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最終更新日 2024.01.04

既卒・就職浪人生向け

職歴なしの既卒者向けの会社と正社員就職が狙える人の特徴

職歴無しの既卒者は就職できる?
就職活動している既卒の人なら「なかなか正社員として就職が決まらない」、「履歴書に何を書けばいいかわからない」、「面接で上手く話せない」と悩みは尽きませんよね。

そこで今回は、既卒・職歴なしの人がどのような戦略で就職のために行動していくのか、丁寧に解説します。

あなたの就職活動に必ず役に立ちますので、ぜひ最後まで見て、就活対策の参考にしてみてください。

この記事を書いた人

竹内 健登

Kento Takeuchi

東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はホワイト企業内定率100%を誇り、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度が好評。2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である"就活"に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCm1vSnSBj7kksfi8GIBnu0g

目次 非表示

  1. 職歴無しの既卒状態から正規雇用者を目指す際のおすすめの方法
    1. 既卒者でも受けられる新卒採用に応募する
    2. 未経験採用枠に応募する
    3. 既卒者向けの就職エージェントに頼る
    4. 公務員になる
  2. そもそも職歴無しの既卒者は就職ってできるの?
    1. 仕事を選ばなければ就職は難しくない
    2. 既卒の状態から就職した人は珍しくない
  3. 既卒・職歴なしでも採用されやすい職種
    1. 介護
    2. 自動車運転
    3. 営業
    4. 接客・給仕
    5. 土木・建設・関係
  4. 業界問わず職歴なしのあなたが歓迎されやすい会社の特徴
    1. 慢性的な人手不足・不人気の会社
    2. 20代の若手がほぼいない会社
    3. これまでの経験が生かせる会社
  5. 職歴無しからでも正社員就職に上手くいく人の特徴
    1. 条件面でのえり好みをしすぎない人
    2. 履歴書の自己PR欄を効果的に使っている人
    3. 面接の場で働く意欲の高さをアピール出来ている事
  6. 就職できない既卒生に見受けられる6つの特徴
  7. 職歴無しの既卒者が就活に対して良く抱く疑問
    1. 25歳以降でも正社員就職ってできるの?
    2. 20代後半からでも公務員ってなれるの?
    3. 既卒者は職務経歴書に何を書けばよいの?
    4. 取得すれば就職に繋がる資格はある?
    5. 何歳までに就職を決めた方が良いの?
    6. 面接で職歴がないことを聞かれたらどう答えるべき?
    7. どうしても正社員就職できない時にはどうするべきか?
  8. 今回の内容のまとめ

職歴無しの既卒状態から正規雇用者を目指す際のおすすめの方法

職歴無しの既卒状態で正規雇用を目指す方法
はじめに既卒・職歴なしの人が正規雇用を目指すための王道ルートをご紹介します。下記の順番で各パターンについて解説していきます。


  1. 既卒者でも受けられる新卒採用に応募する

  2. 未経験採用枠に応募する

  3. 既卒者向けの就職エージェントに頼る

  4. 公務員になる

既卒者でも受けられる新卒採用に応募する

既卒・職歴なしの人が正規雇用を目指すなら、新卒採用に応募するのをおすすめします。「既卒3年以内は新卒」と扱っている企業を狙って応募しましょう。

新卒採用に応募した方が良い理由


新卒採用に応募する理由としては、新卒採用であれば未経験の状態であっても採用される可能性があるためです。実は新卒採用は選考を受けるのが未経験の学生である以上、現時点でスキルや職歴がない事は基本的には問題になりません。

