最終更新日 2024.08.22
業界研究
デロイトトーマツコンサルティングの選考対策を徹底解説
デロイト トーマツ コンサルティングには多くの業界のプロフェッショナルたちがいる。そのような環境で働きたいと思う学生は多いだろう。
本記事では、選考フローの概要、面接で求められる能力、そして準備の際に役立つヒントやリソースを詳しく解説している。デロイトでのキャリアをスタートするために、ぜひこの記事を参考にしてほしい。
この記事を書いた人
東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はカリキュラムを消化した塾生のホワイト企業内定率100%を誇り、カリキュラムを消化したにもかかわらず、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度を提供中。2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である"就活"に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCm1vSnSBj7kksfi8GIBnu0g
デロイト トーマツ コンサルティング(Deloitte Tohmatsu Consulting LLC)は、デロイト トウシュ トーマツ リミテッドの日本におけるメンバーファームの一つで、幅広い業界や機能にわたってコンサルティングサービスを提供している。
主なサービスには、戦略コンサルティング、オペレーション改革、デジタルやテクノロジーの導入支援、人材や組織の変革などだ。
また、デロイトグループの一員として、会計、監査、リスク管理、税務、法務といったサービスとの連携も強みとしている。
デロイトの求める人物像については、その業務の特性上、以下の3つの能力を持つ人だと言え。
リーダーシップ
チームでの協働を重視しており、プロジェクトを成功に導くためにリーダーシップを発揮し、チームメンバーと効果的に協力できる人材。
問題解決能力
クライアントの複雑なビジネス課題に対処するため、論理的かつクリエイティブな方法で問題を分析し、解決策を提案できる能力。
コミュニケーションスキル
クライアントやチームメンバーとの意思疎通が円滑に行えることも求められます。効果的なコミュニケーションにより信頼関係を構築できる能力例年以下の3つが設問として提示されることが多い・
- Deloitteのコンサルタントになって実現したいことを具体的に記載してください。
- あなたの好きなもの・ことについて、その良さを教えてください
- 子どものころから変わらないところはどこですか?強み・弱みが分かるように記載ください。
コンサルタントとしてのキャリア、自分のどの部分がコンサルタントに向いているのかをアピールしよう。
TG-WEB形式。対策として、他社のWEBテストをたくさん受けて、本番に慣れておこう。
1対1 のオーソドックスな面接形式。質問内容も志望動機やガクチカ、自己PRなど基本的な内容だが、対策を疎かにしないようにしよう。
ケース面接が課される。どのコンサルティングファームも共通だが、ケース面接で必要とされる論理的思考力は常日頃から磨いておこう。
三次面接を受験する前に、小論文の提出が求められる。テーマは以下の通りだ。
- テーマ:あなたは、コンサルタントという職業を選択しようとしていますが、その理由をこれまでの学業、人生経験や価値観などから具体的にまとめてください。(100文字以上1000文字以下)
小論文の型をしっかりとマスターしてから書き始めよう。また小論文が苦手な人は社会人に添削してもらおう。
3次面接では主にデロイトへの志望動機の深掘りが行われる。他社との差別化や入社後にどのような業務に携わりたいかを明確にしておく必要がある。
3次面接と同様、基本的には自己紹介をした後、志望動機について面接官から質問される。ただし、この面接は雑談のようなかたちで進むことが多く、特にインターン参加者は意思確認の面接であると言われている。
オファーレターは後日自宅に発送されるものの、その場で内定が口頭で伝えられることも多い。
デロイトトーマツコンサルティングの選考を突破するためには、自己分析と志望動機の明確化が鍵となる。
まず、自己分析では、自分の強みや弱み、価値観を深掘りすることが必要です。過去の経験や成功体験を振り返り、自分がどのような状況で力を発揮するかを理解しよう。
次に、デロイトを志望する理由を具体的に挙げることが重要だ。会社のミッションやビジョンに共感する点、自分のスキルがどのように貢献できるかを明確に言語化しよう。また、デロイトで達成したいキャリアゴールを示すことで、熱意と目標意識を伝えることができる。これにより、面接官に強い印象を与えることができるだろう。
デロイトトーマツのインターンシップに参加すると本選考への優遇がある。
ただし、インターンシップに参加した人全員が優遇をもらえるというわけではない。また、インターン当日の成果によってES免除のみや直接面接に案内されるなど、優遇の内容も異なる。
内容はどうあれ、デロイトを本気で狙うのであれば、インターンへは参加するべきである。
デロイトトーマツコンサルティングの選考では、ケース面接が重要なステップとなる。ケース面接は、受験者の論理的思考力、問題解決能力、コミュニケーションスキルを評価するためのプロセスだ。
準備の第一歩は、様々なケース問題に触れ、その構造を理解することだ。これには、市場参入戦略、コスト削減、成長戦略など、幅広いビジネステーマのケーススタディを学んでおこう。
次に、フレームワークを活用して問題を体系的に分析する練習を行おう。例えば、3C(Company, Competitor, Customer)やSWOT分析を用いることで、論理的な枠組みを持って思考を進めることができる。
さらに、模擬面接を通じて実践的な練習を重ねよう。友人やメンターと練習を行い、フィードバックを受けることで改善点を明確にし、自信を持って本番に臨もう。最後に、コミュニケーションの際には、考えを簡潔に、明確に伝えることを心掛けよう。