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最終更新日 2023.02.28

学部・学科別の就職対策

就職に有利な10の学部を文系・理系問わず一挙公開

就職に有利な学部を"10種の学部より厳選"【文系/理系を網羅】
あなたは就職に有利な学部と言われた際に、どんな学部をイメージするだろうか?

文系、理系の中には、就職に有利な学部が存在する事は確かだ。

この記事では、就職に有利とされる学部を企業の目線から捉え、なぜその学部が有利なのか理由も解説していきたい。

各学部の就職状況や、特徴などが分かりあなた自身の就活にも役立てられるはずだ。

この記事を書いた人

竹内 健登

Kento Takeuchi

東京大学工学部卒。大手一流ホワイト企業の内定請負人。就活塾「ホワイトアカデミー」を創立・経営。これまで800人以上の就活をサポート。塾はカリキュラムを消化した塾生のホワイト企業内定率100%を誇り、カリキュラムを消化したにもかかわらず、ホワイト企業の内定が出なければ費用を全額返金する返金保証制度を提供中。2019年に『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』(日経BP刊)を出版し、「親が子育ての集大成である"就活"に臨む際の必読書」、「これができれば本当に一流企業に内定できる」と話題。塾のYouTubeチャンネルではホワイトな業界の紹介や大手企業の倍率、ESの添削を公開するなど塾の就活ノウハウを一部紹介している。

