最終更新日 2024.12.12
既卒・就職浪人生向け
就職留年でも大手企業に内定をもらうために取るべき行動を徹底解説
就職活動において「就職留年」を選ぶのは、決して珍しいことではありません。理想の企業やキャリアを追求するために、留年を決断する人も増えています。
しかし、就職留年が成功するかどうかは、留年期間の過ごし方や行動次第です。
本記事では、大手企業への内定を目指す就職留年者が取るべき具体的な行動を徹底解説します。
「留年」という選択をプラスに変えるためのポイントや、企業の目線を理解した戦略を知り、自信を持って就職活動に臨みましょう。
この記事を書いた人
東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はカリキュラムを消化した塾生のホワイト企業内定率100%を誇り、カリキュラムを消化したにもかかわらず、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度を提供中。2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である"就活"に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCm1vSnSBj7kksfi8GIBnu0g
結論、就職留年でも大手企業から内定をもらうことは可能です。実際に就職留年を行った上で就活を行い、大手企業に入社した例があります。
就職留年と聞くと、悪いイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、就職留年は必ずしも悪い選択ではありません。
周りの就活生より1年間時間の猶予があるため、より深く自己分析を行い、スキルを磨き、企業研究をするチャンスを得られます。
また、一度諦めた企業に再チャレンジする機会も得られます。就職留年を経験することで、ライバルに比べて情報量や経験が豊富になり、より優れた内定を獲得することが可能になるのです。
まず、就職浪人とは、
大学を卒業後も就職先が決まらないまま就職活動を続ける人を指します。
つまり、卒業して学生という身分を離れた状態で活動するため、大学のサポートや新卒採用枠を活用しづらいという点が特徴です。一方で、就職留年は大学を卒業せず、在学を延長することで学生の身分を維持しながら就職活動を行うものです。
文部科学省の令和5年度「学校基本統計」によると、約12人に1人が卒業後も就職活動を続ける、いわゆる就職浪人をしているというデータがあります。
これは、一定数の学生が卒業後も理想の職を求めて努力を続けている現状を示しているといえます。
参照元:令和5年度学校基本統計(学校基本調査の結果) 就職留年を選ぶことに対する企業の見方は、実は一概にネガティブなものではありません。まず、企業が就職留年者に期待するのは、単なる時間稼ぎではなく、明確な目的意識を持った行動です。
「なぜ留年を選んだのか?」という質問に対して、「理想の企業に就職するために自己分析を深めた」「専門スキルを磨くために時間を使った」など、ポジティブで具体的な理由を説明できることが求められます。
正しい回答をすれば、自身のキャリアに真剣に向き合っている証拠となり、評価を上げる要因となるでしょう。
一方で、「本当に前向きな理由で留年したのか」「単に就職活動が上手くいかなかっただけではないか」といった点は、多くの採用担当者が注意深くチェックする部分でもあります。
こうした疑念を払拭するためには、留年中にどのような努力を重ねてきたか、具体的な成果を示すことが大切です。
就職留年には、具体的には以下のようなメリットがあります。
- 新卒採用枠として就職できる
- 就活の準備をする余裕が生まれる
- 諦めた企業に再チャレンジできる
- ライバルより情報や経験が豊富である
それぞれのメリットの詳細を確認しましょう。
まずなんといっても就職留年を行うことで、新卒採用枠として就職ができるようになります。
多くの企業は新卒者を重要視し、そのための採用枠を設けていますが、これは企業の文化や業務にスムーズに適応しやすいと考えられているためです。
自分の志望している企業に入れなかった場合、転職を行うよりも、新卒として就活することで、企業からの内定をもらいやすくなります。
