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最終更新日 2024.03.01

業界研究

マスコミ就活の特徴と業界内の人気企業の内定を獲得するための対策

マスコミ業界とは?人気ランキングから就職対策まで大公開
今も昔もマスコミ業界の仕事は多くの就活生が憧れを抱く職業の一つだ。おそらく、あなたも何かしらの憧れを持っていると思う。

それゆえにこの業界の就職倍率は非常に高く、採用されるのは非常に困難である。

それにあまり知られていない事だが、一口にマスコミ業界と言っても、その種類は大きく4種類に分類され、ビジネス構造がそれぞれ異なる。

つまり、マスコミ業界の就活に臨むためには、各業界に対する志望動機、すなわち「なぜ」その業界を志望するのかを考えておく必要がある。それに志望動機を考えるためには業界の内情やビジネスモデルを知ることは不可欠である。

そこで今回は、マスコミ業界のビジネス構造や就職を目指すのならば絶対に知っておきたい内定を勝ち取るための対策方法を徹底解説する。あなたのマスコミ就活の一助となれば幸いである。

この記事を書いた人

竹内 健登

Kento Takeuchi

東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はカリキュラムを消化した塾生のホワイト企業内定率100%を誇り、カリキュラムを消化したにもかかわらず、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度を提供中。2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である"就活"に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCm1vSnSBj7kksfi8GIBnu0g

マスコミ業界とは①〜各業界の特徴〜

業界の特徴を大公開
ここではマスコミ業界の各媒体の特徴を解説する。マスコミ就活の参考にしてほしい。

テレビ業界

テレビ業界
テレビ業界の主な事業は3つに分類される。

①CM枠の販売


テレビ業界の一般的な収入。広告を出したいスポンサー企業が、広告代理店を経由してテレビのCM枠を購入する。

②番組販売


在京キー局が、全国ネットワーク系列のローカル局に番組を卸売すること。ローカル局からキー局への番組販売もある。

③事業収入


ラジオ放送や配信、ゲーム、音楽などの事業からの収入

その他、フジテレビでは都市開発・観光事業などの不動産・観光業、日本テレビはVtuber事業やスポーツ版家庭教師事業など各局でバラエティ豊かなビジネスを展開している。

詳しい職種では、AD・ディレクター・プロデューサー・アナウンサー・報道記者・事業部・営業・編成・経理・人事・法務などの部署がある。

広告業界

広告代理店の構造
広告代理店広告代理店は、大きく分けて2つの仕事がある。

①広告代理業


広告を出したいスポンサーと広告枠を売りたいメディアを繋ぐ仕事

②コンサルティング業


スポンサー企業の商品流通上の課題を、マーケティング戦略を立案することによって解決を図る。

広告代理店の職業には、クリエイティブディレクター・アートディレクター・コピーライター・CMプランナー・CMディレクター・カメラマン・ライトマン・CGデザイナーなどがある。

