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最終更新日 2024.09.04

業界研究

EYストラテジー・アンド・コンサルティングの選考を突破するためには?

EYストラテジーアンドコンサルティングは、世界的に評価されている総合コンサルティング会社であり、多くの志望者が夢見るキャリアの一つだ。

本記事では、EYの選考プロセスを徹底解説し、成功に導くための具体的な対策とアドバイスを詳しく紹介する。求められるスキル、面接でのポイントなど、多角的な視点から選考突破のためのノウハウを伝えたい。。EYでのキャリアを築きたいと願うあなたのために、準備すべき情報が満載なので、目を通してもらいたい。

この記事を書いた人

竹内 健登

Kento Takeuchi

東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はカリキュラムを消化した塾生のホワイト企業内定率100%を誇り、カリキュラムを消化したにもかかわらず、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度を提供中。2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である"就活"に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCm1vSnSBj7kksfi8GIBnu0g

EYストラテジー・アンド・コンサルティングの概要

会社情報

EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、世界的なプロフェッショナルサービスファームであるEY(Ernst & Young)の一部として設立された部門だ。この部門は、企業が直面する多岐にわたる戦略的および運用上の課題に対して、最適なソリューションを提供することを目的としている。

EYストラテジーの強み

EYストラテジーの強み
以下にEYストラテジーの主な強みを2つ紹介する。

1. 広範な専門知識とグローバルネットワーク


EYは、幅広い業界にわたる豊富な専門知識を所持している。さらに、グローバルなネットワークを活用して、各地域の市場動向や規制に精通したアドバイスを提供している。

2.総合的なサービス提供能力


EYは会計、税務、監査、アドバイザリーサービスを統合的に提供しており、クライアントの多様なニーズに応えられることが強みだ。特に、テクノロジーの導入やDXの支援に力を入れている。

選考フロー

ES

24卒のES内容は以下の通りだ。


  • (1)コンサルティング業界またはEYに興味を持った理由について記述してください。(400文字以内)

  • (2)大学・大学院での専攻、及び過去の経験をもとに、EYSCでどのような貢献ができるか記述してください(400文字以内)

  • (3)あなたのキャラクターがよくわかる過去のエピソードについて記述してください。(400文字以内)


なぜコンサルか・なぜEYなのかをES段階から明確にすることが求められる。また、面接でも同様のことが聞かれるので深掘りを意識しよう。

また一番大切なことはEYを知るということだ。説明会やOB訪問を通して、EYを深く知っておこう。

Webテスト

Webテスト
試験形式は玉手箱、試験時間は1時間程度だ。ライバルのレベルが高いことが想定されるため、高得点を狙えるように日頃から勉強しておこう。

GD

1回目のGDは30分の時間でビジネス課題を解決する案を提案する。EYの選考の特徴として、GDが2回実施されることが挙げられる。2回目のGD時間は90分なため、この段階でつまづかないように対策を重ねよう。

面接

面接
面接では人物面接とフェルミ推定が行われる。

人物面接では一般的な質問が聞かれる。特にEYはBig4の中でも比較的新しいため、積極的に課題に取り組むことができる人物像を意識しよう。

フェルミ推定は一般的な問題が出題される。対策はケース対策本での演習で問題ない。質疑応答でのロジックの綻びがないかを意識しよう。

GD

EYSCの特徴的な選考として90分のロングGDがある。この選考の通過者は当日合格通知が行き、最終面接へと進むことができる。90分で議論から資料作成まで行い、質疑応答を含めた発表が30分続く。

長時間の議論を質の高い状態で維持する能力、周囲と適切なコミュニケーションを図ることのできる能力など、選考を突破する壁は非常に高い。入念な対策を心がけよう。

最終面接

1対1の個人面接だ。時間は40-50分。コンサル業界の志望動機、EYの志望動機、EYでどのような領域に関わりたいかなど、入社後のビジョンを面接官と共有できることが大切だ。また最近気になったニュースなども聞かれることがあるので、日経新聞は読んでおこう。

ケース面接対策をしよう

EYストラテジーコンサルティングだけでなく全てのコンサル会社の選考においてケース面接は非常に重要なステップだ。以下に、ケース面接対策のポイントをいくつか提示する。

1. フレームワークを学ぶ


ケース面接では、様々なフレームワークを使って、問題を体系的に分析することが求められる。代表的なフレームワークには、SWOT分析、ポーターの5フォース、3C、4Pモデルなどがある。これらのフレームワークを理解し、適切に使えるように練習しよう。

2. 明確で論理的なコミュニケーション


分析結果や考えを整理し、明確に伝えられるよう練習しよう。友人や同僚とロールプレイングを行い、フィードバックをもらおう。

GDの対策をしよう

GDの対策
EYストラテジーコンサルティングの選考過程においてグループディスカッションは2回行われるため、入念な対策が必要だ。ここではグループディスカッションに臨むための効果的な対策ポイントを提示する。

1. 自分が得意な役割を果たす


グループディスカッションでは、リーダーに限らず、サポーターやタイムキーパーなど、状況に応じて様々な役割をこなすことが求められる。自分の得意分野を活かしながら、臨機応変に役割を果たそう。

2. 意見を明確にする


重要なポイントをわかりやすく伝えることで、他のメンバーにも理解されやすい議論を展開できる。自身の意見を述べる時は、主張を支える根拠をしっかりと示そう。

これらのポイントを踏まえて、グループディスカッションでのスキルを磨き、EYストラテジーコンサルティングの選考を乗り越えよう。成功するためには、実践的な練習とフィードバックが鍵となる。

社会人と対策をしよう

EYストラテジーコンサルティングに限らずコンサルティング会社に就職をしたければビジネス経験の豊富な社会人と対策を行おう。その際には以下のポイントを意識しよう。

1. 実務経験ベースの対策


社会人と対策を進めることで、実際のビジネス現場での経験に基づく知見を得ることができる。過去のプロジェクトでの成功事例や失敗例を基に、現実的な問題解決の方法を学習しよう。

2. ビジネスコミュニケーションの練習


社会人と対策する中で、ビジネスにおけるコミュニケーションスキルの向上を図ろう。プロフェッショナルな場でのマナーや適切なコミュニケーション方法について、フィードバックを受けることで自身のビジネスシーンでのコミュニケーション力が高まるだろう。

これらの対策ポイントを活用しながら、社会人の指導やフィードバックを受けることで、EYストラテジーコンサルティングの選考を有利に進めよう。もし身近に頼ることができる社会人がいない場合はぜひホワイトアカデミーの無料相談会に足を運んでほしい。

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