーション能力って何?」となりますよね。
答えは簡単。面接で受け答えがしっかりできているか、です。
ものすごく基本的なことですが、笑顔でハッキリした態度で話しましょう。これだけで好印象です。
逆に気を付けたいのは無表情だったり、はっきりと話せない人です。
過去に私が相談に乗った方の中には、自信のなさそうな声でボソボソと小さな声で自己紹介をする人がいました。本人は気にしていないようでしたが、相談者である私からすると「えっ?もう一回言って」と言いたくなる感じでした。
話す内容はもちろんですが、話しているときの声や表情にも気を配りましょう。
次に大手企業の内定を獲得しやすい既卒生の4つの特徴をご紹介します。
学歴の高さは、大手企業内定への一つの武器になります。
というのも、大手企業は学歴フィルターをかけている場合があるからです。
学歴フィルターとは、この大学の偏差値クラスじゃないと採用しない、という考え方です。
どこからが高学歴か、ということは難しいですが、一般的には旧帝大並びに早慶上智以上になると高学歴といっていいでしょう。
今ではあまり聞かなくなりましたが、学閥という言葉があります。
同じ大学出身者の派閥が大手企業に出来ていることです。このように、大手企業だからこそ一定の学歴を求めている場合があります。
既卒であっても英語力を身に付けておけば、大手企業の就職に有利になります。
グローバル化の波もあって、大手企業が英語スキルを求めている場合が多いためです。
例えば、インターネット業界の大手の楽天は、入社までにTOEICスコア800点以上が必要と公式サイトにあります。
参照元:楽天採用FAQ ちなみにTOEICの平均スコアは600点前後。満点は990点です。800点が上位層に位置することがわかると思います。
仮に英語関連の仕事に応募しなくても、TOIECの高スコアは評価されます。
なぜなら、海外展開を視野に入れたり、海外企業とのビジネスを強化したい日本の大手企業は多いためです。
その他、TOEICの高スコアの取得をすれば、努力が出来る事のアピールも可能です。
このように英語力やTOEICの高スコアは大手企業の内定を近づける事は知っておきましょう。
既卒になった理由が誰もがポジティブと思うものであれば、大手企業も納得します。
例えば海外留学です。在学中には行けなかったが目標に挑戦し行動した、という事は大きなマイナスにならないばかりか、企業によっては評価してくれます。
先ほど「なぜ今まで就職しなかったのか」という質問は、面接で必ず聞かれることは話しました。
つまり、理由さえしっかりしていればマイナス評価しない、という裏返しでもあります。
既卒になっているなら、その理由を明確に企業に説明できるようにしましょう。
大学を3月末に卒業したとして、半年以内くらいであれば大きなマイナスにはなりません。
社会人経験のある中途採用でも同じですが、働いていない・学生でもない期間があると、大手企業は気にします。
ですがその期間が短ければ短いほど、気にしない企業が増えてきます。
この後に書いていますが、大手企業であっても、卒業後3年以内は新卒採用する企業や、既卒応募OKの企業もあります。
既卒になっても大手企業への内定をあきらめず、情報収集しましょう。
ここでは、既卒者の受け入れをしている主な大手企業を紹介します。もし大手企業を狙うなら参考にしてみてください。
内定が出やすい大手企業はあります。そもそも人手が足りていない・不人気の仕事です。詳しく見ていきましょう。
人手不足の業界に属している企業であれば、既卒者であっても大手企業の内定を勝ち取りやすいです。
大前提として今の時代、少子高齢化社会と言われ、特に若い労働力の奪い合いであり、人手不足の業界は入りやすい構図になっています。
例えば、建設・土木、介護、飲食等は有効求人倍率の観点で見ても人手不足の業界です。
有効求人倍率とは、企業がハローワークに出す仕事の数(有効求人数)÷働きたい人の数(有効求職者数)で算出します。
例えば、有効求人数が50、有効求人者数が100の場合は、有効求人倍率は0.5倍。有効求人数が100、有効求人者数が50の場合は、有効求人倍率は2倍と表示されます。
先に上げた建設・土木、介護、飲食の有効求人倍率を見てみましょう。
- 建設:10.2倍
- 土木:6.9倍
- 介護:3.4倍
- 飲食:2.6倍
