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最終更新日 2024.02.17

業界研究

出版業界とは?有効な志望動機などを徹底解説

出版業界の業界構造と無事に就職を実現する方法
出版業界についてあなたはどのような意見を持っているだろうか。インターネット上では、業界全体としてはオワコン・衰退・斜陽産業などネガティブなワードが飛び交っている。

だが、このように出版不況と言われている現在でも、就職活動、転職活動市場では依然根強い人気を誇り、求人倍率の高い業界である。

漫画や雑誌が好きな人にとって出版業界は、それらの生産に触れることのできる素晴らしい職業であろう。

この記事では、出版業界全体の現状や展望、各大手出版社の特徴を徹底解説し、出版業界に就職したい人に向けて就職成功の鍵となるポイントを分析し、伝えたいと思う。出版業という業種についてぜひ理解してもらいたい。

この記事を書いた人

竹内 健登

Kento Takeuchi

東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はホワイト企業内定率100%を誇り、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度が好評。2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である"就活"に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCm1vSnSBj7kksfi8GIBnu0g

就職・転職活動において知っておくべき出版業界の構造・業界用語

出版業界の構造と業界知識
そもそも出版業界のビジネスモデルはどのような構造になっているのだろうか。これは採用面接を受ける就職・転職活動生は必ず知っていなければならない知識である。今からそれを解説する。

出版業界のビジネスモデル

業界構造
出版業界は主に3つのステークホルダー(関係者)から構成されている。それぞれ、「出版社」「出版取次」「書店」である。

①出版社


出版社は主に企画(売れそうな本を考える)→編集(作家など知識人に本の執筆を依頼する。出来上がった原稿を作家と修正していく)→発行(印刷会社に発行を依頼する)というフローを経て本の制作を行う。4大出版社として「集英社」「講談社」「小学館」「KADOKAWA」が存在する。各社の特徴については後述する。

②出版取次


出版取次は出版社と書店の中間に位置し、出版社から書物、雑誌などの出版物を仕入れ、書店に卸売りをする。主な企業に「日本出版販売」と「トーハン」がありこの2社の売り上げが業界のシェアの80%を占めている。

③書店


書店は読者が本を購入する店舗。紀伊國屋センターや八重洲ブックセンターなどが挙げられる。

出版業界の流通形態

出版業界には他の業界とは異なる特殊な流通ルートが存在する。なぜなら書店はその特性上、ヒット作のみを売ればいいというわけではなく、学術書などの国民の教養、素質を高めるために必要なニッチな書物も仕入れて置く必要があるからである。

そのために重要になってくるのがこれから紹介する委託販売制度と再販売価格維持制度である。

①委託販売制度


委託販売制度とは、書店は一定の期間内であれば、売れ残った書物などを返品することができるという出版物販売制度のことである。書店側のメリットとしては、書物が売れ残った際のリスクがないことが挙げられる。新品の本はこの形態になることが多い。

一方出版社側のメリットしては書店に書物を陳列してもらうことでその本の宣伝効果を期待することができることが挙げられる。

②再販売価格維持制度


再販売価格維持制度とは、出版社が書物の定価を定め、書店で定価販売ができる制度のことである。読者に購入できる書籍の多様性をもたらすために必要な制度である。

出版業界の職種

代表的な職種を大公開
出版業界の仕事は主に「編集・デジタル通販・版権・営業・管理」の5つに分類される。

①編集


「編集」は主に、「打合せ→原稿の受け取り→修正と校正→入稿作業」の流れに従って作品を作る業務だ。
しかし、出版社によって仕事内容は多少異なる。

例えば漫画雑誌を扱う企業では、撮影や新人作家の発掘と育成・イベント活動・アニメ化された漫画の監修も行う。また、ファッション誌では、スタイリストとコーディネートチェックをしたり、Webページの編集を行ったりもする。