既卒採用は未経験者は不利になる事がある


一方で既卒向けの採用枠では、職歴ありの人と採用枠を争う可能性が高いです。

なぜなら、既卒枠の場合は大学を卒業して失業状態の人が主な応募者である以上、どこかの企業で働いたものの退職して無職状態の人も応募してくるためです。

経験者と同じ土俵で限られた採用枠を争う場合、職歴のない既卒の人は不利な状態になり、採用される確率も下がってしまいます。

そのため、既卒・職歴なしの既卒状態であれば、新卒枠に応募できる企業を探した方が勝率が高くなるのです。

未経験採用枠に応募する

未経験採用枠に応募
既卒・職歴なしの人が正規雇用を狙う場合、未経験採用枠に応募するのも1つの手段です。

企業の求人案内に「未経験採用」、「経験不問」の表記があるなら、積極的に応募してみましょう。

他にも「20代若手が活躍中」という表記であれば、年齢層が低い職場だとわかります。

若手採用を積極的に行っている傾向が多いため、未経験でも働きやすい企業として視野に入れるのもいいでしょう。

既卒者向けの就職エージェントに頼る

既卒・職歴なしの人が正規雇用を目指すなら、既卒者向けの就職エージェントを活用するのをおすすめします。

特に「履歴書や職務経歴書ってどうやって書くの?」、「面接って自信ないんだよな」という人に最適です。

そもそも就職エージェントとは?


就職エージェントでは、求人紹介や書類作成、面接対策などを無料で受けられるサービスです。就職までの準備を二人三脚でサポートしてくれます。

ちなみに就職エージェントが無料である理由は、求職者が自社が紹介した企業に就職した際に企業から紹介報酬を受け取る課金システムをエージェントが採用しているためです。

そのため、就職エージェントは自社が紹介した求人に求職者が無事に内定をするようにサポートをしてくれます。

たまにエージェントの中には紹介料欲しさに誰でも入れる企業を紹介するケースもありますが、就職先を探している人にとって就職先の紹介から就職のサポートまでしてくれる点は都合が良いはずです。

そのため、無料なのでまずは一旦使ってみる価値があります。

既卒者におすすめの就職エージェントの一例


既卒者におすすめする就職エージェントは、下記の内容を参考にしてみてください。


公務員になる

公務員になる
既卒・職歴なしの人が正規雇用を狙う場合、公務員になる事を目指すのも1つの有効な選択肢になります。。

大学受験で一定の大学に受かった人やコツコツ勉強する事が苦手ではない人の場合は、人生逆転を狙える可能性があります。

公務員試験には年齢制限があるものの、まだ受けられる年齢であれば職歴の有無を問わず誰でも応募可能です。

公務員は一般企業に比べて待遇が手厚く、世間体が良いという魅力があります。試験勉強に抵抗がない人は、公務員を目指してみてはいかがでしょうか?

当スクール、ホワイトアカデミーでは、公務員試験と就職活動を両立させるコースもありますので、ぜひご利用下さい。

当スクールの公務員併願コースの特集ページはこちら

そもそも職歴無しの既卒者は就職ってできるの?

職歴無しの既卒者は就職できるか?
職歴なしの既卒者は就職できるのかについて、有効求人倍率や、内定保有率の観点から解説します。まずはじめに今からお話しする2つの大きなポイントをまとめてみました。


  • 仕事を選ばなければ就職は難しくない

  • 既卒の状態から就職した人は珍しくない


それぞれの詳細についてはこれから解説します。

仕事を選ばなければ就職は難しくない

極端に就職の選択肢を狭めなければ、職歴なしの既卒者でも、就職するのは難しくないです。

なぜなら有効求人倍率のデータからみても、就職先が数多くあると証明されているからです。

そもそも有効求人倍率とは


有効求人倍率のポイントは下記の通りです。

  • 有効求人倍率は、企業がハローワークに出す求人数
  • (有効求人数)÷ 働きたい人の数(有効求職者数)で算出する
  • 倍率が高いほど「仕事が余っている状態」と判断できる

計算式の一例としては以下の通りです。
<例>求人数50、求職者数100の場合
➡有効求人倍率は0.5倍

求人数200、求職者数100の場合
➡有効求人倍率は2倍

なお、現在の有効求人倍率は、2023年7月時点で全国平均1.29倍を記録しています。

西暦倍率
2022年7月1.28
8月1.31
9月1.32
10月1.34
11月1.35
12月1.36
2023年1月1.35
2月1.34
3月1.32
4月1.32
5月1.31
6月1.3
7月1.29
参考元:職業紹介-都道府県別有効求人倍率:主要労働統計指標