広告代理店のイメージとして華やかで影響力の高い仕事を想像する人は多いだろう。

しかし、実際はひとつの商品を売るために、広告主とメディアの間でコミュニケーションを取りながら広告を作成するのだ。

そのために地道な調査や検証で、どうしたら商品が売れるのかを考える作業や打ち合わせを繰り返していき、そして自分が考えた企画をプレゼンしていくのである。

すなわち広告代理店就職のために必要な力は、論理的思考力と説得力なのである。

また、業界全体としては、インターネット広告の需要が年々高まっている。
インターネット関連の広告代理店の数は多く、マスコミ業界では就職を探しやすい業種だ。

広告代理店はテレビ放送や出版に比べて、表面に現れないが、実質、広告の面からメディアや産業界に販売に至る分野を支えているのである。

出版業界

出版業界
出版社は紙媒体が主流で、雑誌やラノベ・漫画や文学書などの出版をしている。

日本のマスコミ業界の中では長く主流であり、大手から中小まで幅広く会社はある。

出版業界の職業は、企画・制作・編集・入稿・校正・下版・印刷・製本・出荷だ。

そして出版大手4社と呼ばれているのが、集英社・小学館・講談社・KADOKAWAだ。
この4社の給料は他社出版社を圧倒する勢いで高給である。

ただしこの出版大手4社に入社するのは、かなりの狭き門であると覚悟が必要だ。

以下の記事ではそんな出版業界へ就職するために必要な行動を解説している。合わせて参考にしてほしい。

参考記事:出版業界についての記事

新聞業界

新聞業界
新聞社は、日本や海外で起こったニュースをスピーディに購買者に届ける仕事だ。

そのため、記者の勤務先は世界各地に及ぶ。

新聞社のメインは記者だ。記者はニュース別の担当部署に配属されており、取材記者・整理記者・校閲記者がある。
新聞社には記者以外にも企画・制作・編集・広告営業・販売営業がある。

この他に各地で新聞社主催イベント事業も行っているので仕事の範囲は広い。

また、インターネットの普及で紙版の新聞だけではなく、電子版も発行しているので技術関連の部署もある。
新聞には、一般紙と専門紙があり一般紙は大手新聞社5社が有名だ。ここは就職難易度は高い。

専門紙は中小企業もあるので、中途採用も多くある。

学生が就職活動をするのなら、新卒メインの一般紙がオススメだ。なぜなら専門紙は専門的な知識を有する必要があり、一般紙で勤めてから転職するケースが一般的だからである。