②デジタル・通販


「デジタル・通販」の仕事内容は、「電子書籍や電子コミックなど、デジタルコンテンツの企画や制作、編集や配信などを行うことである。

また、楽天などの通販サイトを活用し、企画や商品の制作、運営や管理、ネットビジネス開発などの仕事を行う。

デジタル化は今や出版業界にとって一番重要な課題である。それゆえにこのデジタル担当者は経営的な視点も求められる。

③版権


「版権」の仕事内容は、「主に著作権に関連した仕事である。

マンガや書籍が、アニメ化やテレビドラマ化、映画化、舞台化する際に、作者から依頼された権利をもとに、複製や販売、契約や出資金の交渉などを行う。

鬼滅の刃で例えてみると、著作権は作者である亜峠呼世晴氏が持っている。一方、版権(販売権)は出版社である集英社が所持しているということである。集英社はこの版権をもとに、アニメ化などメディアミックスを展開していくのである。

最近では、日本の漫画は海外で人気を集めているため、海外での出版や販売促進に関する仕事も行う場合がある。

④営業


「営業」の仕事内容は、「マーケティングや販売計画・促進、発行部数を考えるのが主な業務である。

例として、お客様が直接購入する書店にチラシを持って営業に行き、そこで魅力やアピールを担当者に話し、入荷してもらうように営業を行う。そして、販売を促進するために陳列を考えたり、担当編集者と全国の書店に営業をする場合がある。

⑤管理


「管理」の仕事内容は主に「「経理・総務・法務・人事」の四つに分類される。

まず、「経理」は「予算決算などの財務全般を行い、予算決定をすることで会社の方向性を決める。

「総務」は「企業全体の運営を担うだけでなく、庶務や財産管理などの企業活動を円滑に進めるように調整を行う。

「法務」は「取引を行う中で必要になる契約や、知的財産に関する業務を行う。特に出版社は著作権等の法律知識が必要となってくるので法務は重要な役割を持つ。

最後に「人事」は「出版社の採用、異動、出退勤、給与の管理を行う。

各職種の平均年収

以下に参考程度に求人ボックス給料ナビ掲載の平均給与を紹介する。出版業界の職種の平均年収は公的なデータがあるわけではないのであくまで参考としてみてほしい。

編集者:正社員平均年収 約498万円
ライター:正社員平均年収 約434万円
フォトグラファー:正社員平均年収 約363万円

知っておきたい出版業界の業界用語

出版業界には業界特有の単語が存在する。以下に主な単語を列挙する。

「①死に筋」
売れ筋の対義語。需要の乏しい商品。売上のためには入れ替えが必要。

「②直販」
取次や書店を介入せずに、出版社やメーカーが直接読者に販売すること。

「③ゴールデンライン(ゴールデンゾーン)」
客目線よりやや下の有効陳列範囲のこと。客が最も見やすく手に取りやすいゾーン。

業界の現状と今後の展望

業界の現状と展望

出版業界全体の現状とランキング一覧

対象年度紙出版電子出版全体販売金額
1996年2兆6,564億円掲載なし2兆6,564億円
2019年1兆2,360億円3,072億円1兆5,432億円
2020年1兆2,237億円3,931億円1兆6,168億円


参考:出版科学研究所 日本の出版販売額をもとに筆者作成

近年出版業界の全体動向を確認すると、1996年をピークに紙媒体の売り上げは減少傾向にある。特に近年は雑誌売上の落ち込みが顕著で、市場規模の縮小によって出版社、書店の数も減少している状況である。

その背景としてインターネットの普及による活字離れが挙げられる。

こうした流れを受け、出版業界は紙媒体だけでなく、電子書籍の分野やインターネットとの連動制を高めたコンテンツの制作に力を入れており、電子出版の市場の伸びが全体販売金額の底上げを促した。

各大手出版会社の特徴

大手の出版社の特徴
大手総合出版会社はそれぞれ強みを持っている。エントリシートや面接の参考にしてほしい。まずは売り上げを、次に各出版社の強みを提示する。

4大出版会社売り上げ(億円)


会社売上
集英社1333
講談社1358
小学館977
KADOKAWA2046

参考:東洋経済新報社 業界地図2021年度版p198より筆者作成

特に売り上げが好調なのがKADOKAWAだ。これはドワンゴとの提携や多数のグループ会社の所持などで、インターネット、映画、ゲームの領域を展開していることが要因として挙げられる。

