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最終更新日 2021.10.19

業界研究

総合商社とは?年収・仕事内容から就職テクニックまで徹底解説!

総合商社の仕事内容や年収を内定獲得するコツと併せて解説
毎年、総合商社は多くの就活生や社会人の憧れの的となっている。その理由は、世界を股にかけて仕事できることかもしれないし、はたまた1290万円という他業界を圧倒する平均年収かもしれない。エリート感に憧れている人もいるだろう。

とはいえ、そんな総合商社に入るのは簡単ではなく、実際には多くの学生が筆記試験で足切りを食らって落選している。加えて、そんな筆記試験を通過しても採用されるのは一部のコミュ力おばけ(=人たらし)が中心だ。結果、倍率は100倍以上、会社によっては1000倍を超えるところもある。

とはいえ、やり方によっては就職することも不可能ではない。

この記事では当塾の総合商社勤務経験のある先生や、内定者へのインタビューの内容を集約し、総合商社のリアルだけでなく総合商社に入るためのポイントを解説した。ぜひ参考にして内定を勝ち取ってほしい。

※こちらの記事の内容は以下の動画でもご覧になれます。

この記事を書いた人

竹内 健登

Kento Takeuchi

東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はホワイト企業内定率100%を誇り、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度が好評。2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である"就活"に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCm1vSnSBj7kksfi8GIBnu0g

総合商社とは?企業一覧と仕事内容

総合商社とは?

企業一覧

総合商社は、三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅、双日、豊田通商の7社を指す。総合商社という業態は日本独自の業態と言われている。

この総合商社という名前になる以前は、戦前の三井物産においては自社のことを社内で “問屋的百貨業” と称していたし、 丸紅は1951年第1回増資の目論見書にて “ゼネラルマーチャント” と称していた。

要するに、海外などから商品を安く仕入れ、国内の企業に高く売るという商売の基本を忠実にこなす商人の集まりだったということだ。これについて、伊藤忠商事が第1回増資の目論見書にて、「総合商社」という名称を用いたことからこの名前が定着した。

なお、総合商社のうち三菱商事・三井物産・住友商事・双日(のうち日商岩井)は財閥を母体とする会社であり、丸紅・双日(のうちニチメン)・豊田通商は繊維商社(関西五綿)を源流としている会社である。

さて、それぞれの会社が強い領域(主に仕入れている商品)は以下の通りである。

三菱商事
原料炭やLNGなどの資源関係に強み。ローソンや三菱食品が傘下。扱い商材はバランスよく幅広い。手堅い人気No.1。

三井物産
資源・エネルギー分野No.1。「人の三井」と言われ、チャレンジの機会が多い。

住友商事
メディア・生活関連事業に強い。グローバルだけでなく、国内有力企業も多く有する。

伊藤忠商事
食料・住生活事業・国内に強い。「ブランドビジネスの伊藤忠」と言われる。コンバース、Evianなどの使用権を有する

丸紅
食料・電力事業に強い。丸紅スピリッツという「泥臭さ」「挑戦者たれ」等のメッセージを掲げている

双日
日商岩井とニチメンが統合してできた商社。航空機に強いほか、海外で組み立てや販売を手がける自動車、東南アジアの肥料などが収益の柱。

豊田通商
豊田グループの原料や設備の調達、物流、海外の自動車販売もう展開などを支援。当然、自動車関連事業が利益柱。近年は風量発電や生活産業などに注力。

仕事内容

ビジネスモデルとビジネス領域


総合商社の仕事は一言でいえばトレーディングに代表される口銭ビジネスだ。そしてその取引先は世界中ではあるものの、半数を超える取引先が日本となっている。

この口銭ビジネスをわかりやすく言えば、取引の間に入って手数料を2~10%ほどもらう仲介のことである。

例えば、図にあるような自動車業界の部品製造会社と車両・エンジン製造会社の間に商社が入った場合、商社は仲介した取引について、部品製造会社からその売り上げの3%をもらうという形である。