2022年の7月まで遡っても、有効求人倍率1.0を切っている時期はありません。平均1.3倍前後で推移しています。

有効求人倍率の観点から考えても、日本には仕事が数多く存在します。本当に就職自体が困難な場合は、就職先がないはずです。

「正社員は職歴がないと無理」と考えている人は、あきらめずに就職活動を進めましょう。

既卒の状態から就職した人は珍しくない

既卒の状態から就職に成功するケースは珍しくありません。就職活動を活発に行っている人ほど内定をもらいやすくなります。

実際に、マイナビが調査した「2022年度 マイナビ既卒者の就職活動に関する調査 」によると、既卒者の内定保有率44.8%を記録しています。約半数が内定先を確保している状況です。

なお、調査結果については下記の通りまとめられます。
<内定保有率>
  • 既卒者のうち「内定を保有している」と回答したのは44.8%
  • 昨年の42.4%から増加
  • 2年連続で内定率が上昇している

<内定保有率を活動量別に比較したデータ>
  • 在学中より「活動量が(かなり+やや)増えた」が53.1%
  • 「あまり変わらない」は36.9%
  • 「活動量が(やや+かなり)減った」は18.0%
  • 「活動的になった」もしくは「学生時代と変わらない」は約80%

参考元:2022年度 既卒者の就職活動に関する調査

上記のように、円滑に就職活動できているなら、既卒者でも内定がもらえることがわかります。

「既卒=オワコン」とは言い切れないため、活発な就職活動を意識して行動しましょう。

既卒・職歴なしでも採用されやすい職種

職歴無しでも採用されやすい職種
有効求人倍率の観点から、既卒・職歴なしの人でも採用されやすい職種をご紹介します。なお、紹介する有効求人倍率の数値は、2023年7月の数値です。
参考元:ハローワーク情報サイト~ハロワのいろは~「職業別の有効求人倍率 」政府統計の総合窓口

介護

介護関係の仕事は、既卒・職歴なしの人でも採用されやすい傾向があります。詳しい業務内容は下記の通りです。

有効求人倍率3.21倍
仕事内容・身体介助(食事・入浴・排泄・移乗など)

・生活援助
(掃除・洗濯・買い物など)

・レクリエーションの企画・実施

・介護記録の作成
向いている人・福祉関係に興味関心がある
・人へのサービスが苦にならない

自動車運転

自動車運転
運転免許を保有している人なら、自動車運転に携れる仕事もおすすめです。詳しい業務内容は下記の表を参考にしてみてください。

有効求人倍率2.42倍
仕事内容・タクシードライバー
(街中を走行・乗客の確保・目的地までの送迎)

・電車・バスの運転手
(旅客や貨物の輸送)

・ラックドライバー
(集荷・荷積み・荷下ろし・配送・梱包など)
向いている人・運転が好き
・モクモクと作業できる

営業

人と携わる仕事に興味がある既卒者には、営業職への就職をおすすめします。営業職に関する詳しい情報は下記の通りです。

有効求人倍率1.95倍
仕事内容・ルート営業
(決まった営業先を回る)

・新規開拓営業がある
(新しい顧客を探す)
向いている人・コミュニケーション能力が高い
・人に会うことが苦にならない

接客・給仕

接客・給仕
接客・給仕関係の職種も、既卒者が就職を目指しやすい選択として挙げられます。詳しい業務内容について、下記の表で確認してみましょう。
有効求人倍率2.10倍
仕事内容・接客業務
(来客の案内・注文をとる・配膳・会計・掃除など)

