就活で勝ち組を目指せる7つの基準と方法を解説

就活で勝ち組になりたいあなたが知るべき7つの基準
  • 「就活でどうしても勝ち組になりたい」
  • 「勝ち組企業の内定をもらうための方法が知りたい」

そんな悩みを抱えている就活生も多いのではないでしょうか。

「勝ち組」といえる企業には7つの基準があります。

基準を理解して就活することで、志望業界や職種の選択肢も広がるでしょう。

そこで今回は周りから羨ましがられる勝ち組企業の基準や、勝ち組になるためのステップをご紹介します。

最後まで目を通せば、真の勝ち組になるために必要なことまで分かります。

この記事を書いた人:竹内健登

竹内校長の写真就活塾ホワイトアカデミー校長。デロイトトーマツグループの人材戦略コンサルタントを経て現在は就活コンサルタントとして活躍。

数学検定1級保持者で東京大学工学部卒にもかかわらず、自身の就活に失敗し就職留年した経験から企業の人材戦略の道へ。

新卒の学生が一流企業に内定するための独自の方法論と、3年後離職率・OpenWorkでの評価・帝国データバンクの評点を用いた客観的視点から日夜ホワイト企業を研究。

子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法研究内容を自社メディアで掲載したところ、就活生や親御様の間で話題となり、月間で35万PVを達成した。

現在も、塾生がカリキュラムを消化したものの、ホワイト企業の内定を1社も得られなければ授業料を全額返金という方針で、上位大学だけでなく、全国幅広い大学の学生の就活指導を行なっている。

「就職浪人からANAグループに内定した! 」「留年すれすれから日本IBMに内定! 」「指導を受けた次の日から大手企業の面接で落ちなくなった! 」など、喜びの声多数。

著書に「子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法」(日経BP社)がある。

この記事の内容はこちらの動画でも解説しています↑

就活で勝ち組企業といえる7つの基準

解説する女性

就活で勝ち組といえる企業には、下記の7つの基準があります。

  • 上場している企業
  • 平均年収が高い企業
  • 知名度が高い企業
  • 公務員
  • 外資系企業
  • 大手企業の子会社
  • ベンチャー企業

それぞれ勝ち組といえる特徴も含めて、くわしく見ていきましょう。

①上場している企業

上場企業は厳しい審査を経てランクインし、その後も継続的に審査を受けながら上場を維持しています。

つまり実力を認められ続けている勝ち組企業といえるでしょう。

例えばトヨタ自動車、本田技研工業、三菱商事、日本郵政、ソニーグループなどが上場企業にあたります。

さらに東京証券取引所には「一部・二部・マザーズ・ジャスダック」と4つのランクがあります。

なかでも「東証一部上場企業」は優良企業というイメージが強いです。しかし、非上場企業が悪い企業というわけではありません。

実際にサントリーは優良企業ですが本体の「サントリーホールディングス株式会社」自体は上場していないのです。

上場しているかどうかは、勝ち組企業における一つの目安くらいにとらえておきましょう。

②平均年収が高い企業

平均年収の高さも、就活で勝ち組企業といえる基準の一つです。

厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、男女別の年収のピークは次の通りです。

  • 男性:55~59歳で504万1,200円
  • 女性:50~54歳で329万6,400円

上記の統計からすると、将来的に600万円以上の年収が得られれば勝ち組といえるでしょう。

例えば平均年収の高い勝ち組企業には、次のような企業があります。
東洋経済新聞社の会社四季報による「2021年度の企業別年収ランキング」です。

1位 M&Aキャピタルパートナーズ 2269万円(平均年齢31.4歳)
2位 キーエンス 1751万円(平均年齢35.8歳)
3位 ヒューリック 1708万円(平均年齢39.4歳)
4位 伊藤忠商事 1627万円(平均年齢40.2歳)
5位 三菱商事 1678万円(平均年齢42.7歳)

引用「生涯給料「全国トップ500社」最新ランキング」
https://toyokeizai.net/articles/-/463464?page=2

上記の平均年収とあわせて注目しておきたいのが平均年齢です。

順調に勤めていると平均年齢以後は「(定年年齢-平均年齢)×年収額」が入ってきます。

平均年齢が若い会社ほど今後もらえる可能性のある金額が増えるため、勝ち組になれるでしょう。

③知名度が高い企業

「新聞やテレビでよく名前を目にする企業か」どうかも、勝ち組の指標といえるでしょう。

会社名を聞かれたときに誰もが知っている企業を答えられれば自慢にもなります。

東洋経済オンラインの調査によると、男子就活生の「就職したい企業ランキング」は以下のようになっています。

1位 伊藤忠商事
2位 日本生命保険
3位 三菱商事
4位 大和証券グループ
5位 東日本旅客鉄道(JR東日本)