各社の強み


①集英社

ファッション誌やコミック誌など幅広いジャンルを手がける総合出版社。特に漫画では『ONE PIECE』などのビックタイトルを所持している。直近だと『鬼滅の刃』『呪術廻戦』が異例のヒットを記録した。

集英社の強みは何と言っても手がけるジャンルの幅広さであろう。一つのジャンルの業績が伸び悩んでも、他のジャンルでカバーすることができることは収益源として卓越している。

また近年では『ONE PIECE』の歌舞伎化などメディア化を積極的に行なっていることも印象的である。

なお、集英社の選考フローでは、過去の筆記テストではSPIに類似する英語、数学の他に作文と一般常識が出題されている。一般常識での出題としては若手俳優の顔と名前を一致させるなど、エンタメ・芸能系に振れていることが特徴である。

②講談社

初代社長の野間清治が設立した大日本雄弁社を系譜に持つ総合出版社。海外版権やデジタル化に強みを持つ。

選考においては、過去に筆記テストで、講談社の代表作『進撃の巨人』の作中キャラクターについての出題がなされたことがある。受験の際にはできるだけ講談社の作品に目を通しておくと良いだろう。

③小学館

「ドラえもん」などのキャラクターコンテンツを所有し、グッズ展開できることが強み。またコミック部門、ニュース部門ではデジタル展開が進んでいる。

④KADOKAWA

電子媒体での業績拡張が強み。ニコニコ動画を運営しているドワンゴとの提携などDX推進に成功している点がポイント。またコミックやライトノベルなどティーンエイジャー層への作品が強み。

出版業界の展望と課題

出版業界の展望


前述の通り、出版業界全体の市場規模は減少しているが、電子出版の売上は堅実に伸びている。

出版物売り上げシェア(電子出版と紙出版の比率)

対象年度電子出版紙出版
2014年6.7%93.3%
2020年24.4%75.7%

参考:出版科学研究所 出版物売り上げシェアをもとに筆者作成

電子出版の市場規模は2014年から掲載され始めたが、この6年で出版物売上シェアを20%ほど伸ばしており勢いを感じられる。出版業界の成長の鍵を握るのは間違いなく出版物のデジタル化である。

出版業界の課題


この電子書籍化においても課題がある。それは権利処理の手間とコストの問題である。電子書籍化にあたり、契約の更新や著作権の明確化など様々な業務が付随してくることも業界全体の課題である。

向いている人とやりがい

各社が求める人材と仕事のやりがい
ここからは、出版社が求める人物像や、その仕事のやりがいについて解説する。

出版業界に向いている人

①文章力がある人


出版に関わる上でこのスキルは何よりも欠かせないだろう。人を納得させる企画書の作成や、原稿の編集を行う際に文章作成能力が低ければ仕事にならない。

②マーケティング能力がある人


本の企画はマーケティングと同じである。市場の動向にアンテナを張り、どんな本を世に出せば売れるかを常に考えていなければならない。

③調整力があり、多くの人を巻き込んでプロジェクトを遂行することのできる人


出版社の仕事は前述した通り、企画→編集→発行である。この膨大なフローの中で、出版社の社員は作家や印刷会社など様々な外部の人間とコミュニケーションを図りながらプロジェクトを遂行しなければならない。

学生時代に他者を巻き込んでプロジェクトを推進した経験がある就活生は実体験として面接でアピールすることができるだろう。

出版業界の仕事のやりがい

出版業界の仕事はとにかく激務のイメージを持つ人が多いだろう。確かに時給換算すると割に合わないという声も実際に働いている人からも聞くことが多い。

それでもなお彼らが出版業界で働く理由は、自分たちの関わった作品が広く世の中に広まり、それが巡り巡って誰かの人生を豊かにするというその影響力の強さだろう。

ぜひその動機を原動力に就職活動に向かってほしい。

出版業界に就職するための4つのポイントとは

無事に就職をするための4つのポイント
ここからは出版業界に就職するための4つのポイントを説明する

人気企業へOB・OG訪問をして仕事内容を理解する

倍率の高い出版業界を受験するにあたり、実際にその業界で働いている社員の方から話を聞くことは就職活動を有利に進めるための重要なファクターである。以下にOB・OG訪問にあたり質問するべき具体例を提示する。

①どのようにして売れ筋の書籍を企画しているんですか?


