薬学部の就職率・就職先・年収を大公開!薬学部生の生の声もお届け!

薬学部に在籍中のあなた!

就活のことを考え始めると、就職率や就職先、年収が気になるところではないでしょうか。

「薬学部なの? じゃあ薬剤師になるんだね〜」なんて薬学部生が聞かれがちな質問ですよね。

でも、最近はドラッグストアー や麻薬取締官、製薬会社の研究・開発職など、就職先は多岐に渡ります。

今回の記事では、薬学部の就職率・年収をまとめて大公開しています。

そして、薬学部生の生の声も聞いていますから、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

※この記事の内容は、あくまで一般的なものです。ホワイトアカデミーの無料相談会に参加すると、就活のプロからあなたにピッタリのアドバイスがもらえます!

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投稿:2018.11.12 | 最終更新:2018.12.05

就活では色々な情報が飛び交い、正直、何をすればいいのか分からないですよね? 今のあなたは、初めての就活(もしかしたら2回目かもしれませんが)を前にして、色々と…

薬学部の就職率は?

指でポイントを指し示す女性

さて、気になる薬学部の就職率を見ていきましょう。

薬学部の就職率はほぼ100パーセントといわれています。これは大学によって違いますから、薬学部をもつ大学の数値をいくつか見ていきましょうか。

  • 昭和薬科大学 88.6パーセント
  • 岐阜薬科大学 90.5パーセント
  • 東京薬科大学 94.6パーセント
  • 明治薬科大学 96.0パーセント
  • 大阪薬科大学 97.6パーセント
  • 京都薬科大学 98.3パーセント
  • 星薬科大学  98.5パーセント

引用(https://toyokeizai.net/articles/-/183011)

驚くべき数値ですよね。薬科大学は軒並み高い就職率を誇っています。

これは、薬学部の出身者の多くが「薬剤師」の資格を取得している、というのが大きな理由として挙げられるでしょう。

また、薬剤師でないと取得できない資格などもありますから、そういった資格を取得することでさらに仕事の幅は広がります。

こういった要因によって薬学部の就職率は高い値を出しているのだと考えられます。

薬学部の就職先は?

さて、次は薬学部の就職先について見ていきましょうか。

薬学部の就職事情について、当サイト管理人の白河が現役薬科大生の春美さん(仮名)にインタビューしてきましたから、ぜひ参考にしてくださいね!

白河
春美さん、本日はよろしくお願いします。
春美さん
よろしくお願いします。
白河
春美さん、さっそく質問なんですが、薬学部の先輩は、主にどのような就職先を見つけていますか?
春美さん
そうですね… 病院が一番多いと思います。あとは、薬局、製薬会社、MR、麻薬取締官などの公務員、ドラッグストアなどがありますね。
白河
なるほど。やっぱり生の声は参考になりますね。ちなみに、薬学部生だと、一般企業とかを目指す人はどのぐらいの割合でいそうですか?あ、肌感覚で構いませんよ。
春美さん
薬学科の人だったら1割もいないかもしれないです。創薬科だったらほとんどが一般企業だと思います!
白河
そうなんですね、ありがとうございます。