引用「男子就活生1万人が選ぶ「就職人気ランキング」」
https://service.gakujo.ne.jp/data/ranking201703

特にテレビCMなどでよく見かける企業が上位を占めています。

それだけ知名度の高い企業を「優良な勝ち組企業」と認識している就活生が多いといえるでしょう。

④公務員

公務員の魅力としてまず挙げられるのが安定度です。

給与は税金でまかなわれているので、一般企業のように業績悪化が原因で人員整理することはありません。余程のことがない限りクビにもならないでしょう。

また給与も年齢に応じて順調に上がります。

人事院(給与勧告を行う行政機関)が定期的に一般企業の給与水準を調査し、国家公務員の給与水準を一般企業に合わせるよう調整しているからです。

上記のような理由により、公務員は社会的なステータスが安定しているため勝ち組といえます。

就活と並行して公務員試験の勉強を進めておくのも良いでしょう。

⑤外資系企業

就活で外資系企業からの内定をもらえることも勝ち組といえます。次のようなメリットがあるからです。

  • 平均年収は約800万円と、給与水準が高い
  • 実力が評価されやすい
  • 休日や退勤後などのプライベートも重視している
  • 有給休暇を取得しやすい

外資系企業では能力が高ければ年齢や性別にかかわらず評価される傾向があります。

若手のプロジェクトリーダーや女性役員など、活躍したい人にとって絶好の環境でしょう。

また成果に応じて追加の報酬が支給される、インセンティブ制度を導入している企業も多いです。

そのため、仕事で結果を出せれば高収入を狙いやすいのもメリットになります。

その一方で、退職金制度がないなど福利厚生が充実していないケースもあります。

就活中は企業情報をしっかり確認したうえで決めるようにしましょう。

⑥大手企業の子会社

「大手企業の子会社」も勝ち組企業に含まれます。

親会社が有名企業な分、下記のようなメリットを享受できるからです。

  • 経営が安定しやすい
  • 福利厚生が充実している
  • 中小企業より給与面が良い場合が多い

例えば次のような企業が子会社にあたります。

  • ミサワホーム(親会社:トヨタ)
  • ソニー銀行(親会社:ソニー)
  • 日立システムズ(親会社:日立製作所)