参照元:ハローワーク情報サイト~ハロワのいろは~(令和5年7月時点) 上記はどれも2倍以上の数値です。それだけ採用されやすいといえます。
例えば、介護業界の大手、ニチイ学館は卒業後3年以内の既卒も応募OKとなっています。
参照元:ニチイ学館公式サイト 飲食業界で働いている人の話では、アルバイトからそのまま正社員採用、というパターンが続出しているそうです。
その方の職場は当時の東証一部上場企業で、名前を聞けば「ああ、あの店ね」とわかるくらいのレベルです。
こういった人手不足の業界の大手企業に入ることも方法の一つです。
既卒という不利な経歴を持っていたとしても、不人気な職種に絞って企業の選考を受ければ、大手企業の内定を勝ち取りやすいです。
なぜなら、人気がない仕事には人が集まらず、倍率が低くなり受かりやすいためです。
ちなみに新卒がやりたがらない職種でいえば、よく聞くのが営業です。
社外の人に会うことが多いためビジネスマナーを身につける意味でも、最初に配属されることが多い営業。
「ノルマがきつそう」「ストレスが多いのでは」といったイメージから、デスクワークに比べて不人気です。
他には、接客業やコールセンター、介護関連の仕事も不人気です。こうしたことをメイン業務にしている大手企業を狙うのも一つの手。
不人気だからそれだけ受かりやすいため、人気の有無で進路を考えてもいいでしょう。
次に既卒のあなたが大手企業の内定獲得を目指す際に注意をしておきたいポイントを5つご紹介します。
まず最初に今回取り上げる5つを一覧にしてみました。
- 既卒という経歴は採用選考で不利になるのは事実
- 就活生に人気の大会社に内定をするのは難しい
- 大手企業が安定しているとは限らない
- 大手にこだわって空白期間が長くなるのが一番ヤバイ
- 企業の大きさよりも担当する業務にこだわるべき
それぞれの詳細については、これから解説します。
これまで述べた通り、既卒でも大手企業の選考に挑戦できる事はありますが、既卒の経歴は内定獲得において不利になる事は事実です。
なぜなら、既卒は職歴なしの状態となるため、人事によっては「なぜ卒業してすぐに働かないの?」「遊びたかっただけじゃないのか」と疑いの目を向ける事が少なくないためです。
多くの面接官は今取り上げた疑問点を払しょくするための質問を投げかけます。
例えば、「今まで正社員で働こうと思わなかったのですか?」「学校卒業後は何をしていましたか?」といった質問です。
こういった質問から、働く意欲を確認してきます。
逆に言えば、既卒者は必ず聞かれると分かっている質問と言えます。しっかり対策して回答すれば問題ありません。
既卒でも大手企業の選考を受けられる事はありますが、新卒の就活生に人気がある就活偏差値が高い大手企業の内定はよほどのスペックがないと厳しいです。
具体的な会社名を上げるとすると、三菱商事や伊藤忠商事をはじめとした総合商社や三井不動産・三菱地所といった大手デベロッパーです。
上記のような会社は、新卒の就活であれば何千人・何万人といった人数が応募するので、学歴や年齢といった経歴だけで見劣りする就職希望者を書類選考で落とす傾向があります。
その際に、既卒という状態は年齢の面で他の新卒生よりも年齢は上であり、職務経歴は中途採用者よりも劣るので、書類で落とされる可能性が高いです。
既卒者の応募自体は認めている企業であっても、人気の企業を受ける場合は、既卒というマイナス面が響き、内定獲得が難しくなる点は認識しておきましょう。
そもそもの話になりますが、大手企業だから一生安泰、と考えるのは無理があります。
どんなに大きな企業でも経営破綻・倒産はあり得る話だからです。
東京商工リサーチの「
戦後歴代の大型倒産」というページによると、聞いたことがある企業名がいくつかあります。
リーマンショックで有名な「リーマン・ブラザーズ証券」。生命保険の「千代田生命」。今も存続していますが、日本航空(JAL)は経営難になり、稲盛和夫さんが会長に就任した経緯があります。
こうして見ても、大手企業で働いていたとしても、会社そのものが破綻したり、トップ交代により状況が変わったりということはあります。
大手だからOKという思考は変化が多い現代では危険かもしれません。
「絶対に大手企業で働きたい」という想いが悪いわけではありません。ですが大手にこだわりすぎて、就活期間が長くなり、職歴なしの状態が続くことが一番の問題点です。