春美さんのインタビューはまだまだ続きますが、その様子はもう少しあとでお伝えしますね。

それでは、各就職先について見ていきましょう。

病院・医療施設

さて、春美さんのいう通り、病院・医療施設に就職する方も薬学部に多いようですね。

病院での薬剤師の仕事内容は、薬の調剤、注射薬・点滴の調製などが主な仕事になってきます。

特に注射薬などは急性期の患者さんに使用されることもあり、血管内に直接投与されるので効果は比較的強くなっています。

急性期に使用されるということは、患者さんの病状に応じて処方内容が異なってくる、ということです。

ですから周囲の医師、看護師と綿密な意思疎通・連携が欠かせません。そのため、病院勤務でもコミュニケーション能力は必須と言えるでしょう。

また、外来の患者さんにとどまらず入院中の患者さんにも適切な薬の飲み方の指導を行ったり、薬の品質管理・在庫管理も行う非常に手びろい仕事です。

そして、TDM(治療薬物モニタリング)・NST(Nutrition Support Team)も病院に勤務する薬剤師の大切な仕事です。

TDMとは、血液中の薬の濃度を測定し、患者さん一人一人に合った薬の量や投与方法を決めるモニタリング方法です。

NSTとは、主に低栄養の患者さんを相手にし、薬の吸収や副作用による食欲不振の状態を患者さんごとに把握し、医師にその改善策を提供する役割のことです。

このように、病院勤務の薬剤師は患者さんに長く関わることも多いので、患者さんが退院するまで継続的に付き合いを続けることができます。

ですから患者さんが退院した時の達成感は大きいといえるでしょう。

そして、病院勤務の薬剤師が対応するのは患者さんだけではありません。時には新薬の説明を看護師さんや医師に行うこともあります。

こういったことから、継続的なスキルアップが望めるでしょう。

薬局の薬剤師

「薬局」はすぐに挙がる就職先ですよね。

皆さんも医者で処方箋をもらって、薬局で薬をもらった経験があることでしょう。

薬局へ就職すると、こういった処方箋の調剤が主な仕事になって来ます。

患者さんとコミュニケーションをとることも求められるので、一人で黙々と仕事していたい…という方には少しハードルが高いかもしれません。

例えば、その患者さんが副作用を起こしたことがないか、薬の飲み合わせは大丈夫かなどを確認する場面で、コミュニケーションをとる必要が出て来ますよね。

こういった声がけが必要不可欠ですから、薬局に就職を考えている場合はコミュニケーション能力を向上させておく必要があるでしょう。

製薬会社

さて、次は製薬会社をみていきましょう!

製薬会社の職務は3つのジャンルに分類できますから、ひとつづつ解説していきますね!

研究職 

研究職はそのままの意味です。薬を開発するための技術の研究、新薬を創り出すための研究を行います。

研究職は研究所で実験を行うのが主なお仕事です。

会議などで出張することもありますが、基本的には研究所で継続して研究を行います。

学生時代に毎日のように研究をしていた学生にとっては、大学生活の延長のように思えるかもしれませんね。

研究する分野によって班が分けられ、その班の中で毎日のように実験を繰り返し研究結果を出していきます。

開発職

開発職は、新薬の安全性や有効性を確認するのが主なお仕事です。

安全性、有効性を確かめるために、研究所から上がってきた新薬を臨床試験(人体に投与)します。

この臨床試験がないと、新薬は社会に出回ることができません。

MR

MRとは、(medical representative)を略したものです。医療情報担当者とも呼ばれます。

そのお仕事は簡単に言えば医療の営業職、と言えるでしょう。

自社開発の医薬品の有効性や安全性をアピールするために、たくさんの病院、薬局を訪問し売り込みます。

また、医療現場で働く医師や看護師から意見を聞いて、自社での研究開発の助けにするのも重要なお仕事です。

新薬を開発するにあたって、現場の声を聞くのはとても大切なことなんですね。

しかしMRは、出張や転勤が多かったり、残業が多い…といった面もあります。

ですから、MRへの就職を考える際には実情をしっかりと調べておくことが重要です。

補足1:製薬会社について

新薬の研究、開発にはお金と時間がかかります。

一つの新薬を開発するのにかかるお金は200~300億円にも達すると言われていますし、新薬が世間に流通するまでには10年ほどかかるとも言われます。

新薬が世に出回るためには、効果があるかを実証し、副作用などの安全性、保存性もきちんと研究されている必要がありますからこんなに時間がかかるんですね。

製薬会社側も優秀ではない人材にお金はかけたくありませんから、研究開発職に就職するのは非常に狭き門だと言えるでしょう。

俗にいう「学歴フィルター」で落とされてしまうこともザラです。

一方、病気に悩む患者さんのために、自らが新薬開発に関わることができますから、薬剤師としてのやりがいの大きさはいうまでもありませんね。

そのため、研究開発職は毎年のように競争度の高い職種になっています。

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投稿:2018.11.12 | 最終更新:2018.12.05