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCm1vSnSBj7kksfi8GIBnu0g

就職に有利な学部はあるのか

就職に有利な学部はあるのか
それではまず、就職に有利な学部があるのか解説していく。

結論から言うと、”文系”なら実学系の「商学、経営、経済学部」、”理系”なら仕事に直結する「情報工学、工学、薬学、看護、医学部」が就職に有利だ。

これらが就職に有利と言われる理由は後ほど、詳しく解説していくが、どれも共通している事は”仕事に役立つこと”を学問にするという事だ。

実際のところ、勉強にこだわらなくても仕事に役立つことさえやっておけば、就職では有利になる。

就職に有利な学部【文系編】

就職に有利な学部【文系編】
それではまず、文系で就職に有利な学部を取り上げていく。

下記の学部に所属していれば、他の学部の学生よりは就職で有利な立ち位置となる。

商学部・経営学部

文系では商学部や経営学部はやはり就職に有利な学部として、一番に挙げる事ができる。

というのも、商学や経営学は企業の事業活動、ビジネスの現場に必要なことを学問対象とするからだ。

例えば、商学部なら、会計、マーケティング、貿易、企業の財務面のお金周りについて学び。

経営学部なら、経営戦略、組織戦略、財務会計といったものを中心に学習し、会社組織でいかに利益を最大化するのかといった事を学問とする。

これらの学びを経て、企業に入社した後もお金の流れを把握できる商学/経営系の出身者たちは企業にとって頼もしい存在となる。

特に会計の知識などは、どの業界に行っても必ず必要になる素養でもあるので、この学部の者は意識的に数字の強さを磨くと良い。

関連記事:経営学部の就職とは?実態と対策ポイントを徹底解説
関連記事:商学部の就職について【おすすめな業界と職種も網羅】  

経済学部

経済学部
経済学部も就職に有利な学部と言える。

商学部や経営学部と並んで、実学系の経済学部も企業にとって必要な”数字の強さ”が身に付くからだ。

経済学部では、主にミクロ経済、マクロ経済といった経済学の基礎体系から学んでいき、公共経済学、実体経済といったものも扱う。


  • ミクロ経済学:消費者や企業を対象とし、需要と供給など市場の動きを分析する

  • マクロ経済学:消費者、企業、政府を一つにまとめて、社会全体から動きを見ていく


経済学に必要な素養と、それを活かせる進路


経済学には、多くの数式を元に授業を行なっていくので、微分積分、統計、線形代数などの数学の知識が必要だ。

経済成長率や失業率、インフレ/デフレ、為替レートなどといった経済の全般が学べる為、企業の事業活動にも役立てる事が可能である。

商社や大手メーカー、金融機関はこういった経済の知識を踏まえて、事業計画、部署ごとの販売戦略を練っていく。

経済学部出身者であれば、世界経済の動向を分析しながら、企業の事業展開で正しい方向に導く事ができる。

上記が就職で強い理由の要因にもなっている。

関連記事:経済学部の就職について【その実態と人気の業界まで解説】 

法学部

法学部
就職に有利な学部として、法学部もその一つに挙げておく。商学部や経済学部ほどでは無いにしろ、就職では不利にならない。

理由として、MARCH、関関同立以上の法学部であればどこの大学も偏差値が高いからだ。

難関大の法学部出身者は、面接においては良い印象を与えられるだろう。

法学部では、主に法律ができた背景や根拠、身近に起こる一般社会の問題や事件などに対して、法律と関連付け紐解いていく学問だ。

端的に言えば、「利害の対立する者同士のトラブルを分析し、論理的に解決に導いていく」のが法律である。

法学部が就職で活かせる強み


法学部で学ぶと、言葉の説得力が養える。

なぜなら、大学の授業やゼミなどで模擬裁判などの、ディベートを行う機会が多々あるからだ。

法学部では、六法などで学んだ上、過去の事例やケースを参考にクラスメートと議論し、法律の知識を身に付けていく。

結婚や相続の問題、ビジネス上の企業同士の訴訟問題、知的財産権や国を跨いだ紛争など、法律で扱う事は多岐に渡る。

これらの問題を取り上げて、ディベートを行うことで、適切な法律の知識に則って論理的な説得力を養う事ができるのである。

言葉の説得力が身に付く事で、就活の面接においても正しい論理展開で相手が納得できる説明ができるようになる。

これらは法学部の出身者が特に活かせる、就職においての強みと言える。

関連記事:法学部の就職先でベストな選択肢とは?法曹界の情報、資格類も解説 

外国語学部

外国語学部
文系で就職に有利な学部として、この外国語学部も覚えておくと良い。外国語学部が有利な理由としては、その語学力が企業から評価されるからだ。

語学に長けた学生であれば、大手メーカーから、外資、商社など活躍しやすい業界で評価されやすい。

外国語学部では、語学だけに留まらず、異文化に対する柔軟性や外国人とのコミュニケーション力、活字の読解/文章力も武器となる。

大手の企業であればあるほどに、海外の取引先も増えて、上記の要素がビジネスで活きる事が多い。

外国語学部の学生が、就活で力を発揮するには


外国語学部の学生であれば、できれば長期の交換留学経験、海外インターンなどを経験しておくと就職でかなり有利になる。

なぜなら、交換留学には高いGPAと英語力が必要とされ、海外の大学で学んだ経験は困難を乗り切ってきた証明にもなるからだ。

また海外インターンは、現地の職場で外国語を使いながらビジネスの経験を積める為、自然にビジネス戦闘力が身に付き、相当な強みとなる。

これらは外国語学部の学生が、就職を有利にする事に繋がる。

関連記事:外国語学部の就職で人気の進路とは?強みが活かせる8つの業界 

就職に有利な学部【理系編】

就職に有利な学部【理系編】
続いては、理系の中で就職に有利な学部を取り上げていきたいと思う。下記の学部であれば、まず就職で不利な状況になる事はない。

情報工学部

理系の就職に有利な学部として、情報工学部が挙げられる。

就職に有利な理由は、情報工学出身者は、コンピューター関連のスペシャリストとして、IT業界で必要不可欠の存在だからだ。

情報工学では、コンピューターサイエンスなどの情報処理を行う分野や、コンピューター自体、ソフトウェアの基礎から高いレベルの情報処理技術を対象とする。

コンピューターはパソコン、スマホに限らず、家電製品から、自動車、鉄道、ビルや工業施設のあらゆる所で組み込まれ、利用されている。

Youtubeの動画が視聴できたり、スマホでネット通販から商品を購入できるのは、全てコンピューターサイエンスの技術によるものだ。

情報工学の中で、特に注目されている技術


情報工学の中で、特に注目されている技術
情報工学の中で今最も飛躍的に、成長している分野がある。

「人工知能(AI)」の領域だ。

近年、AIの技術が特に活用されている自動車の自動運転技術は、車体に付いているカメラで他の車や歩行者、看板/標識を認識し危険を自動回避する。

他にもAIはエネルギー分野にも強い。

なぜなら、発電には自然エネルギーの利用が期待されるが太陽光や、風力発電は天候によって、電力の確保が不安定になる。

従って、AIを活用すれば、気候条件が悪い時に自動で切り替えて安定供給を実現できる。

AIの力を使えば、これまで解決困難だった課題を無くしていく事ができるのである。

参照元:スタディサプリ進路 情報工学とはどんな学問?