大手新聞社5社は朝日新聞・読売新聞・毎日新聞・日本経済新聞・共同通信だ。

新聞社に関しては、社会に与える影響が多いので、プラス面とマイナス面の評価も含まれている。

新聞社に勤務するというのは、社会のニュースを会社の社風に合わせて伝える側面もある。

それぞれの新聞の論調を参考に、自分に向いている新聞社を見つけるのが良いだろう。

マスコミ業界とは②〜業界別各会社の特徴〜

業界の特徴を大公開
マスコミ業界は大きく分けて、テレビ・広告・出版・新聞の4つあり、それぞれに就活の方向性が全く異なる。

それでは、マスコミの4業界と業界別大手の有名企業を紹介していきたいと思う。

テレビ業界7社

大手のテレビ会社7社

テレビ東京


独自性がある番組編成で、民放でも新しい会社として他局にない放送を常に心がけている。

ガイヤの夜明けやポケモンまで幅広い層に向けて放送を展開していることが特徴である。

毎日放送


大阪や関西のローカルネットに強い面と、ドラマやアニメの世界にムーブメントを起こす受賞作も注目の放送局だ。

有名ドラマは深夜食堂でギャラクシー賞選奨、アニメは魔法少女まどか☆マギカに進撃の巨人などがある。

テレビ朝日


局内では、他局よりも最先端を目指す社風がある。

ニュース番組の報道STATIONの前身のニュースステーションでは、キャスターの抜擢や朝日新聞社の解説を迎えるなど、放送と新聞の垣根を超えた放送を実現している。

最先端分野では、インターネット業界との連動で、AmemaTVの実現が話題になった。

日本テレビ放送


チャンネルネットワークが多く、スカパーやケーブルテレビにも進出している。

汐留のテレビタワービルは、勤務したいと思う壮観な外観。長寿番組が多い放送局で、例えばキューピー3分クッキングや金曜ロードSHOW!などがある。

TBSテレビ


テレビ局とラジオ局をグループ傘下に持つTBSホールディングスの一員。

アナウンサーの発音は、他局に比べてラジオ局の発音の良さを引き継ぐ面もある。

ニュース部門ではNEWS23がある。

フジテレビジョン


お台場にあるテレビ局建物は、独自性がある外観で観光名所にも。

トレンディドラマとは現在は余り呼称されないですが、造語にまつわる流行を作り出す社風は今も健在。

ドラマに力を入れており、過去には「ひとつ屋根の下」・「101回目のプロポーズ」・「愛という名のもとに」・「HERO」といった視聴率30%台の作品がある。

NHK


日本の公共放送で、学生には安定した会社だというイメージが高い。国民が支払う受信料金を扱う放送局。

そのため、緊急性が高いニュースや災害時には、他局よりもスピーディな放送をすることが特徴。総合ニュースと教育テレビ、大河ドラマは特に知名度が高い。

広告代理店2社

広告代理店2社
それでは広告代理店大手と呼ばれる2社の特徴を紹介しよう。

同じ広告代理店大手2社の社風はまったく異なる。全体的なイメージでは、企業視点の電通に対して、生活者目線の博報堂という感じである。

学生のイメージとしては、固い仕事を手堅くするのなら電通で、ゆるく流行を追い求めるのなら博報堂という印象でも良いだろう。

電通


クライアントとコミュ二ケーションを行いながら、顧客の事業発展を広告面から支援する企業だ。

会社の理念で従業員に求める要素は、企業家精神とアイデアと技術である。

そのため、一社員という気持ちよりも、企業人としての心構えも求められる。

理由は、クライアントの立場は企業であり、同じ視点から事業支援するという目的があるからである。

博報堂


広告を戦略的に行う企業で、マーケティング分野に優れている。

生活者の目線からムーブメントを巻き起こす企業社風である。

生活者が何を求めていて、何が当たるのかを徹底的に調査をして、時には発信して流行を作り出すことも。

出版業界4社

大手の出版会社

集英社


小説や漫画に雑誌と、女性向けも男性向けも幅広く出版している。

読者の人気度を連載の基準にする傾向があります。流行やニーズに興味がある人には良い職場だろう。

週刊少年ジャンプが圧倒的に有名だ。

小学館


低年齢の読者から大人まで幅広い雑誌を発売している。有名漫画家が多く執筆するのが雑誌の特徴である。

雑誌よりも、作家別のコミックスの売上や知名度が高く、作品も作者の作風に任せる社風だ。

有名タイトルは、ドラえもん、名探偵コナン、タッチ、犬夜叉など。

講談社


編集と営業と校閲の3本柱が事業の中心である。

講談社の出版物には、誤字や表記間違いが少ないと校閲の定評がある。

校正者を目指す人には良い環境であろう。マガジンが雑誌部門では有名だ。

KADOKAWA


電子媒体での業績拡張が強み。ニコニコ動画を運営しているドワンゴとの提携などDX推進に成功している点がポイント。またコミックやライトノベルなどティーンエイジャー層への作品が強み。

