2つ目は、お子様の進路について拘束・否定するタイプの親御様です。
「今どんな会社受けてるんだ? ITベンチャー!? 絶対にやめたほうがいい!」
「どこ内定もらったんだ? 調べてやるから言ってみろ」
こんなことを言って、子供にストレスを与えてしまったことはないでしょうか?
子供が内定をもらえなかったり、よく分からない会社が内定先だったりすると、心配からつい口を挟みたくなるのが親心と言えます。
自分の頃の就活や勤務経験を参考に受ける企業先を指定したり、自信満々に過保護で過干渉な介入をすることもあるかと思います。
しかし、過干渉な態度は親子の関係を悪化させるだけです。上記のような発言をしたら、子供からは「うざい」と思われてしまうでしょう。
「メーカーに行きたいって言うと、親がやめろって言って聞かないんです。私のことを分かってくれないんです……」
こう言って私に泣きついてきた生徒もいました。
応募先や内定先に干渉し、就活生を追い詰めてしまうのが過干渉タイプの親御様です。
単純に会社だけを見ており、子供がやりたいことについては見てあげていない場合が多いことが言えます。
親なら上から一方的に否定するのではなく、一緒に考えるプロセスを踏むことで子供の納得感を生み出してあげることが大切と言えます。