最終更新日 2024.11.30
既卒・就職浪人生向け
大卒ニートになる原因や末路は?王道の抜け出す方法と共に解説
大学を卒業したのに就職せず、ニートの状態に陥る若者が増えています。
その背景には、就職活動の失敗や自己肯定感の低下、職場環境への不安など、さまざまな要因があります。
本記事では、大卒ニートになってしまう主な原因やその末路について詳しく解説するとともに、社会復帰や就職を目指して抜け出すための具体的なコツをご紹介します。
一歩を踏み出すきっかけを掴み、未来を切り開くためのヒントを見つけてください。
この記事を書いた人
東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はカリキュラムを消化した塾生のホワイト企業内定率100%を誇り、カリキュラムを消化したにもかかわらず、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度を提供中。2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である"就活"に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCm1vSnSBj7kksfi8GIBnu0g
まずは「大卒ニートはオワコンなのか?」「実際どれくらいの危機感を持った方が良いのか?」についての指標を確認する必要があります。
大卒ニートと一口に言っても、人によってニート期間やニートに至る経緯は異なるもの。それによって就職の難易度が変わってきます。詳しく確認しましょう。
まず日本に大卒ニートがどのくらいいるのか、割合を見ていきましょう。
2017年の独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によると、大卒・大学院卒の約13%がニートの状態です。
| 中学卒 | 高校卒 | 短大・専門卒 | 大学・大学院卒 |
---|
全体 | 18.1% | 57.2% | 10.9% | 13.2% |
---|
男性 | 18.8% | 57.9% | 7.8% | 14.7% |
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女性 | 17.0% | 56.0% | 15.8% | 10.8% |
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表:
労働政策研究・研修機構(JILPT) 資料シリーズNo.217 13%というと、100人の大学生がいれば、13人は大卒ニートということになり、一定数の大卒ニートがいるということがわかります。
大卒ニートでいえば、どのくらいニート期間があるのか、ということで社会復帰しやすいか変わります。
もちろんニート期間が短い方が、早期に就職しやすいです。ニート期間が1~2か月にすぎないのか、半年くらいあるのか。それとも1年超えるくらいなのか。
こうしたことで、就職への難易度そのものが変わります。「これ以上ニートのままじゃマズイ」と焦る前に行動したいところです。
そして大学を卒業して、「どのような経緯でニートになってしまったのか」ということでも就職の難易度は変わります。
例えば大学卒業後のケースとしては以下のようなものが挙げられます。
- 新卒カードを使って就職したが、早期退職してニート
- 新卒で就職できずにそのままニート
- 大学を卒業してフリーターになり、現在はニート
こういった正社員経験や就業した経験があるのかないのか、ということも、就職には重要な要素です。
大卒でニートになってしまうのにはいくつかの原因があります。将来が不安な人はまず、なぜ大卒でニートになっていまうのか、その原因を確認しましょう。
周囲の成功例と比較して自己評価を下げてしまうことで、「もう働くこと自体が怖い」という心理に陥ることが原因となるケースが少なくありません。
大学生活での就職活動は、想像以上にプレッシャーがかかるものです。希望の企業から不採用が続くと、自信を失い、次第に就職活動そのものが苦痛に感じられることもあります。
就職活動を始めるタイミングを逃したり、必要な準備が整っていなかった場合、思い通りに進められずに不採用が続くリスクが高まります。
特にインターンシップや自己分析、企業研究といった準備が不十分だと、志望動機が曖昧なまま面接に臨むことになり、企業からの評価が低くなりがちです。その結果、就職への意欲を失ってしまうこともあります。
自分が何をしたいのか、どんな仕事に向いているのかが分からないまま卒業を迎えるケースも多々あります。
特に、多様な選択肢がある現代では、自分に合った道を選ぶことが難しく、無意識に「決断を先延ばし」にしてしまうことがあります。この迷いが、結果としてニート状態を引き起こす原因となることがあります。
就職に成功しても、職場環境や仕事内容が自分に合わず、早期に退職してしまうケースもあります。