新聞業界5社

大手の新聞会社

朝日新聞


朝日新聞は、過去大型スクープのロッキード事件を報道している。

漫画では、サザエさんが連載をしていたことも。革新的な論調で知られ、テレビ局との連動もしています。

革新的すぎて世論の先を誘導しているとの声も。

読売新聞


過去の社長に、警視庁警務部長で衆議院議員も務めた正力氏がいる。

また、読売ジャイアンツ(巨人)の放送やファンの拡大にも連動している。

社風は巨人寄りで、ニュース面では保守的な論調の傾向がある。

毎日新聞


名古屋中心に東海地方に、強い基盤とネットワークを持っている新聞社だ。

紙面の革新では、2つ折り組みの読みやすさを提案している。

論調は中道で、体当たり取材の結果のスクープも多数で受賞もある。

ただし、先行しすぎた取材も問題として社会に取り上げられている。

日本経済新聞


経済に強い取材力を持つ新聞社。

そのため、経済界の情勢変化にはいち早く対応しており、日経平均株価は世界的にも指数として評価が高い。

ただし日経平均株価に与える影響力が大きく、論調が日本の新聞紙で一番保守的な傾向のため、経済界全体の株価に影響がでると危惧する声もある。

共同通信


非営利の新聞社として、各社に情報を配信している。

日本と海外に広がるネットワークで、特に海外からのニュースの情報源として各社に利用されている。論調は即効性がある反面、誤報もある。

海外の文化やニュース、語学に興味があれば、通信員として赴任する道もある。

ただし、政局が不安定な地域に赴任すると苦労する面も。

平均年収とやりがい・向いている人

平均年収と仕事に適性がある人とは
ここからはマスコミ業界の就職事情について平均年収とやりがい、向いている人について説明する。就活の際の参考にしてほしい。

マスコミ業界の平均年収

華やかなイメージを持たれるマスコミ業界。平均年収は以下の通りだ。

業界年収
テレビ業界1262万円
電通1341万円
博報堂1090万円
出版業界606万円
新聞業界1001万円


このようにマスコミ業界はその他の業界に比べても収入は高い傾向にある。

マスコミ業界の仕事のやりがい

仕事のやりがい
マスコミ業界の仕事の特徴は公共性があることである。

なぜならマスコミの仕事は、メディアという媒体を通して世の中の人々に情報を伝えることだからだ。

情報が人々に伝わることによって、人々は時に喜んで感動したり、世の中の知っておくべき情報を知ることができるのだ。

このような影響力の高さ、それゆえの責任の重さはマスコミ業界共通のやりがいだろう。

マスコミ業界就活に向いている人

マスコミ業界に向いている人は主に3つ挙げられる。

①体力のある人


マスコミ業界の仕事は不規則なことが多い。これは職業柄仕方のない事だ。テレビ局などにはシャワー室や仮眠室があるほどである。

学生時代に体育会系の部活に所属しているのであれば、体力をアピールすることができるのでマスコミ業界に就職したい人にはお勧めである。

②流行に敏感な人


マスコミ業界において最も重要な仕事は話題の書物・番組を制作することである。そのためには、今何が流行っているのかという世間の動向やエンタメにアンテナを貼っておく必要がある。

③説得力のある人


マスコミ業界の仕事は例え良い企画を考えたとしても、それをうまく他者に説得することができなければ自分の考えた企画を実現させることはできない。学生時代にプレゼンの経験を積んでおくと面接事にいいアピールになるだろう。

就職事情①〜人気企業ランキングと就活時の倍率

人気ランキングと就職の倍率

マスコミ業界就活人気企業ランキング

キャリタスが紹介したマスコミ業界人気企業ランキングは以下の通りだった。

  1. 講談社(出版)
  2. 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ(広告)
  3. 集英社(出版)
  4. ソニーミュージックグループ(映像/出版)
  5. NHK(テレビ)
  6. 小学館(出版)
  7. サイバーエージェント(インターネットサービス/放送/広告)
  8. KADOKAWA(出版)
  9. 東宝(放送)
  10. 電通(広告)

ランキング出典:「キャリタス就活2023」会員アンケート調査結果 2020年10月30日~2021年3月15日 業種別ランキング<マスコミ>

このようなマスコミ業界の人気企業は当然応募者数も多く、倍率は高くなってくる。

マスコミ業界就活偏差値

就職偏差値
次にマスコミ業界の人気ランキング企業の就職偏差値を紹介しよう。

  1. フジテレビ 就職偏差値 [74]
  2. 日本テレビ・電通 就職偏差値 [73]
  3. 朝日新聞 就職偏差値 [72]
  4. TBS・読売新聞・講談社 就職偏差値 [71]
  5. テレビ朝日・小学館・博報堂 就職偏差値 [70]
  6. NHK(記者)・集英社・テレビ東京 就職偏差値 [69]

ランキング出典:「就職偏差値ランキング委員会」マスコミ業界の就職偏差値ランキング

マスコミ業界の倍率の高さと就活の難易度

2021年の各放送局の採用人数
放送局採用人数(人)
フジテレビ30
日本テレビ放送網30
テレビ朝日22
テレビ東京20
毎日放送19


上記の表をまとめると、マスコミ業界、特にテレビ業界は応募人数に比べ採用人数が圧倒的に少なく、それゆえに就職倍率が常軌を逸した数字となってしまうことがわかる。

それゆえに、このような高倍率のマスコミ業界に就職をしたいのであれば、学生時代に光る経験を積むことや綿密な面接練習を行う必要性があることを理解していただけるだろう。

