どこの大学の学生からも就職先として、今高い人気と勢いを誇るのがこのIT業界だ。
勢いがある業界に身を置くと、年収も高くなる傾向にある。ITといっても、複数の業種に分けられるので、下記に代表的な業種を紹介する。
- インターネット・Web業界
- 通信インフラ業界
- ソフトウェア業界
- ハードウェア業界
- 情報処理サービス業界
参照元:IT転職エージェント 比較ナビ インターネット・Web業界
まずは、インターネット・Web業界が挙げられる。Webサイトや、ECの通販サイトの制作、Webサービスの開発などといった事を行う。
SNSやニュースメディア、動画配信サービスといった提供から、Amazon、楽天などに代表される電子商取引のECコマースがある。
ネット広告のweb集客や、ソーシャルゲーム、アプリの開発など仕事内容は様々だ。この業界では、WebエンジニアやWebマーケターといった職種が活躍している。
学生時代からプログラミングやインターンでスキルの習得をしておくのも良いだろう。
通信インフラ業界
通信インフラ業界では、主にネットワークや電話回線などの通信インフラをメインとしてサービスの提供を行う。NTTドコモ、Softbank、KDDI、NTTデータなど有名企業が並ぶ。
固定電話などの回線、スマホ通信、Wi-Fiや海底ケーブル、衛星放送まであらゆる手段を使ったネットワークを世界中に繋げている。
水道、電気、ガスと並んで現代人に無くてはならない必需品だ。職種としては、ネットワークエンジニアなどが活躍している。
ソフトウェア業界
ソフトウェア業界は、我々が普段使用しているパソコン用のソフトウェアやスマホアプリといったものをエンジニアなどが開発したりする。
Microsoft officeなどのようにインストールするソフトウェアもあれば、AWSなどのようなクラウド型のサービスなどがある。
これらのソフトウェア、サービスは業界関係なく需要があり、大きな市場シェアを獲得することが可能である。日本オラクル、Adobeシステムズなどが代表的な企業だ。
ハードウェア業界
ハードウェア業界では、電子機器といったデバイスなどをメインに製造する業界である。
身近なものでいくと、パソコン、テレビ、スマホといったもの、プリンター、FAXなどオフィスで使用する電子機器などだ。代表的なAppleやソニー、パナソニックなど企業規模の大きい会社も多い。
電子基盤の知識、プログラミングスキル、電気や電子工学などに精通していると、この業界では有利に働く。
情報処理サービス業界
情報処理サービス業界は、クライアント企業、団体などから依頼を受けて、データの収集、分析、統計の処理などを行う。特にBtoCの企業がこのようなサービスを必要とする。
顧客の購買行動の履歴、Webサイトの訪問経路などのデータ分析は必要であると考える企業も近年多くなっているようだ。
AIが活用されるようになり、大量のデータを解析できるデータサイエンティストなどが必要とされるようになったが、圧倒的に人材は不足している。