大切なのは、「留年」を「機会」に変える姿勢です。この時間を有効に使い、自己成長を遂げ、企業が求める人材になることが求められます。
就職留年をすることで、就活の準備をするための余裕が生まれると同時に、時間的にも精神的にもゆとりが生まれるため、改めて就活をする際の準備にあてられます。
具体的には、インターンシップに参加したり、就活セミナーに参加したり、自己分析を深く進める時間が増えます。また、企業研究をより詳しく行うことで、エントリーシートの質も向上させられるでしょう。
さらに、面接対策や模擬面接にも時間をかけることが可能になります。時間を十分に投資することで、就活を有利に進められるでしょう。
就職留年を行うことで、一度諦めてしまった企業に再度挑戦できます。
例えば、前年に選考日程が被ってしまったり、外せない用事ができてしまったりと、さまざまな理由で諦めてしまった企業もあるかもしれません。しかしその場合でも就職留年なら、次の一年で再度チャレンジすることにより、内定を勝ち取れるかもしれません。
選考内容には大きな違いが出にくいため、事前に内容を知っている場合は、とくに有利に就活を進められるでしょう。
就職留年をする場合、情報や経験が周りのライバルとなる就活生よりも豊富であるという強みもあります。
周りの就活生よりも一年早く就職活動をしているため、特に面接や選考の実践経験が多くなり、その経験が多いほど上手に話せるようになれます。
就職留年を選択した場合は、自分の強みを活かせるように就活に臨むことで、内定をもらえる可能性が上がるでしょう。
就職留年は、メリットもありますが、もちろん以下のようなデメリットもあります。
- 大学に残る学費がかかる
- 周りの理解を得られない
- 孤独を感じる
就職留年を「やめとけ」と言われるデメリットについて3つのポイントに絞り、具体的に解説します。
就職留年を選択する際には、大学に残るための学費がかかるという点がデメリットです。
年間で数十万から数百万円の学費が発生し、経済的負担が増えてしまうでしょう。
項目 | 内容 | 平均的な費用 |
---|
授業料 | 留年中も通学するための学費 | 約50~150万円 |
生活費 | 家賃、光熱費、食費など | 約100万円 |
交通費 | 通学や就職活動にかかる移動費 | 約5~10万円 |
教科書・教材費 | 授業で必要な教科書や教材 | 約1~5万円 |
就活費用 | 履歴書作成、面接の移動費、宿泊費など | 約5~20万円 |
その他 | 資格取得費用、イベント参加費など | 約5~10万円 |
周りから「就職留年はやめとけ」と言われる場合の大きな理由となります。また、奨学金の返済開始が遅れるため、経済的な自立が遅れる可能性もあります。
ただし、これらの費用は将来的に大手企業への就職という形でリターンがあるかもしれません。就職留年を選択する際には、学費の負担と大手企業への就職という目標とを天秤にかけることが重要です。
そして精神的な面では、就職留年は周りの理解を得られないことがデメリットとし挙げられます。
一般的に、就職は学生生活の最終目標とされており、このパターンから逸脱すると、理解を得にくい場合があります。とくに、親やゼミの先生、友人からはプレッシャーをかけられることもあるでしょう。
しかし、自身のキャリアパスを追求する上で、周囲の理解を得られないことは避けられない部分もあります。乗り越えるためには、自分自身の目指す道を明確に持ち、自己主張をすることが重要です。
就職留年を選択すると、周りの同級生が就職をしていく中、自分だけ内定をもらえなかったことに劣等感を感じることもあるでしょう。
しかし、その孤独はあなたが自身の未来を真剣に考え、自分の道を選んでいる証でもあります。一人で苦しむのではなく、同じ境遇の人や卒業生、キャリア支援センターなど、支えてくれる人を見つけることも大切です。
【孤独感の対策】
- 同じ境遇の友人を探す
- 就活サポートイベントに参加する
- OB・OG訪問を活用する
- 大学のキャリアセンターを利用する
- 家族や友人に相談する
大手企業への就職を目指すなら、就職留年期間はチャンスとして積極的に有効活用するべきです。