情報工学部の学生が活躍できるフィールド


理系の中でも、就職に有利な学部である情報工学部の学生の場合、進路先の候補の1つにAI領域でのエンジニア職としての仕事や、データサイエンティストがある。

これらの職業はまだ日本ではそれほど認知されていないが、米国では給与面も高く、優秀なエンジニアの争奪戦がなされている。

日本も今後は、高い需要が見込まれる職業であるため、コンピューターサイエンスの専門職に就くのは将来性が極めて高い事が言える。

工学部

工学部
理系の中で就職に有利な学部として、工学部が挙げられる。

物理学や化学、数学をベースとして、経済に発展するものを作り出す事ができるのが工学部だ。

工学部が就職に有利なのは、言うまでもなく、製造業やインフラ、鉄道、化学メーカーなど多くの業界で必要とされるからである。

「機械工学」、「電気工学」、「応用化学」、「建築学」といった学問に分かれるが、工学部出身者であれば、下記の職業が思い浮かぶはずだ。


  • 機械開発・設計

  • 品質管理

  • 電子回路設計

  • 電気設備設計

  • プログラマー

  • システムエンジニア


上記はほんの一部だが、これらの仕事はどの業界にも必要になり、工学部生は企業から重宝される。

また工学部の学生は大学院に進む者も多いので、下記にその利点などを解説する。

工学部生が院に進むメリットやデメリット


大学院に進む場合、学部卒より高度な専門性を身に付ける事ができ、研究職や開発職を募集している企業にも応募する事ができる。

これらの職種では、修士卒以上を採用条件としている事が多く、院卒の者は進路の選択肢が広がると言える。

また院に進めば教授と近い距離で指導を受けられ、推薦をもらえたり、海外の論文発表の機会を得れば、語学力、プレゼンのスキルを鍛えることもできる。

一方で院に進むデメリットとしては、社会人のスタートが2年遅れる事だ。

しかしその2年をどう見るかは、人によって異なるので、必ずしも不利ということはない。

関連記事:工学部の就職先はどこが良い?大学院に進む場合のメリットとは 

薬学部

薬学部
薬学部も理系の中では、就職に有利な学部であると言える。

薬学部では、薬剤師や医薬品領域で専門性を高めることになるが、卒業後はそのままそれらの専門職に就く事ができる。

薬剤師の資格を取得して卒業すれば、薬局、病院などの薬剤師として薬の処方、服薬の指導などにあたる。

また院卒の者であれば、製薬会社での新薬の研究・開発に取り組む事ができる他、化学・衛生分野の企業にて研究者や技術者の仕事もある。

進路先としては、まとめると下記になる。


  • 薬局・病院の薬剤師

  • 民間の研究、開発職「製薬・化学・食品メーカー等」

  • 公務員薬剤師、学校薬剤師、麻薬取締官

  • MR

  • 大学院進学


ちなみに誰もが知るような大手の製薬企業の研究、開発職は、旧帝大以上のトップクラスの薬学部生が少ない採用枠を争い、とても倍率が高い。

従って、早いうちから自分の行ける進路を見定めて、それに向かって準備しておく事が必要だ。

薬学科で5年生などになれば、実習が始まり忙しくなるので、前もってES、筆記対策、面接の準備は4年生のうちにやっておくと良い。

関連記事:薬学部の就職先を一挙に公開!【最良の進路とは?】 

看護学部

看護学部も就職に有利な学部としては、外すことができない。

女子学生におすすめと言えるがこの学部に通うことで、看護師国家試験の受験資格を得る事ができる。

また大学によっては、保健師、助産師、養護教諭などの資格を取得できる所もある。

※養護教諭:小学校や中学校の保健室で働く職員。

看護師の試験を突破すれば、看護師になる事が可能だ。看護学部は、教養科目、語学、解剖学、病理学などといった医学分野中心に学んでいく。

看護師や保健師などの進路の他に、医薬品関係、感染症研究、治験のコーディネーター、美容クリニックなど幅広い。

他にも産業看護師として、一般企業に就職する事もでき、社員の怪我や体調不良をケアしたり、精神面でのサポートを行うこともある。

医学部

医学部
就職に有利な学部として、やはりこの学部がトップに挙げられるだろう。

入学するのは、他学部と異なりはるかに難しいがもし入学でき、医師国家試験を合格すれば研修医として、大学病院、総合病院での医師になる事ができる。

また国内外の大学、機関で医療の研究者になったり、公務員として医療の行政で働いたり、民間の産業医としての仕事もある。

またごく稀に医学部卒から、理系で培った知能を使い外資金融やコンサルなどへ進む者もいる。

医学部に入れるような学力があれば、どこの業界の頭脳労働でも通用するはずである。

学部別の平均年収ランキング

学部別の平均年収ランキング
ここでは、学部別での平均年収ランキングを表にしている。

どこの学部出身者であれば、高収入になりやすいかが大まかに分かるだろう。

出身学部別の平均年収ランキング (30代)

順位学部年収
1位医・歯・薬学506万円
2位理・工495万円
3位経済・経営・商480万円
4位法・政治476万円
5位情報471万円
6位農・獣医・畜産423万円
7位教育416万円
8位スポーツ・健康科学407万円
9位国際402万円
10位社会394万円