出版社に入ったら、売れるであろう書籍を企画し、その書籍を書けそうな作家や先生に依頼をし、その後編集をするという業務が待ち受けている。その際に重要なのが、そもそもどのようなコンテンツなら売れるのか、という企画の戦略だ。

事実、選考においてこの企画の戦略性を見ている出版社は多く存在するため、OB訪問で社会人の方に企画の流れについてアドバイスをもらうと良いだろう。そうすることで、後述する企画書を書くことができる。

なお、本来は自分である程度企画書を作った段階でOBOGに会い、その企画を詰めてもらうことが最も有効であるので、本気で出版社に行きたいのであれば、事前に企画書のラフ案を3つほどは作っていくべきだろう。

②出版社で仕事をしていて、つらいと感じるのはどんな時ですか?


仕事でつらいと感じることを質問する。これもミスマッチを防ぐ効果がある。

出版業界に限らず、どんな仕事であってもつらいと感じる時は必ず訪れる。しかし、どの様なことに対して、どの程度の苦痛を感じるかは人それぞれだ。

「つらい」と感じる感情はあくまで主観的なものだが、ある程度想定することができ、ミスマッチを防ぐことが可能である。

③1日のタイムスケジュールを教えていただけますか?


OB訪問では、勤務時間に関する質問が非常に有効だ。特に出版社の勤務形態は、他業界の一般的な企業と比べて特異である。

どの部署でも深夜勤務が当たり前なのか?あるいは、例外的に定時に帰れる部署があるのか?企業ごとに勤務の実態をしっかりと把握して、自分がその企業で働けるのか判断するべきである。

また、タイムスケジュールを聞くメリットとして、勤務内容も知ることができることが挙げられる。「どの様な業務にどれくらいの時間を割いているのか?自分が働く姿をイメージする上で有益な情報にもなる。

④入社時の配属希望はどの程度反映されますか?


出版業界に限らず、企業の中での役割は事業部ごとに振り分けられる。そして、すべての事業部でやりたいことに携われるとは限らない。

そこで入社時に出す配属の希望がどの程度反映されるかを確認すると良いだろう。また、入社後の異動がどのような形で行われるかも併せて確認しておくと入社後のイメージがつきやすいであろう。

ただ、注意事項として、募集の時点で職種や部署ごとに募集をかけている場合があるので確認を忘れないようにするべきである。

⑤御社の中で大切にされている価値観などがあれば教えてください


これは価値観や考え方など、企業文化に関する質問である。

「企業文化」という非常に曖昧な質問だが、退職の理由として「企業の文化・雰囲気が合わなかった。」という方が増加しており、無視できない項目になってきている。

ただ、非常に漠然としており、人によって定義は様々なので、どのような点が気になっているかといった具体的な質問をするべきである。
ex)御社は○○を理念としていますが、それは社員の方々の意識や働き方に反映されていると思いますか?
ex)御社は若手の意見にも耳を傾ける体質ですか?

一方で、事業内容、給与、福利厚生など、調べたらわかる項目は質問することは避けなければならない。OB・OG訪問は事前に企業や業界について調べたうえで行うのがルールということを忘れずに取り組むべきである。

独特な筆記試験・エントリーシートに気をつける

独特な筆記試験とエントリーシートの対策をする
各出版社の特徴で述べたように、出版社の筆記試験は他の業界と比べて独特なものが多い。受ける出版社の書籍や過去の筆記試験は最低限目を通しておくべきである。

またエントリーシートの内容も他業界と違い、記述式のところが多い。作成には時間がかかるので余裕を持ったスケジューリングを意識したい。

本や雑誌などを読んで文章力を磨く

出版業界に求められる人材にも記載した通り、出版業界への就職にもっとも大切なことは文章力である。これを鍛えるためには実際に文章を書く経験を大学のうちしなければいけない。