・フロント業務
(ドアマン業務、ホテルの電話応対、接客業務)
向いている人・接客業が苦手じゃない
・アルバイト経験がある
・時間効率を意識して動ける

土木・建設・関係

土木・建設関係の職種は、体を動かしながら社会貢献できる仕事です。詳しい業務内容は、下記の表にまとめています。

有効求人倍率6.38倍
仕事内容・重機の運転

・新設工事

・維持補修
(道路・河川・ダム・ガス・水道・電気・通信設備など)
向いている人・体育会系の人
・アルバイト経験がある
・体力に自信がある人

業界問わず職歴なしのあなたが歓迎されやすい会社の特徴

職歴無しでも歓迎されやすい会社の特徴
次に業界問わず職歴なしの既卒者が受かりやすい会社の特徴をご紹介します。正社員雇用にこだわるなら、下記のような会社を狙って応募しましょう。


  • 慢性的な人手不足・不人気の会社

  • 20代の若手がほぼいない会社

  • これまでの経験が生かせる会社


それぞれの詳細についてこれから解説します。

慢性的な人手不足・不人気の会社

職歴なしの既卒者が受かりやすい会社の特徴は、「慢性的な人手不足」、「不人気」という点です。

人手不足・不人気な会社の判断基準としては、厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査(令和4年) 」が1つの指標として挙げられます。平均勤続年数は、下記のように報告されています。

企業規模ごとの平均勤続年数



企業規模大企業中企業小企業
男女合計13.91211.1
男性15.813.412
女性10.59.69.4

参考元:令和4年賃金構造基本統計調査の概況

上記よりも短い期間で離職する人が多い会社については、人手不足と推測できます。

人手不足から選考に受かりやすいと考えられるため、既卒・職歴なしの人が正社員雇用を狙いやすいはずです。

選考時は職歴を明確にすることを意識して、人手不足の企業に貢献できることをアピールしましょう。

20代の若手がほぼいない会社

若手がほぼいない会社
職歴なしの既卒者が受かりやすい会社の特徴として、20代の若手がほぼいない職場環境が挙げられます。

というのも現在の日本では少子高齢化が叫ばれており、若い労働者の数が不足しているので平均年齢が高めの会社であれば既卒者であっても歓迎される事がよくあるためです。

ちなみに会社の年齢層を調べる方法としておすすめなのが、会社説明会で担当者に下記のような質問をしてみることです。
「御社で働くイメージを明確にしたく質問しますが、御社における20代の社員が占める割合はどのくらいですか?」

他にも会社のホームページや採用ページから、平均年齢が明記されているかを確認してみるのもおすすめの方法です。

あらゆる手段を活用して情報収集をしておきましょう。

これまでの経験が生かせる会社

職歴なしの既卒者が受かりやすい会社には、これまでのあなたの人生経験を生かせる職場である事も特徴の1つとして挙げられます。

代表的な例として、今までのアルバイト経験を活かせる仕事に、正社員雇用で就職する方法があります。

塾講師として働いていた経験があるなら、正社員の塾講師職を目指すのは有効です。それに、塾講師の経験は人と携わる仕事をしたことがあると広く捉え場合、小売業や飲食業への道も考えられるでしょう。

他にもSNSのフォロワーが多かったり、SNSについて凄く詳しかったりします。その場合、SNSに関する知見が豊富なので、SNS運用の代行をしている会社への就職を目指すのも有効です。