一度離職すると、「もう一度就職活動をするのが怖い」「また失敗するのでは」という不安から、社会に戻ることをためらい、ニート状態に陥る可能性があります。
就職活動のストレスや、就職後の環境への適応が難しいと感じることから、精神的な不調を抱える人も少なくはありません。
うつ病や適応障害と診断される場合や、身体的な健康問題によって働けない状態になることもあります。このような状況が長引くと、社会復帰への道がさらに険しくなり、結果的にニート状態が続いてしまうことがあります。
大卒でニートになってしまう人にはいくつかの傾向や特徴があります。
ここから原因と合わせて、そのような人が大卒ニートになってしまうのかも合わせて確認しましょう。
自己肯定感が低い人は、自分の能力や価値を正当に評価できず、「自分はどうせダメだ」と思い込む傾向があり、その結果、就職活動や社会との関わりに対する意欲を失いニートになりやすくなります。
行動を起こす前から諦めてしまいやすくもなり、また失敗を極端に恐れるため、新しい挑戦を避ける傾向も見られます。
完璧を求めすぎる人もなかなか手の届くところで妥協ができず、大卒ニートに陥りやすくなります。
例えば、完璧主義の人は、理想と現実のギャップに苦しみやすい傾向があり、「自分のやりたい仕事でなければ意味がない」「初めから良い条件でないと就職する価値がない」といった考えから、現実的な選択肢を見送ってしまうことがあります。
このような高すぎる理想が、結果的に行動を妨げ、ニート状態につながることも少なくありません。
対人関係が苦手だったり、社会の仕組みに対する漠然とした不安を抱えていたりする人も、ニートになりやすい傾向があります。
職場での人間関係や働くこと自体への恐怖感が強い場合、就職活動に対するモチベーションを失い、社会との接点を避ける選択をしてしまうことがあります。
趣味やインターネットに過度に没頭し、現実世界での活動を後回しにしてしまう傾向も、大卒ニートの特徴の一つです。
特に時間という資源がたくさんある大学生では、
などに依存すると、一日中家にこもりがちになり、就職活動や社会復帰のための行動を取らなくなることがあります。
もしこのような引きこもり状態が長期間続くと、社会への適応力がさらに低下してしまう可能性が高いです。
計画性がなく、目標を立てず大学生活をすごた結果、気づけばニート状態に陥っているケースも少なくありません。
長期的な計画を立てるのが苦手な人は、就職活動のスケジュールを管理できなかったり、明確な目標を見出せずに時間を無駄にしてしまうことがあります。
「どうにかなる」という楽観的な考え方や、「今はまだ準備ができていない」といった言い訳で、具体的な行動を先送りにする傾向が見られることもあります。
大卒ニートの生活は一見安定しているように見えるかもしれませんが、長期的に見ると非常に厳しい現実が待っています。
両親が亡くなった場合、実家での生活が維持できなくなり、最悪の場合ホームレスになるリスクがあります。
また、社会保障の未加入や滞納があると病院に行けず、健康を害しても適切な治療を受けられないという問題が生じます。
さらに、ニート期間が長引くほど就職のハードルが高くなり、履歴書が通らない、面接で落とされるなど、社会復帰が極めて困難になることもあります。
大卒ニートになる原因や理由はさまざまですが、一般的にニートが世間的に許される(マイナス評価されづらい)のは25歳あたりまでと言えます。
「ニート」として過ごせる時間は、年齢を重ねるごとに世間からの目が厳しくなる現実があり、一般的に、20代前半は「まだ若い」「これから就職すればいい」という温かい目で見られることが多いです。
【年齢別の社会復帰の難しさ】
- 20代前半:若さを評価され復帰は容易だが、既卒就活になるので優良企業の内定獲得は難しい
- 20代後半:新卒枠が使えなくなり、中途採用での競争が激化
- 30代前半:空白期間の説明が必須で、未経験職への転職が難しい
- 30代後半:専門スキルが求められ、正社員採用は大幅に減少
- 40代以降:正社員はほぼ不可能に近く、非正規雇用が主流
25歳を過ぎたあたりから「そろそろ働くべき」との期待が強まり、30歳を迎える頃には社会的な評価が大きく変わってきます。
もちろん必ずしも個人の価値を否定するものではありません。ただし、社会の期待や年齢の壁が存在することを意識し、早めに行動を起こすことが大切です。
大卒ニートだったとしても諦めるのは早いです。年齢的に若い人が多く、若さが武器になるためです。
ここでは、具体的にどのような行動を取ればいいのか解説します。
大卒ニートであるなら、とにかく早く正社員で働くことを最優先しましょう。大卒ニートになってしまった経緯にもよりますが、人によっては正社員経験そのものがない人もいます。
責任ある立場を任されていないため、マネジメント力や指導経験に乏しくなります。20代の若いうちは問題が表面化しにくいですが、30代以降になってくると、どんどん厳しくなります。