本章では、大手企業から内定をもらうための就職留年中の過ごし方を紹介していきます。
- 改めて自己分析をする
- ガクチカに取り組む
- インターンシップに参加する
- ES(エントリーシート)や入社試験などの選考対策に取り組む
まず就職留年中には、改めて自己分析を行いましょう。
就職留年期間は、自分自身を再評価し、自己分析を深める絶好の機会です。自己分析をすることで、自分の強みや弱み、価値観、目指すべきキャリアパスを明確にすることができます。
初めての就活では見落としていた自分の特性や、新たに発見した可能性を探求する時間がたっぷり与えられるため、自分が何を求め、何が得意で、何に挑戦したいのかを明らかにしましょう。
自己分析は、ES(エントリーシート)の作成や面接時に自分を最適に表現するためにも不可欠なステップです。内定をもらうために、自己分析は怠らずに行いましょう。
就職留年期間中は、ガクチカに取り組みましょう。
ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略称で、面接時に多くの企業で聞かれるポイントです。これは、大手企業が求める「自己成長の意欲」を示す強力な証拠となります。
また、ガクチカは自己分析を深め、自身の強みや弱みを理解する機会でもあります。自己成長に繋がる活動を意識的に行うことで、有利なポジションをゲットできるでしょう。
大手企業に入るためには、現場の経験を積むことが不可欠なため、インターンシップは就職留年期間の有効な過ごし方の一つです。
実際のビジネスの現場での経験を得られ、自分の適性や興味を探る絶好の機会となり、自分の強みや弱みを理解することもメリットの1つです。
そして、インターンシップ先の企業が自分の希望する業界や企業であれば、企業の内情を知ることができ、選考で有利に働きます。インターンシップは多くの場合無給ですが、経験としての価値は計り知れません。
ES(エントリーシート)や入社試験などの選考対策に取り組む
就職留年期間中の選考対策は、ES(エントリーシート)や入社試験といった選考対策に取り組むことで、内定をもらえる確立を上げられます。
ESの準備では、具体的な経験を用いて自己PRをしましょう。とくに、就職留年をした理由については、多くの面接官が気になるポイントです。
明確な理由を記載できるように、ガクチカに取り組んだり、インターンシップに参加しましょう。
就職留年を選択するための手段はいくつかあります。
- 単位を取り切らない
- 卒業延期制度を利用する
- 休学する
- ゼミの先生にお願いする
それぞれの方法について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
就職留年を選択する一つの方法として、あえて必要な単位を全て取得せず、大学在籍を継続するという手段があります。
たとえば、必要単位数が「132単位」の場合、「128単位」や「130単位」でとどめておくことで、留年ができます。
ただし、取得単位があまりにも少ない場合は注意が必要です。単位の取得に時間がかかってしまうと、就活に影響を及ぼしてしまいます。内定をもらうためには、就職留年中に自己成長を遂げ、企業にとっての価値を高める行動を取ることが重要です。
就職留年をする場合、「卒業延期制度」を利用するのもひとつの手です。
この
卒業延期制度は、学生が大学の卒業を1年間延期することを認める制度で、利用することで就職活動に必要な時間を確保することが可能です。
就活留年のためのシステムに近く、一部の大学では授業料の減額や面接指導など、就活に関するサポートを受けられます。ただし、卒業延期制度の有無や利用方法は大学や学部によって異なるため、自身の大学の規則を事前に確認することも重要です。
うまく活用することで、就活を優位に進められるでしょう。
休学する選択も就活の準備に集中する時間を確保できるため、就職留年の一つの方法です。
単位を気にせず、インターンシップやESに取り組めるため、集中して就活を行いたい場合に最適な方法です。また、休学中は学費が安くなったり、かからなかったりするため、経済的負担も減らせます。
就活には交通費や飲食費など、さまざまなお金がかかるため、経済的な負担を減らせる点は嬉しいポイントです。休学をする際は、大学のルールを確認し、必要な手続きを行うことで可能となります。