手数料は商材によって異なり、花形の鉄鋼では3%などとなっている。ただお分かりの通り、「だったら商社を挟まずに直接メーカー同士が取引をすればいいじゃないか。商社っている意味がないのでは?」となるわけだが、それが意外と意義があるのである。

というのも、メーカー同士が直接取引をするにも「相手に信用がおけないので直接取引はしない」「売り先がない」という事象が発生するためだ。

商社が第三者として間に入ることによって、「商社さんが仲介してくれるなら安心」「商社さんのおかげで売り先が見つかった」となるので、やはり商社の信用やネットワークは意義があるのである。

ただ、ここで商社からすれば、「別におたくの商社でなくても他の商社でもいいんだけど」とメーカーから言われるリスクを常に持っている。

事実、どの商社を使ったところでメーカーからすればそこまで差はなかったりするので、全部の取引を同一の商社に任せるのではなく、半分を三菱商事、半分を双日、という形で分けているケースも多い。その方が、商社からもらえる販売先についての情報量も多くなるからだ。

しかし、商社からすれば、それがリスクである。そこで、事業投資を行ってそもそものメーカーそのものを買収しにいくわけである。

たとえば、先ほどのメーカーを買収してしまえば、そこから生じる取引を全部牛耳ることができるようになり、それによって継続的に儲けることができるため、総合商社の多くが事業投資を行ってサプライチェーンを牛耳ろうとするわけだ。

事業投資によって、その会社からの配当に加えて、その会社の取引から発生する手数料までもを継続的に手にすることができるため、二重の意味で安定収益を得ることができるようになる。この安定収益が潤沢にあるため、総合商社は社員に多くの給料を出せるというわけだ。

ちなみに、英語を多く活用するかと思いきや、取引先の多くは国内のメーカーや小売店であったりするので、英語が帰国子女レベルにできなくても総合商社に入社することは十分に可能である。とはいえTOEICで730点程度は必要なので、商社を目指す方は日頃から勉強しておくことを勧める。

コロナの影響と今後の動向

コロナショックの影響
昨今は新型コロナウイルスの影響で、各産業に甚大な影響が出ているが、商社業界もそれは例外ではない。特に、資源を強みとする商社は今回の新型コロナウイルスに伴う資源安によって、大幅な減損を計上せざるを得なくなった。

業界首位の三菱商事はそれに加え、世界経済原則の波が自動車産業に及んだことから、保有している三菱自動車の減損も計上し、業績は大きく下降した。

三井物産も同様で、保有していた原油の価格が一時半分になってしまったことから、原油価格の複数のプロジェクトで475億円もの減損を出している。

中でも丸紅が最も深刻なダメージを被っており、石油・ガス開発事業や穀物・銅事業などで4220億円もの減損を計上。7社の中で唯一赤字に陥った。

対照的に、国内および非資源領域に強い伊藤忠は高水準の業績を守った。

やはり、国境をまたぎあらゆる産業で活躍する総合商社にとってコロナ禍は大きな足かせになっているようだ。渡航自体が難しい国もある。世界を行き来し、時には多額の投資を決断する商社パーソンにとっては、案件を進めること自体が困難な状況になっているのが現状である。

とはいえ、明るい兆しもある。世界一の投資家と謳われるウォーレンバフェット氏が日本の総合商社に対して大規模な投資をしたことだ。これは、総合商社の業績が今後上向いてい区であろうということを示唆している。

コロナに伴って一時的には打撃は受けたものの、商社はそんな冬の時代をうまく乗り切ってもう一度花を咲かせるのではないだろうか。

入社後のキャリアパス〜総合職・一般職〜

総合職で入社した新卒のキャリアパス
では、総合商社に入社するとどのようなキャリアパスを歩むことになるのだろうか。結論、「これだ」という決まったキャリアパスはない。というのも、事業投資や口銭ビジネスは常に流動的に動くため、組織編成・解散が頻繁に行われるからだ。