ただし、就職偏差値は企業の人事担当者が採点しているのではない。

就活をしている学生がそれぞれの印象を採点した結果なので必ずしも正確とは言えないことは申し伝えたい。

倍率や就職偏差値にこだわっていると、磨くべき部分の発想力や作文力を養う機会を減らしてしまうだろう。

マスコミ業界への就活において大切なことは、学生時代何に取り組んできたか、自分の強みは何か、そしてそれをどう伝えるかである。

自分自身の強みや、効果的な伝え方がわからない方は就活塾を利用するのも手だ。そんな時はぜひ就活塾ホワイトアカデミーを頼ってほしい。

就職事情②〜就活スケジュール・学歴・資格について〜

就活のスケジュールと就職に必要な学歴と資格

マスコミ業界の就活スケジュールについて

マスコミ業界、特にテレビ業界の就活スケジュールは他の業界に比べて早期選考である。

例えば大手TBSの就活スケジュールを見てみよう。

2025年4月入社【一般職】
①webテスト受験期限 2023年10月11日(水)14時
②エントリーシート提出期限 2023年10月12日(木)14時
③課題動画提出期限 2023年10月12日(木)14時

続いて大手出版社の講談社の就活スケジュールだ。
①エントリーシート(ES)提出期限 2022年2月24日(木)12時
②筆記試験(webテスト・オンライン作文試験) 2022年3月12日(土)
③第1次面接 2022年3月24日(木)〜26日(土)
以降複数回の面接を経て4月中に内々定予定

マスコミ業界はこのように一般的に就活のエントリーが始まる3月よりもずっと早くに採用活動が開始される。よって早めの時期からの就活対策が必要になってくるのである。

またマスコミ業界に提出するエントリーシートの内容も、他の一般企業のものよりもクリエイティブな思考を要求される。万全の対策が必要である。

マスコミ業界就活に必要な学歴について

就職に必要な学歴
マスコミ就活に強い大学や学部は、各社が入社した社員の卒業大学の公表を控えているためにデータを提示することが非常に難しいが、電通や博報堂、NHK、朝日新聞社は慶應、早稲田の採用率が高い。

学部に関しては、どの学部だと有利というのは、人事側から公表していない。

学生は、文学部や社会学部を有利だとして選択する人が多いが、これはあくまでも学生のイメージである。

マスコミ業界でランキング上位の企業に入社するためには、難関大学に入学していることが求められる。

マスコミの仕事に必要とされるクリエイティブ面や作文力を養っていく下地が出来ている場合が多いからであろう。

下位大学はふるい落とされている可能性が高い。

難関大学に入学をすることは、マスコミ業界就職の必須条件といえる。

ただ、スキルや知識を増やすために努力することで、学歴の壁を超えられる場合がある。

他の人にはない技術や知識の付加価値を自分に与えることも、マスコミ就活を進める上で重要な要素なのである。

マスコミ業界就活に必要な資格やスキルについて

就職に必要な資格並びにスキル
マスコミ業界就活について有利になる可能性のある資格を業界別に提示する。時間のある方は取得を検討しても良いだろう。

テレビ


テレビ局社員になるにあたり必要な資格はない。その代わり、発想力や企画力などクリエイティブな要素が求められる。日頃からテレビをみる際に際に「自分ならどんな番組を作れるだろう」という制作者側の視点を持つことが必要だ。