職歴無しからでも正社員就職に上手くいく人の特徴

正社員就職で上手くいく人の特徴
既卒・職歴なしの状態から働くために欠かせないことを挙げていきます。下記の流れに沿って、しっかり確認しましょう。


  • 条件面でのえり好みをしすぎない人

  • 履歴書の自己PR欄を効果的に使っている人

  • 面接の場で働く意欲の高さをアピール出来ている事


条件面でのえり好みをしすぎない人

既卒・職歴なしでも正社員として就職しやすい人の特徴として「条件面でのえり好みをしすぎない」が挙げられます。

まず大前提として雇用条件に恵まれた会社には応募が殺到します。当然、倍率も上がるので内定を勝ち取る難易度は上がります。

例えば、「残業なし」、「初任給25万円以上」、「転勤なし」、「片道30分以内で通える」といったように条件面にこだわりすぎると該当する企業が減ります。

それに該当する企業が出ても入社難易度が高い企業なので、「既卒で職歴がない」という経歴面でのハンディを抱えている状態では内定獲得は難しいです。

そのため、職場選びの際には以下のような項目の全てが完璧な職場を狙うのは諦めましょう。

  • 残業時間
  • 初任給の額
  • 転勤がない事
  • 家からの距離
  • 仕事内容
  • 有給の取得率


上記のような職場選びの選択項目の中で特にあなたが重視している1つか2つの項目が優れていれば問題ない、という形で職場を選ぶのが無難です。

例えば仕事内容と給料が重要なケースを考えてみます。その場合は、労働時間は長いものの仕事にやりがいを持てて、結果が出れば高給が見込める会社であれば問題ない、といった形で選ぶのです。

いずれにせよ、条件面にこだわりすぎずに職場を探す事は内定獲得の難易度を大きく下げる事に繋がる事は押さえておきましょう。

履歴書の自己PR欄を効果的に使っている人

履歴書の自己PRを効果的に使う
既卒・職歴なしのでも正社員として就職しやすい人には、履歴書の自己PR欄を効果的に使っている特徴があります。

例えば事務職を受ける場合、事務の仕事に役に立つ強みを履歴書の自己PR欄に記載する事が有効です。

例えば、昔からコツコツ頑張る事が得意であった旨を自己PR欄に記載をしたり、パソコンを使っての事務作業を大学時代などに良く行っていた事を書くのが代表的です。

応募する予定の企業のホームページや求人情報を見れば、入社後にどんな仕事が求められるのかはある程度理解できます。

入社後に取り組む事になる仕事との適性の高さが伝わる自己PRを作る事が出来れば、内定獲得に近づきます。

面接の場で働く意欲の高さをアピール出来ている事

面接時に働く意欲の高さをアピール点も正社員として就職しやすい人に見受けられる特徴の1つになります。

面接で聞かれる事は完璧に予測する事は出来ませんが、「働く意欲」はほとんどの企業が面接時にチェックします。

なぜなら、若手の未経験採用の場合は、入社後に研修をしたり、OJTで鍛えるので入社後に頑張ってくれそうかどうかを重点的に見る傾向があるためです。

そのため、やる気・熱意といった長期的に働きたい姿勢をアピールしましょう。

就職できない既卒生に見受けられる6つの特徴

既卒生の6つの特徴
続いて、就職できない既卒生に見受けられる6つの特徴をご紹介します。下記のチェックリストを通して、現時点のあなたがいくつ該当するか確認してみましょう。

チェック項目就職しにくい理由
適性のない職種を受けている明らかに適性がなさそうな場合は、企業側は採用しても活躍する見込みが低そうなので内定を出さないためです
残業時間0や初任給が高いといった人気企業ばかり受けている人気企業は応募者が多く、落ちやすくなるため
応募先の会社について調べていない応募先の会社の基幹事業や、仕事内容も知らない状態だと内定は難しいため
正社員ならどこでもいいと考えている企業は「自社で頑張りたい」という意思を持っている人に入社をしてほしいと思うので、「正社員ならどこでもよい」という人は評価されにくいため
面接で「なぜ既卒・職歴なしの状態なのか」を説明できない「働く意思がない」と思われたり、「働けない事情があったのでは?」と企業側に疑われるため
面接の定番質問を答えられない「自己分析ができていない」、「面接の準備が足りない」と判断されてしまうため


上記の内容は、事前に解消できる内容がほとんどです。チェックリストを活用して1つずつ項目をクリアしていきましょう。

特に面接対策は必須であるため、書類選考後も気を抜かず、面接対策に取り組みましょう。

職歴無しの既卒者が就活に対して良く抱く疑問

職歴無しの既卒者が就活で抱く疑問
次に既卒・職歴なしの方が良く気にする以下の7つの疑問点について回答していきます。


  • 25歳以降でも正社員就職ってできるの?

  • 20代後半からでも公務員ってなれるの?

  • 既卒者は職務経歴書に何を書けばよいの?

  • 取得すれば就職に繋がる資格はある?