ただ、概ね総合職のキャリアパスは以下の通りとなる。
・入社前の配属面談があり、ファーストキャリアの3~6年ががそこで決まる。
・1年目は1ヶ月座学→2ヶ月目から配属となる。採用人事には必ず1年目がいるとのこと。
・2~5年目がジョブローテーション。3~6年で課や部や本部に行くことになる。その中で海外トレーニーを3~6ヶ月ほどいくものもある。海外駐在は最速で2年目で行くこともある。地域によっては危険地手当で給料が2倍になって20代で2000万ほどもらえる人もいる。
・20代後半あたりで、業績にもよるが、年収1000万はサクッと行く。
・採用・人材はキラキラ人材が多くいる。上位1割のエースが配属されている。すごいイケメンや可愛い子が多い。広報の役割を担っているため。

なお、一般職に関しては、どんどん採用人数が減っており、現在は総合職が中心となっている。だが、それゆえに女性の応募数は減っており、これ自体はチャンスでもあるので女性の方は応募していくと良いだろう。

就職するメリット・デメリット

就職するメリットとデメリット
例年、商社は大学生の人気業界ランキングで文理問わず上位に入ってくる。それは、就職するメリットが大きいからである。ここからは商社に入るメリットとデメリットについて解説する。

メリット1.収入が高い
業界地図での平均年収が1290万円、各社の四季報での平均年収が以下の通りとなっている。

三菱商事:1632万円
三井物産:1393万円
住友商事:1437万円
伊藤忠商事:1566万円
丸紅:1453万円
双日:1154万円
豊田通商:1100万円

上記データから分かる通り、総合商社は名だたるホールディングス企業に次ぐ平均年収を誇っている。この年収の高さが魅力である。

メリット2.スケールの大きな仕事に携われる
世界中を相手に取引をしたり、大きな事業所や工場を持っている会社に事業投資を行うことがあるので、総合商社は大規模な仕事に携われるチャンスがある。「日本を代表して日本の売上に貢献している実感がある。」というところにやりがいを感じる商社マンは多いと聞く。

メリット3.色々な人と会える
総合商社の仕事は売買の仲介だ。世界中を相手にするだけに、国や業界問わず様々な人と関わる。人好きならこれほど楽しい仕事はないだろう。配属先によっては、ともすれば海外の要人と会えるかもしれない。まさに人たらしにとってはうってつけの職場であると言える。

メリット4.マネジメントに携われる
事業投資をしているため、投資先の経営改善をして業績を上げるなどの経営経験を若くして詰むことができるのは総合商社ならではのメリットだと言える。ローソンの新浪社長などの経営者人材としてのキャリアを歩みたい人にはオススメだ。

メリット5.コンパでモテる
商社マンは高収入かつ安定であることに加え、海外のビジネスの話などの面白い話ができるため、多くの女性からモテる。

メリット6.新しいことができることがある
最近はCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)や、アクセラレータープログラムなど、各社新しい動きをどんどんしようとしているため、新しいことに関わることもできるだろう。商社はまさに今、第二創業期なのだ。

一方、「学歴社会」「過酷」と言われるように、デメリットもある。

デメリット1.プライベートの時間が取れない
転勤、出張が当たり前の総合商社。「共働きでも転勤なら妻共々転勤が当たり前。」という人もいる。中にはそのせいで奥さんから別れを告げられてしまった人もいるとか。

もちろん部署にもよるが、総合商社においては「ワークライフバランス」の良さはあまり期待しない方がよさそうだ。平気で会食が週5で入ったりするので、プライベートでも様々な付き合いがあると言える。

デメリット2.学歴社会
“日本はなんだかんだ学歴社会”とはよく言うが、総合商社は“学歴社会”が特に色濃く残っているようだ。就職した人のほとんどは東大、京大、一橋、早慶、東工大、旧帝大出身者という実態がある。

MARCHで受かるのは難しい。ほとんどが難関の筆記試験で落とされてしまうというのが理由なので、学歴フィルターがあるわけではないのだが、高学歴が集まる業界であることは間違いない。学歴の壁は覚悟した方が良いだろう。