就職留年の手段として、大学のゼミの指導教員に理解を得ることで、卒業論文の提出を遅らせる方法もあります。
これには、自身の就職状況や意志をしっかりと伝え、先生に協力をお願いすることが重要です。ただし、この方法を選ぶ際は、自身の将来計画や目的を明確に伝え、具体的な就活に関する行動計画を示すことが必要です。
また、先生から見ても学生の意志がしっかりとしていること、自己責任をもって行動することを約束することが求めらるでしょう。
面接やESで就職留年をどのように大手企業に説明すべきか
正しいアプローチを取れば、就職留年をポジティブな要素として捉えてもらうことも可能です。
ここでは、大手企業で評価されやすい伝え方や具体的なポイントを解説します。
- ネガティブな印象を与えない理由付けを心がける
- 具体的な行動や成長を強調する
- 留年後の覚悟を伝える
就職留年を説明する際は、正直でありながらもポジティブな理由付けをすることが重要です。
「自分のキャリアに対する真剣な考えがあったため」といった前向きな姿勢を強調することで、採用担当者に良い印象を与えます。
例文
「私は自分の将来に対して真剣に向き合いたいと考えました。前年の就職活動では準備不足を感じたため、一度立ち止まってしっかり自己分析と業界研究を行い、自分が本当に納得できる企業を目指そうと決意しました。」
留年期間中に行った努力や取り組みを具体的に伝え、成長や成果を示すことで、自己成長をアピールできます。「単なる時間稼ぎ」ではなく、実際にスキルや知識の向上に努めたことを伝えると好印象です。
【具体例】
- 業界の理解を深めるためにインターンシップやアルバイトを経験した。
- ビジネススキル向上のために資格取得やオンライン講座を受講した。
- 英語やプログラミングなど、特定のスキルを磨いた。
これらの活動を通じて「行動力」と「向上心」を伝えることがポイントです。
例文
「就職留年の期間中、〇〇業界でアルバイトをし、実際の業務フローや顧客ニーズを学びました。また、△△資格の勉強を通じて自分の専門知識を深めました。この経験を活かして御社での業務に貢献したいと考えています。」
就職留年を経た経験は、再挑戦に対する覚悟や困難を乗り越える力を示す絶好の機会です。「この経験があるからこそ、強い意志で御社に貢献できる」という姿勢を具体的に伝えましょう。
例文
「一度の失敗を乗り越える覚悟を持ち、努力を重ねてきました。この経験を通じて、自分の行動を振り返り、粘り強く取り組む大切さを学びました。こうした経験を活かし、御社での業務においても粘り強く目標達成を目指していきます。」
留年は一般的に就活に不利になってしまいます。しかし、業界によっては、留年が内定に影響しにくい業界も存在します。ここでは、就職留年が不利になりにくい業界について解説します。
不動産業界は、実務経験やスキルの高さが評価されるため、新卒採用において就職留年が不利になりにくい業界のひとつです。
そのため、就活時に、就職留年期間に取り組んできた活動や、インターンシップなどで得た経験やスキルがプラスに働くことが多いです。また、不動産業界では常に人手が不足しているため、留年が不利になりにくいのです。
不動産業界は、体力的にハードである可能性がありますが、歩合給も高く、努力が給料に反映されやすい業界。就職後はたくさん働いて稼ぎたいと考えている方におすすめです。
新たな知識や技術を習得することを重視しているIT業界も就職留年が不利になりにくい業界のひとつです。
このため、就活時には、就職留年を利用して新たなスキルを習得したり、既存の知識を深めたりすることが評価される傾向にあります。
また、中途採用も活発な業界なので、新卒枠にこだわらない求人も多く、就職留年が不利とは言えません。IT業界はプロジェクトベースの仕事が多いため、実務経験を持つことも強みになります。
就職留年中にインターンシップなどで経験を積むことで、就職活動で優位に立つことが可能です。
公務員という業界は、一般的に新卒採用が主流ですが、就職留年をしても不利になりにくい業界として知られています。