大手にこだわり、就職をしない期間が延びれば延びるほど、職歴のブランク期間が長くなるので、採用面接の場で一層不利になります。
職歴のブランクが長くなると、「働く意欲がない人」、「大学を卒業してからふらふらしている人」と思われてしまい、大手企業だけではなく、中小企業も書類審査で落とすようになります。
そのため、職歴無しの期間を延ばす事は一番大きな問題です。つまり、大手にこだわりすぎて、大手以外は内定が出ても就職をしない、という姿勢を貫いて職歴の空白期間を広げる事は最悪の選択なのです。
それにそもそもの話になりますが、先ほどお話ししましたように大手企業だから一生安泰というわけではありませんので、就職先を大手企業にこだわりすぎるのは控えましょう。
仕事を探す際に大切なことは、就職先の規模よりも興味のある仕事・適性のある仕事に付けるかどうかを意識する事です。
なぜなら、適性のない仕事についてしまうと、就職先が大手であっても不幸になる可能性があるためです。
例えば人と話すのが苦手な人が大手企業のコールセンター職として働くと大変なことになります。
なぜなら、企業が大手である事には誇りを持てるかもしれませんが、仕事の適性が決して高くない以上、働いている時間が苦痛になる可能性が高いためです。
一方でパソコンをいじるのが好きな人が大手企業ではなくてもエンジニア職に就職出来れば、特性を生かせる仕事なので、やりがいを持って働けるはずです。
上記のように企業の大きさよりも入社後に携わる仕事との相性で就職先を探すようにしましょう。
次に既卒者に大手企業の求人案件も紹介してくれる就職エージェントを3つ紹介します。
キャプチャー画像の参照元:ハタラクティブのトップページ ハタラクティブは、早く内定を決めたい人におすすめの就職エージェントです。
ハタラクティブの特徴として、未経験からでも就職できる点が挙げられます。
紹介している求人の8割が未経験OKであり、就業経験がない既卒の人でも自分にあった内定を見つけられます。
また、学歴関係なく支援してくれるので、学歴に自信がない人でも安心です。
スピーディーな対応にも定評があり、ハタラクティブを利用した人の8割が短期間で就職に成功したという実績もあります。
そんなハタラクティブが紹介している求人には、プライム上場企業の不動産ディレクターや大手ゼネコンの施工管理、コンサルタントの営業などがあります。
早く社会人として働きたい人は、ぜひハタラクティブの利用を検討しましょう。
ハタラクティブの公式サイトはこちら キャプチャー画像の参照元:キャリアスタートのトップページ キャリアスタートは、既卒からの就職をしっかりとサポートしてくれる就職エージェントです。
キャリアスタートの特徴として、完全マンツーマンで就職までサポートしてくれる点が挙げられます。
自己分析や面接対策、履歴書の書き方といった就活対策を指導してくれるので、不安の多い既卒の就活でも安心です。
そのサポートから内定率が86%、就職後の定着率も92%と高い数字を誇っています。
キャリアスタートが紹介してくれる大手企業には、リクルートや楽天、GMOインターネットグループなどがあります。
一人での就活が心細いという人は、キャリアスタートで万全のサポートを受けるのをおすすめします。
キャリアスタートの公式サイトはこちら キャプチャー画像の参照元:UZUZのトップページ 既卒からしっかりビジネススキルを身に着けて内定を目指したい人にはUZUZがおすすめです。
UZUZは、就職に向けた講座が充実しているのが特徴の就職エージェントです。
ビジネススキルに関する研修を行っており、ビジネスマナーやビジネスマインドといった、内定に必須のスキルを身に付けられます。
その他、IT系の研修も実施しているため、IT業界へ就職したい人にもおすすめです。
サポートも充実しており、専任のカウンセラーが内定が決まるまでしっかりサポートしてくれます。
求人にはIT企業が多く、マイナビEdgeのITエンジニアやNEXUS(ネクサス)の開発エンジニアなどがあります。
既卒からIT業界への就職を目指している人は、ぜひUZUZを利用して自分にあった求人を見つけましょう。
UZUZの公式サイトはこちら 次に大手企業に憧れを持つ既卒生が良く就職活動に対して抱く疑問点をまとめてみました。
- 既卒枠と新卒枠のどちらに応募をするのが良いのか?