ただ、採用は各エリアから何名、という形でとっているので、北海道や九州などの地方の学生は強力なライバルが関東ほどはいないので有利かもしれない。加えて、女性の場合は採用倍率が低いので、女性もチャレンジしてみると良いかもしれない。

デメリット3.がっつりタテ社会
日本企業ならではの年功序列。その色が特に強いのが総合商社だ。体育会系出身者が多いということからも頷ける。「先輩の言うことが絶対!」がまかり通る世界だし、「彼は気に入らないから彼のりん議は通したくない」ということがよく起きる。

なかでも投資事業はチーム戦な分、個人の成果が見えにくく、実質は上司の評価次第で人事評価が決まってしまうことも…。「可愛い後輩」を演じられる人は向いているかもしれない。社内には頭の固いおじさんがおおくいて、社内政治はかなり、かなり、かなり多いと聞く。

デメリット4.DXが進んでいない
筆者のヒアリングでは、ITへのリテラシーが低いほか、IT部門への理解がないことが多いのが特徴とのこと。加えて現状、IT人材に対しての給料などもそこまで高くないようだ。

デメリット5.転職時にはそこまで価値が高くない
商社に勤めていたからといって、20代での転職時の価値はそこまで高くはならない。なぜなら、商社はスローキャリアであり、そこまで早く成長するような業界ではないからだ。

加えて、給与水準が高いために転職時にオファーされる金額に対して納得しづらくなるため、なかなか転職しづらい。そういう意味では、一生勤める人にとってはコスパの高い業界だが、転職ありきでキャリアを考えている人にはリスクのある業界だとも言える。

選考フローと採用する人物像

商社の選考フローと選考内容
これについては新卒と転職で若干採用する人材が違う。転職の場合はコンサル出身者やIT人材を多く採用し、入社後に独立遊軍的に仕事をさせているが、新卒については総じて「頭の良い人たらし」をとるというのが特徴である。

ではどのようにして選考を行なっているのだろうか。選考フローは以下の通りとなっている。


1.ES
ESの段階で志望動機を聞いてくる会社はそこまで多くない。加えて、なぜ三菱なのか、なぜ三井なのかということについてもそこまでは聞かれない。それよりも、将来の夢やビジョンなど大きなことを聞いてくるケースが多い。それ以外の設問はガクチカや自己PRなどのオーソドックスなものが多い。

2.Web試験
SPIとC-GABが多い。ここで例年多くの学生が落選している。足切りラインが全業界の相当高めなので注意したい。

3.GD
総合商社と絡めた設問が多く出る。それ以外については特に変わった設問はない。

4.面接
志望動機はガンガン聞かれるため、ここまででOBOG訪問をして各社の違いをきちんと把握しておいた方がよい。加えて、コミュニケーション能力が低い人はサクサク落ちていく。

これは、関わる人が多いためである。仕入先、売り先、物流を手配する担当、経理・財務、法務、リスクマネジメント(与信)などプロマネする対象が多いので、コミュ力が低い人は社内外問わず仕事ができずに落ちていくことになる。

また、三菱商事や三井物産は最近フェルミ推定やケース面接を導入。丸紅はジョブ型採用やナンバーワン採用を導入するなど、各社独自の動きをしている。

総合商社に就職する3つのコツ

内定を獲得する3つのコツ
ここからは総合商社に内定するためのコツについてお伝えする。

コツその1:内定のキモはOB・OG訪問にあり!

総合商社への就職活動をしていくにあたって、避けて通れないのがOB訪問だ。緊張する、何を質問したらいいかわからないなど、いろんな不安はあるだろうが、総合商社に就職したい人こそOB訪問にこだわるべきである。

なぜなら、多くの学生や求職者が総合商社について知っていることは、本当に表面のことだけだからだ。
・口銭ビジネスとは?事業投資とは?
・キャリアパスは?入社後どのようなことをやるのか?
・各社の違いは?
・英語は必要なのか?
・入ってすぐに大きな仕事を任せてもらえるの?
・総合商社にとっての優秀な人材はどんな人か?
などの疑問に、答えが出ている学生は例年ほとんどいない。それゆえに二次面接などで志望動機を聞かれた時に適切に答えられず、落ちてしまうのだ。