参照元:まいにちdoda あなたの出身学部は何位?学部別の平均年収ランキング

上記のように、医・歯・薬学部がトップに位置し、次に理・工、3番目に経済・経営・商と続いている。

上位に来る学部の特徴としては、大学で学んだ内容をそのまま仕事にも活かしやすい事が挙げられる。

就職で不利なイメージのある学部

就職で不利なイメージのある学部
ここからは、一般に就職で不利な印象を持たれる学部について解説していく。

ただ実際にはこれらの学部でも、就職に有利な学部と比較して遜色ない企業に就職できているので、そこまで気にする必要もない。

文学部

文学部は、「文学、心理学、歴史、哲学、宗教、考古学」などの人文科学を学ぶ。

就職では、不利なイメージを持たれがちだが、文系から総合職に行く場合は他の学部とそこまで大きな差はない。

なぜなら、総合職採用は専門性が必要ないからである。

日本の企業は新卒採用した社員をOJTによって、イチから育て上げる文化があり、入社時に専門スキルは必要としない。

従って、いくら文学部で海外の文学作品の研究にのめり込んでいても、それが就職に不利にはならないので安心していい。

しかしながら、”不利にならない”だけであって、商学部や経済学部で会計を極めた学生や、統計の熟練者と同じ土俵に立たされると分が悪い。

なので、文学部の学生は得意の語学や、文章力を磨き、自分の強みを持っておく事だ。

就職に有利な学部の学生たちと張り合える準備をしておこう。

関連記事:文学部は就職に不利なのか? 強みを発揮できる業界•職種を完全網羅 

人間科学部

人間科学部
人間科学部は人間を対象として、探究する学問だ。

人体の構造から、人間の心理、人間関係や社会学とのつながりなど、人を起点として多くの視点から学問を追求する。

この学部も、就職で不利と言われる事があるが、人間科学部で養える力を活かせば不利になるどころか有利に働くこともある。

それは"俯瞰する力を仕事で活かせる"事である。

物事を俯瞰し、冷静に対処する力


人間科学部では興味のある研究対象を、多くの学問体系から多角的に捉えていく事で、広い視野や冷静な考え方を身に付ける事ができる。

例えば行動心理学で、ある環境下、状況においての人間の心理的な変化がどのように起こりその対処法を知っておけば、社会に出てからもこの素養が生きる。

人が組織の中で、働く際に受けるプレッシャーやストレスというのは、大体同じものだからだ。

こういった心理学の体系を用いて、社会に出た際にトラブルにあっても、広い視野で冷静に受け止め対処する事ができる。

これらのクレーバーな思考ができれば、就職に有利な学部がライバルで同じ土俵にいても、引け目を感じる事が無くなるはずだ。

関連記事:人間科学部の就職先はどうしたら良い?特有の活かせる強みも解説 

社会学部・心理学部

社会学部・心理学部
続いては、社会学部、心理学部についても取り上げる。これらの学部も、就職で不利な印象を持つ者が少なくない。

これらの学部では、下記のようなことを学んでいく。


  • 社会学部:社会と人間を対象にし、社会で起こる問題や課題を解決していく学問

  • 心理学部:社会心理学、認知心理学といった人間心理の体系を学ぶ。


この2つの学部が、就職で不利なイメージを持たれる理由は、実際のビジネスの現場でこれらの学問が活かしづらい印象があるからだろう。

しかし、社会学では、人間科学同様に幅広い角度から社会の構造や仕組みを捉えて、人と人との繋がりで生じる摩擦や、社会の課題を解決する力が付く。

心理学部なら、人間の深層心理を読み解くための知識や、対人のコミュニケーション、群集心理といったことを学べる。

社会学で身に付く"社会の課題解決力"、心理学で学ぶ"人間の深層心理"を身に付ければ、それらは組織の中や、営業の仕事でも力を発揮できる。

問題は、これらの力をどうやって上手く就職で、アピールしていく事ができるかである。

自己PR次第では、就職に有利な学部と言われる出身者たちにも、決して負けることはない。