- 最初に中小企業に行っても転職で大手にいけるのか?
- 既卒者歓迎の求人が多いサイトはどれ?
それぞれの疑問点の答えについてはこれからご紹介します。
可能であれば新卒枠で応募するのが無難です。
なぜなら、新卒枠の場合、即戦力ではない人材でも採用されますし、入社後にOJT等を通して教育してもらえることも多いためです。
そのため、志望する企業が「卒業後3年以内は新卒で」というのなら、新卒枠で応募すべきです。
中小企業から大手企業へキャリアアップ転職は、狭き門ですが、業界や職種次第では可能です。
なぜなら既卒・職歴なしだとポテンシャル採用ですが、中小企業でしっかりとしたスキルや技術を身につければ、それを認めてもらい大手企業が採用することがあるからです。
よくあるケースでは、中小のWeb広告の代理店で実績とスキルを積んで業界大手のサイバーエージェントやオプトに転職するなんてことがあります。
他にも中小の人材系の会社で抜群の営業実績を出し、人材系の大手企業に転職する、なんてこともあります。
ただし、中小企業から大手企業への転職は中小企業で際立つ実績を出したり、企業の規模に関係なく業務として関わる実務が特に変わらない職種ではないと厳しいのも事実です。
そのため、中小企業に入社した後に頑張れば転職で大手企業に行くルートはあるとはいえ、狭き門である事は把握しておきましょう。
私が調べた限りは、以下のサイトは既卒者向けの求人が多くありました。ぜひ参考にしてください。
リクナビNEXT | 業界の大手リクルートが運営し、限定求人が多く、全体の求人数がトップクラス。未経験者歓迎の求人数も多数あり。 |
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ハタラクティブ | 20代の未経験者向けに特化した就活サービスで、求人はすべて未経験歓迎。 エージェントが求人紹介や書類作成、面接対策などをサポート。 |
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Re就活 | 既卒・フリーター・ニート専門の求人特集ページがあり、応募がしやすい。エージェントにも無料で登録できる。 |
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ここまでの内容の振り返りとして、今回取り上げた内容の中で特に重要な点を改めてまとめてみました。
- 既卒、職歴なしからでも大手企業のエントリーは可能
- 就職を成功させるためには大手企業にこだわりすぎない事も大切
- やりたい仕事、適性のある仕事を明確にする
- 中小企業に入っても、スキル・実績を積めば大手企業にキャリアアップも不可能ではない
- 新卒枠で応募できる企業は新卒枠で応募した方が良い
- どうしても大手に就職したいのなら人材不足の業界や不人気企業を狙う
既卒状態で就活していくと、悩むことが多いです。「書類選考が通らない」「面接で上手く話せない」「そもそもどこに応募すればいいかわからない」等といったものです。
そんなとき、このページを参考に対策したり、就職エージェントに登録したり、上手く活用してほしいです。
ここまで見てもらった通り、職歴がないという状態を脱出することがはじめの一歩。
大手企業にこだわりすぎず、広い視野を持って就活していくことをおすすめします。