しかし、OB・OG訪問をすれば、これらの疑問はすべて解決できる。私の見ていた生徒が三菱商事に内定したときの話だが、

「OB訪問を通じて志望動機が総合商社の現実と離れていたことがわかったり、自己PRについての深堀質問にどう答えれば良いのかを考える機会が得られた」と話していた。

他にも、
「模擬面接をしてもらったときに、面接官についての個人的な情報を教えてくれた(慶応/17卒)」り、「友達と考えただけでは足りない観点からESの添削をしてもらって、こんな先輩になりたいって思えた(京大/16卒)」

というような成功事例があるのでぜひ挑戦してみてほしい。

注意!こんな行動はイメージダウン!

総合商社のOB訪問におけるNG行為集
・待ち合わせに遅刻する
・自分の都合で何度もリスケ
・敬語が使えていない
・ホームページやパンフレットに載っていることを質問する
・派手な服装など、清潔感のない身だしなみ
等、社会人として当たり前のことが出来ていない人はOB・OG訪問の時点でイメージダウンしてしまう。エリート商社マンとしての当たり前をきちんとクリアして臨むようにしよう。

具体的には、質問事項はメモしておく、連絡はきちんとする、お礼メールをきちんと送る…そういった細かい気遣いが出来ればイメージアップにつながり、OB・OG訪問をチャンスに変えられるだろう。

この辺りの当たり前の基準、つまりビジネス基礎力が総合商社だとものすごく高い。この基礎力がない状態で、どれだけESを工夫したりOBOG訪問をしても、単純に落とされてしまうだけだ。よって、普段からビジネスの基礎力を高めておくことが最重要であると言える。

なお、このビジネス基礎力には当然経済ニュースへの感度も含まれる。総合商社はあらゆるビジネスにかんでいく業態であるため、日本に限らず世界レベルでのニュースや経済事情などの情報に興味を持つことが、総合商社マンに求められる資質でもある。

それらのニュースに対して、自分なりの仮説・提案を持てるようになることは当然である。

総合商社は勉強のエリートではなく、商売のエリートだ。得たニュースや情報を基に、どういう商売が成立しそうなのかを考える力を持っている人は、総合商社から見ても欲しい人材ということになるだろう。

少し古い情報にはなるが、2017年卒内定のSさん(東京大学・経済学部)は、「ギリシャの金融危機が起こった時に、これからのEUはどのように動くかについて自分なりの意見を考えたことを面接で言ったら、面接官がニヤリと笑ってくれた」とコメントしていた。

このように、ビジネスの基礎力を高めていくことが総合商社に内定するための最短ルートである。

とはいえ、ビジネス基礎力を高めたい場合は訓練をするに限るので、その場所が欲しい人は就活塾ホワイトアカデミーに来ると良いだろう。

ホワイトアカデミーでは総合商社を含めた一流企業の先生と一緒に、マンツーマンでビジネス基礎力を高めていくことができるので、ぜひ一度無料相談会に来て欲しい。
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コツその2:志望動機をプロマネの文脈から語れるようになれ

総合商社の仕事はとにかく関係者が多く、そこの調整を求められる。よって、プロジェクトマネジメントを行うことが必須だ。その相手が国内のみならず、海外になることもしばしばなので、志望動機はプロマネの文脈を取り入れられると良いだろう。

具体的には、「マネジメントに関わることで社会的インパクトの大きな事業を運営したい」「多くの人を巻き込んで発展途上国の開発に寄与したい」などといった文脈が本来ふさわしいものとなる。

この文脈の上で、各社の「事業の強み」「組織風土」「独自性」といった点に着目すると良いだろう。

なお、ESなどで「他車を巻き込んで何かを成し遂げた経験を記載せよ」ということを商社で聞かれるのは、このようにプロマネが多いからである。

コツその3:筆記試験対策を念入りにせよ

ここで足元をすくわれる就活生が、例年最も多い。総合商社各社で内容が違うため、自分の志望企業に合わせて対策しないと門前払いされる。すでに外資系企業の内定を持っているような人でも、無策で挑んだ結果落とされたという例には枚挙に遑がない。