一方で大手の子会社であっても、親会社と全く違う業務内容を低い給与で行っている会社も存在します。

単に大手の子会社だから勝ち組企業と判断せず、自分で情報を集めて判断することが重要です。

子会社を探すときは「大手会社名 子会社」で検索すると出てきます。

また親会社のホームページ上に「グループ会社一覧」のようなページがあるので参考にしてみてください。

誰もが知っている有名企業に入るのは難関ですが、子会社であれば就活の競争率も低くなりやすいです。

勝ち組企業として覚えておくと良いでしょう。

⑦ベンチャー企業

将来大企業に成長しそうなベンチャー企業を選ぶのも良いでしょう。

ベンチャー企業とは、優れた技術を武器にして成長を目指す「研究開発型の小型企業」のことです。

次のようなメリットがあります。

  • 自分の力で会社を大きく成長させられる
  • 大企業に比べると報酬は劣るが、上場した際に大きな報酬を得られる可能性もある
  • 実力を評価してもらいやすい

ベンチャー企業は最初から高い給料を払うことはできません。

その代わり自社株を購入する権利である「ストックオプション」を報酬としている企業も多くあります。

自分の力で会社の業績を上げれば、それにつれて株価も上昇し、社員の資産も大きくなっていきます。

規模が大きくなれば給料も上がり、結果的に大手の勝ち組企業に早い段階から入社できたことになるでしょう。

特に「ベストベンチャー100」に選ばれたベンチャー企業が狙い目です。

売り上げが右肩上がりでビジネスモデルに独自性があるので、成長性が高いといえます。

例えばシステム開発の領域なら「株式会社テックエデュケイションカンパニー」、クラウド技術の高さなら「クラウドエース株式会社」といった企業が注目されています。

就活で勝ち組になる7つのステップ【2021年最新版】

就活の履歴書
就活で勝ち組になるには、文系・理系問わず次の7つのステップをクリアしていくことが大切です。くわしく解説します。

①自己分析を徹底する

まずはあなたがどんなことが好きなのか・嫌いなのか、どんな仕事に適性を持っているのかなど、徹底的に分析することが必要です。

入社後のミスマッチを防ぎつつ、自分の希望に合った勝ち組企業が見つかる確率が高まります。

分析する際は、以下のように一つのテーマに対して深堀りしていくと良いでしょう。

  • 1つのテーマを決める(例:大変だったこと)
  • ①のテーマについて、さまざまなシーンで振り返り書き出す
    ・高校で友人を作るのが大変だった
    ・バイト先のカフェで丁寧な接客を身につけるのが大変だった
  • ②で書き出した一つずつに、5回くらい「なぜ?」と自問する

上記のように過去を振り返ることで、自分が本当に好きなことや、大事にしている価値観に気付けるようになります。

似たような価値観を重視している業界や企業がないか探したり、会社説明会時に重点的にチェックしたりと役立つでしょう。

以下の記事では就活の自己分析に役立つツールを紹介しています。ぜひあわせて利用してみてください。
上場企業お墨付き!4つの自己分析ツールを紹介

②企業研究で本当の企業の姿を知る

リアルな企業の姿を知ることで、志望動機もより採用担当者の求めるものに近付けます。

企業について知るには、合同企業説明会や企業のホームページ、インターンシップ、会社訪問・説明会などがあります。

しかし、基本的に企業側の都合により提供されるものなので、企業にとってプラスになる表面上の情報しか出ないケースが多いのです。

企業研究を徹底するには、次のような方法が有効でしょう。

  • 企業の提供する製品やサービスを利用する
  • 製品の評判をネットで調べる
  • 工場見学や現場を訪問し、働いている人の表情を見る

上記を行うことで、企業のホームページしか見ずに志望動機を作り込んできた就活生とは決定的な差が生まれます。

しかし、一人だけで複数企業の研究を進めるのは時間的・精神的にも限界があります。

専門家のアドバイスを受けることで、効率的に行えるようになるでしょう。

ホワイトアカデミーは企業研究に特化した就活塾です。ぜひ活用してみてください↓
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③OB・OG訪問をする

OB・OG訪問をすることで、企業研究では分からない情報を収集できます。

1対1で話せるため、合同説明会などでは聞けなかった社内の環境や仕事内容についてくわしく聞くことが可能です。

例えば以下のような情報を得られるでしょう。

  • 社内の雰囲気
  • 上司・部下・同僚との人間関係
  • 具体的な仕事内容
  • 一日のスケジュール
  • プライベートとのバランス

勝ち組企業が本当に求めている人材や価値観が分かり、魅力的な自己PRや志望動機に仕上げられる可能性が高まります。

具体的な訪問するときのマナーなどは下記の記事で解説しています。あわせてチェックしてみてください。
就活でOB・OG訪問するときの質問内容やマナーをまとめて解説

④エントリーシート対策をする

エントリーシートの記入欄には学歴以外にも資格やゼミの内容、学外での活動などの特記事項も設けられています。

そこで採用担当者の目を引いた場合は、エントリーシートをパスできる可能性が高まるでしょう。

次のようなポイントを押さえて書くことで、他の就活生と差をつけられることが可能です。

  • 「結論→理由」の順番で書く
  • エピソードには「自分の価値観がどう変わったか」も加える
  • 困難を乗り越えたエピソードも入れる
  • 文体を「です・ます」か「だ・である」に統一する

真面目な就活生は自分のことを過小評価しがちですが、企業はもっと主張して欲しいと考えています。

嘘は厳禁ですが、特記事項などは思い切って堂々と書きましょう。

下記の記事では、受かるエントリーシートの書き方についてくわしく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
就活で受かるエントリーシートを書くための3つのポイント