まずは正社員で就職することを考えましょう。
難易度は高いですが、公務員試験を受けて立場を安定させる方法があります。社会的に安定しているし人気ですよね。ではなぜ難易度が高いのかというと、以下の理由です。
- 試験の時期が決まっている
- 年齢制限がある
- ペーパーテストの勉強や面接対策が必要
つまり「公務員になりたい」と思っても、すぐになれるものではないのですね。
大卒ニートの状態ですから、もし試験に落ちてしまうと、さらにニート期間が延びてしまいます。
もともと公務員試験の勉強をしたことがある、といった状況の人以外は、民間企業に応募して正社員採用してもらう方が近道でしょう。
難関資格を取得することも大卒ニートから就職に役立てることができます。
例えば、税理士や行政書士といった士業、日商簿記やファイナンシャルプランナーといった仕事関連の資格を取るルートです。
ですがこちらも、「この資格を取ったから絶対に就職できる」というものではないため難易度が高いことは覚悟しましょう。
資格はあれば便利ですが、就職できるパスポートにはならないということです。そう考えると、早期に就職することが現実的な選択肢になってきます。
小さいステップから社会復帰を目指す方法としてアルバイトから始めるのはおすすめの方法の1つです。
「いきなりフルタイムの正社員になるにはハードルが高いし、自信がないな」そう思うなら、まずフリーターになることから始めてみるのも効果的。
収入は確保できますし、アルバイト先で認められれば正社員の可能性もあります。まずは段階を踏んで無職を脱出することからスタートするのは良い方法です。
「いきなり働くのは難しいし、どんな仕事をしていいのかわからない」なら、興味のある分野のボランティア活動から始めてもいいでしょう。
ボランティア活動なら、自発的な活動のため週1日からでもOKというところもあります。
ニート期間が長く、生活リズムが乱れていたり、社会との接点が希薄だったりするなら、まずはボランティア活動から始めて、身体を慣らしていくのは良い方法です。
すぐに働くことが難しければ、就職支援サービスを活用する方法があります。例えば、学校卒業後3年以内の人向けのハローワークである「新卒応援ハローワーク」。
15歳〜49歳までの現在、仕事をしていない人向けの「地域若者サポートステーション(通称サポステ)」。
こうした機関に相談して、就職前の準備をする方法です。こうして、できることを一つずつ行っていくのは良い方法です。
仕事する前の準備でいえば、職業訓練校に入校する方法もあります。
職業訓練校とは、現在、働いていない人が就職を目指して技術を身に付けるための施設のこと。
例えば、簿記の資格を勉強したり、パソコンスキルを学んだり。働くうえで必要なスキルや資格の勉強ができる場所です。
こうした機関に行って、就職する準備をするのは有効な手段といえます。
ニート期間があると、就職活動のやり方そのものに不安がある人も多いでしょう。その場合の相談場所を紹介します。
公共職業安定所ことハローワーク。まずはここに相談するのが、最も早い方法でしょう。
なぜならハローワークは日本全国にあるからです。職業の紹介はもちろん、就職に向けて不安なことを相談することもできます。
中には「わかものハローワーク」という学校卒業後3年以内の人向けのハローワークもあります。就職関係に困ったら、まずはハローワークに行ってみましょう。
就職エージェントとは、専任のキャリアアドバイザーが就活生の性格や強みなどをヒアリングし、それぞれの状況に合った対応をしてくれるサービスです。
企業の紹介や選考の日程調整のほか、選考対策などを内定に至るまで全面的にサポートしてくれます。 就職エージェントでは、希望が明確な人はもちろん、何から始めたら良いか分からず足踏みしている人も利用できます。
ニート期間が長く就活そのものから離れている場合、プロの意見を聞きつつ就活していくといいでしょう。
就業支援施設の一つにジョブカフェがあります。ジョブカフェとは、厚生労働省のホームページによると、以下のように説明されています。
ジョブカフェは都道府県が主体的に設置する、若者の就職支援をワンストップで行う施設です。
厚生労働省でも、都道府県の要望に応じてジョブカフェにハローワークを併設し、職業紹介等を行うなど、都道府県と連携しながら支援に取り組んでいます。
参考サイト:厚生労働省ホームページ
つまりジョブカフェは、都道府県単位で就職活動をサポートしてくれるサービスです。
ニート期間があると働くことに不安を抱くこともあるでしょう。何社も応募して落選が続くと、気落ちすることもあるかもしれません。
それでも頑張って就活すれば、就職しやすい会社はあります。
未経験OK・経験不問の仕事がある会社は大卒ニートであっても就職しやすい代表例です。
大卒のままニートだと、職歴がありません。アルバイト経験のある人はいるかもしれませんが、正社員経験はないでしょう。