GAB、CADといった問題集を購入し、繰り返し解き、出題形式に慣れておくとよいだろう。”友達に代行してもらう”なんていうのも最近は流行っているが、総合商社のテストは身分証の提示を求められるテストセンターによるものが多いため、通用しない。日頃からきちんと勉強しておこう。

ちょっと意外な3つの就職テクニック

内定を獲得するための3つのポイント
ここではちょっと意外な総合商社に受かるためのテクニックを紹介する。

1.外資コンサル会社のインターン経験を積む

実は外コンの内定を持ちながら総合商社に行く人は多くいる。言い換えれば総合商社は外資系コンサルティング会社が欲しがるような頭の良い人材を求めている、ということでもある。これは新卒に限った話ではなく、中途においても外資系の戦略系のコンサル出身者を商社は多く採用している。

なぜかといえば、コンサルティング会社も同様に多部署との調整が必要なプロジェクトマネジメントを数多く行なっているからで、業務適性としては似ている部分が多くあるからだ。加えて、中途でコンサル出身者を取るのは、総合商社が遅れているDXを推進するためでもある。

よって、新卒の学生であれば夏や秋にマッキンゼーやBCGなどの外資系コンサル会社のインターンに挑戦してみると良いだろう。東大・京大生が中心のインターンとなるため狭き門ではあるが、インターンに受かってその後の選考で内定が出れば、総合商社に内定する難易度は下がるだろう。

なお、就活塾ホワイトアカデミーでは外資系コンサル会社のインターンに行くためのトレーニングも行なっているので、本気の人は一度無料相談会に来て欲しい。

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2.体育会の部活に入る

総合商社において、未だ体育会系というのは一定の信頼がある。というのも体育会では多くのOBOGなどの関係者を巻き込みながら部を運営していく必要があるし、先輩後輩の礼儀がしっかりしている縦社会だからだ。そして、商社での多忙な仕事をこなすだけの体力が身についていることも理由の1つである。結果、体育会の過酷な環境で育った学生は総合商社の仕事環境に馴染みやすいのだ。

よって、スポーツが嫌いでなければ体育会に入るのも就活戦略として有効である。ただし、大学や部によってはかなり過酷な環境なので、それなりの覚悟が必要であることも覚えておくこと。

3.就活塾を利用する

ここまで何度も述べてきたが、総合商社に行くためには卓越したビジネスコミュニケーション能力に加えて、他者を巻き込んで何かを達成するプロマネの経験をアピールする必要がある。

これらを全て独学でできる学生はほとんどいない。それゆえにビジネスコミュニケーション能力を高めたり、面接やESの対策をしたり、加えて筆記試験の対策をしてくれる就活塾に多くの学生が通っているのが現実だ。

もしあなたが総合商社に行きたいけれども何から始めれば良いのかわからない場合は就活塾ホワイトアカデミーの無料相談会に来ると良いだろう。

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総合商社で活躍できる人材とは

商社業界で活躍する人材の特徴
以上、今回は総合商社について解説してきた。

結論、総合商社で活躍できる人材は一言でいえば「頭の良い人たらし」である。自然と気配りができ、その人と話していると気持ちが良くなるようなタイプの人だ。そういった人は商社に入った後もバリバリ活躍して昇進していくことができるだろう。

一方、ただ単に頭が良いだけの人材であれば、入ることがそもそも難しいし、仮に入ったとしても、入社後に苦労することが多い。前述した通り、頭の固いおじさんが多くいる体育会気質の縦社会であるから、IQだけが無駄に高いと上司に気に入られず自分の稟議が通らなかったり、パワハラにあったり、左遷されたりすることが十分にありうる。

その辺りを十分考慮して総合商社へを目指すことを勧める。

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【2022年卒版】新卒で入りたい一流ホワイト企業ランキングTOP100

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