⑤入社後のビジョンを持ち、企業に媚びない

志望動機を語る際に企業を褒めちぎってしまう就活生が多いです。

しかし、勝ち組企業に媚びずその場所で成し遂げられることをしっかり提示できる方が、採用担当者には魅力的に映るでしょう。

入社後のビジョンについて考えるときは、次のポイントを押さえてください。

  • ビジョンを明確にする
  • 「短期的な目標」と「長期的な目標」の両方を設定する
  • 自分を採用することで、企業側にどんなメリットがあるか加える

最も重要なのがビジョンを明確にすることです。

例えば「大きく成長して活躍する」のようなあいまいな表現だと、「本当にこの会社に入りたいと思っているのかわからない」と評価されにくくなります。

どのような仕事をしたいか、どんな部署で働きたいか、どんな役割を担いたいかなどを考えてみましょう。

ビジョンが具体的になり説得力が増します。

自分の意志が固まれば大きな自信が備わり、勝ち組企業だからと媚びる必要もなくなるでしょう。

以下の記事では、他にも就活の面接で聞かれやすい質問について解説しています。
就活の面接で聞かれる質問TOP5を公開

⑥入社の熱意をしっかり伝える

他の就活生と差をつけるには、入社の熱意をしっかりと伝えることも重要です。

志望の本気度や社会人としてのマナーの良さをダイレクトに伝えられれば、採用担当者が他の候補者と甲乙付け難いと感じたときに選ばれる可能性が高くなるでしょう。

就活の選考試験では次のようなことを心がけてみてください。

  • 話す内容に合った表情をする
  • 重要なポイントは抑揚をつける
  • 目標に向かって行動していることをアピールする
  • 面接後はすぐにお礼メールや手紙を出す

特に入社後のビジョンを語るときは、笑顔で熱を込めて話すと良いでしょう。

「この会社で実現させたい」という思いが相手に伝わりやすくなります。

逆に熱意がこもっていても、大声で主張をまくしたてる、相手の話が終わらないうちに話し始めるのはやめましょう。

また目標に向けてすでに行動を起こしていることを付け加えるのも有効です。

「入社後に一から頑張っていきたい」よりも「経理職に就くために日商簿記試験の合格を目指して勉強している」の方が説得力が上がります。

⑦就活塾を活用する

就活塾を利用することで、今の自分に本当に合った業界や職種が分かります。

また内定を獲得するための効果的な対策やアドバイスが受けられるので、勝ち組企業に就職できる可能性も高まるでしょう。

就活の結果は次の要素で決まる場合がほとんどです。

  • 基礎スペック(学歴や資格など)
  • 面接時のコミュニケーション力
  • 提出書類のクオリティの高さ

基礎スペックは就活塾に入っても伸ばせませんが、残り2つはほとんどの人が身につけられます。

一人よりも就活指導の経験が豊富な講師と一緒に取り組んだほうが、満足のいく結果につながりやすくなるでしょう。

特に「絶対に就活に失敗したくない」「勝ち組企業に入りたいのにモチベーションが維持できない」といった人は利用することをおすすめします。

以下の記事では大手の就活塾について解説していますので、ぜひ目を通してみてください。
おすすめの大手就活塾と塾の選び方を徹底解説

就活で「勝ち組」「負け組」は決まらない

指で×を作る男性
就活で人生そのものの勝ち負けは決まりません。

なぜなら近年はコロナ禍のようなパンデミックもあり、勝ち組企業に就職できたからといって安泰とは限らないからです。

ダイヤモンドオンラインが公表した「倒産危険度ランキング2021」によると、上場企業3787社のうち493社が倒産の可能性があることがわかりました。

つまり今後は勝ち組企業であることよりも、「自分がどんな人生を送りたいか」という価値観が重要になります。

実際にコロナの影響で就活のあり方は変わってきています。

就活生の意識も「安定した企業に就職したい」以外に、「市場の変化に対応できる企業に就職したい」「自分のスキルを磨きやすい企業に就職したい」と考える人が増えているのです。