  • 何歳までに就職を決めた方が良いの?

  • 面接で職歴がないことを聞かれたらどう答えるべき?

  • どうしても正社員就職できない時にはどうするべきか?


25歳以降でも正社員就職ってできるの?

25歳以降でも正社員としての就職は可能です。既卒・職歴なしの人は就職が難しいと感じるかもしれません。

しかしスキルや実績によっては、25歳以降でも企業から求められる可能性があるため「25歳・職歴なしは就職できない」とは限りません。

実際に、就活塾ホワイトアカデミーではカリキュラムを消化した既卒生の内定率100%です。内定した既卒生の中には25歳を超えている人ももちろんいます。

そのため、25歳で既卒だからと諦めず、必要な就職活動を継続することが大切です。

20代後半からでも公務員ってなれるの?

年齢制限に該当しなければ、20代後半からでも公務員になれます。

なぜなら、公務員採用試験は年齢制限に該当しなければ職歴を問わず受けられるからです。公務員試験を受けて無事に合格をし、試験合格者向けの面接にも通過をすれば、公務員になれます。

ただし、公務員試験に合格するためには公務員試験対策用の勉強が必要になります。そのため、公務員試験に合格するために勉強する気力が無かったり、勉強が苦手な人にはあまり向きません。

一方で公務員試験の勉強に取り組む事に抵抗がない人は、試験日から逆算して、勉強や面接対策を入念に行いましょう。

既卒者は職務経歴書に何を書けばよいの?

既卒者は職務経歴書には何を書けばよい?
職歴がない既卒の人が職務経歴書を書く際には、無難な事はアルバイト歴やインターンの参加歴を書く事です。

特に大学を卒業した後の経歴については、アルバイトでの勤務歴を書くのが無難です。

なぜなら、職務経歴書ではその人がこれまでどんな仕事をやってきたのかを書くことが重要である以上、必ずしも正社員として働いた経験である必要はないためです。

アルバイトの経験を書く際のポイントについてはまとめてみましたので是非ご覧ください。


  • アルバイトで働いた期間を書く

  • アルバイト先の会社名を書く

  • アルバイトで担当した業務を書く

  • 実績があるのであれば、記載をするようにする


一例は以下の通りです。
2022年4月~2023年8月:○○株式会社の△△支店にてホールスタッフのリーダーとして接客業務に取り組む。現在は10名のアルバイトをまとめる立場であり、直近1年間のアルバイトの定着率は他店舗が30%のところ、70%を実現。

また、アルバイトの経験がない場合は、留学やサークル活動や資格勉強などでも構いませんので、活動したことを書く事をおすすめします。

取得すれば就職に繋がる資格はある?

結論から話しますが、「これさえ取得すれば内定をもらえる」という資格はありません。

しかし、資格取得に向けた勉強は、就職後に必要な知識・スキルの定着に役立ちます。加えて応募先の仕事に関わる資格である場合は、意欲の高さのアピールにも繋がるのもメリットの1つです。

例えば「不動産業界に就職したいから、宅建士の資格を取る、というのは有効です。

他にも「保険関係に携わりたいから、ファイナンシャルプランナー(FP)の勉強をする」といったことも評価されやすいです。

一方で仕事に直接的な関係がない資格は学習意欲のアピールにはなりますが、採用の決め手にはなりにくいです。そのため、資格の取得を目指すのでしたら志望業界や志望の職種と関係のあるものを選ぶのが無難です。

ただし、資格取得を目指す際には、資格勉強にばかり注力するのは控えるようにしましょう。

資格の取得はあくまでも選考通過のための手段です。そのため、資格の勉強を頑張る事によって内定獲得に直結する面接を受ける事をはじめとした、就活関連の行動が疎かになると内定獲得が遠のきます。

何歳までに就職を決めた方が良いの?