関連記事:社会学部の就職は不利なのか?その実態と対策ポイントを徹底解説 
関連記事:心理学部の就職が不利な3つの理由とは?就活対策や職業も解説 

生物学部

生物学部は理系の中でも、就職に不利な印象を持たれている。

そもそも生物学部とは、自然界における生命に関わるものを対象とする学問である。

バクテリア、海洋生物や陸上動物、人間などあらゆる生き物が対象だ。

分子などの非常に小さなミクロなものから、生物の生息活動や行動様式、地球丸ごとを考察するマクロの巨大な視点でも分析する。

生物学という学問自体が、実際のビジネスにおいて応用しづらいというのも、不利な印象を持たれる理由と言える。生物学には他にも下記の学問がある。


  • 生理学、生化学:生命現象の仕組みを広範囲に研究

  • 遺伝学:遺伝の仕組みを研究

  • その他:生態学、微生物学、生物物理学


今後の生物学は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の研究など、バイオの分野が注目される。

がんの治療や、免疫学の研究なども人類の発展に欠かせない領域と言える。

ただ生物学部は、他の理系の工学部や情報工学などに比べて、生物の研究内容が企業の事業活動に活かせる環境が少なく、就職は不利な立ち位置になってしまう。

参照元:ベネッセ マナビジョン 生物学

理学部

理学部
理学部も就職に不利なイメージがある。

理学部では、自然現象を理論的に解明する、自然科学を対象とする学問だ。

高校でも学んでいた、数学、物理、化学、生物などの理系科目をさらに奥深く、専門的に学んでいく。

授業では、微分積分、線形代数、統計などの数学、物理学、地学の基礎などを教養科目としても学ぶ。下記に例を挙げる。


  • 数学科の内容:代数学、幾何学、確率論・統計学

  • 物理学科の内容:力学、量子力学、電磁気学、相対論

  • 化学科の内容:有機化学、無機化学、物理化学、量子化学


数学や物理、化学などこういった領域を勉強すると就職でも強くなりそうなイメージがあるが、専門性が高過ぎるとビジネスに応用するのが難しくなる。

企業の事業においては、工学部や情報工学部などと比べて、理学部はどうしてもビジネスで活かしづらい学問なのである。

しかし、数学や物理が得意という事は、コンピューターサイエンスに必要な素養がすでに備わっているので、自分次第で需要のある人材にもなれるだろう。

参照元:キャリアガーデン 理学部で学ぶこととは? 学科・就職先・志望理由の例文を紹介

文系の総合職では、学部はあまり関係無い

文系の総合職では、学部はあまり関係無い
もしあなたが文系の場合、総合職に就職することになるかと思うが、その場合就職に有利な学部かどうかはあまり関係しない。

その理由について下記に解説していく。

総合職だと学部の有利・不利が関係しない理由

総合職だと、どこの学部が有利かなどが関係しない。

理由としては、日本企業の総合職は専門性を持つスペシャリストではなく、ジェネラリストを育てるからだ。

ジェネラリストは、営業や事務など、部署を跨いだり、幅広い職種を担当し、多くの仕事をこなせる事を意味する。

22歳で入社して将来は管理職になってもらい、できる限り60歳の定年まで働いてもらうというのが企業の狙いだ。

従って、文系の就職では、何かに秀でたスキルよりチームを引っ張るマネジメント力やコミュニケーション力といったものが重視される。

一方で理系では、文系と異なり学部時代の専門性は重視されるので注意が必要だ。

日本の企業の社内で育てる文化や、仕事について

上記で述べたように、日本の企業はOJTにより、社内で新人に仕事を教える制度が整っている。

例えば、メーカーや商社の営業なら、入社して2〜3年くらいは先輩社員に同行して、客先に訪問し、セールスや商品知識、仕事の流れを学ぶ。

「専門スキルが必要とされないなら、誰でもできる仕事なのでは?」という疑問を持つ者もいるだろう。

