極端に就職の選択肢を狭めなければ、職歴なしの既卒者でも、就職するのは難しくないです。
なぜなら有効求人倍率のデータからみても、就職先が数多くあると証明されているからです。
<有効求人倍率とは>
有効求人倍率は、企業がハローワークに出す求人数(有効求人数)÷ 働きたい人の数(有効求職者数)で算出する倍率が高いほど「仕事が余っている状態」と判断できる
<例>
求人数50、求職者数100の場合:有効求人倍率は0.5倍求人数200、求職者数100の場合:有効求人倍率は2倍
なお、現在の有効求人倍率は、2023年7月時点で全国平均1.29倍を記録しています。
2022年 | 2023年 |
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7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |
1.28 | 1.31 | 1.32 | 1.34 | 1.35 | 1.36 | 1.35 | 1.34 | 1.32 | 1.32 | 1.31 | 1.3 | 1.29 |
参考元:職業紹介-都道府県別有効求人倍率:主要労働統計指標
2022年の7月まで遡っても、有効求人倍率1.0を切っている時期はありません。平均1.3倍前後で推移しています。
しかし有効求人倍率は、都道府県別にも報告されているため、地域ごとの求人数によって倍率が変動することに注意しましょう。
有効求人倍率の観点から考えても、日本には仕事が数多く存在します。本当に就職自体が困難な場合は、就職先がないはずです。
「正社員は職歴がないと無理」と考えている人は、あきらめずに就職活動を進めましょう。