既卒者の就職は、早ければ早いほどいいとされています。なぜなら、既卒の採用において年齢も見られるためです。

例えば、24歳の既卒生であれば、二浪して大学に入学した新卒者と同じ年齢なので若手と思われます。

一方で25歳を超えると、20代後半なので、若いとはなかなか見られません。

既卒者を採用した企業は採用後に育成も多少はする以上、若くて伸びしろのある人を優先的に採用したがります。

そのため、何歳までに就職をした方が良いという事に対しては1日でも早く就職をした方が良い、という結論になります。

その上での話になりますが、当スクールの過去の既卒生を見る限り、20代後半になると書類の選考率が如実に落ちるので25歳までには就職をするのが無難です。

面接で職歴がないことを聞かれたらどう答えるべき?

職歴がないことへの答え方
面接で職歴がないことについて質問された場合は、包み隠さずに理由を述べましょう。

しかし、ネガティブ回答で終えるのは好印象に繋がらず、不採用の可能性が高まります。下記を参考にして、ポジティブに言い換える回答を心がけましょう。
<本音>
ダラダラしていて就職活動できなかった

<面接回答例>
学生時代は勉学に集中していました。就職については考えましたが、自分の働きたい条件が定まっていなくて上手に就職活動できませんでした。

今は、アルバイト等を通じてやりたいことが見つかり、御社の仕事がしたいと思いました。

面接の失敗例として「話しにくいことを質問され、上手く伝えられなかった」という内容があります。

マイナス要素を隠そうとしたため、表面上のみの回答をしてしまうことが原因です。

上記の回答例を参考にして、本音をポジティブにカバーする練習を重ね、面接に臨みましょう。

どうしても正社員就職できない時にはどうするべきか?

どうしても正社員として就職できない場合は、雇用形態にこだわらず働いてみる事をおすすめします。

特に手に職となるスキルが付く会社にアルバイトや契約社員、派遣社員として入るのが有効です。入社後に一定期間働く事で職務経験とスキルが身につけば転職で正社員を目指せますし、社内の正社員登用試験に応募も出来ます。

現に私の大学時代の知人にもITの仕事にあこがれを抱き、アルバイトからIT業界に入り、その会社で正社員になり、最終的にはフリーランスになっている人もいます。

正社員にこだわりすぎて働いていない期間が長引く場合、さらに選考で不利になる傾向があります。そのため、正社員になることがどうしても難しい場合は非正規雇用も考える価値があります。

今回の内容のまとめ

職歴無し既卒生のまとめ
本記事では、既卒・職歴なしの人が就職するための戦略や行動、おすすめの職種についてご紹介しました。

最後に今回の内容の中で特にお和得ておきたいポイントをまとめてみました。

この記事でおさえておきたいポイント

  1. 既卒者が正規雇用者を目指す際には王道の4パターンがある
    1. 既卒者でも受けられる新卒採用に応募する
    2. 未経験採用枠に応募する
    3. 既卒者向けの就職エージェントに頼る
    4. 公務員になる
  2. えり好みをしなければ既卒者でも正社員就職は狙える

  3. 職歴のない既卒者が歓迎されやすい企業の3つの特徴
    1. 人手不足だったり、人が集まらない不人気企業
    2. 20代の若手がほとんどいない会社
    3. これまでの経験を活かせる会社
  4. 職歴無しからでも正社員就職しやすい人の3つの特徴
    1. 条件面でのえり好みをしない人
    2. 履歴書の自己PR欄を工夫している人
    3. 面接の場で働く意欲をアピールできる人
  5. なかなか内定が出ない既卒者の6つの特徴
    1. 適性のない職種を受けている
    2. 人気の企業ばかり受けている人
    3. 応募先の会社について調べていない 人
    4. 正社員に慣れればどの企業でもよいと考えている人
    5. 既卒・職歴無しの現状について説明できない人
    6. 面接の定番質問を答えられない人

本記事で取り上げた上記のポイントを押さえて、あきらめずに就職活動を続けましょう。

最後になりますが、当スクール、ホワイトアカデミーでは既卒生向けのコースを昨年度より開講いたしました。カリキュラム消化者の内定率は100%ですので、ぜひ利用を考えてみてください。

当スクールの既卒生向けコースの特集ページはこちら

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