就活では色々な情報が飛び交い、正直、何をすればいいのか分からないですよね? 今のあなたは、初めての就活(もしかしたら2回目かもしれませんが)を前にして、色々と…

またMRについて言えば、年に一度「MR認定試験」という試験が行われています。

この試験に合格しなくてもMRに従事することはできますが、合格しておいたほうが信頼度は上がるでしょう。

ドラッグストアー

最近は、医薬品の販売だけではなく、調剤もできるドラッグストアーも増えていますね。

ドラッグストアー での薬剤師の業務は、処方箋の調剤などが主な業務です。

しかし、「ドラッグストアーの薬剤師って、調剤以外にレジとかもやってるよね…」などと、ドラッグストアー勤務は雑用が多い、と思う方もいますよね。

確かに接客や品出し、ポップ作成などを行うこともありますが、それはマイナスの効果だけを与えているわけではありません。

販売促進に関わることによって、薬の知識だけでなく、店舗運営のスキルも身についていきます。

ですから薬から店舗運営へと興味が移り、店舗運営の道でキャリアを積んでいく薬剤師もいるんですよ。

また、最近は年中無休のドラッグストアーも増えていますよね。そのため、土日祝日でも勤務する場合があります。

ですが、ドラッグストアー側も独自に休暇制度を作ったりして、薬剤師の負担を減少させようと試みているんです。

これまでは、一店舗に一人の薬剤師しかいない、というのが通例でしたが、最近は二人体制の店舗も増えてきています。

今までよりも休みは取りやすくなっていると言って良いでしょう。

補足2:ドラッグストアーの採用事情

皆さんもきっと行ったことがあるドラッグストアー。最近は様々な場所で見かけますよね。

近年ドラッグストアーは、M&Aなどによって店舗数をどんどん増やしていっています。

こうして店舗が増えることで人手が足りなくなり、最近は採用活動を積極的に行っているんです

ですが、2009年に薬事法の規制が緩和されたので、薬剤師でなくても『登録販売者』によって一般用医薬品の販売ができるようになりました。

ですから、ドラッグストアーへの勤務を希望するならば薬剤師資格にプラスする強みを持っておいたほうが良いと言えるでしょう。

CRA(臨床開発モニター)

CRAという仕事をご存知ですか?CRAは(Clinical Research Associate)を略したもので、日本語では臨床開発モニターという意味です。

治験をするときの契約、モニタリング、治験終了の手続きなどを行う仕事です。

治験をきちんと終えるためには、CRAの存在が欠かせません。

CRAは治験が始まってから医師、看護師たちと継続的にコミュニケーションをとっていきます。

そのため、CRAの仕事を通して覚えることができる医療知識も多いでしょう。

やりがいと同時にスキルアップも狙えるお仕事です。

しかし、勤務地が東京や大阪などの都市部に集中しているので、地方から就職を目指すためには距離的な問題が発生してきます。

また、いくつかの病院を行き来するので、出張が多く発生することが見込まれるでしょう。

CRC(治験コーディネーター)