広告


広告業界は、ITの知識が必要だ。

また、DTP検定やDTPエキスパート、POP広告クリエイター、クリエイター能力認定試験の資格があると就活の際に有利になる。

出版


出版業界は、クリエイティブ系とパソコンスキルが必要だ。

なぜなら入社の判断材料よりも、入社後の配置の際に有利になるからである。

主なクリエイティブ系の資格は、DTPエキスパート、校正技能検定、書籍製作技能検定だ。

パソコンスキルの資格は、マイクロソフトオフィススペシャリストでワード・エクセルを覚えておこう。

新聞


マスコミ業界でも特に、知識量を必要とするのが新聞業界である。

新聞業界に就職をするのなら、大学では法学部か経済学部、もしくは政治学部を選ぶと良い。

世の中の動向を常に知っておく必要がある。

そして、新聞社の入社を希望するのなら、各社の論調の違いを実際の紙面で確認することが大切だ。

新聞社の面接や採用試験では、時事問題や紙面の質問がいつ飛び出すかは分からない。

情報を常に得て就活に備えると良いだろう。

就活のための6つのポイント

ここからは就職難易度の高いマスコミ業界に内定するために必要なポイントを6つ紹介したい。マスコミ就活に役立ててほしい。

自己分析と自分の魅力の伝え方にこだわるべし

上述した通り、マスコミ業界のエントリーシートは他の業界と比較して独自性を持っている。

例えば、「写真と文章で自分を表現しろ」などの斬新な切り口で自己PRをしなくてはならないのだ。

自己分析はマスコミ業界に限った話ではないが、その先の自分の表現方法にまで気を配らなければいけないことがマスコミ業界就活のポイントである。

制作者視点に立つべし

製作者の視点に立つのが欠かせない
マスコミ業界就活の際に最も大切なことは、「自分だったらどうするか」という制作者の視点である。

単純にテレビや書籍を消費しているだけではこの視点は得ることはできない。

日常で考え続けることを忘れないでほしい。その視点がマスコミ業界への一歩となるだろう。

文章力を向上させるべし

マスコミ業界、特に出版業界への就活のためには文章力を上げる必要がある。

なぜなら出版業界の筆記試験には必ずと言っていいほど作文試験があるからだ。

また出版社のエントリーシートでは、自分についてを「ストーリー」として書かせる場合もある。

そこで文章力を向上させるために有効な手段として、日記をおすすめする。

何気ない日常をストーリーとして表現することにより、文章力が鍛えられて結果、作文対策になるのである。

写真や見た目にこだわるべし

見た目にこだわるべきである
マスコミ業界、特にテレビ局のアナウンサーになるのであれば外見にはこだわるべきである。

アナウンサーの第1印象は雰囲気で決まると言っても過言ではない。最低限、髪型やスーツにはこだわりを持つべきである。

有力な志望動機を作成するべし

マスコミ業界はいわゆるミーハーでは入社することが難しい。そのため、志望動機を作成する段階でも、自分であればどのような番組を作ることができるかを明示して他の就活生との差別化を図ろう。

面接対策をするべし

マスコミ業界の面接では特に企業間違いを起こさないようにしよう。

例えはうちの番組で好きな番組はなんですかという質問に他局の番組を答えたとしよう。おそらく空気は地獄である。言い間違いをしないように最新の注意を心がけよう。

就活で高倍率のマスコミ業界の内定を取得するコツ

人気企業に就職には早期対策とプロのサポートが必須
マスコミ業界の就活についてを書いてきたが、やはりこの業界は年収も高く、仕事に華やかさがあり、公共性も高いやりがいのある仕事である。

とはいえマスコミ業界は倍率もかなり高く選考基準も高いため、無策では絶対に太刀打ちができないだろう。マスコミ業界の面接練習や独特の筆記試験に対応するために、なるべく早い段階からの就活準備が必要である。

マスコミ業界就活の際に求められるクリエイティブな思考や企画を自分一人では考えることが難しい場合は、就活塾ホワイトアカデミーに来ることを検討してほしい。

就活塾ホワイトアカデミーでは、マスコミ業界の第1戦で活躍している現役社会人が講師となってマンツーマンでマスコミ業界内定の手伝いをしてくれる。

憧れのマスコミ業界、本気で目指すのであれば、一度ホワイトアカデミーの門を叩いてほしい。

また以下に、マスコミ業界の中でも人気の出版業界についての記事を紹介する。就職活動の一つの参考にしてほしい。

参考記事:出版業界についての記事

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