そのためにぜひ行ってほしいことは日頃から本や雑誌など読んでインプットをすることである。

またwebライティングのインターンシップも有効だ。ビジネススキルを磨くことができる上に文章力の強化もでき、就職活動の話のネタになるので参加をお勧めする。

自分が出したい本の企画を持っていく

自分が出したい本の企画を提出する

出版社の主な業務に本の企画があることは前述した。面接の段階で自分だったらこんな本を出版したいという企画書を持っていけば人事に本気度が伝わるはずだ。以下に出版企画書のフォーマットを提示する。参考にしてほしい。

出版企画書
〇〇年○月○日

■タイトル案
ミドル・シニア世代もわかるDX入門
■企画内容
パソコンにあまり慣れていないミドル・シニア世代に向けて初心者にもわかりやすいDXの入門書を作成する
■企画意図
比較的パソコンに疎いミドル・シニア層が社内のDX化に対応するためにまず何を行うべきかを提示
■想定読者
ミドル・シニア層
■想定売場
一般書店
■類書&売れゆき(あれば&わかる範囲で)
世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。: デジタルトランスフォーメーションで組織スピードを上げる
■類書との相違点(あなたの本が売れる理由)
成功事例だけでなく失敗事例も踏まえながら、より初歩的なことから記述する
■販売戦略
・新聞広告(新聞購読率が他の年代層と比較して高いため)
■もくじ案
1.なぜ今DXが必要なのか 
2.DXとは
3.DX化のための⚪︎つのポイント
4.まとめ
■帯コピー案
DX戦略の入門書
これ1冊でDXの全てがわかる

ただ自分一人でこのような企画書に厚みのある内容を記述することが難しいと感じるのであればぜひ就活塾ホワイトアカデミーを検討してみてほしい。出版業界に勤めている現役の講師とマンツーマンで就職対策をすることができる。


補足:資格は必要?

結論から言うと、出版業界に就職するにあたり必要な資格はない。
ただ、前提条件として、高度な文章力、Excel・ワードなどの基本的なパソコンスキルなどが必要になる。また、出版業界のインターンやサークルもしくは、出版関係のサークルの経験があると有利になる可能性がある。

また、時間がある人は次の資格に挑戦するのも一つの手だ。

  • DTPエキスパート認証試験

  • この試験は、原稿作成や編集、デザインなどの作業をパソコンで行う技能を測る。

  • 校正技能検定

  • 1964年に創立された、老舗の編集者養成学校の日本エディタースクールが主催する「校正」の技能を測る。

  • 書籍制作技能検定

  • 日本エディタ―スクールが主催する書籍の編集実務に必要な知識や技能を認定する。

就職するには万全の対策が必要

内定を勝ち取る鍵は万全の対策
出版業界は今、若者の活字離れ、電子書籍の登場といった様々な時代の流れに翻弄されている。

その中で、出版業界は様々な対策を講じて現状を打開しようと模索している。

出版業界を目指すなら、しっかりと業界の動向に目を向けながら業界研究などの就活対策にしっかりと取り組んだ上で選考に向けて欲しい。

ただ出版業界は人気業界な上に採用人数が少ない関係で就職偏差値はかなり高い。実際就職四季報によると、講談社の倍率は308倍、KADOKAWAの倍率は122倍であり、高偏差値の大学出身者でも採用されることは難しいだろう。

またエントリーシートや筆記試験の内容が他業界とは毛色が違う。よって、自分一人で内定までたどり着くか不安な人は就活塾ホワイトアカデミーに来ることを検討してほしい。

就活塾ホワイトアカデミーでは出版業界に勤務する先生がマンツーマンで出版業界に内定するための訓練とアドバイスを提供している。

毎月20名限定で無料相談会を行なっているので、本気で出版業界に内定したい人はぜひ一度検討してほしい。

一流・ホワイト企業を目指すなら、ホワイト企業内定率No.1のホワイトアカデミー

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