「勝ち組」や「負け組」というラインに惑わされないでください。

「自分の将来やりたいことに近付くために就活に取り組む」方が、今後のあなたの人生をより豊かにしてくれるでしょう。

真の勝ち組になるために!就活で大切な4つのこと

指で指し示す女性
就活そのものに勝ち負けはないと解説しました。

しかし「それでも勝ち組になりたい!」という就活生も多いのではないでしょうか。

ここでは文系・理系関係なく、真の勝ち組になるために大切な4つのことをご紹介します。

①優先順位をつけて就活する

就活では志望企業に優先順位をつけることが重要になります。

「自分にとって大切なことが叶えられるか」を軸に選ぶことで、より適した企業を見つけやすくなるでしょう。

前述した通り、「世間的に勝ち組企業といわれているから」を軸に内定獲得を目指すのはおすすめできません。

まずは「自分がやりたいことができる会社」を一番手に考え、その次に「就活のモチベーションを高めるために大企業を選ぶ」という順位のつけ方が良いでしょう。

例えばやりたいことが「自分の趣味に思う存分没頭したい」なら、「給与が高い企業や早く昇進できそうな企業」のなかから大手を選ぶなどです。

就職は今だけの問題ではなく、今後の長い人生にかかわるもの。

自分の思い描く将来像が実現できない企業に入社しても、そのうち不満を感じることになってしまいます。

ぜひ優先順位をつけながら就活を進めてみてください。

②自分の適性を見極める

自分に向いている会社や職種に就くことも真の勝ち組といえます。

どれだけ素晴らしい企業に就職できても、長く活躍できなければ意味がないからです。

そのためには自己分析や適性検査をしっかり行い、自分の適性を知ることが大切です。

例えば自分に合う社風を知りたい場合、次のことをやってみましょう。

  • 紙に「人間関係」「仕事の進め方」「価値観」「雰囲気」の4項目を書く
  • ①のそれぞれについて、下記の2パターンを洗い出す
    ・嫌だけど耐えられそう
    ・耐えられなさそう

人間関係において「飲み会が多いのはまだ耐えられる」けど、「プライベートの時間まで共有されるのは嫌」のように書いていきます。

耐えられなかったことに該当しない会社を選ぶことで、入社後に長く活躍できる可能性が上がるでしょう。

③周りに流された就活をしない

就活で重要なのが周りと比較して流されないことです。

「大企業に入社したい」「勝ち組になりたい」と思うのは、「他人からすごいと羨ましがられたい」という気持ちがどこかにあるからではないでしょうか。

しかし、どんなに有名な大企業に就職できても、自分に合わなくて早期退職したり精神的にダウンしたりといった事態に陥る可能性もあります。

自分の人生の責任を負えるのは自分だけです。

他人の価値観や言葉に振り回されず「本当に自分がやりたいことなのかどうか」で判断できる姿勢を持つようにしましょう。

④自分にとって働きやすい環境を見つける

自分にとって働きやすい環境を見つけることも、就活で真の勝ち組になるために欠かせない要素です。

特に就活生は正社員としての労働経験がなく、働きやすさについて未知の状態です。

入社してから「こんな会社で働き続けるのは無理……」とならないためにも、企業説明会やホームページで次の5点をチェックすることをおすすめします。

  • 子育て支援が充実しているか
  • 離職率が高くないか
  • 残業時間が長すぎないか
  • 長く働けるか
  • 転勤が多くないか

特に離職率が高い企業の場合は労働環境が過酷だったり、昇給しにくかったりといった可能性があります。

また自分のライフスタイルを維持したい就活生は、転勤の多さにも注目しましょう。

例えば商社やメーカーの営業職や技術職は、転勤の頻度が高い職種です。

多くの部署や地方を経験することで経験値が高くなり、将来の幹部候補や取締役になる可能性が上がるというメリットもあります。

しかし、転勤は社員本人だけでなくパートナーや家族にも大きな負担を強いることになります。

結婚・出産・子育て・転職・介護など、長い人生の中では就活以外にもさまざまなステージがあるのです。

その時々の状況に合わせて、自分の職業生活を楽しいものに変えていけることこそが真の勝ち組といえます。

就活を通して真の勝ち組を目指そう

笑顔の男性と女性
今回は就活で勝ち組になりたい就活生に向けて、勝ち組企業の基準やなるための方法などを解説しました。

最後に今回の記事のポイントを一覧にしてみましたのでご覧ください。

  • 就活で勝ち組企業といえる基準は、知名度や年収の高さなど7つある
  • 勝ち組になるには自己分析を徹底し、企業のリアルな情報を得ることが大切
  • 入社後のビジョンをしっかりと固め、熱意を伝えられるようにする
  • 就活の勝ち組・負け組にとらわれず「将来やりたいことができるか」で判断する
  • 真の勝ち組になるには周りに流されず、自分が働きやすい環境を見つけることが重要

ぜひこの記事を参考にして、あなたの人生を豊かにできる勝ち組企業を見つけていきましょう。

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