公務員試験の受験資格は、年齢制限のみで、就職留年や就職浪人、既卒であっても関係なく受験できます。公務員試験は年に1度しかなく、次のチャンスまでに時間があるため、就職留年を活用してしっかりと試験対策に臨みましょう。
また、公務員という仕事は安定感があり、福利厚生も充実しているため、一度就職すれば長く働ける可能性が高いです。
一度の留年で翌年にしっかりと試験に合格するための時間を確保することが、結果的には有利となる場合もあります。ただし、公務員試験には専門知識が求められるため、就職留年をする際にはその時間を有効に活用して勉強を進めることが重要です。
就職留年が特に不利とされる2つの業界をまとめました。
それぞれの詳細についてはこれからご紹介します。
金融業界は新卒一括採用を重視し、早期のキャリア形成を重要視する傾向にあるため、一般的に就職留年が不利に働くとされます。
新卒一括採用は、新入社員を同じスタートラインから育て上げることで、企業独自の業務スキルや企業文化を一貫して教育するメリットがあります。
そのため、もし留年経験があると、他の新卒者と比較して時間的な遅れが生じるため、企業側から見ればリスクとなる可能性があるのです。
金融業界への就活を考えている方は、企業のリスクを上回る自身の強みを伝えるよう心がけましょう。
インフラ業界も、学生たちの間で人気が高いゆえ、留年というディスアドバンテージが選考に響きやすくなります。レベルの高い就活生が集まるうえ、さらに大手になればなるほど、倍率は高くなっていきます。
しかし、留年理由を面接官に伝え、理解してもらうことで、内定をもらうことは可能です。
就職留年による不利益は、その間にどれだけ自己成長できるかにかかってくるため、時間を有効活用し、選考対策に努めましょう。
本章では、就職留年についてのよくある質問についてお答えしていきます。
- 2留や3留以上は厳しい?
- 就職留年と就職浪人はどっちがいい?
2留や3留以上であっても、大手企業の就職は不可能ではありません。就活生のなかには、就活が上手くいかず、2留や3留以上の期間が必要なこともあるでしょう。
確かに留年した年数が多いほど、「大学生活をきちんと送れていなかったのか」と思われてしまい、就活が厳しくなる傾向にあります。しかし、就職留年をした明確な理由を説明できれば、必ずしも不利になるわけではありません。
上記で解説した通り、自己分析やインターンシップへの参加、ESの作りこみなど、自己成長のための就職留年であることを説明できるようにしましょう。
就職留年と就職浪人は、内定に関しての大きな違いはありません。個々の目指す業界や自身の状況によって異なります。
就職留年は新卒枠での就職が可能ですが、学費がかかります。また、就活の準備期間を1年間設けられる上、大学によってはさまざまなサポートを受けられます。
一方、就職浪人は選考の範囲が広がりますが、非新卒としての就職は厳しくなります。
どちらもメリット・デメリットがあるため、自身の状況を見つめ直し、目指す業界の傾向を理解した上で選択することが重要です。
就職留年には新卒採用枠として就職できることや、時間的なゆとりを持って就活に挑めるメリットがある一方で、学費や孤独感などのデメリットも避けられません。
ここで就職留年の要点を改めて確認しましょう。
- 就職留年でも大手企業の内定を目指すことは可能
- 就職留年すれば1年間就職の準備をした上で新卒採用枠として就職できる
- 就職留年には学費が余計にかかる・孤独を感じるといったデメリットもある
- 大手企業に入るには就職留年期間の過ごし方が大切
- 業界によって就職留年が不利になる場合とならない場合がある
- 就職浪人と就職留年にはそれぞれメリット・デメリットがあるので自分に合った選択が大切
就職留年でも大手企業に内定をもらうことは可能です。しかし余裕があるからといって就職留年の期間をだらだら過ごしてしまうと、就活本番で後悔する可能性があります。
就職留年をした理由をポジティブに話せるように、自己研鑽に励む1年間にしましょう。
就職留年の就活に関する相談については当スクール就活塾ホワイトアカデミーの無料相談会でも可能です。もし就職留年の就活に関するアドバイスをお求めでしたらぜひご利用下さいませ。
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