しかし、多くの文系が就くことになる営業職は、とても奥が深い。机上の勉学が通用しない世界でもある為、実際にはとても難しい。

なぜなら、100人の顧客がいれば、全て異なる対応が求められるからだ。

中々心を開いてくれない顧客もいれば、頻繁にクレームをつけてくる厄介な顧客もいる。

営業はとても神経の使う仕事でもあるので、ある程度のストレス耐性が求められる事は把握しておこう。

就職に有利な学部の学生が気を付けたい注意点

就職に有利な学部の学生が気を付けたい注意点
ここからは、就職に有利な学部の学生が、大学時代に気を付けておきたい事柄についても解説する。

バイトや飲み会やサークルに明け暮れないようにする

大学生は、4年間をどう使うかで、就職活動の結果が大きく変わってくる。

学生時代に有り余る時間を利用して、ただ目的もなくバイトを続けたり、自己成長に繋がらないサークルに時間を注ぎ込む者もいる。

しかしこれらの行為は、可能な限りやめておいた方が良い。

もし本当に、一流企業や大手からの内定を欲しいと思うのなら、それらの企業が求める人材に予めなっておく必要がある。

一般に大手の企業が求めるような人材とは、下記のような経験をしている事が多い。


  • 長期インターンでビジネスの成果を上げた

  • 海外の有名大で、長期の協定校留学をしている

  • 明らかに取得が困難な資格を保有している ※会計士や弁護士の資格など

  • プログラミングなどを習得しており、自分でアプリ開発を行い利益を生み出した経験

  • 起業し、何らかのビジネス経験が備わっており、即戦力を匂わせるプレゼンができる


就活でアピールできる武器が1つもない状態を避ける

就職に有利な学部だからといって、4年間何もせず上記に挙げたような経験も無い場合、就職はかなり困難を極めることになる。

従って、就職活動が本格的に始まる前に何かしらの行動をすぐに取るようにしよう。

先ほど取り上げた大手の企業が求める人材が取り組んでいる経験を積むのが理想的だが、難しい場合は、以下のような事でも問題ない。

  • 達成の難しいノルマ付きの販売のバイト

  • 発展途上国で、長期のボランティア活動

  • 何かのメジャーな外国語において、ビジネスで通訳ができるレベルまで語学力を伸ばす

  • ビジネスコンテストや全国コンクールなどで表彰される経験

  • プログラミングやWebデザイン、Webサイト制作などのIT人材養成スクールに通い、即戦力の専門スキルを習得しておく


上記は、難易度の高いものも含まれるが、どれも就活で活かせる為、まだ何も武器の無い学生は挑戦する事をおすすめする。

特に最後に挙げたITの専門スキルは、もしプラスで英語力も身に付けておけば海外の職場でも就職が可能になる。

ITエンジニア、Webデザイナー、Webサイト設計、デジタルマーケターなどの人材は世界共通で需要があるからだ。

ITは今後も伸び続ける業界である為、思い切ってチャレンジしてみる価値は大いにある。

まとめ

就職に有利な学部のまとめ
今回は、就職に有利な学部について解説した。

文系総合職では、特に学部によってそれほど評価が変わる事は無いことを理解できたと思う。

また理系なら、学部時代の専門性が就職でも評価されるので、学業+就活で評価される経験をしておこう。

文系の場合は、他者と差別化を図るにあたって、自分には何ができそうかこの記事をもう一度見直して、評価に値する経験を積んでおくと良い。

各大学別の進路先の上位の業界も、よく研究しておくことだ。

最後になるが、ここまでの内容を見て、就職活動が大変だと思った時には、ホワイトアカデミーの無料の就活相談を利用してほしい。

あなたにあった企業の名前やこれから優良企業の内定を獲得するためにやるべき事を講師がアドバイスする。お金もかからないので、ぜひ以下から申し込んでみて欲しい。

当スクールの無料相談会のお申し込みページ 

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