そういう状態では、一般的には職歴なしとみなされます。そうなると、応募できる会社そのものが限られてきますが、未経験OKの仕事に応募する方法であれば採用されやすくなります。
就業経験がないため、そこからのスタートとなると、業務経験を求めない仕事をする、というのは現実的な選択肢です。
大卒ニートの状態だと、一般的には年齢が若いため、若手が不足している業界や会社では重宝されます。
もし22歳で大学を卒業したとして、数年間のニート期間があったも、25歳前後です。
少子高齢化社会ということもあり、若手が不足している会社に応募すると、内定に近づきます。
では、どのように見分けるのかというと、会社の平均年齢をホームページに載っていれば調べたり、業界の平均年齢を調べたりするとわかります。
こうして若手が不足している会社や業界を狙って応募していくといいでしょう。
会社や業界が、人手が不足している場合も内定が近いです。
そういったところは人が足りていないため、内定までかける時間が短いことも特徴の一つ。
「簡単に内定を出す会社なんてブラックなんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。そうした可能性は否定できませんが、そんなことを言っていられない状況なこともまた事実。
興味がある会社や仕事があるなら、まずは飛び込んでみよう、という姿勢でいくと、ニート期間が早く終わるでしょう。
ここからは、大卒ニートの人の多くが気になる疑問に答えます。自身の悩みと照らし合わせて確認しましょう。
結論から言うと、ナシです。なぜなら、結局、就職しないままだと、何も進まないからです。
人間ですから興味の有無、モチベーションの上下はあるでしょう。とはいえ、いつまでも「やりたいことがない」「やりたくない仕事はしたくない」というままでは、ニート期間が長引くだけ。
「やりたいことがない」ということは、いつの時代の若者からもよく聞く話です。では、世の中の人たち全て、やりたいことを仕事にしているのか、と言われれば、答えはNOでしょう。
それに将来的にやりたいことが見つかったとして、その仕事に職歴を求められたとしたら、どうでしょう。やりたくてもできない、という事態になります。そうならないために、頑張るべき時にはしっかり頑張りましょう。
大卒ニートだからといって、正社員を諦めるのは早いです。なぜなら、まだ若い人が多いからです。少しでも若いうちに、正社員を目指しましょう。
例えば正社員を諦めて、派遣やアルバイトに応募したとします。派遣やアルバイトだと、正社員より選考基準が低い場合が一般的です。
そのため、応募すると簡単に決まることがあります。
ここまで何度も言及していますが、ニート状態からの逆転を考えると、まずは職歴が必要。正社員での就職を最優先にしましょう。
難関資格を取って一気に人生逆転できるか、と言われれば、その道は険しいと答えます。
なぜなら、一般社会で働いた経験そのものがない人が、資格を持っていたとしても、受け入れてくれる会社が少ないからです。それに、難関資格であればあるほど、勉強期間が必要です。その分、ニート期間が長引きます。
例えば、税理士や公認会計士といった資格を取得するには、数年かかるといわれています。仮に今25歳だとして、数年かかって27,28歳です。
そうなると、勉強期間そのものがもったいない。その間、少しでも若いうちに働いておけばよかった、となっては後の祭りです。とにかく早いうちに正社員で働くことを最優先にしましょう。
「対人関係が苦手」「コミュニケーションをなるべく取らない仕事が良い」、と思っていませんか。それであれば、以下の仕事がおすすめです。
- 軽作業やピッキングを行う倉庫スタッフ
- 配送をはじめとしたドライバー業務
- スーパーの品出し
- 警備
- 清掃
こうした仕事は、一般的に多くのコミュニケーションが求められていないため、一人でモクモクと作業したい人にはピッタリな仕事です。
ニート脱出したい。でもコミュニケーションが苦手という人は、検討してください。
ここまで大卒ニートになってしまう原因やこれからの選択肢を解説しました。特に重要な点を抜粋します。
- 就活や社会の不安、キャリアの方向性が原因となりやすい
- 自己肯定感が低い人や計画性がない人は特に注意
- 大卒ニートが最優先すべきことは職歴をつけること
- 受かりやすい仕事、会社に応募してもいい
- やりたいことを優先するより、正社員で働くことを考える
- 正社員で働くことが不安なら、アルバイトや派遣、ボランティア活動からスタートしてもいい
- ハローワークやジョブカフェ、就職エージェントに相談してみるのも一つの手
「大卒ニートだからもう人生終わった」と諦めないでください。25歳前後なら、一般的にはまだまだ若手。しかるべき行動をとっていれば道は開けます。まずは小さな一歩からひとつ一つ行動していきましょう。
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