CRCは(Clinical Research Coordinator)の略で、治験コーディネーターと呼ばれる職種です。

治験の内容を被験者に説明し、治験に関わる事務業務全般を行ないます。

被験者の治験への不安などを取り除くために相談相手になることもあります。

被験者・医師・看護師・製薬会社のすべてと関わっていくことになるお仕事です。

あなたが関わった治験により薬が流通した際には、大きな達成感を得ることができるでしょう。

出張・残業・夜勤はほとんどありませんし、比較的土日も休みを取りやすいお仕事です。

公務員

薬学部でも公務員を狙うことは十分可能です。

公務員になった場合、薬学部はどのような活躍の場があるのか見ていきましょう。

国家公務員か地方公務員かで仕事が変わってきますから、分けて説明していきますね。まずは、国家公務員からです。

薬学部生の国家公務員としての働き方①薬系技術職員

厚生労働省で薬系技術職員として働く方が多いようです。

薬事分野を中心に、医療・経済分野や研究・開発分野など、業務請負内容は多岐に渡ります。

調剤をすることはないため、必ずしも薬剤師らしさがあるとは言えないかもしれませんが、裏方として関わっていくことを苦に感じない方なら大丈夫でしょう。

薬学部生の国家公務員としての働き方②麻薬取締官

麻薬取締官とは、厚生労働省の地方厚生局麻薬取締部に所属している職員を指します。

国家公務員一般職(大卒程度)に合格するか、薬剤師国家試験に合格してから麻薬取締官の採用試験に応募し、面接試験を受けたのちに採用者が決定します。

採用後はいくつかの研修を受け、それが終了してから晴れて麻薬取締官として任命されます。

麻薬取締官になるためには、医薬の知識に止まらず、法律の知識や語学力も必要になってきます。

捜査では尾行・張り込みを行うこともありますから、体力も大切です。

地方公務員

次は地方公務員です。地方公務員を希望する場合、特定の部署に応募して受験する形式ではありません。

ですから、採用されるまでは配属がどこになり、どのような作業をするかは分かりません

今回は、地方公務員になった場合に配属されることが多い職務を解説していきます。

ですが、地域によっては業務内容が異なる場合もあります。

ですから、あなたが志望する自治体はどのような業務を行なっているのかしっかりと確認してくださいね。

薬学部生の地方公務員としての就職先①保健所

保健所に勤務が決まった場合は、地域の薬局の立ち上げの認可や、公衆浴場、理髪店などの業務に関わる指導や開設許可、監視指導も行います。

飲食店であれば、衛生状態の検査や、食中毒予防の指導を行うこともあります。

仕事相手が企業になることも多いので、疎ましく思われることもあるかもしれませんが、社会に必要不可欠なお仕事です。

薬学部生の地方公務員としての就職先②衛生研究所

医師、薬剤師、獣医師など専門の職員が所属し、ウイルスや細菌、水道水の検査や研究などをしています。

地域で感染症が発生した時などには、原因の究明を行います。

こうした調査・研究を通して地域住民の健康を守る仕事です。

薬学部生の地方公務員としての就職先③市立・県立病院

地域の公立病院に配属されることもあります。

民間の病院、薬局と業務に大きな変わりはありません。

補足3:薬剤師はAIにとって代わられる!?

「薬剤師の仕事はやがてAIに乗っ取られる…」なんて聞いたことありませんか?

薬学部生からしたら不安で仕方ないですよね。

イギリスのオックスフォード大学が発表した“The Future of Employment”という有名な論文があります。

その論文では、「現存の47%の仕事がAIに奪われる」と記述されているんです!

…恐ろしいですね。

それでは、薬剤師はどうなのでしょう。

同じ論文では、「薬剤師が今後10〜20年で仕事を奪われる可能性は1.2%」と記述されています。

少し安心しましたか?

ですが、10〜20年を過ぎたらどうでしょうか。未来のことは誰にも分かりませんから、うかうかしていられません。

いつか、薬剤師の資格に加えた強みが必須になる時代がやってくるかもしれません。

薬学部卒で薬剤師資格を持っていない場合

さて、お待たせしました。白河と春美さんのインタビューの続きです。

白河
薬剤師免許を取らない、っていう人は、どんなところに就職しているか、知っていたら教えてください。
春美さん
食品関係の会社、化粧品の会社、製薬会社が主だと思います。
白河
そうですか、ふむ、メーカーが多いようですね。春美さん、本当にありがとうございました!

薬学部出身で薬剤師資格を持たない方は、どうやらメーカーに勤めることが多いようですね。

薬学部の年収は?

さて、ここまで様々な職種を見てきました。ここからはそれぞれがどれぐらいの年収なのか見ていきましょう。

  • 病院薬剤師 平均521.7万円
  • 薬局薬剤師 平均583.8万円
  • 製薬会社の研究職 平均700万円
  • 製薬会社の開発職 600万〜800万円程度
  • MR 684万円
  • ドラッグストアー 平均513.4万円
  • CRA 平均600万円
  • CRC 平均500万円
  • 公務員 初年度年収平均 320万円

やはり年収で目立つのは研究職、開発職ですね。採用倍率がかなり高くなっていることも要因かもしれません。

また、MRについては個人差が大きいと言えるでしょう。売り上げを出せるか出せないかで年収が大きく変わってくるのがMRです。

最後に

いかがでしたか?

薬学部の皆さん、参考になったでしょうか。

この記事があなたの将来を考える助けになっていれば嬉しいです。

それではまた、別の記事でお会いしましょう!

※この記事の内容は、あくまで一般的なものです。ホワイトアカデミーの無料相談会に参加すると、就活のプロからあなたにピッタリのアドバイスがもらえます!

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投稿:2018.11.12 | 最終更新:2018.12.05

就活では色々な情報が飛び交い、正直、何をすればいいのか分からないですよね? 今のあなたは、初めての就活(もしかしたら2回目かもしれませんが)を前にして、色々と…

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ABOUTこの記事をかいた人

編集長の白河を筆頭に、「人材紹介会社や大学のキャリアセンターでは教えてくれない、就職活動の本当の情報」を書いていくライター集団。人材紹介会社の不都合な真実を暴き、就活生・転職者が天職を見つけてイキイキ働くために役に立つ情報だけを徹底的に公開していく。詳しいプロフィールは、フッターの「はじめての方へ」からご覧になれます。